個人的にはつり乙よりこっちのほうが好き。多少ご都合主義的な部分はあったが、人間関係などがしっかり描かれておりとても楽しめた。メインヒロインから主人公、大蔵家の方などのサブキャラクターまで全てのキャラクターに個性があって好きになれる作品。
簡単にこのゲームをまとめると大蔵家ゲー。りそなルートにかなり力を入れており、前作つり乙と同じくキャラごとの格差がかなりあった。
といってもりそなルート以外も個人的には存分に楽しめたし不満は何もない。
また西叉絵が個人的には苦手で、つり乙ではかなりキツかったのだが、今作では西叉絵がかなりとっつきやすくなっており、苦手意識なくゲームを楽しめたのも印象的。
ラストは全員に遺恨を残すことなくハッピーエンドになっており、そこまでプレイしていく中で、色々な苦難等を乗り越えて成長していく主人公達を思い返すと、とても清々しい気持ちでプレイを終えることが出来た。
やってよかったと胸を張っていえる作品。とても面白かったです。