女性視点で語られるインモラルなお話かと思いきや、読後感は爽やかなものでした。
個人的に込められたメッセージ性が強い作品だと感じたのですが、それを押しつけがましく感じることはなく、寄り添いながらも前を向けるよう背中を押してくれる、そんな優しい文章とお話だと感じました。
1つ気になった点は、まひるの唾液に催淫効果?があるというもの。
登場人物たちを虫に例えるのが心象世界や比喩ではなく、本当に何かあるのではないかと勘ぐってしまいました。あまり気にする内容でもないのですが、まひる√で割と触れられるお話でもあったのでぼんやりと疑問が残る形となりました。