7年ぶりくらいに再プレイ。やっぱりSMEEの学園ものは素晴らしい。シリアスなしでヒロインを深堀りしていき、魅力を引き出してくれるようなテキストは流石の一言。
SMEE大好き人間として、最近のSMEE作品がなんか微妙だな・・・と思っていたので、
自分が過去作品を勝手に神格化して、思い出補正に浸っている老害になっていないかを確認するために久々にプレイ。
結果、この頃のSMEE作品は別格だということに気づけた。
詳しい感想とかは無印のほうに書いているはずなので、簡単に再プレイ後の感想を。
理奈ルート
素晴らしい。
しっかりしているけれど、実は愛情に飢えているみたいなところがいいよね。
主人公に甘える姿が可愛すぎて悶絶しながらプレイした。半同棲もいいよなぁ。ほんとすき。
陽茉莉ルート
素晴らしい。
久々に再開した幼馴染としての微妙な気まずい距離感の描写がとてもいい。親同士は仲が良くて、お互いをくっつけようとして来たり、食事とかで無理やり一緒に過ごさせようとするときの気まずさがとてもいい。1年生の時は学校で見かけてもお互い話しかけられないところとかリアルですごい好き。
そして、そこから再度仲を深めていく過程も素晴らしい。
初恋は主人公だったとか、昔の思い出だとか、距離が離れていても主人公のことを理解してくれているところ(かくれんぼのシーンとか)とか、これだよコレ!!!って感じのツボを押さえてくれていて、幼馴染のヒロインのルートって意味では完璧なんじゃないかな。
ゆずゆルート
昔プレイしたときはそうでもなかったけれど、デレた後の破壊力がすごすぎる。
姉属性的なものもあり、主人公を甘えさせてくれるところがいい。
先輩ルート
このルートはフレラバの中ではこんなもんかなって感じ。
ただ、その辺のキャラゲに比べれば全然レベルは高い。
こんな感じで一度プレイしたことがある作品なのに、ものすごく満足できた。
ギャグや会話の掛け合いは勢いとキレがあって爆笑できるし、ちょっとした言い回しとかも独特で笑える。
イチャラブは激甘。だけど、見ているこっちが恥ずかしくならないギリギリのラインを保っているのも好き。
ヒロインは可愛い上に、笑いどころではしっかり体を張ってくる。シナリオもシリアス抜きでそのヒロインの内面であったり性質であったりをしっかり描き切ってくれていて素晴らしい。
主人公も基地外だけど、ここぞいうときはしっかり決めるイケメン主人公。最近のSMEE作品にある、周りを深読みしまくって、よい行動やセリフを吐く気持ち悪さもほぼなかった。
欠点を上げるとしたらフレンドパートの選択肢の多さと、不自然な会話(俺に質問ある?とかの)。
最後の締めの会話が共通なので、今まで話していたテンションから一気に落差がでるときがあって違和感もある。
まさに自分の求めている、面白くてヒロインが可愛くて飽きずに、プレイ後の余韻が心地いいキャラゲ。
どのルートでも終わりに近づくにつれて、もう終わっちゃうのか・・・もう少しプレイしていたい・・・。って思わせてくれる。数多くエロゲをプレイしてきたけど、おお終わった!!面白かった!!ってなる作品はそれなりにあるけど、こういう終わらないでほしい。名残惜しい。もっとこの世界に浸っていたい。って作品はそんなにない。
キャラゲを出すブランドは数多くあれど、こういった作品はここしか作れないと断言できるクオリティ。
最近のSMEEはちょっと方向性が変わってしまった気もするけど、こういう作品もまた出してくれたらいいなって思います。
とりあえず、ピュアコネクトのHDリマスターもプレイしようかな。