少し安売りしてたので買ったがエロさはいつものアストロノーツに比べて少し劣るものの、ファンタジーだけどSFっぽい雰囲気、ストーリーの展開にかなり楽しめた。
アトリエかぐや時代後半からアストロノーツの作品はほとんどを買っていたのだが、前作「塔の下のエクセルキトゥス」と本作品「アリスティア・リメイン」は多少気になりつつもスルーしていた。それは原画がそれほどお気に入り絵師さんでなかったためである。
冒頭に書いたように店舗で特売になっていたので購入したが、期待以上にストーリーで楽しめた。
私はSF的な作品が好きなのだが、本作品は魔法とか亜人（獣人）が出て来るなどファンタジーであるものの、雰囲気にSF的なものが感じられてそこがまず気持ちよかった。スタート画面流れるBGM「リメイン」は壮大さを感じさせてワクワクする。ストーリーは
１．ストーリ分岐がない。選択肢が一切ない。
２．Hシーンの多くを通常のストーリーの中にではなく、EXTRAストーリーで提供する形になっている（メインストーリーに全く無いわけではない。）
通常、エロゲーがストーリーの流れもヒロインたちとのイチャラブやHを軸にするものが多い。だがこの作品はメインヒロイン・ルルの謎と登場人物達に起こった過去の事件が明らかになる点に主軸が置かれている。その際に主人公とルルとの絆の深まりは確かに重要なのだがエロシーンはするものストーリーには直結していない感じがする。他のヒロインとのそれもそんな感じだ。実際、この作品はという構成になっている。「この主人公はそんなにハーレム展開を築くような人間には見えないが、、、」という疑問を、Hシーンの多くをEXTRAストーリーに配置することにより「これはIFなのかね」と感じさせることで
ぶっちゃけこの作品は完全にエロ無しでも成り立つようなストーリーであり、コンシューマー化も可能だろう。まあアトリエかぐやとアストロノーツはそういうのには興味ないようなのでそれを目的にしたとは考え難いし、出るとは思っていないが。（書きかけ、今後追記予定）