総合的には高評価
シナリオ:35/50
キャラクター:15/20
雰囲気・世界観:8/10
グラフィック・BGM:8/10
エロ:3/5(主に面白さとして)
システム・環境:4/5
その他加点(+α):4/10
つり乙や乙りろの世界を引き継ぐ内容。
前2作のキャラと今作キャラの相関性や散りばめられたパロディが面白い。
以下各個別ルートの感想(攻略順)。
【パルコ】
典型的にしてある意味安心の、メインになれないメインヒロインルート。
Navel作品(それ散る含む)には必ず一人はいるギャグ系ヒロイン。
決してつまらなくはなかったけど、彼女が体に抱える事情という設定はもうちょっとどうにかならないものか。
過酷な運動はできないとか言っているくせに、セックスでは何のためらいもなく激しく喘ぎますw
あと、おがっしー可愛い。
マルキュー可愛い。
パルコも嫌いじゃないですぜ。
【ヨーカドー】
好きです。
物語前半から主人公の正体を見破っていたと明かされる場面が非常によかった。
“変態”はあくまでも彼女が演じるキャラであり、ポーズであり、
主人公を最もよく見ていた人物であったというのが好印象よね。
でもあの話し方はちょっとさすがにおかしいだろ(東京の人間でさえおかしいと感じるほどに)w
途中分岐するBADエンド(?)はさすがのクオリティだと思いました。
「乙女理論とその周辺2」に期待せずにはいられない!
このルートをプレイしている最中、異様にままかり寿司が食べたくなってデパ地下で買ったのは内緒だ。
【ルミネ】
実はあまり印象がない。
結構いい話だったような気がするけど、ありがちというか無難というか、
「大蔵家」というネタを抱えていた割には盛り上がりが欠けた感。
というかルミ姉自体そこまで感情移入もできず、あのベタ甘感とか判決も後半ウザいレベルに突入するし、ヒロイン個人としてあまり好きになれなかったということだろう。
これだけ周りが変人ばかりだと、こうした常識人の印象は薄れてしまうんだなぁ。
【エスト】
一応メインヒロインだけあって、さすがの気合いの入りようでした。
けど、結局ゴーストの一件はただ一回だけで終わってしまい、
大塚家具とかいうやつは主人公のことが好きとか言いつつ窮地に陥れた人物で、
いい話のままあっさりと終わった一方で消化不良気味な部分も多い。
ルナ様ルートやりそなルートのような展開には及ばなかった。
【その他感想箇条書き】
・大蔵アンソニーjrいい人すぎ
・大蔵アンソニーjrのジョークが毎回楽しみだった
・アトレ√希望
・衣遠さんかっこ良すぎです
・学園長面白すぎです
・しまりのさんはエロゲに出すぎです
・ジャス子がただの善人だったのは意外。この物語で一番成長をしたのはジャス子なんじゃないか。なでなでしたい。舐めたい。