今までの作品の独特で幻想的な雰囲気をそのままに、今作も価格以上のクオリティを持つ良作として仕上がっています。
こういったシリーズものは新しいものが出るにしたがって、なんだこれといったように劣化したものが出てくるイメージがあるのだが、美少女万華鏡シリーズはそんなことはない。
シリーズ通しての幻想的で神秘的な雰囲気はそのままに、シナリオは短いもののきちんとまとめられており、読んでいて面白いものであり、絵についても流石！といえるほどの高クオリティ。文句の付け所がなかった。
また、今作はシナリオ的にもキャラクター的にも今までのなかで一番好みだった。
キャラクターについては、特にドロシーは自分の中のツボにはまった。
少し話がそれるが自分はエロゲのヒロインの中ではHHGのアイリス・ウィンザーが一番好きだ。
そしてドロシーはビジュアル的にもクーデレという性格的にもアイリスとそっくりだった。もうこの時点で個人的には高評価。
そしてゲームの中でのイチャラブ描写もレベルが高いものであったのでもう最高だった。
シナリオについてはコンパクトにきちんとまとめられており、とても読みやすい。
下手なフルプライス作品よりも、こっちのほうが面白いと思えるほど。
今作はちょくちょくパロネタのようなものが入っており、内容自体は寒いものなのだがなぜか嫌悪感というか、なんなんだよこれ・・といった風にはならないから不思議。
また、ハーレムルートもあって感動した。
とても楽しくプレイできた。これで低価格なのだから大満足です。