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4側さんの死月妖花 ~四月八日~の長文感想

ユーザー
4側
ゲーム
死月妖花 ~四月八日~
ブランド
New++
得点
89
参照数
518

一言コメント

超大作

**ネタバレ注意**
ゲームをクリアした人むけのレビューです。

長文感想

一言感想の通りですよん。
途方も無いボリュームのフリーゲーム。
フリーだからと言って侮ることなかれ、思わず唸ってしまうような骨子のしっかりとしたシナリオは商業作品と比較しても負けないだろうよ。むしろ粗方の商業作品とシナリオで勝負したらこっちに軍配が上がるだろう非常によく錬られたシナリオ。だからといって話が難しいということもなく、複雑に絡み合った話も紐解いてみると意外にシンプルで理解しやすいの。これは同時刻別視点を描くエピソードをプレイさせることで、それぞれのキャラの考えや行動を明らかにしているからというのが理由としてある。そのせいで若干物語のテンポを犠牲にしてる感も否めないが、理解が追いつかずに置いてけぼり食らうのは最悪のパターンなんで、わかりやすさを優先させたのは正解だと思う。
話を戻すね。かなりアトラクティブなシナリオで、一度プレイし始めたらプレイヤーを離さない。ゆるい会話と緊張感のあるシリアス面のバランス、シナリオの難解さが絶妙なんだな。ミステリ部分は完全に情報が出揃う前に推理だけで真相にたどり着くのは無理なんじゃないかなーと思ってるが。でも説明されるとすんなり理解できるあたりが丁度いいよね。シナリオで火事場の馬鹿力を引き出せる薬とかノックスも真っ青のガジェットを投入してくるわけだけど。普通なら「何やそれ!そんなん何でもありやんけ!」てなる。けどこの薬一つにしてもバックグラウンドが緻密に設定されていて、しかもそこからが本編とも言える壮大な話に発展させていくから反感は覚えなかった。というか説明もしっかりとしてくれて説得力があったから、むしろどんどん投入してくれといった感じ。薬以外にも何度度肝を抜かれたかわからんわ。

まあ、こんな感じでシナリオだけでもかなりレベルが高いから、どう考えても無料のクオリティじゃねえですよと。諸々の完成度もそうだが、なんたって最初にも言った途方も無いボリューム!
プレイ時間はゆっくりプレイしてたのもあるかもだけど、最終的になんと100時間を超えていました。
やばっ!
これがさ、物語を終わらせるのにかかった時間だからな。普通のゲームってストーリー自体は長くても30時間くらいじゃないか。で、アクションゲームとかだとやり込みでもっといったり…そして数千時間とか?モンハンとかそうよね。
まあそれは分かるんだ。
でも、この作品は物語を終わらせるのに100時間かかってんすよ?やり込みじゃなくてね。
ヤバない?
俺が今までプレイしてきたゲームの中で一番クリアに時間がかかったのが「うみねこのなく頃に」で、確かクリアまで70〜80時間ぐらいだった気がする。
それにフルプラエロゲ一本分足したくらいのプレイ時間…。このボリュームの時点でお金を払いたい件。

クオリティもボリュームもレベチな本作!これが無料なのだぞ?
やらなきゃ損でしょうよ!
ほんと長時間熱中させてくれた作品なので是非やってみてね!
ってネタバレ感想で言うことじゃねんだわ。

そういえば個人的にプレイ時間が長い作品は大好きなのですが(経験上、今までプレイ時間が極端に長い作品は当たりしかない。この作品も例にもれず)、このプレイ時間の長さが人によってはネックになってる部分もあるのかもしれないと。俺は気にしないけど「長いとやだなー」って思ってしまう人はいるだろうな〜、特にノベルゲームだし…。
まあ本作、ノベルゲームの弱点とも言える、基本的に活字を読むだけという皆無なゲーム性に、プレイヤーが飽きないようなギミックを加えて彩りを…という思惑があったみたいで、ただ読み進めるだけよりマシになってる。だから思惑は成功してると思いますな。
ただ活字を読むだけの進行はシナリオの面白さに依存しすぎる、シナリオが面白いのは前提として、やはり何かしらプレイヤーを掴んで話さないようなギミックを組み込む必要があるのかもな。
特に若者の活字離れが囁かれている昨今よ。
前、週に1冊本読むだけで読書量が上位数十%になると聞いて、
「いや、みんなどんだけ本読まないねん!」と驚きのあまりツッコんだ記憶ががが。誰に?虚空じゃボケェ!!
あと最近Z世代とか言って、生態がテレビで紹介されてたけども、アニメとか倍速で見たり?ネタバレ見てから視聴したり? 俺からするとちょっと理解できないような感じなんだが、実際そういう若者が増えてるんですかね。とすると、ますますノベルゲームの立場が弱くなってしまいそう…。なんだかそこが不安になってしまってね。

活字離れは深刻ですね。
でも作者さんも活字嫌いらしく、いやお前も活字離れかっ!てな感じだが、これだけしっかりとしたシナリオかけるなら問題ないな。本を読む量が多けりゃいいってもんじゃないし。そこから何を得られるか。本読まなくても整ったシナリオをかける実力があるのなら批判する必要ナッシング。
あー、文章下手くそすぎて徐々に脱線してしまったが、活字離れの若者が増えてくる中で、ノベルゲームは進化を迫られてるんだと思う。ただ文章を読ませるだけじゃなくて、物語にプレイヤーを没入させる何らかの要素が欠かせない。シナリオだけじゃなくて他の部分に創意工夫が必要なフェーズに来てるのかもな。そうしないと活字苦手〜って人を取り込めない。まあやったところで取り込めないか…。でもやはり既存のプレイヤーを満足させるためにもノベルゲームには新鮮さが求められているように思う。
その点、本作はリファレンスやフローチャートやその他諸々新鮮さがあってオリジナリティがあるなと感じました。バンバン宣伝して、ノベルゲー興味無い層にまで浸透してくれると良いですね。



・個人的に良かったところ
俺がよくやるノベルゲームはテキストボックスが画面下部に固定されていて、そこにセリフが表示されるパティーンが多かった。けどこの作品は画面左半分に縦長のテキストボックスを配置ということで、正直最初は読みづらいんじゃね?と思ったんだけど、意外と気にならず…。こういう形もありなのかー。
作者さんがTwitterで、このテキストボックスの意図を説明してたけど、横長のテキストボックスだと視線が端から端まで行ったり来たりして疲れやすいんじゃないか?というプレイヤーへの配慮から現在のテキストボックスらしい。すごっ!そこに気が回るのが。クリエイター視点というやつか。俺は「そういうもんなんだ」で思考停止しちゃうからな。でも実際効果があるのかは不明?

キャラクターによって文字の色を変える工夫。他のキャラクターのセリフに出てくる代名詞にも固有の色が振られるから、今誰の話をしてるのかが分かりやすくてグッド。かなりリーダビリティが高い仕様になってる。あとがきで作者さんが言っていたように、長い作品だからこそ読みやすいように作ったんだと感じられるポイントが随所にあって、ユーザーへの配慮が感じ取れますねぇ。

文字数オーバーする演出。これは天才的なのでは?正直、初めてこれに遭遇したときは「やばいやばいやばい」と、ちょっと冷や汗が。こう、何ていうんだろうな、普段使ってる相棒のPCが自分の想定外の動きを見せる…まあ動いてんのはアプリケーションなんですが、これ焦るよね。焦らない?俺がびびりなだけか。
文字数オーバー演出以外にも、辞典見てたら急に出てくるアレとかね。凄かったねありゃ。不意打ちで食らったから、ビビりすぎて一週間ゲームが起動できませんでした(*ノω・*)テヘ
そういや、初めてゲーム開始する時に注意事項が出たと思うんだが、そこでゲームが強制終了するとか、マウスが操作受け付けなくなるとか、そんなことが書いてあったと記憶してるんだけど。前者は三日さんのやつよね。だけど後者は?マウス操作効かなくなるやつあった?辞典のやつかなぁ。ビビりすぎて俺自身フリーズしてたからマウスの操作きかないことに気づかなかったのかも。まあ大した問題じゃないので分からなくても構わんですが。ちっと気になってたんで。

リファレンス。本編を補完するための資料的なものだけど、手抜きは一切なしだね。音声付きのもの、映像付きのもの、ポイントを消費して見るもの、種類は色々でプレイヤーを飽きさせない。数もプレイ当初予想していたよりも膨大で、あまりの多さに壮大な物語を期待して胸が踊ったね。この果てしない物語は、どこまで広がりを見せるのか!ワクワクが止まらなかったっすね。

お気に入りのリファレンスを書いておく。
まず1つ目は「No.4 おはおは!ジャパン」
ユキピン推しの視聴者のSNS投稿が面白いw
そして最初に流れるBGMが結構好きだったりする。
桜の専門家の人へのSNS投稿によるディスもw

2つ目「No.20 翠眼の娘」
古紙に、筆で書かれたような筆跡…
閲覧人物は不明だし、閲覧日時は1180年!?
あれ、これ現代の話じゃないのか???
こんな過去のことも関係してくるのかと…
どんだけスケールのでかい…末恐ろしいなと思って記憶に残ってる。

3つ目「No.46 鬼神の群れ」
これも書簡リファレンス。
おいら、歴史は詳しくなくてですね。最初なんじゃこりゃあなんて思ってたんすけど、読んでいくうちにね、10倍の兵力差とか書いてあって…あれこの話どっかで… 今川… 織田…
え…っ! 桶狭間の戦い!?
え、なにドローガのおかげで勝ったんかい!
史実を織り交ぜて話を展開していく…
凄まじいぜ。
ここはまじで鳥肌たったわ。

4つ目「No.78 下世話な書き込み」
掲示板で話題になるくらいには三人娘有名なのか。
てか書き込みがほんとに下世話で草。結構マイナーなフェチ書き込んどるやついるしw
話題の張本人の春花が書き込んでも、嫉妬女だと思われてスルーされるのも…w

5つ目「No.101 よくかけたおともだちのえ」
この…子どもが書いた絵みたいな絵柄って、たまに見るけど、誰が書いてんの? ラノベの挿絵とかにも偶にあるけど、絵師が書いてんのか。それともこういう素材があんのか。この絵柄って、狙って書けるもんなのかね?

6つ目「No.103 もう、やめよう……」
なつみのギャンブル好きな傾向が実は母親の茜譲りでしたという…。
良治と帰省しなかった理由もパチンコ…
筋金入りだな。
「せめて、子供ができた時にこのギャンブル気質が遺伝しないといいけど……」
フラグ立ってます!
『一級フラグ建築士茜』

7つ目「No.117 新村芽萱の履歴書」
字がきったねぇ!!
俺も字はキレイな方じゃないので、あまり人のことは言えんのだが、それにしても…
なんとなく、狩りしてたりすると、手先が器用なのかなみたいなイメージはあるが、字を上手く書けるかどうかには関係ないみたい…。


個人的に良かったところ続き

「翠眼呪殺」という名詞
バリかっこ良くない?
え、なにこれ、なんでこんなかっこいいの?
翠眼…呪殺!?
なんか語感がいいよねぇ…中二心がくすぶられるような…?
プレイ当時意味もなく翠眼呪殺ってつぶやいてたが、傍から見たら完全に危ない人やなと、今思いました。

エピソードタイトル
最初が「過去へ馳せる夢」
最後が「未来へ馳せる夢」
エモすぎる(≧▽≦)

シナリオ
語るまでもない。と言いつつ、上で凄さについて語っている。


・個人的にうんこだと思ったところ
リファレンス
レポートリファレンスのギミック。プレイした人には最早説明不要だろう。
個人的に特にうざいのがダークとミラー。あまりきついことは言いたくないけど、ほぼ嫌がらせの領域だよね。
ただポイント消費して開放だと味気ないから、少しゲーム的な要素を入れたかったんだろうけど…。
余計に感じたというのが本音ではある。
(追記:俺はPCの画面の明るさをクソ低く設定+常時夜間モードにしてるんだけど…なんか、ダークのギミックがうざかったの俺のせいかもしれん。試しに画面明るくしてやってみたら、そこまで苦労しなかった。ごめん。俺が勝手にウルトラハードモードにしてただけでした(・ω<) てへぺろ)



少し振り返ってみよう…
俺がこの作品の存在を知ったのはいつだったか。
色々なめぐり合わせでプレイすることになった同人ゲーム「親愛なる孤独と苦悩へ」。
この作品は人生を変えるほどの影響を俺に与えた。当時ADVゲームは商業作品の方が優れていると疑っていなかった俺は驚いたよ。こんなにも人に影響を与える素晴らしい作品が同人ゲームに存在していることに。
以来俺は、もしかしたら、同人の方がエッジの利いた内容のゲームを作れるのでは。個人でやる分ゲームは生半可な努力では作れないだろうが、出来上がるものは独創性に溢れてるんじゃないかとか、そんなことを考えながら、面白い同人ゲームの情報を調べるようになった。
そして出会ったのが「死月妖花 ~四月八日~」だったのでした。
評判が良かったというのもあるけど、一番惹かれたのはタイトルだった。
すげー!つーかカッコイイ!
このゲームはいつかやろうとスマホのメモアプリに入力した。(すぐやれよっ)

それから月日は流れ、長期の休みが来たのでやってみるか〜と。
「ガチったら休暇中に終わりそう!」
今にして思えば舐め腐った考えでしたよ。
その後俺はあまりのボリュームに苦汁をなめることになる…。
ところで苦汁とはなんぞや?青汁のことかい?


