期待しすぎていたのかもしれない。
設定に興味を引かれた。
「受験勉強に向き合う主人公」という点で、苦難に立ち向かい、自分の弱さを克服するという話を期待していた。
実際プレイしてみると、主人公は受験を苦に感じている部分もあるが、強く心に触れるような描写は無し。ヒロインたちの「嘘」もそれほどでは・・
メインヒロイン2人の性格もあまり好きにはなれなかった。
私が高校3年のころとは主人公が置かれていた状況が異なるため、深く感情移入できなかったのかもしれない。
むしろBADEND?扱いの綾ルートのほうが残るものは大きかった。たぶんこのルートは高く評価しない人が多いと思うが。
それでも、同人で価格まで考慮すると惜しくも良作には届かないくらいの作品なのかな?
BAD後に追加される落日の欠片は本編で語られない重要な話。見ないと真価がわからない。
その他
主人公の名前が設定されておらず、自分で入力しなければならないので面倒。また主人公の名前だけ別の色で表示されるのには違和感を感じた。
また、ヒロインごとに文字の色が変わるのは良いが、声が欲しかった。
プレイ時間(攻略参照して)
初回 約2時間 攻略ヒロイン:愛美
全部 約3時間50分
攻略対象は愛美、恋、綾の3名だが、えちぃは愛美、恋のみ。
CGは差分含めず21枚。1枚だけ、回収か困難なCGがある。