細かい不満や粗があったとしても、物語の大筋が面白ければ何も気にならなくなるんだなぁ・・・ってなる作品。
物語を読み進めていく上で、様々な不満や粗は沢山見つかる。
無理のある設定や、矛盾点、あっさりしすぎな進行。
特に主人公が記憶をなくす前はミツルギなんじゃなかったのか。だったら行動的におかしくない?、みたいな設定の無理矢理感は違和感MAXでヤバイし、何かピンチであっても、あっさり終わってしまうのでなんともいえない気分になる。
分岐のヒロイン達のルートは、本筋ルートであんだけ苦労していた部分を一言で終わらせちゃうし、適当すぎる。
なんだけど、それが気にならないくらい話が面白かった。自分が細かいところを一々気にしたり、粗探ししたりしない性格だっていうのもあるんだろうけど、滅茶苦茶楽しめた。
和と現代の融合。かわいいヒロイン。服装。美麗なCG。立ち絵と背景を組み合わせてエフェクトかけて一枚のCGのようにしていく演出。圧巻だった。
とりあえず細かい(まあ細かくみなくてもは?ってなるんだけど)所を気にしちゃ駄目ということで。
一回気になりだしても、そういうのを気にすること自体をやめたら一気に楽しめるようになると思う。