このサークル初期の催眠もの。それなりの出来。
プレイ時間は自力でコンプまで2時間程度。選択肢は数か所あるけれど、そう極端に分岐が複雑なわけではない。
CGは8枚、シーン回想8コマ。(但し、回想に登録されるシーンの個数が8コマで、実際には同じCGを使いまわしているけれど別のシーンというものがあるので、実質は15コマくらいあるように感じる。)
システム面は古いけれど最低限必要な機能はある。ボイスは無し。
攻略対象ヒロインは1名のみ。立ち絵があるのもヒロイン1名のみ。
サークルの処女作で、ここの代名詞ともいえる催眠モノ。
個人的には、ミナミからの手紙、催眠実験のほうがシナリオ、クオリティー、ボリュームすべての面で優れていると思うけれど、発売時期や販売価格も考えるとこれはこれでそれなりの作品。
テキストも下手な商業作品の萌えゲーよりよほど良かった。
あかつきまおさんが、このサークルの作品で原画を担当していたなんて意外だった。