スケールが大きいわりに描写不足で展開が早すぎる。キャラを除いて評価するのであれば、並かそれ以下と言わざるを得ない。
プレイ時間は攻略参照して初回が約2時間20分、全部で約6時間40分。
CG枚数は、さとり10、小鞠12、智慧葉10、いづみ12、倭都10、天乃10、その他8の合計72枚
シーン回想数は、さとり3、小鞠3、智慧葉4(凌辱未遂と希望との3P含む)、いづみ3、倭都3、天乃3、希望1、紅緒1の合計21コマ。
フルプライスの作品としては短めで、CG枚数もそう多いほうでは無い。
システム面に不便は無いものの、2012年の商業作品にしては特別充実しているわけでもない。
CGなどその他クオリティーは悪くないけれど特別良いとも言えない。
テキストはそんなに読みづらくは無いものの、文字が小さくやや見づらい。
シナリオはスケールが大きいわりに全体的に描写不足で展開が早すぎる。
個別ルートではエロに至るまでが唐突。
私は無駄に長い話は好まないほうだけれども、この内容ならもっと長さが必要だったと思う。
個人的好みで言うと、設定とか世界観とか合わなかった。なんでこんな話になるのか、根本的に違和感ある。
以上のことから、キャラを除いて評価するのであれば、並かそれ以下と言わざるを得ない。
私の評価基準で厳しくつけて60点、甘くつけて70点くらい。
個人的に良かった点など
原画は2名で、そのうち1名は好みの絵師。
この絵師の作品は(攻略対象が男であるものなど、明らかに趣味が合わないものを除いて)10年以上前の同人ゲームであるものなども含め商業、同人を問わずほとんどプレイしている。
この人が単独原画だったら発売日に買ったかもしれない。
智慧葉のキャラが非常に良い。立ち絵の表情とか気に入った。
前述の好きな絵師が担当したキャラなのだけれども、この人が原画を担当した過去の作品と比較しても一番好みだったかも。
ロリキャラの胸がちゃんと小さいのが良い。
特に商業作品では、ロリキャラ設定でも何故かHCGで結構胸があるケースが少なくない。そんな中で智慧葉のHCGではちゃんと胸小さかったので良かった。枚数がそんなに多くないのが残念。
この人が原画担当したキャラは過去作でもロリ、貧乳キャラが多いということもあり、需要をちゃんとわかっていると感じた。
さとり、天乃はロリキャラ設定では無いけれど、胸の大きさは下手な作品のロリキャラと同じくらいか場合によってはそれより小さいのでは?と思うくらい。(但しこの2名は私の好きなほうの絵師では無いので、あまり加点にならない)。
ヒロインの魅力(S>A+>A>A->B+>B>B->C+>C>C-の順)。
評価は私の主観。◎=メインヒロイン。△=サブヒロイン。攻略対象のヒロインのみ掲載。
◎矢嶋さとり B-
◎龍造寺小鞠 C
◎木下智慧葉 A+
◎拝御いづみ B-
◎立華倭都 C+
◎草薙天乃 B-
△島津紅緒 B+
△木下希望 B-