本編で大人気! ダウナー系メンヘラ妹な神楽鳥雛ちゃんとひたすらいちゃいちゃできるファンディスクだよ!
とでも言い切れればよかったんだけどね!
まぁ皆さんご存知「雛遺書」の呼び名で、ロープライスの、しかもファンディスクでありながらKOTYe2013次点の名をほしいままにした本作。
2013年12月に3800円で発売されておきながら俺が中古購入した3月時点で980円というのはもうなんて言ったらいいのかわかんないね。
そもそもとしてこの作品、製作発表から一年近く延期されとるわマスターアップした後のくせに延期するわ発売してみたらゲームが動かないわ、その後出し続けるパッチも結局当てても現行時点ではCGが埋まったように全く見えないわという最高に踏んだり蹴ったりな作品であります。
よくもまぁこれだけ最悪な要素を列挙できたと思いますよ。ロープライスゲームでここまでやってきた作品俺の浅いエロゲ人生の中で悪い意味で見たことねぇよ!
というわけで、そんなゲームに関係ない愚痴はほどほどにしてゲームの感想。
いつものことながら、ある程度やる前になんとなくなゲームのイメージをもってやる私としては、はっきり申しますればやる前から勝手に結末をある程度予想し、上記の一言部分のようなことの一言感想だけで終わろうと思ってたんですよね。
そんでもって、上記のもうギャグにしか見えないレベルのお粗末対応によるKOTYe入りを愚痴って終わるだけにしようかなとね。もっとぶっちゃけてしまうと、この作品私がやった理由はあくまで「ひよこストライク!が好きだから」であって、「雛ちゃんが好きだから」ではなかったですから。
可愛いとは思うけどね! 妹キャラ苦手なのよNE!
でもまぁ、予想の斜め上を行きましたわ。
タイトル、選択肢、人物の会話、雛以外も含めたキャラクターの前作での言動……
そのすべてがきっちりと型にハマって一つの物語としてど真ん中ストレートストライク。
本編である前作の正史は誰だ、とかそんな議論はさておいて。
人気投票で一番の人気を博した神楽鳥雛というヒロインを軸におくことでプレイヤーの情勢に応えた、良質な物語のおしまいだったように思います。
-fin-
え? これで終わりかって?
正直なことを申しますれば、ここまで長文を書いておいてなんですが、この作品を詳細に話そうと思うとネタバレ必須になってしまうのでこれ以上のことを語れないんですよね。
なので、先に書いたように現在は中古価格もお安くなっておりますので、ひよこストライク!をプレイ済みで、その世界を大なり小なり気に入った方は雛が好きであるかどうかはともかくとしてぜひともプレイしていただきたいと思います。
ただまぁ、ホント、バグやら最悪なメーカー対応やら、そんな対応は決して許されることではないでしょう。
ひよこストライクと雛といっしょしかやっていない私から見ればではありますが、バグやら延期やらは酷いがその作品は決してそのマイナス要素だけで片付けられるようなあっさりしたものではないと思います。
KOTYeに入るだけでそのゲームを全く知らないのにメーカー含めて人格否定レベルにまで走るユーザーは少なくありませんが、あれはあくまでネタなのです。
今日ですとエフォルダム云々もありますが、みなさんの力は大きいんです。
何がいいたいかわからなくなってきたので閑話休題。
拙文ではありますし、ほとんどゲームのこと結局はなしてねーじゃねぇかっていうのも、まぁ、いつものことで。
追記:今後作品出すなら買うんで、ぜひとも「ちょこちゃんといっしょ!」期待してますよEx-iTさん^^
……でもなんかいろいろゴタゴタってるみたいだし、まずメーカー存続が心配ですが