恋天使ってなんかありがちだなー、と思いつつプレイし始めた。絵は良かったし、ストーリーもそれなりには楽しめたものの、特に個別ルートになってから展開が意外性がないものが多かった。つまらない、とまでは言えず、テンポ良くは進むのでダレる感じはなかったので、最後までプレイできたのだが。
HULLOTEは絵柄が好きで、何作か買ったり、一部のルートをクリアした作品があるが、オールクリアが本作が初めて。
琴雛先生が真っ先に気に入ったのだが、そのルートは入るために唯一制限があるルートだった。
ということはそれがグランドルートというべきなのだろうか。
ネタバレ長文感想なので書いてしまうと、たしかに「彼女」が目覚める感動のシーンが有るのは
そのルートだけなのでそれがグランドルートと言えるのかもしれない。
しかし(自分は真っ先に攻略をしようとしたものの)サブヒロイン格のルートで
感動のシーンを持ってくるのは、なにか違うのではないかという感じがしないでもない。
(これは琴雛先生が自分は気に入ったのにサブであったことの僻みかもしれない。)
ストーリー展開もあちこち疑問にわく場面があった。
眠り続ける彼女が歳を取っていない、その理由付けもないとか(私が記述を読み飛ばしたか?)。
言ってみれば所々に「御都合主義」な展開が見られたということか。
(2022/01/22追記)批判的な書き方をしてしまったが、キャラクターはどれも可愛かった。
カワイイ琴雛先生を真っ先に攻略しようとしたが、
たどり着いた来瑠はとても愛らしく一番萌えたキャラになった。
エミルはメインヒロイン?としての風格を見せつける可愛さだった。
依鈴はいじらし可愛かった。琳果はチョロ可愛かった。
だからプレイ中は少し引っかかりながらもそれなりに楽しめたのだろう。