とりまゲームを始めよう、ダウンロードして、解凍して、やってみるか〜
アイコンをダブクリ(カチカチッ)
制作したサークルが表示されて、
ヒョオぉ!(振り向き能面)
いや怖っっ!!! なんか背後で変な声するし…

改めて確認するとこれジャンルがサスペンスホラーらしいんだな。俺はホラーが苦手だから困っちゃいましたよ。いやまあホラーとは知ってたけどホラーがメインではないみたいだし、紹介されてたスチル見た感じそんなに怖くなさそうだったし、しかもフリーのホラーなんてたかがしれてるだろと舐めてた。それがタイトル画面の演出が以外にもガチで、
あ、やべえこれオシッコ漏らしちゃうやつ…
なかなかゲームをスタートできない俺氏でした。

怖がりながらも頑張ってゲームを進めていくとジャンプスケアが多いこと。俺はよぉ、ジャンプスケアが大嫌いなんだよなぁ。だって回避不能じゃんかよ!これ驚かない人いないだろうがよ。せこいってー。絶対ビビるもん。
能面の顔がパッと出てくるたびにビビってブルブル震えてた。てか能面でビビらせる、この能面のチョイスがうめぇわ。能面て、なんか昼間見ても何とも思わないけど、夜見ると謎の不気味さを感じるというか。このゲームで使われてる能面のデザインは小面でしたっけ。このチョイスもうめぇな。能面の中で怖いイメージがあるのって般若が有名だけど、有名すぎて逆に怖くないんだよな。小面の方が怖い。あのアルカイックスマイルというか、微妙な表情。何なんだろうなあれは。
能面なんて修学旅行で京都に行った時に見た、能以来だ。あとおかめ納豆くらいなもんだ(おかめは能面じゃないみたいですが)。あの時はなんとも感じなかったんだがな…。改めて突きつけられると、なんつー表情してやがんだ。トラウマんなるよ。
ピエロとかもそうだけど、昼間見てても何とも思わないのに、夜じっと見ると目をそらしたくなる感じ…
何なんでしょうね。


まあ序盤はビビりつつ恐る恐る、中盤は知的好奇心に引っ張られグイグイと、終盤は一文字一文字を噛み締めつつクリアしたのでした。
もう本当に素晴らしい作品だったとしか。俺の貧弱な語彙じゃ表現できない、筆舌に尽くしがたい。
もっと早くプレイしろよって、過去の自分に言いたい気分。
他の人がこのゲームをプレイしてどう感じたのか気になって、
配布サイトの感想(https://freegame-mugen.jp/sp/adventure/game_7817.html#comment-36909)
を見ると、絶賛の嵐。一部批判的な意見があって、それに対しての批判もあったけど…感想なわけだし大目に見てやれよー。まあ批判的な意見というのも攻撃的というほどではないけどキツイ感じだったから文句言われるのもさもありなん?この方が感想で 物語の水準はラノベと言ってたけど、その通りだと思う(この人がラノベって言葉を、質が悪い小説の代名詞として使ってるとしたら否定したいけど)。この言説に怒ってる人はさすがにバイアスかかりすぎだし、ラノベを質の悪いものだと思ってるな? 別にラノベだから悪いってことはないはずだ。人を感動させられるなら、文学的かどうかなんて関係ない。てかADVゲームで文学されても困る。文学を望むなら小説を読めって話になるな。
でも主な欠点のところはよくわからなかった(´ε`;)ウーン…
俺があまり気にして読んでなかったからでしょうかね。
また脱輪した。あれ、間違えた。
また脱線した。


まあ、そんなことはどうだっていいよ。
俺が感想をざっと眺めていて、泣いたという感想がなかったからそこについて。
俺はねぇ、ラスト泣きましたよ。夢の中でなつみが春花を励ますシーンとか。ここで「あぁ、この作品の終着点は…」と気づいた(遅いか?)。
ゲームを開始して一番最初に登場するのが立木三日、彼女と共に物語をなぞり、対立を乗り越えて真実を直視する。
春花はなつみを殺してしまった。不幸な事故のようなもので、目をそらしたくなるけれど、自分のやったことから目をそらしてはいけないのだと。

そして始まる解決編。

ラスト、真実にたどり着いたが、自分の本来の世界には戻りたくない春花。でも本心ではわかっているんだよな。自分のいるべき場所はハッピーエンドを迎えたあの世界ではなくて、自分の手で親友を殺してしまった世界なんだって…。でも感情はどうにもできず、プレイヤーと二度目の対立。ここで今まで上げてきた好感度が機能してくるのは良かった。

説得の末、覚悟を決めた春花は元の世界に帰る。
本当に成長したなと、親のような気持ちで見送ったよ。春花はプレイヤーに感謝していたけど、こっちも感謝したいよな。彼女の物語を通した葛藤、そして最終的な決断は、プレイヤーたちに現実世界で戦う勇気を与えたと思う。少なくとも俺はもらった。

「もし春花にもっと立ち向かう勇気があったら」
最初にプレイした明徴編なつみ視点で、こんなモノローグがあったけど、あの場面だけでなく、この場面でも効いてくる重要なメッセージなのかなぁとか思ってみたり。
ハッピーエンドに至るには、キャラクターそれぞれが自分の行いを正直に告白するーー立ち向かう勇気が必要なんだよな。

本作からもらったメッセージは…まあ、つまりそういうことなんだと。死月妖花という何百年も前から荒田を支配していた植物を倒す。そんなどでかいスケールの話だけじゃなくても、些細な悩みや問題に立ち向かうのに必要なのが勇気で、それはきっと心の持ちよう、自分の生き方(自分がどう生きたいか)が生み出すんだと思う。
心で世界は変えられる。
俺はそういう解釈をしました。

終盤の展開は何だかすげぇ響いちゃって。
物凄い勇気をもらったんだ。「明日もがんばろー」ってそう思える勇気。
こんな風に書くと、お前がもらった勇気しょぼすぎるだろ… と思われるかもしれない。
思われたところで返す言葉はない。確かにしょぼいから。
ま、まあ俺にとっては"物凄い"勇気ってことでどうか(?)

最初の話に戻って、
この作品で泣いたって感想を見たことがないけど、(再度いうけど)俺はラスト感極まって泣きましたよ…。
なつみの春花への愛、そして春花の成長。あぁ、この物語を最後まで見届けてよかった…心からそう思えた。

正直後半まで来た時点で、死月妖花を倒してハッピーエンドかな〜…。それだと長いプレイ時間の割に着地点が無難すぎるというか、実際そんなエンディングを迎えたら残念だなと思っていたが、いい意味で期待を裏切ってくれた。単に死月妖花を倒して終わりだったら、プレイヤーに刻みつけるようなメッセージは無かったと思う。案内人の春花が辛いことから目を背けずに歩んでいく、この過程が作品のメッセージの本質で欠かせないものなんだと思う。

心で世界は変えられる。
同じようなメッセージはどっかで目にしたことがあるけど、言葉のチョイスがいいよね。心か。

そういえば、昔どっかで目にした言葉から、案内人春花の選択を肯定するような印象を受けたから書いとこ。
『生き方は在り様よりも尊い』


・まとめ
俺は、人生は複雑なボードゲームみたいなものだと思ってる。先のマスに何があるかは分からない。
幸不幸、何につながるかも不明で、人間万事塞翁が馬? 禍福は糾える縄の如し? 災い転じて福となす?もしかしたら一発逆転可能なマスもあるかも?たくさんのイベントがあって、如何様にも変化する地続きのマス目。
でも大前提としてサイコロを振らなきゃ先には進めない。
アニメや漫画、ゲームの物語みたいに、普通に過ごしてたらある日突然空から女の子が!なんて都合の良い始まりなんてない。だから、イベントを起こすためには自分から行動するしかない。
そんなわけで俺は、生きていく上で大切なのは行動力なんじゃないかと思ってる。
心で世界は変えられる。
俺の考えに当てはめると、行動の幅が広がる感じなのかなとか思った。通常サイコロは6までしか数字がないけれど、自分の心次第でサイコロは6面以上の多面体になるし、踏んだマス目を変えることもできるかもしれない。
無限の可能性を秘めている人生、幸せにたどり着くためには、きっと心が必要なんだ。
どんな心かによって、プラスにもマイナスにもなる…。
何もかもが不確かで、足元もおぼつかないような不安定な世界を歩いていくには、きっと前を向けるような心が必要なんだろう。

我ながら意味不明だ。
けど、
「心で世界は変えられる」
こんな片言隻語から何かしら意味を見出して、自分の人生に取り入れられる。素晴らしいじゃねーの。
もちろんそれは素晴らしい物語に付随したメッセージだからというのが前提で。
結局何が言いたいかって、
「死月妖花 ~四月八日~」は最高に面白いゲームだったよってことです!

――――――――――
実はプレイ中にメモを取ってたのですが、結構量が膨大でして、
クリアしたからって消してしまうのはもったいないし、ここに載せておこうかなと。
特に考察とかはしてない、ゲームの流れをつかむのを目的としたメモです。
誤字脱字や数字と漢数字が統一されていない等あるけど気にせんといてください。
というか、このメモを大真面目に全部読む人もいないと思うので要らぬ心配か…

死月妖花
プレイヤーの目的は、彼女たちの幸福な結末を見届けること。間違っても、事件の真相を知ることではない。事件の真相を知ることが、彼女たちの幸福な結末の邪魔となるならば、真相を知るべきではないことを忘れてはいけない。

明徴編
立木三日のミスで本来最初に見るべきではない物語を閲覧。しかも本来はなつみ視点ではなく、春花視点で見るものだったらしい。明日5月6日から学校。リ1の転居届。二人とも親がいない?死んだ?事件に関係あり?
春花起きる「もうちょっとでいいシーンだったのにな」夢?
→なつみ「私は魔女」「もしあの二人にもう少し勇気があれば…もう少し勇気があって思いとどまっていたら」
もしあの二人に勇気があったら
もしあの人に耐える勇気があったなら
もし春花にもっと立ち向かう勇気があったら

呪殺編
リ2桜祭のポスターの落書き、十三回忌
おとといは、春花がお腹を壊していた
なつみ、食欲はないけど春花のお土産なら、きっと…食べられる→桜祭のお土産だから拒否反応?でも春花のならってこと?
リ3卒園アルバム→この時点で既に四月病?
妙にそわそわしている母→携帯の表面を爪でいじっている→父が携帯の技術者であることに関係?
リ4ニュース番組 桜のエフェドリン
朝に強い母が眠そう→夜更しでもした?
→学校が休校に
リ5携帯の説明書→リアルタイムメンテナンスが怪しい→権利表記が父の携帯会社と違う
リ6映画レビュー 春花と見た映画
リ7なつみの生徒証→裏にプリクラ
リ8春花の生徒証→裏に汚れ→「うぅ…気持ち悪い。やば、新しいの汚しちゃった…。」「くそ…。まさかな。」
2010.2014.2017.2020の4月8日に事件が起きている。
リ9五島の小学生時代 暗い…
なつみが見た夢→御神木(桜)の下で血まみれの人物、性別も人相もわからないほどなのに生きている、今回の事件の内容と被っている。血まみれの人物「し…に…が…」
リ10マスコミによるインタビュー→今回の事件と、数年おきに発生している女ヶ沢市事件との関係は?
中央公園の外周を取り囲むフェンスは、今でこそ安っぽいものだが、以前は豪華な鉄製のものであった。きっかけがあるらしいが現時点では不明。
→中央公園に向かう
桜並木を通るが四月病は鳴りを潜めていた。
→五島と合流
女ヶ沢市事件
・数年おきに、必ず四月八日に発生する
・死体が尋常ではないほどに無惨な状態で発見される
・毎回2人ずつ殺される
・人間には物理的に不可能な犯罪
・過去に3度発生した
五島が調べたところ過去四月八日に中央公園で花見客が死んでいる(事故死)。今回の事件と女ヶ沢市事件を含めカウントすると、元木町で2回、女ヶ沢市で3回、四月八日に事件が起きている。
春花は一度元木町から離れている→なつみ「あれ…?」忘れている?
元木町は桜目当てで引っ越してくる人が多く人口が増加中。桜目当てで引っ越しとかあるか?
リ11五島のメモ
リ12超常現象特集番組 元木町の妖花=御神木 御神木はいつの間にか立っていた。
リ13超常現象特集番組 テレパシーはあるの?仮説→脳波の共鳴
リ14なつみに内緒の話 女ヶ沢市事件被害者の殺され方 五島の仮説→犯人はこれ以上殺したくなかった、だから後になるに連れて殺し方がより惨たらしくなっている→次はもっと酷くなるぞ、嫌だったら私を止めてというアピール?
五島によるなつみの夢の分析→赤い人物はなつみを襲ったのではなく、危険を警告したのではないか。
リ15五島によるなつみの夢の分析→最後に黒で塗りつぶした痕跡→「何を書いているの、さすがに考えすぎ」「警察から連絡でも来ない限り大丈夫」→なつみを犯人と疑った?
ザッハを出たところでなつみの直感発動→能面が見えた→五島に塾行くなと警告→五島 嘘ですよ今日塾無いですよ行かないですよ
リ16五島の塾のホームページ→今日五島のコースは開講している
→3人でなつみと春花のマンションへ
→マンションの前にパトカー。同じマンションに住む高校生の話では聞き込みではないよう。パトカーを見て隠れた春花を疑う五島?
→なつみの母から電話、大丈夫かー
電話を切ると五島が「かかってきた番号見せてもらえますか」→なつみに抱きつき「行きましょう、警察に」中央公園の被害者はなつみの父。
?なつみの母との電話では、「さっきお父さんから電話があったの」あれ?心配させないように嘘をついた?
リ17五島によるなつみの夢の分析→黒で塗りつぶされた部分が明らかに→死体はなつみの父?
→母が遅くなると言ったのは行方不明の父に関してなつみに心配をかけたくなかったため
→マンションに来ていたパトカーはなつみを参考人として聴取するために来ていた
→五島が電話番号を確認したのは警察署からかかってきたかを見るため。下4桁が0110だと高確率で警察署からの電話
リ18伊勢警部補視点→春花と五島に含みあり
→なぜなつみの父は出張に行くという嘘をついたのか(出張の予定はなかった)
→なつみは警察署、春花は家に帰りなつみの予知能力や四月病について調べる。五島も家に帰る→自転車のタイヤの空気が抜けている→桜並木に差し掛かりなつみの能力について考察→ググる→12年前に起きた元木町事故の被害者は…→動揺→「死んだのは…じゃあ、今日のあの人の行動は何なの!?犯人はあの人なの!?」→今日五島が会った人?
→五島、赤い人物の幻覚?を見る→スマホを落とす→「次に殺されるのは…なつみと…」→自転車を放棄し警察署へ走る→ハンマーで殺害される。
リ19元木日報 古郡一家全員死亡、五島死亡、新村春花とその母は行方不明
リ20翠眼の娘 1180年 齢10ほどの生まれつき片目が緑の娘 清盛が欲している

