序盤は正直退屈ではあったけど、半分を超えた辺りから徐々に面白さが増していき「ある一点」を超えた辺りから一気に面白くなるゲーム。わたしは「彼女」のことが好きなのでこのゲームのことも好きです。(長文はネタバレ全開なので注意)
なんせこのゲームの最大の魅力は、途中まで落書きの正体を「ピカソが存在しない世界&小学生でも書けそうな絵」ってとこからキュビスム、近代芸術的ななんかだとミスリードさせてからの「文字が存在しない世界」でのそれまでの疑問点を全て回収する圧倒的ブレイクスルーですよね プレイ途中に伏線回収で悲鳴あげたのは初めてかもしれません ネタバレ見る前にプレイできてよかったと本当に感謝してます
そしてシュウ君を送り出しては長い時間を待ち続けたユネちゃん、そして何年、何十年にもなる期間の間ずっとシュウの傍で過ごしながらも、果たすべき目的の為にその期間の記憶を一切覚えてもらえないサクヤちゃん 重すぎる二択でした
俺は「サクヤという名前の女性に出会うかもしれませんが「初対面」です」、とループの度にサクヤちゃん自身が言ってたのを思うともうサクヤちゃんのことしか考えられませんでしたね 愛が 重い
ご都合主義に見えるラストも、だけどこのゲームのタイトルが「アメイジング・グレイス(すばらしき恩寵)」なので「奇跡」の一つや二つくらい、いいんじゃないかな って サンタさんのプレゼントってことで一つどうか