くっだらないんだけど、飽きはしないやりとりだとか。どうしても先が読めてしまうんだけど、つい気にしてしまうお話の展開であるとか。そんな、少し盛り過ぎな感もある「創作」くさい部分も含めて、イイ感じに「青春」している物語だったんじゃないでしょうか。どっぷり世界に染まってプレイするのが一番楽しめる気がするので、ちょっとプレイ時間が空いてしまったのは自分でももったいなかったと思いますね。南先輩となら僕は真夏でも鍋を食べられる()。長文部分はいつものです。
あえて無視するキミとの未来 ~Relay broadcast~
→そろそろ無視するのやめるよ!!
※7月2日は鍋記念日
※えー、私の10年越しの想いはどうなるんですか、沢渡さん。
攻略順はほぼ固定臭いですよね。
沢渡 七凪→橘 南→真鍋 計→三咲 爽花
沢渡 七凪 73
→ナナギーナナギーナナナギー。
→ちょっと「作りすぎ」な感じが鼻につくというのはありますけれど、義理の兄妹という設定を王道な調理方法で生かし切った、という上手なお話なんじゃあないでしょうか。義妹というヒロインにあんまり魅力を感じないので、その分のマイナスは個人的にはありますけれど、話としては、それなりによくできていると思います。
※ただ、強いていえば、あんまり放送部関係なかったですね。先のルートでどんどんかかわりを増やしていくのかなという気もしますけれど、このルートだけだと「この作品だからこそ」感がないもやもやは残るところです。
橘 南 80
→かわいいおねーさんだ!!!!!!!!
◎ボク的には、こういう「お決まり」の反抗って感じの青春は、まさに「物語」という感じがして、好きだ。胸が熱くなるとか、若さのパワーで乗り切る強引さが心地よいとか、いろいろあるけれど。何より、わかりやすいから。
→いいよね、こういう「らしい」青春って。年月だけは重ねて、身体だけは大人になったいまからすれば、こんな行為、「莫迦じゃないのか」とも言いたくもなる。
でも、当時を思い返してみれば、そんな後々のことなんて、いい意味でどうでもよくて。ただただ、その場をとっても楽しいものにしたかった。そのために、みんなは頑張った。結果が伴わず、ままならない思いをしたとしても、たのしい場所が作れたのだ、それだけで、ハッピーじゃないか。それでいいじゃないか。
そんな昔の気分を思い返させてくれるというところが、このルートにはあって、とっても好きです。なにより、先輩が、とってもとっても、可愛いからね!!!!!!
真鍋 計 77
→この人絶対キャラが軽い分話が真面目になっちゃうとかそういうやつですよヤダー(´・д・`)
→ほぼその通りで、なんかもう書くことねぇな……
自分が背負っているわけじゃないことに振り回される複雑な感情というかなんというか。そんなものに翻弄されていく、抗えないものに対して、抗えないことを痛感させられていく。そんなままならなさを感じるのも、また、青春ですよね、と、マジメじゃなかった僕はそう思うのです、はい。
※でも、この子は嫁にしたいっていう人がたくさん出ても仕方ないってくらいに、主人公に対する愛情があふれているので、いい子だと思いますよ!!!!!
三咲 爽花 75
→で、ここまで別個に好き放題な話をやらかした3人の後でやることになるこの子の話、いったい何をするんだろう。そして、そもそも、この子、どんな子だったっけ()
※うっわー真面目話だ! マジメ話だよ!(いいぞみせてくれ)
→創作で語られるお話としてはどちらかといえば平凡に近いかなという気がします。ですが、どうにもならないままならなさというか、ちょっと「それはないだろう」というような陳腐な展開というか、やかましい面々のやり取りによって表現されていく場面の一つ一つが、「これぞ青春!」っていう感じをとにかく表しているところが、ぼくは好きだなって思いました。
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点数
(73+80+77+75)/4
=76.25
≒77