恩師の可愛い娘達を守ろうと考えておきながら結局催眠術で手籠めにしてしまう物語。とりあえず一応実用性は高いのだが、、、
絵柄と特売に惹かれて、Lamia、たまひよ氏の作品を初購入。
シーン絵、Hシーンについてはパッケージタイトルや説明を裏切らず、可愛くてエロかった。
しかもいくつかはアニメーションするのも(・∀・)イイ!!
ただし基本的には催眠状態でのものが多く、催眠によって従順にはなっているものの、
どうしても全体としてSっ気、というか鬼畜感を免れ得ない。
泣き叫ぶようなレイプ的なシーンは多くないのだけれども。
ストーリーとしては、巷のB級抜きゲーにあるような、本当にどうでも良いストーリーというほどまでは
堕ちていないのだが、それでもかなり御都合主義的な破綻気味の内容になっている。
↓
↓
↓
↓
↓
↓★本当にネタバレですので、先入観なくプレイしたい人は
↓★閲覧に重々ご注意ください。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
すなわち主人公は権力闘争の中で自殺?した恩師、上司の娘二人と彼女たちが受け継いだ遺産を
ライバルの魔の手から守る、という心の吐露をしておきながら
実際にはその遺産を明らかにするために彼女たちを陵辱していくストーリーとなっている。
最初の方で掲げていた目的とそのための手段が早々に逆転してしまう。
その際に彼女達に惹かれて陵辱が目的になるのなら分かりやすいのだが
今ひとつピンとこないのは、主人公の「真の目的になるもの」が
彼女たちの持つ遺産なのか、彼女たちの身体なのか、ライバルに復讐することなのか、
恩師の自殺の真実を突き止めることなのか、結局ずっとはっきりしないまま
ストーリーが進んでしまうところで、
特に典型はさきルートでさきに催眠術がかかっていないことに疑心暗鬼になり、
狂気とも言える暴走をするなど、典型的な「いきあたりばったり」感が否めない。
基本的にこの主人公はほとんど犯罪者であり、
犯罪者の狂気などというのは我々常識人には想像がつかないものであり(苦笑)
現実的にはそういうものなのかもしれないが、
このように物語として作る以上は少しは常識人に理解できるような思考過程を経てくれないと
主人公や物語に共感や納得を懐きにくい。
まあ所詮はこれもB級抜きゲー作品かぁ、、、と思いつつ、
最初の購入動機に戻ってみれば絵柄がエロ可愛くて実用性が高く、
ストーリーも批評を書き連ねたくなる程度には読めたので該当点数をつけることにした。