呪殺編新ルート1
分岐:五島が春花を犯人探しに誘わない
→五島の自転車にちゃんと空気が入ってる!?→無事に家に帰る
→五島には姉がいる
リ21五島桃子の履歴書 元木高校中退のきっかけは?劣等感?
リ22五島の父母宛の同窓会案内 幹事井幡哲司、久木元直子 会場 ホテル人魚の休憩
→12年前の元木町事故で死んだのは新村栄一郎→春花の父?
→12年前の事件について書かれた記事、死んだのは春花の父?風船を取ろうとして桜の木を登った、風船を持っていた子供=なつみ?中央公園の柵が撤去された理由は被害者が柵に落ちて死んだから?
→春花の行動の謎、12年前の事件の被害者が父親ならば今年の四月八日は十三回忌、だというのに何もしない、父親は海外転勤という嘘
→五島、春花を疑う。春花に電話をかける。春花の様子がおかしい…。→春花からメッセージ「五島、助けてくれ」「このままだとなつみを殺してしまう」→「なつみの父を殺してしまった」→五島(車がなければ殺せないはず…)
リ23盗難車情報
リ24元木町の少年犯罪 犯罪発生率が低い地域であるために防犯カメラの整備が進んでいない また、夜間外出が多い 伊勢はロリコンである
→五島、コンビニで春花と対面→春花を連れて五島の家へ→家に五島の姉→春花から事情を聞く
リ25五島の姉 移り気な女性?(主観は五島絵梨奈)
→春花「私は呪いをかけた」「初めて人を呪い殺したのは10年前に住んでいた女ヶ沢市」
リ26五島のメモ 事件の起きてる年数に見覚え? 今回を除いた3つの事件の共通点は学校に関係する人が被害者であること
→紙人形の呪い、紙人形に呪いたい人の名前を書いて吐瀉物を塗る、無意識のうちに呪っていた→五島「時間的につじつまが合わない」→出張の嘘は殺人と関係があるのか→春花は、この時期になると腹を壊して吐き下す→紙人形を作ったのは春花母ではないらしい?→呪いがガチなら女ヶ沢市事件の犯人は春花?
リ27女ヶ沢新聞 突発的な犯行?なのに目撃者もいない 人間には不可能
斬首された児童は両親と手をつなぎ、その間に立っていたにもかかわらず斬首された
→春花(自分が呪いで殺したオカルト説を主張)
→五島(真実は別にある、論理的に解き明かすオカルト否定)
→呪いが無いことを証明するため二人でなつみの家へ→途中葬儀の話題で春花「葬儀で着用するのは能面と赤装束」???
リ28女ヶ沢新聞②
→五島(今回の事件、何かを見落としている…)→春花がなつみに電話→出ない→急いでなつみの家へ→部屋に入ると、春花母、なつみ母、なつみの死体、そばには血まみれの鉈と能面→自暴自棄になり春花自殺

裏ルート:自責 春花視点
春花母は帰りが遅くなる、五島が電話した時に様子がおかしかったのは、自分が犯人だと五島が気づいているか探りを入れたから

→病院で目覚める五島。あの後倒れ、火事が発生し、五島だけ助かったらしい。(部屋に灯油がまかれ、ガスホース切断、五島には大量の水を含んだ毛布がかけられていた、五島には犯行が不可能)→五島のポケットから春花と春花母の名前が書かれた紙人形、吐瀉物は春花の。
→五島の振り返り、春花は春花父のことをなつみに隠していた?
リ29診断録音記録 事件後しばらく経ってからの五島?診断直後に自殺?
リ30供養 2001年11月24日 儀式を仕切る人物 ポルトガル語のセリフ 相手は春花母 顔見知り 誰の供養?年代的に春花父ではない
リ31やんごとなき者の首 1190年4月1日
元木という地 その地に来た法皇の息子の首を取った

呪殺編新ルート2
分岐:五島 自宅にて春花に電話をかける?かけない。もう少し確固たる情報を集めてからにしよう。
→五島、なつみに電話。なんとか一緒にいられないか。→警察署へ迎えに行く→なつみの家へ向かう→途中で能面に赤装束の人物が現れ殺害される。(かなりの距離を一瞬で移動した、なつみが先に殺害された、五島もなつみと同じ能力を体験した?)
リ32木曜は休み 病院に行く春花と会うなつみ なぜ病院に行くのか理由を聞くとはぐらかされる 病院は木曜休みらしい
リ33なつみの調書
リ34新村栄一郎の死亡診断書 薬物中毒の疑いあり
リ35第三女ヶ沢市事件目撃者インタビュー
リ36食人の集団 1180年 死体を食ったのは先の大戦で京から逃げ延びた人…?
裏リ1生物兵器企画書 荒田集落 鬼神の力が授けられる薬の存在 荒田集落から来た若者は江戸に住む女性と恋に落ち二人で荒田集落へ行った、その女性は集落の長となっているらしい 昭和十年 筆者篠崎ハジメ

呪殺編新ルート3
分岐:警告 五島が、なつみ春花と別行動 五島は聞き込み調査へ なつみ春花は駅のピザフェスへ
リ37五島の幼少期 家族で遊園地 五島(幼)によるフラミンゴガチ解説
リ38伊勢警部補の警察手帳
→五島視点 聞き込み調査に行き詰まりを感じる→伊勢警部補に出会う→ザッハで情報交換→伊勢はロリコン!
リ39不審者情報 春花に連絡がいく
→視点変更:なつみ ピザ満喫中→不審者(伊勢)といるらしい五島に電話
→視点変更:五島 不審者じゃなくて警察ですよw
リ40ハヤブサ宅配サービスの通話記録 依頼者は春花 部屋番号に誤り603☓→306○ 18時30分に届ける 荷物はピザのはず
→視点なつみ 警察署から着信、母からメール「警察署に来てください」→なぜ警察?まさか父が?とりあえずなつみ父に電話しようとすると取り乱す春花。
→視点五島 情報交換中 ずっと気になっていた違和感→なつみはなぜ桜が苦手なのに引っ越さないのか、元木町よりましな地域はたくさんあるはず、引っ越さない理由、12年前の事故、今回の事件、古郡家と新村家の確執
→視点なつみ 春花「警察に行かないで一緒にいて」
→視点五島 なつみに電話、なつみと春花は今駅のホーム→五島「警察に行ってください!新村先輩は…(危険)」

裏ルート:前兆
視点なつみ母 なつみ父が行方知れず、警察へ→今回の事件の被害者が恐らくなつみ父と判明→娘には確定するまで伝えたくない、理由?

リ41元木駅時刻表
→なつみ視点 二人で電車→春花の自白→私が呪うと決まって四月八日に呪った人が死ぬ、殺しているのは死神、死神の正体は春花父
リ42病院帰り 帰りに春花に会うなつみ 春花は病院帰りらしい 昨日(木曜?)やってなかったから
→なつみ視点 桜岡で電車を降りる→五島から電話「私の推測でしかないんですが…もし当たっていたとしたら…」「今すぐ逃げてください」
リ43五島のメモ 現時点の疑問点
→予知で能面(なんで?)→赤装束能面登場 なぜ二人の場所がわかる?なんで狙う?正体は?どんだけ馬鹿力やねん。
→能面から逃げる→なつみ四月病の症状が出る→春花「なつみに四月病が出る条件は桜だけじゃないんじゃないか」「今日の天気ってさ…」(風?風で散る桜がアウト?)→五島から電話 近くのコンビニへ行け→予知?(例の能面)→電話の続き 五島が言うには狙われているのは春花→能面が車で追ってくる→春花が飛び出し、ひかれて死亡?→結局なつみは殺されなかった
→五島視点 現場にはブレーキ痕があった(轢き殺そうとするならブレーキかける必要はない、春花を殺したくなかった?即死ではなくいたぶって殺したかった?) 五島の推理、死神はあの人が変装しているだけ あの人=春花母 →伊勢によると春花母は自宅が火事になり死亡 自殺?だとすればちぐはぐな行動 犯人は別なのか?
→警察署になつみ母「春花ちゃんはどうなの!?美冬は…どうなったの!?」茜の態度に違和感をもった五島「こんなことが起こった理由を知っていますよね」「古郡先輩と新村先輩ってもしかして」なつみ母「私達のしたことは間違いだった」五島「自首してください」
→2年後、なつみと生きていた春花で墓参り→春花は車椅子、そして…能面をつけていた END

リ44五島のメモ 春花母は犯人?一応犯行は可能。ちぐはぐな行動は追い詰められていたから? 自殺の理由、証拠隠滅?能面の怪力など肉体自体が証拠であるため焼死を選んで自殺した? 犯人の目的?
リ45被害者(春花)所持品の調査報告書
ポケットにスマホ スマホが何らかのパケット通信(仕様?それとも…?) ポケットから絶縁加工された軟性合金(スマホに入っていたものか、ポケットに単体で入っていたものか。後者の可能性が高い(スマホの重量)) スマホのバッテリーが古い(新しい機種なのに) スマホに何らかの細工がされていた可能性 金属片は薄いもの 金属片がスマホの中に入っていたとして、電流を防いでいた形跡はないため、入っていただけ バッテリーの交換はサービスセンターでなければ行えないため、製造ミスか、あるいは誰かが交換した(古郡良治?)←犯人の視点からはバッテリーを態々古いものに変える利点が見当たらない。
リ46鬼神の群れ 1560年 桶狭間の戦い? 史実とは違い織田軍の勝利は荒田集落の薬(鬼神の力を授ける)を用いたため?

呪殺編新ルート4
分岐:混乱 駅前にいたなつみと春花は警察署へ向かう
→なつみ視点 警察署、カラスが多く飛んでいる 父の死体と対面 父との思い出→なつみ、春花、五島はみんな同じ携帯で、それはなつみ父からの贈り物。設計をしたのがなつみ父であるため、安く手に入れられたとのこと。
リ47古郡良治の死亡診断書 爪からゴム片 顔見知りの犯行の可能性が高い 診断した病院は元木第一病院 担当医師は中本美佳子(伊勢の同級生 親父さんは引退?)
リ48心配だなぁ①様子のおかしい(病院)春花を心配するなつみ
→警察署前あれだけ飛んでいたカラスが消えていた→伊勢の車でザッハへ(車中会話:春花は昔いじめられていた、女ヶ沢市事件の被害者には春花をいじめていた児童や生徒が含まれている。10年前、6年前、3年前の法則=春花父の年忌、春花父の出身は飯沢県荒田地区通称荒田集落、そこでは変わった風習が多い、荒田集落では神道でいう十年祭、つまり十回忌がある、春花父の法要に沿った殺人。女ヶ沢市事件の時に警察は春花と春花母をマークしていたため二人には完璧なアリバイが存在する。紙人形を自覚して作ったのは春花をいじめていた児童生徒の事件の時だけ、今回朝起きたら机の上に置いてあった紙人形は無自覚、伊勢「何らかの方法で紙人形を置いたやつがいる、新村家に罪を押しつけようとしているやつが」)→ザッハ到着
リ49学生時代の伊勢宛の手紙(別れ話) ロリコンのくせに彼女のいる伊勢 彼女の名前:谷崎玲 国語教師になるつもりらしいが手紙の内容に不安要素多し(現在春花のクラス担任) 手紙には涙の跡と…?涙のにじみではない何らかの跡?
リ50ホシ(犯人の目星)とマルタイ(捜査対象)
伊勢「ホシを捕獲すると同時にマルタイの保護を行う」
→ザッハにて、なつみに伊勢からメール(春花には話せない内容だから後で電話して)→直後春花が大声、ピザの宅配を忘れていることに気づいた?ピザを受け取りに自宅へ向かう春花→残る二人はなつみの家へ→伊勢に電話「犯人は新村美冬でほぼ間違いない」→五島がなつみ父の書き置きを発見「茜へ 四月七日の夜美冬に会うことにした 例の件を交渉する ことが公になればなつみと春花はもう社会で生きていけないだろう 特になつみには一切知られてはならない 春花には呪いを信じて生きてもらうしかない 春花の携帯電話には要注意 この家にも何があるかわからない 美冬もバカじゃないから俺たち家族に手を出すことはしないだろう 代わりに美冬の正体も周知できないが」→隣(春花の家)のガラスが割られる→直感発動→屋上へ→屋上で春花と能面、能面の正体は美冬(なつみは美冬に謝罪、自分のせいであなたの旦那さんが、美冬「それだけの問題ではない」)→観念したか、能面は春花と一緒に屋上から飛び降りる→なつみが地上を確認、二人の姿がない…逃走したのか 
リ51緊急連絡 五島姉視点 妹が警察に…? 姉はプリマベラの看板娘 姉はまだ妹のことを大事に思っている?
リ52古郡良治の手紙 警察を頼れない状況だった?

