すごいエロコメディ。にやにやがとまらない。
低価格なのを考慮しなくても高得点でいいと思う。
なにげにフルボイス。
選択ミスでBAD直行。BAD回数がたまるとエロイベント。
下ネタを許容できる人向け(というかそれしかない)。
ツンデレと、寛容だけど積極的な二人のヒロインとの三角関係。
何気ない設定が最後に効いてくる。
見た目はロリだけどロリっぽさは感じない。
序盤は先が気になる短いイベントを続けて読ませます。後半は物語の大きな謎を出して読ませます。王道といえばそれまでですが、非常にうまい。同じような点数をつけたけれど、テンポの悪さが欠点と感じたゲームに、「星空のメモリア」があります。これと比べると差がはっきり。本作は、ギャグ路線で物語がさくさく進むので、テンポ良く話を読めました。
自虐もこめて言いますが、書きたいことを書くのと、読みたくなるようなものを書くのとは、なかなか共存しません。書きたいようにやりすぎると読みづらくなりがちだし、読み手に媚びをうりすぎると、生き生きした様子がなくなったり、嫌みに思えたりします。本作はその辺が良いバランスでかみ合っている。たぶん、ライターさんは楽しく書き上げたんだろうな、と、そんな気持ちが伝わってくる作品でした。