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76421さんの放課後催眠倶樂部2の長文感想

ユーザー
76421
ゲーム
放課後催眠倶樂部2
ブランド
すたじおちゃれん
得点
70
参照数
2159

一言コメント

蛸シナリオ催眠ものだが、堕とすまでの過程よりもエロが中心。催眠実験、催眠遊戯とは方向が違う。抜きゲーとして使えないわけではないが、個人的に不満点あり。

長文感想

プレイ時間は自力でコンプまで1時間半程度。
選択肢あるが、普通にやればコンプは容易だと思う。
2種類のEND見た後に別のシナリオが解放され、これを見れば全てのCGと回想は埋まった。
CGは22枚、回想は19コマ。
攻略対象は作品紹介にある3名。複数プレイもあり。
みやびのみ、主人公以外との性的接触あり。
ヒロインボイス有り、システム周りに不備はなく、前作(放課後催眠倶楽部)同様に低価格商業作品並みのクオリティーはある。
だが、費用対効果では、そんなに割安とは言えない。

このジャンルでは著名な蛸シナリオ催眠もの。
だが、一言感想に書いたとおり、堕とすまでの過程よりもエロが中心。
堕とすまでの過程がしっかり描かれていた催眠実験、催眠遊戯とは方向が違うので、この要素を期待しているなら回避推奨。
エロは結構使えた。

ヒロイン3名のうち、花菜多以外は微妙に胸がある。
ロリ度は前作より低下。


ヒロインの魅力(S>A+>A>A->B+>B>B->C+>C>C-の順)
3名とも攻略対象
鷺ノ宮花菜多 A-
三条姫美香 B
烏丸みやび B



以下、個人的不満点

体験版が無い。
前作が発売された時、サークル側は作品紹介などでどのようなゲームか推測できるため、体験版は必要ないと考えていたみたいだ。
だが、パソコンの環境で作動しないことなどがあるので、体験版は必要なのではないか?と私は意見を送った。
それでも今作も(私がサークルHPで確認した範囲では)体験版は無かった。

また、サークルHPには、「シナリオ:おくとぱす」とある。
よって、全てこの人がシナリオを担当したものだと思っていた。
だが、スタッフロールでは(メインでは無いみたいだが)おくとぱす氏以外のライターの名前も出て来る。
おくとぱす氏以外のライターもシナリオを担当したのであれば、その情報も公開すべきだったのではないかと思う。
せめて、「シナリオ:おくとぱす」ではなくて「シナリオ:おくとぱす、他」と表記すべきだったのではないかと思う。