裏ルート:四月病 古郡茜視点
四月病で寝込むなつみ→茜リビングの窓を開ける、静かな夜の風、これは保険だ、万一の時のために窓を開ける。なつみの四月病は事件の時桜吹雪とともに血しぶきを浴びたから?けどトラウマとは違うらしい(医者曰く)。引っ越ししない理由は私のワガママ。
→私はリビングの窓を閉めた、結局なつみは何も言わなかった、ならばもうなつみの体調をこれ以上悪くする必要もない。
→親である私達が解決すべき問題

呪殺編新ルート5
分岐:好奇心 中央公園オフ会に行かない
なつみ視点→春花とピザもぐもぐ
リ54教えて新村さん 春花は国語と社会が大得意
→なつみが春花父のことを追求する→春花キレて携帯も持たずに飛び出す→自分の携帯だけ持って追いかける→春花の家の鍵を郵便受けに入れる(ダイヤル式だから新村家の人以外は開けられない)→外に春花の自転車がある=移動は徒歩、ということはコンビニ→コンビニへ
リ55I am a bird 超炭酸ボンバーで人間が鳥になる日も近い
→春花、父が事故で死んだことをなつみに教える→春花「なつみが親友で良かった、私なつみがいないと生きていけないから」「私と明日の朝までふたりきりでいてくれ」→お金もないしどうする?五島に泊めてもらおう!→とりあえず五島の塾へ→塾が終わるのを待つ間対面にある喫茶店へ、プリマベラ?→元木成金→五島と合流→五島の携帯になつみ母から電話(なつみと春花の居場所について聞かれるが咄嗟に誤魔化す、よっ!天才少女!)→会計はウエイトレス(五島姉)のサービス→五島の家にお泊りすることに、五島の家へ
リ56犯行現場 伊勢視点 盗難されたワゴン発見 犯行現場はワゴンの中
→ようこそ五島家へ!→伊勢来訪なつみの捜索願が出ているため捜しに来た→ツインテ五島を激写する伊勢→五島、伊勢が持ち込んだ盗聴器を発見→風呂
リ57お気をつけて 伊勢視点 茜は自宅に行く
リ58心配だなぁ②春花にはなつみに言えないような悩みがあり、そのせいで病院に
リ59桜寿司 元木町は盆地
→夕飯桜寿司→五島姉帰宅
リ60近づけない 五島視点 姉は妹に変な気を使っている?
→姉外出→五島となつみの出会い(中学のバレー部、努力をするなつみに惹かれて)五島「努力をすることってかっこ悪いんですか?」、なつみのレギュラー入りをサポートする五島、おかげで実力は十分付いたが四月病のせいでレギュラー入りを逃す、悔しいが割り切る、五島にとってなつみは今まで知らなかった新しい世界に連れ出してくれた人、どんなに辛いことがあっても絶対にくじけない強い心を持っている先輩、弱々しいが弱くはない、尊敬する人
リ61火事場の馬鹿力 ドーピング薬 エフェドリン 火事場の馬鹿力は交感神経が過剰興奮して筋力のリミッターが外れることで起こる
リ62バレー部監督の評価 五島が監督に抗議 あいつはレギュラーになりたかったんじゃなくてレギュラーになれる実力があることを認めてほしかった
リ632018年度中学総合体育大会結果
→五島が伊勢と内通→事情を説明→犯人に備える
リ64五島のメモ
リ65音信不通 古郡家周辺に配置した部隊から定時連絡がない
→家が停電→能面が窓から侵入→伊勢拳銃を発砲→能面全弾回避→なつみ窓から脱出
→なつみを呼ぶ声(危険予知?)→声の方に向かう→中央公園御神木、木の下に赤い人物=なつみ父「春花を信じろ」「みんな味方だよ」→消滅
→能面と伊勢登場→伊勢「お前防弾チョッキを着ているな?どうやってそんなものを…。それにお前はあらゆる殺人術を知っている。誰なんだ?お前の協力者は…」→能面の正体はなつみ母「なつみ…良治君は…お父さんはね…最後の最後まで私たちを守ろうとしたの。せめて、あなたた」倒れる→防弾チョッキは着ていなかった、なつみ母「なつみ…早くこの町から逃げなさい春花ちゃんと一緒に」死亡→古郡家新山家は火事、春花母は行方不明。なつみ母はなぜ五島の家に?なつみ父はなぜ皮を剥がされた?
リ66超常現象特集番組 アポカリプティックサウンド
→なつみと春花は元木町を出る、なつみは祖母の家、春花は新村本家(荒田集落?)→再開を誓いお別れ
→それから春花から連絡が来ることはなかった…
→なつみ視点 2年後2022年四月八日 父と母の三回忌 五島と共に新村本家こと荒田集落へ
→2年前の事件から四月病は治った、直感はまだある。直感の発動条件は桜と風。
→五島の引っかかり、なぜあの時なつみが逃げたあとも能面はしばらく五島家に居続けたのか
銃弾回避は何らかのトリック?
常識外れの要素が入った時点で、あらゆることを常識外れで考えなくてはならない
五島「新村先輩って…誰なんですか?」根本的な問題
→荒田集落到着→視点変更翠眼の少女(電話の相手はお姉ちゃん?少女は視力が良い、春花の名前が会話中に、女神様の予言通りだ、ドローガ)
「今年も呪殺が起きるのか」
呪殺編END

リ67新村栄一郎の死亡診断書 体内からエフェドリンと似た薬物 薬物とは別に微細な生物片 国家が隠蔽するレベルの薬物 薬物の正体についてもしかしたら国は把握しているか


キャラ
古郡なつみ
リ1転居届 一ヶ月前の事件をきっかけにアパートの隣の部屋へ
四月病→桜を受け付けない→過去の出来事のせい?
謎の直感力=危険察知能力を持つ(桜の咲く時期、四月病を患う時期限定)この前の日曜日に父から携帯をプレゼントしてもらった。設計は父。春花と五島も同じもの。いくらのお寿司が好き。自身の貧相な体型がコンプレックス。魔女? 実は春花の妹。ファザコン?

新村春花
なつみの親友。お腹弱いらしい。ピザが好き。コーヒーが苦手。炭酸が好き。辛いものが苦手。着やせするタイプ。意外と胸がデカい。幼少期から祖母のモノマネを練習させられていた。実はなつみの姉。

立木三日
能面を被っている。女性。物語の案内人。未成年。人を殺した。真相に親でも殺されたのかというほど、真相を知ろうとするプレイヤーに対して冷たい。正体は春花。

五島絵梨奈
背が低い。食いしん坊。謎を解き明かしたい。昔は暗い児童だった。変わったきっかけはなつみと春花?
天才?元木美少女同好会人気No.1 胸がデカい。姉がいるが、関係は冷え切っている。世界で通用する胃袋を所有。

新村夏菜
身体能力がレベチなメスガキ。翠眼の少女。なんか臭そう。五島LOVE。

新村茅萱
身体能力がレベチな残念美女。大食い?の絡み酒?五島LOVE。

古郡茜
家族とパチンコLOVE。美冬とは昔からの親友。

古郡良治
赤い人物。わいせつ物陳列。

新村美冬
テンション高めな春花の母親。うぎゅ…。萌えアニメから抜け出してきたのか喋りだしにうぎゅ…。元木町のバーサーカー。極端な性格。栄一郎にぞっこん。

新村サクラ
茅萱と夏菜の母親。名前が怪しい件。危険予知能力持ち。

新村幸太郎
茅萱と夏菜の父親。死んだ栄一郎とは真逆の性格。荒田集落の参謀担当。

新村栄一郎
春花の父親。12年前、桜の木から落ち、落下地点にあった鉄柵に首が突き刺さり死亡。この事故には不明点が多い。

新村エリカ
大魔女でコスプレババア。コミケで地獄を生み出した。良い大人。

伊勢大二郎
警部補。紳士的なロリコン。五島に対して挙動不審。年齢関係なく、見た目がロリならストライク?
五島絵梨奈(31)と引き合わせたい。

城崎
ガタイがやばい。けど良い人だべ。


明徴編 春花視点 四月七日
五島と桜祭→なつみの家へ→たこ焼きを渡して自宅へ
リ70電撃雷訪ゆきぴん 桜祭り最初に行われたのは1965年
リ71内科診断 春花視点 医者「あっちの方はまだ?」「個人差があるから」生理?
→五島視点 大食い大会参加 花見休暇の存在→日本の大食いチャンピオン南崎しのり
→春花視点 魔女が生まれた日→12年前の事故の回想、あの事件が起きて母は病んでしまい療養のため飯沢県へ 母は精神科 春花は児童養護施設
リ72新村美冬の診断書 急性ストレス障害 田島神経科クリニック院長田島将司 女ヶ沢市にいいお医者さんがいる、女ヶ沢市へ?
→母を元気付けるため、絵本で読んだおまじない→呪いの存在を知る
→小学校に入学しイジメが始まる→母から『のろいのせかい』という本を貰う→紙人形の呪い実行→呪ったやつ死亡
リ73 1年1組の学級報告 担任はいじめを把握していたが、いじめ加害者がPTA会長の子息であったため揉み消された 教育者のすることかっ!
→その後担任とPTA会長を呪う→死亡
→中学校入学、またいじめられる→なつみの手紙が心の支え、しかし自分だけでなくなつみまで侮辱されたことでまたもや呪う→死亡 呪い対象者の死は次第に凄惨なものに
荒田集落の掟、16歳になるまで引っ越すことは許されない
→2020年 父の十三回忌、もう誰も呪わない 法要も欠席する 一つ心配なのは最近腹を壊し嘔吐していること
リ74犯人は私です 小学生春花、警察に自白するも取り合ってもらえない
2020年四月八日 リビングのソファで眠っていたのか→自室へ→机に紙人形→母は法要を欠席し仕事へ
リ75谷崎玲の噂 谷崎先生はこの前3年生に告白されたそう 女の嫉妬はコワイ…
→電話、相手は荒田集落の…?たぶん翠眼の少女の姉、会話中に出てきた夏菜、この子が翠眼?
→母の若作り、あの事故から母の中で時間が止まっている 母「今日はなつみちゃんと仲良くね」(目にも声にも表情が感じられない)
新村家あまりお金ないみたいだけど、春花は五島に結構奢ってあげてる…なんか…大丈夫なのか心配になる…。
→明徴編と呪殺編のターニングポイント 12時春花が自宅に五島を呼ぶ→なつみが買い物に行っている隙に五島に相談
リ76五島のメモ 物騒な話が苦手ななつみが居る状態で自宅に五島(事件の調査をしている)を呼ぶのはおかしい、公園で偶然出会っていたら気づかなかっただろう(明徴と呪殺の分岐)
→五島と相談 この時点で春花が抱えているものを全て伝える→五島の奇行、春花にくしゃみで鼻水つけたり、犬のウンコ踏ませたり…
リ77おつかい なつみのおつかい
→五島がdvdをpcにコピー、ノンストップ再生、映画中は会話したくない発言、秤で何かを…
→ザッハへ、謎の行動の理由、五島「新村先輩の携帯盗聴されてますよ」、犯人は私達の行動を把握しておく必要がある→紙人形を発見した春花が常に身につけているもの=携帯→携帯は3人とも同機種で重量は150グラムのはず、しかし秤で測ると春花のだけ160グラム、10グラムの差は誤差とは考えられない、よって春花携帯に盗聴器が仕込まれている。相談中の奇行(鼻水)は春花の身につけているものを外すため。春花の携帯は最新機種なのに充電が一日持つか持たないか→盗聴器が電気を食っている(バッテリーが古い理由)。GPS機能。盗聴器を仕込んだのはやはりなつみの父?
→なつみがドリンクバーから帰ってきた→話は中断、ロシアンたこ焼き対決!勝者春花
リ78下世話な書き込み 学校の裏サイト(掲示板) 鈴鹿さんの代わりになれるのは? なつみ、春花、五島の名前が挙がる 
(もしかして彼女らめちゃくちゃ美少女なの…?)
リ79デンジャラスフード
→なつみがBDDPにやられたので今の内に五島と相談→春花母が犯人として、事件が四月八日に起こるのは春花父の法要でアリバイを確保するため?→毎回ほぼ同時刻に2人ずつ殺されている、主犯(美冬)の他に二人の実行犯=なつみの両親、なつみのせいで春花父は死んだ。その弱みに付け込んで代理殺人、呪いはまやかし
リ80五島のメモ 春花母の協力者(黒幕)
→美冬は今回事件を起こすつもりはなかった?最初から計画しているのならもっと早い段階で紙人形を春花に認知させるはず(恐らく良治との話し合いがきっかけ)しかし携帯に盗聴器が仕込まれていたのは犯行の準備のはず(5日前にもらった)、犯人にとって予想外なことが起こり計画を変更せざるを得なかった。そもそも良治を殺すことが予想外?→いつもなら二人同時に殺される、良治だけ殺すと茜が自白する可能性があるが、娘なつみのことを考えると自白できない可能性も十分にある、わざと放置?→ターゲットが別にいる可能性→携帯に盗聴器が仕込まれていることから春花?、犯人が目標を達成したらどうするか…自殺。
リ81五島のメモ 突発的犯行? 盗聴器は春花がまたいじめられていないか確認するためのもの?
リ82三者面談 美冬、春花がいじめにあっていないか心配
→春花の常識、法要の時には能面をつける。死んだ人は死神として能面、赤装束、鉈、ハンマーを持っている。葬儀の参列者も死んだ人と同じ格好をする。
→荒田集落、へんぴな田舎、30人くらいしか住んでいない、帰省すると美冬がびっくりするほど歓迎される(嫁入りはありがたがられる)、排他的かつ閉鎖的な集落の嫁入り…嫁入条件は?、集落の人間の協力?(女ヶ沢市事件には集落の人間は関係ない、集落の人間が手を貸してくれるなら態々なつみの両親にやらせなくてもいいから、関係しているとすれば今回の事件)、集落は冠婚葬祭を重要視→夫の法要を欠席は問題があるはず→集落側は美冬が事件を起こすことを承知している?
リ83掟 荒田集落の標語『一人はみんなのために、みんなは一人のために』 サクラと美冬の会話 年代的に春花がいじめを受け、加害者を美冬が殺害するために荒田集落に協力を要請した だが、頼みは聞き入れてもらえなかった
→なつみに事情と策を話す
→美冬視点 車の中で盗聴 桃色の液体が入った注射器 盗聴器からなつみ、春花、五島が襲われる声→「なんで?」→部屋に向かう→3人の死体、殺したのは大魔女様(荒田集落の長?美冬の義母=栄一郎の母)
美冬が春花を殺す動機?「春花を手放したくないから」「良治は言いました、もう春花を任せることはできない」、美冬「なつみは本物の魔女、桜が咲くこの季節だけ未来を予知できる、そして人を呪い殺すこともできる」「それで栄一郎は…」
→実はこの状況は春花の策、3人は死んでおらず大魔女の正体は春花→伊勢が部屋に駆け込み美冬を逮捕
リ84私、目撃者です 五島視点 伊勢に策を伝える
リ85伊勢大二郎の始末書 伊勢が協力したことで策は成功した。赤字で処分は保留。
→事件解決→なつみは春花の家に引っ越す準備→みんなでザッハ(美冬の面会に行った春花の回想(美冬「春花、あなたは本当は」))→ロシアンたこ焼きバトル、今度は全部黒!?!?
リ86事故?殺人? 五島視点 五島は12年前の事故時現場にいた 姉の記憶では当時ラッパのような変な音が聞こえた 事故の瞬間(栄一郎が落ちる瞬間)を見た人は少ないが、当時3歳の五島は目撃していたらしい、事故直後五島は「誰かに押されて落ちた」と発言
→明徴編 過去へ馳せる夢 最初の話につながる
春花視点 もう少しでいいシーンだったのに→DVDを見ている途中で寝てしまった。父はそのまま落ちていたらなつみを下敷きにしてしまっていた、なつみを回避するために軌道をそらした?それとも…?
もし、なつみの両親にもっと勇気があったら
もし、お母さんが死神にならなかったら
もし、私にもっといじめに立ち向かう勇気があったら
→なつみが押し入れの裏から桃色の液体が入った注射器を発見、ラベルにはドローガ
→突然アポカリプティックサウンド→インターホン→スコープで確認するも誰もいない、開けてみるか→なつみ「開けちゃだめ!」危険予知?もう桜の時期じゃないのに→開けると、栄一郎? 一旦END?

