まさにタイトル通り、と言わんばかりに全てが展開していくゲームで、いい意味で期待通りに楽しむことができた作品でした。ぶっ飛んだ展開や設定の大雑把さが気にならないといえば嘘になりますが、それを十分に補ってくれている甘さ・エロさがあったのがよかったと思います。優月のちょっと抜けてる感じがすっごくかわいくて好きです。長文部分はいつものメモになります。
俺と5人の嫁さんがラブラブなのは、未来からきた赤ちゃんのおかげに違いない!?
→やってみたかった! せんせーかわいいと思います!
×ディスクレス不可は痛い。
→全体得点から-1
◎でも、この「育児!」って感じは凄くいい。すき。
→それと相まって、いい意味でとんとん拍子に話が進んでいって、「ヒロインと、赤ちゃんのかわいさ」というものを愉しむことに特化できるようになっているのも、いい。
単純にその部分だけ描写するとなってしまうと、どうしてもヒロインの個性というものが表現しきれないがために、なんだか入ってこない、ということになってしまうのだけれど。この作品はそのあたりを、まだ現実離れ気味な展開で、ではあるけれども、一応は描いているので、ヒロインの個性もわかる気がしてしまう。ご都合主義満載ではあるけれど、いい塩梅で進んでいるよなぁ、今のところ。
→全員と一通りやり切ってからのルート選択という感じ。個別部分でのお話が短くなってしまう、という点では難点なんだろうけれど、「ヒロインをよく知ってからその子を選びたい」という点では、結構ありがたいところだと思うのよね、個人的には。
※以下の順番で一応は攻略していきます。
△お前らのお腹、バイクかよwww
美作 日向→芳野 蛍→山城 あかり→筑紫 優月→志摩 千陽
美作 日向 72
→オタク入ってるけど大体完璧な子。ちょうど似たようなタイプで、しかも苦手なタイプのヒロインを攻略したばかりなせいか、少し苦手感が拭えなくて、どこか回避したい感じがある。この子とあの子は違うんだ、っていう当たり前のことを、わかってるはずなのに、どうにも割り切れない……
→やってみると、まぁ普通にいい話やんけ! ってなった。単独のエロシーンが少ないのはまぁ、この設定からして仕方ないかなぁと。
芳野 蛍 73
→未来が見えちゃう不思議ちゃん系。基本的にあまり得意じゃない属性の子だけど、この能力をどうやって話に絡めてくるのかは、正直楽しみ。
→メモをろくに書き残す間もなく終わってしまった。ちょっとネタが黒い方向?に寄せすぎているような気もしないでもないし、最後の母親の言動の流れは、正直なところ創作であることを加味しても「ねーよ」といいたくなるレベルだったので、好みはあるのかもしれないけれど。
ボク個人としては、「あくまでいちゃラブをメインにしたい」というお話に据えた「ビターな一幕」としては、その辺りの「物語の構成としてはちょっと抜けてる」という部分があるからこそ、存外いい塩梅で収まっていたんじゃないかと思うのです。
その全てを称賛しようという気はありませんが、それなりに面白く読めたんじゃないかと思います。
※というか、いちゃラブエッチがメインのゲームの割には、存外話がしっかりとしてて面白いな今のところ……
→EPも単純に、うまい。
山城 あかり 73+1
→主人公との過去の話が唯一存在する「お嬢さま」。実はこの子が頭の回転的な意味では「お莫迦」枠な気がしてるんだけど、間違いなく気のせいだと思う。というか、気のせいで終わって。
→ええ話や……(語彙力喪失)
→「良い子」だとみんなに言われている女の子のことを、みなさんは、本当にわかっているのでしょうか? ただなんとなく、その「良い子」が否定していないということだけをもって、わかっていると思い込んでいないでしょうか?
もしかしたら、その子の「本当」は、思っているものと違うかもしれません。「良い子」が、その子にとって理想の世界を作り上げるためだけに、あえて「良い子」をやっているのかもしれません。
でも、そんなときでも。たとえ「良い子」が狩りのスガタであったとしても、その子のことをちゃんと見てくれる。そんな人たちに囲まれた世界を、きっと「その子」は欲しかったのです。
→意味わかんなくなってきたけど、うん。「わかってくれる人」がいるって、いいよね。お金があるとか、力があるとか、そんなことよりも何よりも、その存在は、人を幸せにしてくれるよね。
◎EP
筑紫 優月 75
→独特のイントネーションが入ってる飛び級社会人さん(同い年)。体形的にはあまり好みじゃなかったんだけど、この楽天的な性格がドストライク過ぎてもう……もう!
※すごく個人的だけど、お菓子こそ分量が大事だと思うんだよなぁ……これは大体合ってたから問題はなかったということにしてるんだろうけど、個人の考え方という意味では、すっごくもやもやする。
※正味、難しい言葉を並べられすぎてて、わかるようでわからない、でもわかる気はするという謎の感覚を味わわされているわけなんだけれど…………
まぁ、よくわかんないけど、いい話で終わるんなら、よし!!!(思考放棄)
→こういう話を求めていたんじゃない、といえばそれまでかもしれないけれど。でも、この摩訶不思議なことから始まってしまっているお話に一応のケりをつける、ということは「作品」としてまとめるのであれば大事なことだと思うし、ケりをつける、となれば、それにふさわしいヒロインは優月しかいなかった、というのもその通りだと思う。
そんなまじめな話もしたいようなしたくないような、なんだかよくわからなけれど。とりあえず、みんなしあわせ、よかった!!!! それでおしまい、というだけで十分なお話なんじゃあないでしょうか。
→とりあえず、この子の発音が可愛すぎるわ…… 点数はほとんどキャラクター反映。
志摩 千陽 74
→オトナ枠! でもたぶん、一番精神がコドモ枠でもあるような気がする。どっちに振れるのかはわからないけれど、この人に関しては「いい話」というよりも、「面白い話」というのを期待したくなるなぁ。
→中途半端に現実的なシナリオ展開が、逆に粗さを浮かび上がらせてしまっているような、そんな感じがするお話でした。ヒロインとしてはとってもかわいくて、エロシーンもよかったかなとは思っていますし、お話それ自体も、流れとしてはいちゃエロを重視するゲームを彩る程度のお話としては、それなりにヒロインを描いた話になっていて、悪くはないかなと思います。優月のルートくらい現実からぶっ飛んだ話にするか、あかりのルートくらいに現実に寄せた話にするか、そのどちらかでもできていれば、せっかくついている「教師」というポジションを生かすこともできたような気がするだけに、残念、という思いは強いです。
→でも、やっぱり、こういう年上おねーさんは可愛いと思います! 最後まで適度にぽんこつ感出てたのも、その可愛さを後押ししていて、良かったです!!!
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点数
(72+73+74+75+74)/5-1
=368/5-1
=72.6
≒73