処女ナナに期待していた人の期待は裏切る内容だったが、来年発売と思える苺ルートが楽しみだ。
プレイ時間は、ナナルートとクリア後の苺のストーリーだけをプレイして12時間くらい
前作のアヤノ編は、共通部分と個別部分を合わせて8時間半程度だったので、ナナの個別ルートのボリュームはアヤノ個別ルートの2倍弱の分量がある。
選択肢はあるが、おそらくほとんど1本道だと思う。
シーン回想は全部で6コマ。ナナのえち4回、苺の微エロ(挿入無し)2回。CG鑑賞は無しだが、Hシーン以外でもCGはある。また、Hシーンにはアニメーションも入る
画面がワイドで、商業作品並みのクオリティー。さすが活動暦が長いだけのことはある。
このあたりも、これまでの作品と同じ。
Hシーンはすべて後半で、前半、中盤ではキャラの胸又は股間を露出させた立ち絵や、全裸の立ち絵、妄想による回想シーン(シーン回想に登録されない)が多く出てくる。
シナリオもなかなかの出来。やや作りが雑に感じた部分もあるものの、日常のキャラ同士の掛け合いもシリアスな部分も楽しめた。
表現の面で、商業作品ではまず不可能なテキストが出てくる。表現の自由に対する風あたりが強くても、絶対妥協しないで欲しい。ってこれもアヤノ編の感想と同じ。
あと、メインヒロインの寝とられあり(CGもあり回避不可)なので、苦手な人は回避推奨。とはいえ3部作の2作目なので、この作品すべてを楽しみたい人はプレイすべきか。
残念だったのは、メインヒロインのナナがあまり好きになれなかったこと、このサークルの作品なのにランドセルが出てくるHシーンが無かったこと。
次はいよいよ苺編。
訳あって現在無職なのだが、もちろん苺編も購入する予定。