リ87妖花之図 猛き音の後、死人と妖花咲き乱れり
死者黄泉出で尋常ならざる妖花立ち並ぶ
死体となりし人々もまた妖花となり黄泉出でる
ただ翠眼のみが打ち勝つ
翠眼となりし人々妖花を枯らし死者を黄泉に返す
子孫は必ず面と血色の装束をまとい抗うべし
リ88超常現象特集番組 ゾンビの正体とは?
元は怪物ではなく思考を奪われ奴隷とされた人間(ゾンビパウダーを生者に与え仮死状態とし、思考を鈍らせた状態で農園等で奴隷のように働かせる)
ゾンビパウダーにはフグ毒の成分テトロドトキシン
ゾンビに似た現象は自然界にも
人間界にも無いとは言い切れない
ギニアワーム
人間が狂い出す、死体が動き出す、悪魔がはびこる。こうした記述はあらゆる宗教文献で散見されるが、これは当時の常識で解明できなかった自然現象であり、今改めて向き合えば解明も可能。すべての事象には必ず、原因と理由がある。

ポイントの都合で今までスルーしていたリファレンスの回収
裏リ2荒田集落調査結果報告 薬の調査 江戸に住んでいた娘は存命 薬の原料は荒田集落固有の桜 意外なほど協力的、なにか目的があるのか?
リ53妖魔の声、聞こゆ者たち 1561年
織田軍兵を仕留めたものの中に妖魔の声を聞くものが現れた。妖魔が危険を訴え命の危険を回避できた。
リ68儀之助の日記① 1560年
新村儀之助の日記 薬で天下統一の手助け(荒田集落を戦乱に巻き込ませたくない、平和が一番)、儀之助は日本人?ポルトガル人?南蛮から来た宣教者?
時代は違うが美冬の供養エピソードに関係あり?
リ69強き女 1599年
荒田集落の民ほとんどが女、女にも強くなってもらう、糸姫山(リ87)にこもり強さを身につけるべき
リ89献上の品 1866年
江戸幕府将軍徳川家茂へ、荒田集落代表新村晃から薬の献上


詫言編 美冬視点
幼き日の美冬と茜、一緒に蝶々を追いかけ、星を見る。
リ90外崎津花の日記 美冬の母は出産時に亡くなった、そんな可哀想な境遇を思い、また茜と会いに来ることを誓う
リ91前世の罪 美冬の父の葬儀、両親が死に、これから先家族ができてもすぐ死別してしまうのではないか、これは前世の罪?
→父の葬儀から数カ月後のある日 茜とプリマベラで好きなタイプの話、美冬もコーヒーと辛い物が苦手、美冬のイメチェン→服屋、意外と露出の多い服が似合う→それからモテるように、ちなみに美冬の名字は金井→茜が美冬に男を斡旋することに(合コン)
→合コン当日 美冬、良治の同僚の栄一郎と初対面、お互い緊張してしどろもどろなコミュニケーション、しかしその中にも共通点が見られ、実は似た者同士で気は合うのかも。美冬はアルコールに強い。
→栄一郎が酩酊状態なので美冬が介抱、栄一郎には双子の兄がいる、見た目は同じだが性格は真逆でいつも自信に溢れている兄に憧れ(美冬の憧れは自分と性格が真逆な茜)、お互い似た者同士で楽しいことも悲しいことも分かち合えるかも…。
→悪質なナンパ、栄一郎が弱虫ながらも機転を利かせて窮地を脱する。栄一郎を見ているとまるで鏡を見ているよう、美冬は栄一郎に惹かれていく。
リ92カンニングペーパー 茜が作成
リ93寂しい見送り 栄一郎視点 大魔女様が見送り、会話中にサクラの名前
→茜、美冬で寝込んだ栄一郎に会いにいく→美冬、栄一郎に料理(お好み焼き)を振る舞う→一緒に散歩(栄一郎は昔の怪我か何かで片足を引きずっている)→プリマベラでお茶
リ94珍しいお客様 美冬と栄一郎に対する接客の裏側、五島姉の前の看板娘?
→出会った次の日にまさかのプロポーズされる、非常識かもしれないけどOK、私は極端みたいだから(極端…)
→昨日のことを茜に報告(栄一郎の実家である荒田集落へ行く、そこの風習で一年間嫁入り前試験)
→荒田集落へ→花嫁修業とはかけ離れた危険の伴うテスト 獣を狩る技術の応用で殺人?
リ95山籠目録
山籠で見たもの他言すべからず
一人で生き残れ
銃器、機械の使用を禁ず
糸姫山より逃げるべからず
山籠の前に十分な訓練を受けよ
命落とすことなかれ
硫黄の湯を活用せよ
人に会うべからず
無駄に獣狩るべからず
糸姫山の異変を感じたらすぐに下山し皆に知らせよ
(山籠り中は冠婚葬祭に参加できない、冠婚葬祭を重要視する荒田集落において山籠りは冠婚葬祭よりも重要?)
→一年後 茜と再開→しばらくして結婚(茜も)→同じ時期に身籠る
リ96心からのサービス デラックスアフタヌーンティーセット
→美冬死産、さらに二度と妊娠できない状態に→茜が妊娠している子を養子にしないかという提案を茜から受ける
リ97幸せの切り口 古郡夫妻の会話 この子を養子に…
→栄一郎、美冬を励ますために焼き芋屋へ連れて行く(焼き芋屋「うちの畑で作った芋だよ。まあ、畑は大家さんから借りてるけどね。それでも、丹精込めて作った芋を喜んでもらえると嬉しいよ」→栄一郎養子に賛成、美冬養子に前向きに)
→春花となつみは血を分けた年子の姉妹。このことは二人が成人するまで秘密。
→転落事故当時 良治視点→なつみの風船を取るために栄一郎が木に登り、なんとか風船を手に取ったところでアポカリプティックサウンド、栄一郎が落下し柵に刺さり死亡。なつみは栄一郎の血しぶきを全身に浴びる。→なつみが良治を突き飛ばすと先程まで良治が居た場所に木が落ちてくる。このタイミングで危険予知習得?
→栄一郎と美冬と良治救急車(なつみ「その救急車危ないよ」)→救急車が交通事故→美冬、なつみは魔女と主張→美冬、元木町から引っ越し
この事件が数年後に起こる事件のきっかけ
リ98事故の目撃者 五島桃子
→2年後、良治視点→なつみの危険予知は絶好調!(なつみは15分以上風に当たると体調を崩す)
リ99事故顛末書
→美冬から手紙、茜は手紙について一人で考える、良治はなつみとザッハへ
リ100ファミリーレストランオープンのお知らせ
→なつみ、ロシアンたこ焼き注文、稀代の賭博師ここに誕生!まさかのロリ五島も参戦!!
リ101よくかけたおともだちのえ 五島視点
敗者は良治か…
→手紙の内容を確認(春花が学校でいじめられている、代理殺人の勧誘、手紙には消印がない)→明日女ヶ沢市へ
→なつみ(予知で自分も連れてけ)も連れて美冬のもとへ
リ102賃貸物件紹介 美冬と春花の家
→美冬から作戦の説明(まあ大方の予想通り、能面や赤装束は正体を隠すため、注射器はドーピング薬、筋肉制御のリミッターを外して火事場の馬鹿力を自在に起こす薬)
荒田集落は800年以上前源平の戦いから逃れてきた人々によって造られた村。宣教師など当時の社会不適合者が集まった。閉鎖的であるが仲間として認められれば、どんな手を使ってでも仲間を守る。過去荒田集落に攻め入ってきた敵を追い返すうちに対抗力を身につけていった。能面や赤装束は荒田集落の戦いの正装。
荒田集落の総意としては掟の件もあり、美冬に手を貸すことはできない。戦いの正装は内通者によるもの?
美冬は未だになつみを魔女だと思っている。栄一郎が落下した時の不自然な軌道、アポカリプティックサウンド、予知が根拠。
古郡家に手紙を届けたのは内通者
→翌朝 美冬の性格、バカではない、極端、根は甘えん坊、純朴で素直、これらが悪い形で絡み合っていじめっ子を殺すという悪い選択をしてしまっている。そう考えた上で取るべき行動は今日は何もしないこと。犯罪の上で成り立った幸せは続かない。いつか破綻し同じことを繰り返す。今日ここで断ち切る。
→暇だから動物園へ(ロリ五島と再開、なつみ、お揃いのストラップを買うも渡せず)→昼食→ロープウェイ
リ103もうやめよう 美冬視点 パチンコ屋前で茜に会う なつみのギャンブラー気質は遺伝か…
→なつみ「おばちゃん(美冬)の邪魔したらダメだよ」予知
リ104義母の小言 美冬視点 死産の子の名前はあやか、後からつけた。会話中に夏菜、茅萱の名。もし美冬が追い詰められたら義母は掟を破っても集落に住まわせてくれる腹づもり。美冬「もう手遅れなの」(もう古郡夫妻が殺人を実行する時間…)

裏リ3薬の使用方法における比較
薬の呼称は薬品D 液化注射が実用的
裏リ4薬品Dの投与実験における試験報告
全力を出すと普通に死亡するか重症。力を出しすぎないようにとの指示が必要。
裏リ5薬品Dによる副作用
薬品の実験に立ち会った係員の中に幻聴や幻覚があると訴えるものがいる。自身に降りかかる危険や他人の死相が見える。薬品はただの筋力増強剤ではない。予知能力を得るものの中には片目の虹彩が緑色になるものもいるそう。

→結局古郡夫妻は計画を実行せず(手紙を入れたのは美冬自身と判明)
リ105まほうとまじゅつのせかい 呪いの手法
→計画に従わなかった古郡夫妻にキレて、頭沸いた美冬、暴走して春花を殺害、茜も殺害、良治肺を潰される、なつみだけ生存(あっち(死後)の世界に来てほしくないから殺さなかった)→美冬家に火をつける(体内の薬は高温で証拠隠滅できる)→結局なつみだけ生存、他の二人は焼死
リ106女ヶ沢新聞③

呪殺編
裏ルート:証明 美冬視点 二家族殺害・放火事件の顛末
美冬は死んだふりをしていた。なつみは春花の父である栄一郎を殺した憎いやつのはずなのに、なんで春花はなつみを大切に思っているの?美冬、春花に対して罪悪感を抱く。そして止めどなく流れる思考の果てに、自分の幸せを壊していたのは自分であることに気づく。さらに茜も良治も美冬のことを助けようと歩み寄ってくれていたことに今更気づく。その後火をつけたり、五島に水を含んだ毛布をかけたり、紙人形をセットしたり…

詫言編 新ルート1
逆撫で 分岐:暴走した美冬の邪魔をしない
→なつみに振り下ろされようとしていたハンマーが捉えたのは、なつみを庇おうとした春花→死にはしなかったが入院→なつみが栄一郎の死の原因を知ってしまう→なつみ、美冬に詫言を伝える→美冬と春花お互いに吐露→美冬改心、もう一度幸せをつかみたい!→元木町へ戻る→平和な日々(美冬の格好や口調が変化)→2020年四月七日、なつみと春花と美冬で荒田集落へ行く(栄一郎の十三回忌。なつみが行くこと、古郡夫妻が行かないことは、なつみの危険予知)
女ヶ沢市で人を殺していた方がまだマシだったなんてこと…

詫言編 新ルート2
凍える親子 分岐:女ヶ沢になつみを連れて行かない
女ヶ沢市事件から、なぜ今回の事件が起きたか
リ109無口な孫
→古郡夫妻、計画通り殺人を実行
リ110子に向ける顔 人殺しは気分が悪い 子供を殺した手でなつみを可愛がるなんて…

明徴編へ移行
人を殺した弱みを握られ、その後も事件を起こす→美冬から盗聴器を仕込んだ携帯電話を作成しプレゼントするよう依頼される(盗聴器は春花だけ)
春花の携帯のバッテリーの古さや、何の意味もない絶縁体(仕様より10グラム上乗せ)は天才少女五島に気づいてもらうため良治が狙って細工したもの。
→もう美冬に加担することはできない→春花をつれて元木町から逃げるしかない(そのためには春花の心を美冬から離さなければならない←携帯に盗聴器が仕込まれていると知ったら失望するはず、盗聴されていることをバレやすくしたのはこれを狙った罠)
→美冬と交渉(春花を返して)→決裂→美冬が今回起こす事件について思索を巡らす(春花の食あたりは美冬のせい、この時期呪いに必要な吐瀉物出せるように? ターゲットは古郡家)→美冬視点で皮剥ぎ事件の真相
リ107戦いの装 1210年 装や戦闘技術を身につけるに至った理由、集落を守るため


