もうちょっと面白いと思ったんだけどねー・・・
【得点詳細】
シナリオ：40/50
キャラクター：18/20
雰囲気・世界観：9/10
グラフィック・BGM：8/10
エロ:1/5
システム・環境：1/5 そろそろシーンスキップやジャンプ機能くらい欲しい。
その他加点(＋α)：5/10
合計：80点
終盤の盛り上がりに欠ける感じが否めない。
日常シーンは若干くどさはあるにせよまぁまぁ楽しめ（中だるみあり）、個別ルートもそれぞれのルートがのちのちに活きる内容になっていたのはよかった。
直哉が「横たわる櫻」の続編を完成させるシーンが作品中で最も興奮したシーンであるが、
その後の展開が微妙で、10年後(？)のシーンも正直そんなに面白いと思わなかった。
ていうか10年後にも登場しているキャラのほぼ全てがお前ら今まで何やってたんだってくらい変化がないため、ただ「設定上必要だったから10年後のシーンを書きました＾＾」的な残念な感じになってしまっている。
圭の死も「東京までバイクで行く」って時点で死亡フラグ立ってたし、だいたい先がなんとなく読めるような底の浅さが垣間見えるので、
物語が二転三転し、予想をいい意味で裏切るようなインパクトのある展開は“素晴らしき日々”の方が断然上手かった。
駄作とは言わないが、とりあえず発売に10年かかっていた意味がわかりません。