予想外……かな
処女作のくるくるくーるが良TSゲーで大好きだったのとちょうど近くの店で未開封中古が安売りしていたので購入。
正直半分ネタゲーのつもりでやってたんですが、気が付いたらほかに並行してやってるゲームそっちのけで終わらせちゃいました。
絵とかそういうのはよくわからないのであんまり言いませんが、絵は2011年発売ってのを考慮するとちょっと古っぽいような気もしないでもない。
また、背景もほぼすべて過去作からの流用であると思われるのでその辺も気になった。
シナリオについて。
幼馴染三人組についてはかほること付き合ってからの美野里先生はよかった。
かほるこのちょっとクール入ったお調子者的なキャラ(よくわからん表現だけどそんな風に感じた)や、主人公と付き合ってからの美野里先生の甘えっぷりというかなんというかはお気に入り。
ただ、自分の特性上どうしてもロリが無理なので綾女は苦手なまま終わってたし、付き合う前の美野里先生は典型的うじうじキャラの極み。
俺個人の感想を押し付けるのもなんですが、まずこの二点越えられない人には非推奨かなと。
そして、その後には始まりの物語や、ハーレムルートがあるのですが……
正直、この作品にのめりこんだのは、このハーレムルートを見たからと言っても過言ではなかった。
ハーレムルートがいいシナリオかって言われると、そうじゃないと思う。
だけど、ハーレムなのに幸せさが微塵にも感じられない胸糞の悪さ。
これを踏まえたうえでの姉であるひかり√ということで、すごく期待を駆り立てられてしまった。
で、そこからはノンストップでひかり√。
結論としては……一言で書いた通り。
先のハーレムルートの胸糞の悪さもあってここまでいい感じで実姉イチャラブになるとも思ってなかったし、今まで陳腐に思えた最初の方の流れも、ある程度ではあるけど十分にうまくもって行ってまとまっていたと思う。姉貴可愛いよ姉貴。
ただ、本当に惜しむらくは先にこの作品の感想を書かれている方も書かれているのですが、「有名になるには本当に何かが足らない作品」であり、「序盤部分での盛り下がり具合を後半でどんどん巻き返す感じのゲームであるので体験版の時点で購入を見送った勢が多いであろう」こと。
こういう書き方も変ですが、「正統(?)実姉モノ」としてもうちょっと評価されてもいいと思うけどなぁ。
ひかり成就(この辺は俺個人で勝手に名づけています)が幸せ的な意味では一番いいんだけど、お話のつくりというかそういうのだと個人的にはひかり忘却エンドが一番好きです。
余談ですが、各ルートの個人的評価でもつけときます。
今回からとりあえずつけるのですが、感情面が割と多いのと評価がゆるゆるなことは勘弁してください。キャラ補正も入ります。
S~Fでつけようと思ってます。
綾女 D-
かほるこ B-(キャラ補正)
美野里 D+
はじまりのお話 D
欠けた世界 C
ひかり成就 B
ひかり忘却 B+
最終話 D