死月編(詫言編の延長、女ヶ沢市事件がそもそも起きず、古郡家と美冬が完全に和解している) 2020年四月七日 なつみ視点
→新入生代表挨拶五島 自分の言葉で…
リ113現役女教師の、生々しいブログ うちのクラスに天才少女が…
→明日は栄一郎の十三回忌、荒田集落へ行く準備(重箱の弁当と酒)
リ114手土産のレシート 何というか…平和。
→行ってきまーす!→メンバーは、なつみ、春花、五島→電車(意外とみんな観光気分?五島がついてきた理由?みんなお揃いのストラップ、詫言編でロリなつみが買ったやつ、なつみは四月病を克服している)
リ115飯沢県まるごとガイドブック 地図の空白部分、荒田は豊岳あたり?付近に国有地があります、荒田=国有地?
リ116夜桜にあうものは? 五島曰く花火
→電車内に春花の知り合い(チガ姉、春花の従姉、新村茅萱、青と緑のオッドアイ、顔は色白で外国人のよう)
→電車を降りる、荒田集落は先祖に外国人が多い(宣教師?)→法要の準備の為先に集落を訪れていた美冬と合流、駅の近くにある物置、なつみ「あの物置って集落の人が使ってるの?」美冬「…どうかしらねー。駅の整備用の道具でもあるんじゃないかしらねー!」知っていて隠している?→車内(チガ姉は酒乱の残念美人、美冬は運転すると性格変わるタイプ)
リ117新村茅萱の履歴書 字が汚い、やるべきことは福祉(荒田の精神?)、特技は狩りとパルクールて…
→新村本家到着、御神木に並ぶ、それ以上の桜、ここで二泊三日。陸の孤島、荒田集落。→なつみ、栄一郎の幻影?を目撃。→春花「ばあちゃんにあっても絶対に変な声を出すなよ」→コスプレババア(春花に自分のモノマネを練習させていたのには何か理由が?)→なつみ夕飯ができるまでの間庭へ→「なつみちゃん」なつみを呼ぶ女の声、栄一郎の幻影?をまた目撃→幸太郎登場、栄一郎の幻影?の正体は栄一郎の双子の兄幸太郎(?)、夏菜登場、さっきの女の人の声は夏菜(?)、夏菜(オッドアイ)
→なつみ「ところで夏菜ちゃんはどこから現れたの?」春花「桜の木から飛び降りたんじゃね、そのくらい荒田に住んでればなんてことない」
こんな高い木から飛び降りたってこと…?
なんだろう…この違和感…
夏菜ちゃんが高い桜の木から飛び降りたのはいいとしても…
それが荒田集落と世間は決定的に違う、異世界と認識させた。
私達とは住む世界が違う。
なつみ、危険予知とは違うが新村家の桜から荒田と世間の決定的な違いを感じる。
夕飯前自由時間、幸太郎の妻は十年前に事故死、茅萱と夏菜は触診で五島の胸のサイズとカップ数当て、俺も五島のおっぱい触りたい…
→夕飯、荒田の名水『魔女』で作った秘蔵焼酎『死神』やべーの作ってる。高校生組は流石に飲まない。荒田の食材、大ウシガエル!?シニガミトカゲ!?トリカブト!?!?食ってみると美味い。
リ118五島のライバル 茅萱は五島よりも大食い…?
→エリカ、五島のコスプレ(ツインテver)で登場、ババアとロリという対極の存在を一つにした本当の意味でロリババア、まさに地獄絵図。
五島とチガ姉(老け顔と貧乳を気にしている)の言い争いに発展→なんだかんだでチーム戦へ
→なつみとチガ姉  美冬とエリカ 五島と春花
夏菜は観戦
怪談で勝負!紙人形に名前を書いて、引かれた人から順番に 昔宣教師が伝えた遊びらしい、法要の近くにやると話した内容が実際に降りかかるなんて話が…
リ119歓迎の準備 五島のモノマネしてやる!ちょっとでも楽しい気持ちになってもらわないとね…
→トイレで夏菜に脅かされる。この家の天井は簡単に外せるらしい?
リ120ドッキリ歓迎計画 夏菜の計画
→怪談スタート
エリカ(自分は外部から嫁いできた、よそ者に厳しい荒田からの試練を受ける(美冬も受けたやつ)、さらに当時は荒田の敵になる人を殺して証拠隠滅する試練もあった、エリカは結局対象を殺すことができなかったが対象が殺されたことが報道され試練を通過する、自分は殺していないことを大魔女に正直に打ち明けるが、相手にされず逆に褒められる、この時に試練の目的は荒田集落の秘密を共有させることだと気づく、エリカが対象を殺そうが殺さなかろうが荒田の誰かが殺していた、この試練はもうないが、今でも荒田には自分たちを脅かすものは排除するという、はみ出し者ゆえの恐怖心と闘争心がある)
リ121飯沢新聞 エリカの話した試練 逮捕されたのは敷島伸浩
リ108翠眼の獣 1510年 翠眼の熊に村が襲われた、小熊でも容赦なく殺そう
五島(姉には霊感がある?)
春花(助けたい人がいるなら、まずは大好きな友達を助けなさい。そうすれば、きっと、あなたのお母さんも助かるでしょう、という夢。その翌日なつみが隣にいた。←女ヶ沢市の話(詫言編))
リ122新村春花の自己紹介 馴染めそう!
美冬(駅で人身事故)
リ123オカルト雑誌M 元木町に突然現れた桜=御神木の調査を行った者が皆頭を砕かれて死亡した
なつみ(モトキザクラ様、タレサロ・コニラク・サハン・イウユ・キンケ)
リ124オカルト雑誌M モトキザクラ様 落ちるところに闇あり
リ111新しき仲間 1562年 新村つる 荒田への移住者を試せ 厳しい試練に耐えられる者でなければ仲間とは認められない

チガ姉(東京で占い師に占ってもらった、決して安易な選択をしないこと、お嬢さんの身近には嘘を言う人間がいる、巧妙な心理操作でお嬢さんや周りを騙す人がね…、もしかしたら命に関わるかもしれない。死の隣人)
→怪談終わり、勝者なし→五島が持ってきた花火をする(エリカ「22時までには終わらせなさい」)→最近この桜の木も元気がない、エリカの怪談話の意図(この村を変えたい、仲間を助けるためなら人殺しでもする、それは間違っている、本当に助けたいならその仲間が望むものを探し出してあげるべき、自分が長であっても水面下で何が起こっているかはわからない、薬の製造はもうとっくにやめた、けれどまだ使われているのではないか、思い当たるところがある、不穏な動きがある?、この集落には十年前からおかしなことがある、呪いを信じるか?、呪いなんてない、きっと誰かが裏で手を引いている、今から大事な用事があるからなつみも付き合ってくれ。
→22時になった、茅萱「今夜魔女になるの。魔女はいわゆる集落の神官みたいなもの」、エリカ「なつみに付き合ってと言ったのは、その継承の儀を見学してもらいたいから」、茅萱「荒田集落では母親をなくした成人女性は、次に催される法要の前日に魔女になる儀式をする。母は生前魔女の一人だった。だから今夜は私が母から魔女を引き継ぐの。」、なつみに見せたい理由は呪いが関係している?
儀式は母親の墓の前で行う、茅萱、エリカ、見届人はそれぞれ別の道を通って墓に行く、エリカが死神をひきつけ(まだ魔女でない人を死神から守る)、茅萱は儀式上に穢を持ち込まないために一人で行く。死神は今回の場合茅萱の母、荒田では死んだ人のことを死神と言う、死んでしまったから生きている人を連れて行こうとする。儀式にはお酒が必要(だから茅萱は飲んだ、既にアルコールは抜けているようだが…)
→道中、桜の木がなぜ新村家の一本しかないの(戦時中に国が持っていった、薬のため、詳しくはリファレンス)、幸太郎の奥さんはサクラ(誰かに殺された、崖から落ちた+首を切り落とされていた、第一発見者は幸太郎、崖の上に血はなかった=突き落とされてから首を切られた、集落の人間全員にアリバイがあった、目撃情報ではサクラが泣きながらどこかへ走っていったとのこと、不可解すぎるため呪いなのではないか)→能面をつけた二人到着、携帯はマナーモードにしとけ、儀式の始まり→ポルトガル語で、ようこそ、新しい魔女、死んだ魔女を破壊しよう→茅萱が墓石をハンマーで破壊→儀式終了
→エリカにサクラの話をお願いする(もともと話そうと思っていたらしい、なつみたちにも)→春花によるサクラの話の続き(サクラはオッドアイではないが、外国人のような面立ち、荒田の桜も散った時期2010年四月十七日に死亡、過去回想→サクラは体調を崩していた、四月病?、美冬とエリカが二階で話している→サクラが様子を見に行く→様子が変なサクラを春花が目撃「ごめんなさい、私はもうダメ、死をもって償うしかないの、掟を破ったから」→どこかへ走り出す→幸太郎が集落中の人間を集める(いなかったのは美冬、エリカ、茅萱、夏菜(赤ん坊))他は全員いた→木が邪魔になるかもだから鉈を持って捜索するように→斬首された死体発見、斬首は他殺であることのアピール?)
辞典 荒田地区 墓地広場
土葬されているため掘り起こせば人骨が見つかるはずが見つからない、ここにはなぜか樹木が生えない
リ125献花 幸太郎視点??誰への献花?サクラ?
そこに誰かが現れる、復活したサクラ?
→五島「風土病とかあります?」エリカ「あるよ」→住人名簿(みんな四月に死んでいる、死因は呪殺、荒田の隠語で他殺のこと、荒田集落では2011年から毎年一人ずつ殺されている、サクラはなぜか事故死判定)
→なぜ他殺と言い切れる?→頭が砕かれていたから、恐らくハンマー+ドーピング
→エリカは今年の呪殺を防ぎたい→美冬登場「この一連の呪殺は私のせい」(女ヶ沢市で起ころうとしていた事件の概要を説明、あの時の協力者はサクラ、直接物資を渡されたわけではない、サクラが死んだ日に美冬とエリカが話していたのはサクラから物資をもらったがサクラを罰しないでくれという嘆願、エリカは許した、しかしエリカが許したところまで話を聞かなかったサクラは美冬に掟を破ったことを密告され罰されると思っておかしくなった、だから私のせい、女ヶ沢市事件が起きていれば美冬が改心してエリカに嘆願することもないため、サクラの死もない?)
→自殺する風土病というのは?→サクラが死ぬ以前、この集落の人々は栄一郎を除き全員自殺している、自殺したのは75歳以上の老人で全員四月に、それよりさらに前を見ると自殺と病死が混じっている→50〜70年前から自殺が目立ってきている、理由は謎、1950〜1970の間に一体何があったのか?エリカが集落に嫁いできた時には既に死因は自殺で埋め尽くされていた。
リ126親父の死 1986年四月十日 自殺 犯行時間やアリバイ的に自殺と考えられる
リ住人の生没記録 
→五島(75歳以上になったら自殺するのではなく2009年までに75歳を過ぎた人は自殺しなければならない?、2009年−75歳=1934年太平洋戦争が起こる前のあたりで何か?、エリカの3代前の大魔女である新村桔梗だけ四月に死んでいない)
サクラの謎の死
十年間続く謎の他殺
十年前まで60年間続いてきた老人の自殺
十年前に起きようとしていた女ヶ沢市事件
→五島(犯人には必ず目的があるというのが前提、殺すのが目的ではない。殺すことで法則を作る、その先にあるものが目的?、犯人は天才少女と呼ばれる五島よりもずっと頭が働く、恐ろしく頭の良い犯人、五島をもってしても犯人の目的が理解できない、手詰まり)呪いの存在を信じさせたい?
リ128寄合 荒田の住人たちが物騒なことを画策している
→集落の参謀である幸太郎を助っ人に迎える、幸太郎曰く、物語には起承転結がある、今回の事件にも、今回の事件に限って重要なのは起承転結の起、今回の事件は起を確定させるのが難しい、どこからが始まりかわからない。
→幸太郎がサクラを発見した時の話(崖の上、掟を破ったから許されない!、幸太郎説得を試みる、サクラは突然倒れまるで崖の向こうにいる見えないなにかに引き寄せられるように落ちていった、崖の下に行くまでに5分、辿り着いたときにはサクラは斬首されていた)
→幸太郎「なつみちゃんは四月病って知ってるよね?」→サクラは四月病だった、サクラは崖の上から飛ぶ勇気がなく、四月病の発作を利用して死のうと思ったのでは

1942年 桔梗死亡 二月に

1949年 ここまで死因は病死等
1950年 この時期に自殺が始まる

1970年 完全に自殺に切り替わる
~    新村エリカ嫁入り
2008年 新村栄一郎死亡
2009年 最後の自殺
2010年 サクラ殺害? 女ヶ沢市事案
2011年 毎年一人ずつ

2019年  呪 殺
2020年  現 在

桔梗を除き四月に死亡
サクラの不自然な遺体

→75歳を過ぎたら自殺すると分かっているのなら、なぜ止めようとしなかったのか→幸太郎は何かを隠している?
→五島が幸太郎に質問、サクラさんは本当に死んでいるのか?→確かに死んでいる、言い方に疑問を抱くなつみ→直後負傷した夏菜乱入「チガ姉が裏切った」、茅萱登場して鉈を振り下ろそうとする(相手は夏菜?)が、先に後ろから鉈を振り下ろされ死亡、能面集団登場、全員能面に殺害される。なつみは「呪いを持ち込む魔女」?

