在りし日の「眩しさ」、忘れかけていた少年時代に得た大切な物を思い出させてくれた素晴らしい「夏ゲー」でした。とにかく紬ルートと鴎ルートのクオリティが凄い。長文は殆ど紬ルートのお話
個人的な好みとしては 紬=鴎>true>しろは>蒼
trueは嫌いではないけど少々冗長な所が 鍵らしいっちゃらしいけどね
紬ルートでは夏の終わりに遠くに行ってしまうという紬に「残りの時間を全て掛けてでも最高の夏休みにする」と誓う主人公と静久先輩の最初から最後まで一貫した姿勢に惚れました
「限りある日常を惜しむのではなく、一瞬一秒を全力で駆け抜けて、いつ思い出しても眩しかったと言えるように」
という文言に自分の大好きなゲームである「金色ラブリッチェ」や「サクラノ詩」などを重ねてしまい、それ以降俺はこのルートの虜になってしまいました
途中で「主人公が紬の正体に迫るけど、敢えて触れて欲しくないのであれば触れずにそのまま一緒に居る」ってシーンがほんとに好き たとえ紬が何者であっても、今こうして過ごしている日常は確かなものだから、紬が幸せであるならなんだって許せるっていう主人公と紬の「絆」を感じさせますよね いやほんと好き(二回目)
最後の一週間で全部のイベントを先取りして仲間たちとどんちゃん騒ぎしてるシーンで、明るいシーンなのに嬉しいのと幸せなのと笑いと悲しいのが混ざって涙が止まらなくってもうね・・・・・・
紬・ウェンダースの正体までよく考えられていて、最後の最後まで楽しめた最高のルートでした
エピローグで感動の再会を果たしているものの、それでもEDの入りの別れのシーンの感動が薄れはしませんでした
最高の夏休みをありがとう、Key