2009/06/13発売。モノポリーとカルドセプトを合わせたようなゲーム
モノポリーとカルドセプトを合わせたようなゲーム。
分岐のある周回MAPで、チェックポイントを全て通過してスタート地点を通過すると、周回数と所有物件に応じたボーナスを得られる。
MAP上の物件を買って、買った物件に敵キャラ(ヒロイン)が止まるとお金を取れる。
で、一定人数以上の破産者を出すか、目標金額に達した後、スタート地点に行くと勝利となる。
1回のプレイ時間は30分~2時間くらい。
動作は重くなく、快適に作動する。
ゲームは、常に主人公とヒロイン3名で行われ、ゲーム終了時点で時運より順位の低いヒロイン1名とのHシーンがある。
声が無いので、おかずとしてはイマイチ。
また、ヒロインの3名はそれぞれ異なった特殊能力を持つ。
何度もプレイするごとに、ポイントが溜まる。
MAP上にある特定の地形で、ポイントと引き換えにアーツと呼ばれる特殊能力や初期能力値の上昇などを入手でき、それの組み合わせで様々な戦略を立てられる。
だが、1回のプレイで得られるポイントが少なめのわりに1回のプレイ時間が長めで、こちらが身につけることのできる特殊能力よりも敵(ヒロイン)が持つ能力のほうが強力なので、SAVE→LOADを繰り返さないとまず勝てない。
モノポリーはともかく、カルドセプトなら、対コンピューター戦の場合、カードの組み方で9割以上は勝てるのだが。
また、SAVE→LOADは、自分が行動する前にしかできないので不便。
MAPは全部で5種類ある。だが全体的に広すぎると思う。
もっと短期決戦型のMAPも欲しかった。
対戦相手(ヒロイン)も3名だけではなくて、せめて8名くらいから選べると良かった。
低価格のゲームにここまで要求するのは酷かもしれないけれど。
ヒロインの特殊能力についてだが、以下の通り。
はるか:自分以外の物件に止まった場合、徴収量をとられても所持金がマイナスにならない。
/所有物件の数×100Gを得る。
あすか:自分以外の物件に止まったときに一定の確率で土地を空白地に戻す。/指定した誰かを1回休みにする。
サラ:一定の確率でダイスの目が2倍になる。/他人の物件に停まるまで5回連続で行動する。
どう考えても、まともにやったら勝てるわけ無いと思うのだが。
やきゅけん、すくいーずシリーズよりはマシだけれど、千年紀のロスティリカ のほうが高く評価できるかな。
2009/07/05追記
勝てる確率が高いアーツの組み合わせとして、
・テンション増加量上昇(テンションブースト)
・ターン開始時に20%の確率でテンション20上昇(きまぐれテンション)
・所持金が20%増える(マネーフォース) ※消費テンション35
の組み合わせがある。
テンションブーストときまぐれテンションでテンションを上がりやすくして、所持金が多い状態でマネーフォースを多用すれば、クリア目標が10000G~20000Gなのに対して、50000G以上溜めることも可能。但し所持金が少ないとマネーフォースで思うように増えない。
その他のアーツは、物件を効率よく買うこと、かつ敵の物件を回避することを考えてダイス操作系が良いかもしれない。周回数を稼ぐことも考慮すると、ダイスおぺれーと5か6がベストか。
できるだけ同じ色の物件を揃えるようにする(増資できる金額、通行料が増えるので)。
ヒロインの能力は、前述の通り、
あすか
草技・影縫朧(指定した誰かを1回休みにする。)
組織破壊の話術(自分以外の物件に止まったときに一定の確率で土地を空白地に戻す。)
はるか
ツェアシュテーラ(所有物件の数×100Gを得る。)
金色の王気(自分以外の物件に止まった場合、徴収量をとられても所持金がマイナスにならない。)
サラ
ドゥンナー・ツェーン(一定の確率でダイスの目が2倍になる。)
ツァウバーヴィント(他人の物件に停まるまで5回連続で行動する。)
がある。
この中で一番やっかいなのはあすか。
何故なら他プレイヤーに対して直にダメージを与えるものだから。特に組織破壊の話術で増資した物件が崩されると痛い。
やっぱりセーブしてやり直すのが一番の対処法。