死月編新ルート1
もう一つの儀式 分岐:夏菜が儀式に参加する
参加者 エリカ、茅萱、夏菜、元木町3人
→儀式場へ向かう道中→夏菜が秘密基地へ行こうと提案→秘密基地へ、秘密基地は穴、サクラから茅萱へ茅萱から夏菜へ受け継がれてきたものらしい、きっとサクラも前の人から受け継いだのではないか、サクラは女神様のような人だった
リ129荒田集落の簡易年表 栄一郎が死んだのも関係している?
リ130迷宮入りの予感 たぶん新ルート入る前の話(回収するの忘れてたリファレンス)
伊勢大二郎視点 古郡夫妻も行方不明、法要行った組は襲撃されて死亡だから行方不明、古郡夫妻は法要組が電車に乗ったあと時間をずらして電車に乗り込んだ。隠れてついていった?自動車があるのに電車で向かった理由?
リ131目無し娘 1610年 彼女は女神として祭ることになった。彼女は自らの目をえぐり出し、最後は目に手を突っ込み絶命した。まるで何かに抗っているようだった。以前、儀之助から教わった方法で彼女の遺体を長時間保存することとなったが、もしかするとあれが死神に取り憑かれたということなのか?
リ132ギシンアンキ 2020年1月1日、秘密基地にて、茅萱は幸太郎を疑っている、呪殺は疑心暗鬼によるもの?
リ112妖魔住まう山 1598年 妖魔は人間の姿をしていながら手足がなく、腹から臓物を垂れ流してもなお生きている。そして人間とは思えぬ動きで互いに殺し合う。さらに人語を操る。大殿は鬼神の力を失いもう気力がない。大殿は薬を使っていた側?妖魔とは何者?

→秘密基地から出て儀式場へ向かう→儀式終わり→夏菜が茅萱に甘えるので、帰りはみんな一緒に→帰宅中、荒田で起こる呪殺について説明される→帰宅、住人の生没表も確認、10年前の女ヶ沢市事案からもヒントが欲しいため、なつみたちにも協力を要請(荒田に招いた目的)ここまでで前のルートと同じ情報が出揃う。
→みんなで推理(茅萱「帰省するたびに村の雰囲気が悪い」、疑心暗鬼になっているから、事件が起き幸太郎は真っ先に疑われたが、他の住人に自分を監視させることで容疑を外させた(幸太郎に完全なアリバイがある時に事件が起きた)、茅萱が犯人なのでは?事件の時だけ東京から戻ってくればいい、東京から荒田までの距離を一日で移動するのは物理的にキツイ上に茅萱はコンパなどで人との接触が多いためアリバイがある、そもそも最初の呪殺が起きたのは茅萱が11歳の時、子供にはキツイ?それともあの身体能力があれば…。エリカは警察を呼ぼうか迷っている、住人の中には事件を呪いだと信じていて、警察を呼ぶと全員祟られて呪殺されるのではないかと怯えている者がいるため)
リ133無実の証拠 自分を監視させる幸太郎、自身の無実を証明するための作戦だが、無実を証明するためには自分が監視されている状況で誰かが死ななければならない、住人を見殺しにしているようなもの、一年目ならまだしも三年間監視をつけてもらうのは幸太郎にしては短絡的な判断。幸太郎なら一年目で無実を証明して、その後は解決に動きそうなものだが…
常に誰かといることで自分が殺されないようにするため?それとも…
→なつみ(これが人間による仕業だとしたら荒田集落の人間の心理を熟知している、呪いと思い込ませること、荒田に留まらせること(一人はみんなのためにみんなは一人のために)、警察に届けないこと、これらが呪殺事件を成立させている)
→2009年から75歳以上の人はいない、最年長は71歳のエリカ→なぜ75歳以上の人が自殺するのを止めなかった?→エリカ「先代の大魔女から自分で命を絶つ人を止めてはいけないと言われているから、自殺する者には自殺するだけの理由がある」→桔梗さんが死んでから呪殺事件があった、被害者は桔梗の家族、桔梗は他の住人と違い四月ではなく二月に死んだ、そのため部外者だとみなされ当時の集落の人間に家族が呪殺された。さらに桔梗達は住民簿からも消されている。荒田にとって四月に死なないことは驚異的な事?四月に死ぬことが荒田の人間であることの証明?ここではっきりと(遥か昔のことなのに)呪殺があったと言われているということは、桔梗以外の人達は本当に四月に自然死しているということ。
→五島、自殺が多発する理由(自殺した人たちは恐らく桔梗が四月に死ななかった理由を知っていた。それでもし、自分自身が四月に死ぬ条件を満たしていなかったとしたら家族が呪殺されてしまう、だから四月に自殺している)穴、今生存している住人が自殺の理由を知らないのはおかしい
以上は推論であるため本当のところは不明。五島が言うには自殺はミスリード、呪殺事件はそれに合わせているだけ。本当に無関係なのか?
リ134次世代の長 先代からの教え 自殺者を止めるな、死者黄泉出で尋常ならざる…(今までに出てきたリファレンスのやつ)、「死神は、アバドンに従いし4人の御使い。アバドンは硫黄の火山から現れる。大魔女がすべきこと、それはアバドンと4人の御使いを封印し続けること」
→続き、なつみ「荒田集落を無くしたいのでは?このまま人が死んでいけば誰もいなくなるし」→やるならもっと良いやり方がありそう、犯人は頭が良いし心理誘導が上手いから→女ヶ沢市事案に関係あるかもしれないなら、なつみの両親に聞いてみよう→なつみ両親に電話→(もしかして盗聴されてる?)女ヶ沢市事案解説、道具を送ったのは本当にサクラ→突然電話の向こうが騒がしい、両親殺される、「知花の仇…」「サクラをよくも…」という声→エリカが電話に出る→「大魔女様、呪殺事件の犯人を殺しました」
→五島「これではっきりしたことがありますね。察するに呪殺事件というのは互いを不審に思った住人同士の殺し合い…」→集落の見回りの結果ほとんどの住人がいなくなっている→美冬「なつみの両親が死んだのは私のせい、私が駅の前の資材倉庫に隠れるように指示したの…」家を飛び出す美冬
リ135大人になったんだから 城崎さん普通にいい人、リファレンス132の後
→春花視点 美冬を追いかける→見回りをしていた茅萱と合流し秘密基地へ→秘密基地で美冬発見
リ136美冬と茜の入学式 写真
→なぜ古郡夫妻が?美冬による事情説明(荒田へ来るようお願いしたのは美冬、10日前、なつみは古郡夫妻は法要に出席しないよう美冬にお願いした(この時美冬はいつもの危険予知とは少し違う印象を受ける)。参加メンバーはなつみの予知によるもの。しかし、美冬と古郡夫妻は親の立場から危険なところに子供を行かせたくないと考える、いくらなつみの予知とはいえ危険すぎる、なんとかサポートできないか、そこで美冬が駅の前の物置に隠れることを提案する、古郡夫妻側から様子がうかがえるように盗聴アプリを仕込む、もしもの時のために薬は古郡夫妻に渡した)
なぜ古郡夫妻が資材倉庫にいることがバレた?、なぜ古郡夫妻が呪殺事件の犯人だと断じた?
→茅萱と美冬は犯人を知っている、呪殺事件の首謀者は幸太郎、幸太郎を甘く見てはいけない、幸太郎ならみんなを思い通りに動かすことも難しくない、もともと儀式時に茅萱と美冬は入れ替わる予定だった(何かしらの作戦)、茅萱と夏菜は殺人の訓練をさせられていた→これを知った春花は茅萱を人殺しと罵り、なつみに伝えに行く
リ137喫茶店の領収書 3月25日に茅萱と美冬で計画について話し合った
→五島視点 仮説 犯人は幸太郎 恐らく未必の故意的な犯罪、集落内で人望があり頭が切れる、犯人像としては適格、巧妙な心理誘導などを用いて事件を起こしている、と、ここまで考えることも幸太郎の予想通り?
犯人は幸太郎 目的は古郡夫妻殺害だとすると…
→サクラが死んだ遠因とも言えるので動機はあるが、やり方が回りくどい、何年も前から呪殺事件を起こし住人たちを疑心暗鬼にさせ、簡単に殺人のトリガーを引かせるまで誘導、さらに今回の十三回忌で美冬が古郡夫妻に協力を頼むことすら誘導するのは不可能に近い、そして今の今までバレずに犯行を重ねている(住人の誘導も含めて)ことは予知でも使わなければ不可能→予知能力者?なつみもそうだ、予知能力の発現条件は?→この場合前提として幸太郎が予知能力を使える必要がある。
犯人は幸太郎 目的は古郡夫妻の殺害ではないとすると… その先にあるものは?
薬の奪取?そもそも古郡夫妻が薬を持っているのは美冬に託されたからで、美冬は女ヶ沢市事案の時にサクラにもらった、物資を送ったのは犯人?薬を送ったなら犯人は美冬に事件を起こしてほしかった?なぜ?殺害対象に恨みがあったから、協力は接点がないためなさそう、同情して…は流石にない。寝ている夏菜となつみを起こして情報をもらう
リ138仲直り リファレンス135の後 お酒ってすごいね
→五島視点 二人に話を聞きつつ推理、薬からアプローチ、隠れて薬を作っている、水面下でエリカに対抗している人たちがいる、荒田も一枚岩ではない、女ヶ沢市事案で薬を送ったのは薬の効果の実験?(見る人が見れば荒田集落の者の仕業だとバレるのに)能面や赤装束を送ったのは、それでも薬を使えばバレずに動けることの確認?
→夏菜と茅萱は鉈とハンマーの扱いに長けている、それは幸太郎に狩りは鉈とハンマーでするように言われ言うことを聞いた結果、他の人たちは狩りは銃で行う、夏菜と茅萱は殺人術を身につけさせられていた?幸太郎は二人を殺人に加担させたいのか?
→五島「夏菜ちゃんはサクラさんを殺した人が憎いのかな?」夏菜「もし犯人を見つけたら、絶対に殺す」
→一歩間違えば私達が殺されてしまう可能性もある→幸太郎は危険だ、サクラが首をはねられた理由は殺人事件に見せかけるため、ただの自殺を不可解にするため、荒田集落に不信感と怨念を撒き散らし、幸太郎が操作しやすいように住人を洗脳する、最初数年は自分で手を下し、幸太郎が監視されてからは、誰か一人にこっそりと「あいつが犯人」と理屈とともに告げればいい、もしかしたらなつみのような直感も使えて、ターゲットになったのは幸太郎が犯人だと気づいた者かもしれない→推理を夏菜に伝える→真実に気づいた五島やなつみを犯人は狙ってくるだろう、だから私が守る!夏菜戦闘モード!!
リ139姉の勇姿 鉈とハンマーを使って狩りをしろ、扱いに長け、呪殺の犯人を退治しろ、それって私達に人を殺せって言ってるの…?
→春花サイドと五島サイドが合流→みんな(なつみ、春花、五島、美冬、護衛の夏菜・茅萱)で荒田から逃げよう!幸太郎はどこにいるか不明、エリカはふもとを見張っている→順調すぎる…→ふもとで能面集団、先頭に幸太郎→幸太郎「なつみをこっちに寄越せ」なつみを狙っている?→拷問された古郡夫妻(まだ生きていた)を人質になつみを要求→さらに夏菜と茅萱が敵に回ったのは分が悪いと見たか、味方の能面にドローガ投入→ドローガの力に圧倒される→夏菜が寝返る→しかし演技だった。夏菜がドローガを奪い投入、裏切って敵を負傷させる→茅萱は敵に両断され死亡、夏菜が敵を引き付けているうちに逃げる、幸太郎はなつみに対して異常な執着「この魔女…御使は…絶対に逃さない」→エリカが現れ幸太郎の手をぶった切る!
→リ140唆す魔女 城崎視点 幸太郎を疑うが協力せざるを得ない(しなければ村八分にされる) 幸太郎が黒幕ではない?
→四月八日 五島視点  夏菜の最期
あの後幸太郎もその一味も死んだ。夏菜は瀕死の状態で急いで病院に運び緊急手術をした→しかし既に助かる見込みはなく最期の時を過ごす→夏菜死亡
→2020年8月1日 五島は無人となった荒田集落に来た、一人で、そして秘密基地へ
どうすれば惨劇を回避できたのだろう、全てを先回りして考える未知の能力を持つ幸太郎に対抗する手立てはあの状況ではなかった、チガ姉と美冬が幸太郎を疑った理由が気になる、鉈とハンマーでの狩りはさすがに根拠として弱すぎる、だから何か他に隠していたのではないか、その気になればチガ姉が真犯人であるという仮説すらたてられる、
全てのきっかけは女ヶ沢市で起ころうとしていた殺人事件、いや、なつみが四月病になったこと、いや、新村栄一郎に何かある、なつみの能力もそこに関係している、そしてサクラの能力も
→その時突如アポカリプティックサウンド→秘密基地から外に出ると木が全部枯れている→新村本家へ→そこにあったのは枯れていたはずの桜が花を咲かせている異常な光景、狂い咲き?背後に死んだはずのサクラ、もう大勢に囲まれていて逃げられない
END

リ141なくしもの 五島姉視点 2020年四月十三日 洗面所で出かける準備 なくなっているのは使い捨てで二つないと駄目なもの 一つしかない もしかしてあの子… 髪留め?五島がツインテにしてたから
リ142行方不明者情報 五島が行方不明
リ143辺境の村 1560年 ある足軽の日記、気絶していたところを荒田集落で介抱してもらった、なぜ気絶していたのか事情を話すと桃色の塊をくれた、これが織田家が今川家に勝つ切り札となる
辞典 五島絵梨奈行方不明事件 辞典の異常
心臓止まるかと思った

