欲を言うなら、もっと胸小さく描いて欲しかったけれど、十分に楽しめた。
xezldwr24さんが素晴らしい感想を書いてくれている(http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=20425&uid=xezldwr24)。おおむねそれに同意。
だが、私はこれまで1500作品以上のエロゲーをプレイした中で、ロリ巨乳でお気に入りのヒロインはいない(身長の高低に限らず、並乳以上の胸でお気に入りのヒロインはほとんどいない)。
キャラゲー、萌えゲー、抜きゲーで貧乳、微乳、無乳のヒロインがいないゲームはまず高評価にはならない(シナリオが良い場合など、萌えエロ以外で高評価できるゲームは別だが、このようなゲームはそれ以前に買わないことが殆ど。ロリとか貧乳扱いのキャラでも、HCGで胸が大きい場合は大抵購入を見送る)。
だから、ロリとか成長途中とかを強調するのであれば、もっと胸小さく描いて欲しかった。
はむはむソフトは、前作(LOあんぐる)の時から発売前のイベントなども含め情報を良く見ていた(今は無いけれど関西エロゲー条約機構の放送とか、ローライズのニコ生とか、SLG本気語りとか)。
下地さんが関西エロゲー条約機構(だったと思う)で、「法律なんか知るか!」などと言い切ったし、過去には先生だ―いすきの制作にもかかわっていたみたいなので、ロリ表現には妥協しないで欲しかった。
こぎりはともかく、凜や美久はSLG(≒JS)にしては胸大きい。
乃々はもともとロリ巨乳設定なので、胸が大きくてもそんなに不満は無い(このキャラはどうでも良かったので)。
LOあんぐるの時にJSという表現を用いようとして、それが審査機関を通らずやむを得ずSLGという言葉に変えた経緯もあるため、制作者側としては妥協していないのかもしれない。
しかし、最近でも、ものべのやしゅきしゅきだいしゅきなど、これより小さいヒロインを攻略出来る商業作品はある。
Loseなどはロリゲーであることを前面に出さずに、それを推測させるような言葉も目立つように使わずに、HCGなどではかなりのロリキャラを描いている。
こう考えてみると、LOあんぐるでJSという風当たりが強そうな言葉を使ったため、HCGなどではやや妥協せざるを得なくなったのかもしれない。などと思ってしまう。
不満も描いたけれど、大多数の商業ブランドに比べればはむはむソフトもロリ表現には妥協していない方だと思う。
特に最近ではロリキャラが全然ロリに見えないゲームが多すぎる。
本来であれば、妥協しなければいけない時点でおかしいと思うのだが。
ゲームは面白かった。
SLGの無邪気さとかは良く出ているし、よりみちやとぴっく、オシゴト、じとらいぶ、アイドル達とのHな対話記録など、楽しめる要素が満載。
日記を読むような形式で進むのも良い。
システム面は少し不便に感じた。
日記を読んでいく形式だと、ルート分岐がわかりにくい。フローチャートなどがあるゲームもあるみたいなので、この日記形式にフローチャートとを併用すればわかりやすかったかもしれない。
また、とぴっく、よりみちシナリオも見逃してしまうことがある。これらが出たら直前でオートセーブとかあれば良かった。
これで、こぎりの胸がLoseやIris作品のガチロリくらいで、凜、美久の胸がこぎりくらいだったらもっと高得点になったと思う。
それと、特典のCDはブランド過去作のボーカル曲も含まれていて、なかなかイイ。
【追記】
プレイ時間は、1ヒロイン攻略で約5時間程度、全ヒロインのEND見るまで9時間半くらい(この時点ではCGはコンプ出来ていない状態)
その後も少し試行錯誤しているけれど、自力コンプしようとなるとややこしいかもしれない。
初回プレイ時によりみちやオシゴトなどはでいる限り回収した。どのようにプレイするかで初回のプレイ時間、トータルのプレイ時間は異なってくるかも。
ゲームシステム上、テキスト量よりもプレイ時間はやや長めになるかもしれない
美久のシナリオに入る条件がわかりづらかった。
とりあえずプレイ時間は10時間で記載。
抜きゲーとして見ると使えなくは無いけれど微妙。
おかずとしてHDDに残すことにはならないかな。