愛ちゃんを愛でるための壮大な前戯
シナリオは全て読みました(好みではないHシーンは飛ばしました)。
総プレイ時間は17時間ほどでした。
最後まで「救い」とは一体何なのか、捉え方や視点を変えることで受け入れることは可能なのか、考えることとなります。
非常にキツイシーンが多く、常時鬱展開と言っても過言ではないかもしれません。しかしこの常時鬱の展開がより主人公(大智)に感情移入させる重要な要素になっています。
主人公(大智)と交わるその他大勢。その中で1人、主人公と協力しその手のシーンが一切ない愛ちゃん。腐るほどその他大勢の女の子のシーンを見るため、この子だけは守りたいという気持ちがプレイするほど強くなりました。(自分はまだ経験がないと言っているのもまた良い。)
そして終盤、愛ちゃんの真相を知り、いざ本番...
これが最高に興奮しました。今までのシーンで見飽きたはずの女子の身体にここまでドキドキするとは思ってもいませんでした。(愛ちゃんの過去を知ると辛さは襲ってくるのですが。)
今までのことは全て前戯だったとはっきり分かったシーンでした。
最終的には鬱展開のまま、物語は幕を閉じるわけですが...
締めはこれでよかったと思います。この手のゲームはプレイヤーに何らかの形で心に残さなければならないと思います。その点において最後の文章は自分の中で名文となりました。
とりあえず他人にオススメできるゲームではないです。
俺もプレイ後救いが必要になりました笑
鬱ゲーが大好きな方、新しい感覚が味わいたい方に是非。