本編よりこっちのが好きですね。平平凡凡なシナリオも悪くはない・・エロいですし。
シナリオは本編と比べて短いですが良くなっていると思いました。ちゃんと個別で√わけされてますし。
特に翠と真冬は良かったです。
翠はせっかくの恋人１周年記念日にも全く気付かない主人公の鈍感さ無頓着さにヤキモキし、自分は大切にされていると心では解っていながらも、不安や不満を覚えてしまう。
そんな大事な記念日を覚えていない主人公に、翠はどこかデートに連れて行って欲しいとお願いする。
そこで自分のキャラに合ってないからと記念日であると言い出せない翠ちゃん可愛い。
そんな翠のお願いを快く了承しデートの企画を練る主人公。昼ご飯を作ってみたり、自分なりにやれることを頑張ってはみるものの、それが記念日デートとはつゆ知らず。
翠の趣向を把握していなかったり、不運なトラブルもあったりで結局デートは成功とはいえない結果に・・・。
記念日デートに一度は失敗してしまうもののその後、翠の不安を理解しきちんとフォローを入れて、自分の想いを伝えることのできる主人公格好いい。
真冬は主人公との恋人生活に満足しているものの、家に帰れば2人の姉がいて、学校では学年も違いあまり一緒に過ごせないという環境から、
主人公と2人きりでイチャイチャできる時間がもっと欲しいと真に可愛らしい望みを持っている。
ある日のこと、ひょんなきっかけでその望みが叶い、1週間だけ主人公と2人きりで過ごせるチャンスが訪れる。
ここぞとばかりにイチャツキまくる真冬と主人公ｗ
しかし、クラスの女友達や姉達と楽しげに話す主人公を見て嫉妬してしまい、ちょっとした行き違いで主人公とギクシャクしてしまう・・・。
それまではイライラしていたのに、真冬のちょっとした焼きもちや、その時の寂しさをすぐに察して真冬を優しく受け入れることができる主人公格好いい。
どちらも短いながらも、一般的で日常的な恋人同士の悩みとか葛藤がよく表現されていたと思います。
エロについてはとても一般的とはいえないですがｗ
その煽りを受けたというわけではないですが、秋奈と鈴蘭はちょっと・・。
エロゲーにおいて、なにか大きな事件とかヒロインとの対立とかは必ずしも必要ではないということがよくわかる結果になったかな・・。
夏美お姉ちゃんについては・・・、うん、これで良かったんじゃないかな^^;
あとは本編と比べると、ずいぶん主人公が男前になったなと感じました。一部ヴォイスも付いてるし春ちゃんも成長したんですね＾＾
本能寺君もいい味出してました。ウザキャラだけど全然ウザく感じなかったよ＾＾ むしろバーローが・・・。
エロシーンについても本編よりエロくなっていたと思います。ただ、数が少ないのは残念かな。
最後に本能寺君とのＢＬ展開についてですが・・。
私はガチなＢＬものというのを一切したことがないので、相対的にどうこういえませんが、わりと面白かったと思いますし、わりとドキドキしましたｗ
私がやったことのあるゲームの中にも、たまにこういう風にネタ？の様にＢＬ展開が入ってるゲームはありますが、
共通して思うのは絵師さんの絵が非常にうまいと感じるゲームに多いかな、と。
やっぱり男キャラも、その顔や身体も、魅力的に描けないとネタにもなりませんからね。
そういう意味でもやっぱり八宝備仁さんは凄いと思いました。