味気のない作品。だけどそれが不思議と悪くない。
シナリオもゲーム性もあってないようなものなのに、割と面白くプレイできる作品。
本当に笑っちゃうくらいシナリオは雑で適当で盛り上がりに欠けるし(ボス戦までの道のりとか)、ゲーム性なんてものはどこにもない。
戦闘描写をオフにしていると、敵ボス「お前は私には勝てないのだ!!!返り討ちにしてやろう!!」→クリックで画面反転→戦闘に勝利しましたって出てくるからえぇ・・・ってなる。
なのだけどなぜかプレイしていて結構楽しかった。
多分主人公含めキャラクターが自分にハマったんだと思う。特にトウカとローゼリカは主人公との関係性もあってとてもよかった。
ストーリーもわかりやすくてシンプルだし、ラストもスッキリ終われるし、気軽にプレイする作品って感じだと思う。
凌辱って感じはあんまりないので、そこを期待していると残念なことになるかも。
思ってたのと違うって肩透かし食らう人は結構多いんじゃないか。
個人的に不満な点としては、M&M氏の絵がいつもに比べてなんか微妙に思えたことくらい。
CGの構図とか立体的でいいと思うんだけど、いくつか違和感があって残念。
あと自分はあまり詳しくないから間違ってるのかもだけど、AKIRAとかコブラとかモチーフにしてるのかな?
そういうの好きな人には分かってクスっとできる場面もあるのかもしれない。