精神状態の悪いときにプレイした方が面白い名作
演出・ビジュアル・文章等どれ1つ取っても素晴らしいけど、特にさっぽろももこさんの作る音楽が抜群に好みだった。あの永遠に終わらない夕方をそのまま表したような音がめちゃめちゃクセになる
シナリオに関して
少しずつ違和感を覚えていく感じが心地よい。「もしかして....?」「....まあそうだよなあ」と思わせるような自分好みの伏線回収だった
異常な世界や文章が繰り広げられるけど、最後には割と理解できていて、あれは何だったんだろうとなる感じはエヴァを思い出す。とっつきやすさと異常さの両立って何となくじゃできないし、相当綿密に計算されて作られているんだろうなと思った
架空の女の子たちとの対話も、主人公なりの自分との向き合い方なんだなと気づいてからは、自分にも当てはまる部分があるなあと思えるようになった。特に上野こより。理由は....