興味をそそる展開でエロくてヒロイン萌えまで。かなりの満足感。
お話的には序盤から強く引き込んでくる。
「なんだ、これ？どうなってんの？」から始まって世界背景をアレコレ想像しながら進めてしまう感じ。
種明かしとエロが適度なバランスで組み込まれてて、退屈さや飽きを感じる前に最後まで辿り着ける。
まあ謎の仕組み自体はご都合主義でありがちなものなので、期待はそのままガッカリ感に繋がると思うけど。
たぶん寝取られのプロな人たちから言わせると、これは寝取られじゃないんだと思う。
自分の場合「大事な人がいるのに感じちゃいけないのにダメ感じちゃうﾋﾞｸﾋﾞｸｯ」という、
要は女の子が快感を我慢するシチュエーションが好きなだけの似非寝取られ好きなので
終始主人公を愛し(精神的な)抵抗を続けてくれる姉妹にはもうね、ありがとうと。嬉しくて美味しかったですと。
基本的に自分は"誰を愛そうがどんなに汚れようが構わぬトゥルーエンドで自分の側におればよい"的なスタンスなので
お姉ちゃんには大層惚れ込んでしまった。というかどうみても姉ゲー。
媚肉の香りでも思ったけど、正直なところそこらの自称純愛？ゲームよりも
よっぽど「愛」らしきものが伝わってくる。
いわゆる非処女キャラなんだけど(elfゲーで処女どうこうとか馬鹿らしいけど)
これは処女厨のプロでもない限り許せるんじゃないかと。
嫌悪どころかいじらしくてこやつめ、ハハハ！としか思わなかった。
極端に過ぎるキャラ付けで、ある意味人格破綻者なので違和感が先立つ人も少なくなさそうだけど。
ドMで言葉でいじめられながらするのが好きなくせに、ちょっと愛のある言葉をささやかれると
それはそれで嬉しくてすぐいっちゃうとか、うーんいいね。ファンタジーだよ。大好きです。
お互いにラブラブなくせに前の男とのｾｸﾛｽ体験を説明させながら致すシーンはED治るレベル。
そしてそれら全てに説得力を持たせる綺麗でエロいグラフィック。
エロが充実したゲームをやるとなんかやたらと満足度が高いんだけど
そういや俺"エロ"ゲーやってるんだった、と当たり前の事を再確認させられた。