詫言編新ルート3
私が望んだ勇気 分岐:ロリなつみがロリ五島にストラップを渡す
→これにより死月編新ルートの条件が達成される

死月編新ルート2
春花の故郷 分岐:ストラップをいつもらったか(新しく携帯をもらった時だと五島が遅刻しない、昔なつみがプレゼントしておくと出発準備中に五島がしまってあったストラップを見つけつけるのに手間取り遅刻する、言い換えると五島が遅刻するかどうか)
→荒田へ向かうために駅へ、五島が遅刻するようだが待つ→五島到着、電車に乗る(この電車を逃すと今日中に荒田につけない=古郡夫妻がついてこれない)→電車内(ドローガはポルトガル語で麻薬とか薬の意、五島が遅刻した理由、携帯のストラップをつけていたから)
リ144記憶の隙間 遅刻した理由五島視点
→乗換駅で夏菜と遭遇、お使い中らしい、夏菜は荒田に向かうなら山を通って行ったほうが早いと主張するが、なつみたちは荷物もあるため断る。しかし、その時なつみの予知?が発動し栄一郎?に夏菜についていくよう言われる。
→なつみの直感に従い山を通って荒田集落へ→道中で雨が降り始め、岩の庇がある場所に避難、濡れてしまったので服を着替える→雨が止み茅萱が迎えに来る。
リ145寂しいお迎え 茅萱だけ美冬の車に乗って荒田へ、その後なつみたちを迎えに行く手はず、入れ替わり作戦はなし、なつみたちの到着が遅くなってしまうから、茅萱から呪殺事件について話しておいて
→茅萱と一緒に荒田へ→道中(サクラの直感の発動条件は暗くて狭い場所)→土砂崩れで進めないエリア、夏菜が集落に戻り応援を呼ぶことに→五島が沈丁花の花を見つける、花言葉は不死、不滅、永遠でサクラが好きだった花→夏菜を待つ間近くの小屋で休憩
リ146 17歳の乙女らしく! なつみのクリスマスプレゼント
リ147去年の成果 ババア(エリカ)のコスプレを見てめまいを起こしそうになる伊勢
→小屋でのやりとり(春花の着ているニットはなつみがクリスマスにプレゼントしたもの、なつみと茅萱が親友に(身体的コンプレックス仲間)、茅萱は夏からスウェーデンに留学する、茅萱が呪殺事件について元木町組に話す、五島「チガ姉はなんでそんなに詳しいの?」当時まだ幼かった茅萱が事件の詳細な部分まで把握している理由、美冬から聞いたから(夏菜と喧嘩したとき))
リ148二日酔いの朝 茅萱が幸太郎を疑う理由を美冬に話す 鉈とハンマーで狩りをさせていたから

裏リ6予知能力者の生成実験 危険予知を得るためには薬の使用者の血液に触れる必要がある。しかしそれだけではだめで他にもなにか条件があると見られる。

→山小屋内(茅萱による呪殺事件の説明と犯人の目星(幸太郎)、なつみは山に入ってから予知が使えない(桜がないから?)、予知の使えないなつみが荒田に来ることで何がどう変わるのか、五島の遅刻により古郡夫妻は荒田に来ない、入れ替わり作戦について(茅萱が儀式に参加するとその間自由に動けないため、幸太郎が行動(駅前の倉庫にいる古郡夫妻を殺す)を起こすかも知れない、それを防ぐために儀式は美冬と入れ代わり、茅萱は(幸太郎から犯人について言及されたら思考放棄で殺そうとする)夏菜をマークするという作戦)、五島「幸太郎を犯人にしたい何者かの意図を感じる」、幸太郎は本当に犯人?)
→なつみたちが救出される→バギーに乗って集落へ、なつみは城崎と、春花は美冬と、五島は幸太郎と(城崎に予知能力について話す、それは誰にも言ってはいけないと言われる、予知能力は昔に禁じられた魔女の力)
→新村本家に到着、情報交換(サクラの死から始まる呪殺事件で容疑者から外れる人物は夏菜(当時0歳)と茅萱(東京の大学から事件のたびに戻ってきて殺害は現実的ではない、やるならば何かしら理由をつけてもっと近い大学を選ぶのでは)、犯人候補は幸太郎、エリカ、城崎だが五島はこの中に犯人がいないのではないかと疑う、十年も解決できない事件なのに犯人にこんな簡単にたどり着くのは変→埒が明かないので良治に電話して話を聞く→女ヶ沢市事案で武器を送りつけたのは…、前のルートで判明したように薬の効果確認する実験のため)→夕飯が出来たので茅萱が迎えに来る、話し声が部屋の外まで聞こえていたらしい
リ149最良の判断 古郡夫妻が荒田集落には行かないと決意する
→夕飯(栄一郎の足が悪かったのは昔狩りの時に足の骨を折ってしまったため)→不毛な戦い…
リ150優しさの理由 昔サクラは栄一郎の方が好きだったみたい、それを影で見ている幸太郎
→夏菜、五島、エリカは不毛な戦いで狩りへ、なつみは桜のある場所に行きたいので城崎に車で連れて行ってもらう(美冬はメンタルブレイク、幸太郎は飲酒)

裏リ7予知能力者生成の条件 頭部粘膜(目やくちびる等)に薬使用者の血液が1ml以上接触する、制限時間は出血後10秒以内または血液温度が摂氏32度以上であること
予知の誘発条件 空気に桜の花粉が含まれていること、完全な密閉空間では無理だが、ほんの小さな隙間でもあれば可能、血液に触れた状況の再現、危険に遭うものを目や耳等、何らかの感覚で認識、
副作用 倦怠感、疲労感、めまい、吐き気、食欲不振
誘発条件に15分以上さらされると体調不良を起こす

→なつみ視点 城崎の元へ、俺が呪殺事件の犯人だったらどうするの?もし俺がおかしな行動を取ったらこのナイフで刺せ、ナイフを渡される→コンビニへ→近くにある桜の木で予知を発動させる(城崎は言葉には出さないが態度が協力的)、それぞれに電話し声を聞いて危険を探る、五島との電話で視覚で感じる超強力な危険予知、五島が危険!五島がいたのは例の秘密基地、そこに何かが隠されている?
リ151荒田の人間国宝 城崎が作る鉈は最高級品
→同時刻五島視点 夏菜と狩りへ、夏菜が既に疲れている五島に気を使って秘密基地で休ませる→秘密基地は上部に隙間があり月光が差す、さっき雨が降ったようだが降った雨はどこに消えたのだろう?どこか隙間があるのかな?、夏菜は呪殺事件の犯人がたとえ父親であっても殺す、それが夏菜の正義であり、集落への義であり、母への愛の形。→五島「人殺しはしないで」→夏菜、納得は行かないが了承する、姉妹のように仲の良い五島と夏菜、五島姉妹はなぜ仲違いしたのか…?
リ152突然の拒絶 五島姉妹の喧嘩の理由は?どこかへでかけた姉が帰宅してから微妙な仲になってしまった、どこへでかけていた?何があった?本人曰く不幸な用事だったらしい?
→なつみから電話、洞窟内は電波が悪い?一旦秘密基地から出て電話、なつみの危険予知によりすぐにその場から離れる

→なつみ視点 コンビニを出立、城崎と集落に帰る→五島に対する危険予知の内容を思い返す(最初に映ったのは秘密基地、次に栄一郎?幸太郎?のような男性一人、サクラさん?のような女性一人、おかしな煙が上がっている怪しげな壺、その後女性が血まみれになる。今回のは危険予知ではないかもしれない、秘密基地が危険な場所というより、過去に危険があった場所のような感覚)→城崎に危険予知の内容を、危険予知で知ったことは伏せて聞く(怪しい壺は法要の祭具でお焼香みたいなもの、参加者が壺の中に液体を入れる)→サクラの危険予知能力について聞くとバギーを止め駅前の倉庫へ、城崎「お告げがあった、ここに呪殺の犯人が潜むと」そう言うとまたバギーに乗る、→お告げをしたのは魔女=サクラ、サクラはこの時期になると呪殺の犯人を教えてくれる、それを捧げる。つまり呪殺事件の真相とは、不信が不信を呼びそれを払拭するためにターゲットとなった人を殺すこと、集落のほとんどのひとが呪殺の犯人ということになる。城崎はこれはおかしいことだと気づいているためお告げをする魔女を殺したい→なつみ、自分も殺されるのではないかと考え錯乱、ナイフで城崎を脅す→城崎「これが呪殺事件の原因。隣人が隣人を信じられなくなる。目の前の人間が自分を殺すかもしれないとという被害妄想に取り憑かれ、何かきっかけさえあればその不安を払拭する行為、つまり先手を打とうとする。今まさに君がやろうとしていることだ」→なぜみんな呪殺事件の真相に気づいているのに止めないのか、真相について声を大にして言うと、犯人をかばっていることになり殺されるかもしれない、そうみんなが考えるから。→お告げの話は嘘、なつみに呪殺事件に巻き込まれた人たちの心理を身を持って味わわせるための。→なつみ「なぜ逃げない?」土着した住人にとっての荒田は死んでも守らないといけない場所→今ならなつみは逃げることができるが、鋼鉄メンタルで立ち向かう覚悟を決め荒田にもどる

→五島視点 新村本家に到着、夏菜が言うには人の気配はしなかったらしい、五島にしても誰かに狙われている兆候は感じなかった。→エリカと合流→儀式に参加するよう誘われるが、帰ってくるなつみが重要な情報を持っているからと参加を断る→なつみが帰ってくる

→なつみ視点 新村本家到着、ナイフは持っておく、→庭で能面と遭遇、なつみナイフを突きつける→茅萱だった→茅萱黙ってその場を去る、儀式の途中だから?→情報交換をする、その前に幸太郎の所在を確認、確実に部屋で寝ていることが確認できた→情報交換(お告げの嘘は嘘?本当にお告げはあって、お告げされるのが幸太郎?ならお告げをするのは魔女であるサクラになるが、サクラは既に死んでいる。可能性としては幸太郎になつみのような直感があるということ。なつみも死んだはずの栄一郎の声で予知を告げられているため可能性としてはあり。ここで問題なのが、幸太郎を監視した3年間の目的は桜の声を聞かせず、発言させないこと。それでも呪殺が続いているのはそもそもお告げがないからとも考えられる。単純に城崎だけがお告げは嘘だと思っている?犯人がわからない事件)
リ153五島のメモ なつみは予知能力があるのではなく、予知を受信する能力がある?だとすれば送信側が悪意を持った情報をなつみに伝えると非常に危険。なつみの予知に無条件で従う私達は追い詰められてしまうかも。

裏リ8第二世代のトラウマ 薬品を使用したものを第一世代、第一世代の血液に触れ予知能力を得た者を第二世代と呼称。第二世代のトラウマ(なつみで言うなら15分以上風に当たると気持ち悪くなる)は薬品のせいである。

→なつみ、エリカ、茅萱でお話→城崎から預かった桜の枝をもらう、城崎はなつみを信じることに決めたようだ、呪殺事件は全員が被害者で容疑者、真犯人はいない、呪殺をした犯人ですら、別の年に起こった犯人がわからない
→春花とお風呂へ(素人の五島に狩りをさせる…違和感、危険予知の男性は誰?女性は誰?明日朝一で秘密基地に行ってみよう)
リ154夫婦喧嘩 荒田に住む百合子と男性の夫婦が喧嘩、サクラが死んだのに警察に言わない幸太郎に不信感、百合子は警察に届けようとする
リ155おやすみ 城崎と幸太郎?の会話、なぜか執拗に予知能力の秘密を知りたくないかと話してくる幸太郎、それを受け流す城崎。幸太郎は明日呪殺が起きると発言。城崎は明日で呪殺が終わると発言。最後に城崎「君は誰だ?」
→朝一で秘密基地へ、五島は秘密基地の水はけが気になる、雨が降ったのに水溜りがないのがおかしい、地形からして水が貯まるはずだし、苔が生えていないことからすぐに水がはけると考えられる→ゴザの下が怪しい、何故か四隅を固定されているゴザ、ゴザは頻繁に取り替えられている?、間違いなくゴザの下に何かある→美冬登場
→美冬だけでなく茅萱も登場→ゴザの下には祭具があるらしく取りに来た(危険予知で見た壺)→ゴザを取る→梯子を降りる→地下空間へ、奥のスペースは昔落盤事故があったかで危険、奥には鉄格子の扉がある、鉄格子の扉の向こうには茶色い根、おそらく新村本家の桜の根、長い間をかけて岩を突き破った、五島が全体的に違和感を感じる、一応写真を撮っておく
リ156封石の位置 1730年 ヴェルジをここに封ずる、翠眼呪殺の元凶を永遠に葬るべし
リ157地下倉庫の写真 五島が撮った写真 ドローガを作るために採取していたのに綺麗な根、鉄格子の扉、違和感
→秘密基地から帰還→昨日風呂に入り損ねた五島とお風呂(予知で見た男性は栄一郎、幸太郎であるならサクラが血を浴びたことを知っているはず、危険予知で見た二人は恐らく中学時代、高校時代に血を浴びるほどの大怪我を栄一郎がしていたのなら良治がなにか言うはず。この出来事をみんな知らなかった=隠していた、魔女の能力自体は隠さなかったため、栄一郎の怪我の原因を隠したかった。なぜ足を折ったのか。地下空間で折ったため?(成人するまで入ってはいけない掟があるから)、五島の仮説、栄一郎はドローガを作っていたのではないか、昔から作られていたなら高度な設備は必要ないはず、作った理由、そもそも祭具をなぜ地下空間においているのか、桜の根があるのはそこで採取するため、女ヶ沢市事案でドローガを送ったのは?栄一郎がドローガを作ったのをきっかけに他の誰かが製法を知った、新村本家の桜に元気がないのはドローガを作るために根を取りすぎたから、鉄格子の扉の前には蜘蛛の巣がない=出入りがある、犯人は複数、サクラの首切り事件は幸太郎しか目撃していないという話なのでいくらでも嘘がつける、実は首切り事件の目撃者はもうひとりいたのではないか?サクラの首切の原因を知られてはまずいのが幸太郎ともうひとりの主犯格の唯一の共通認識で、口裏合わせをしていないが呪殺を実行している、息子が殺人をし井戸に死体を捨てて、実は母親が片付けていた話、これと同じように示し合わせたり口裏を合わせたりしなくても感情の部分で利害が一致し、言葉をかわさずとも呪殺を実行できたのではないか、だから話に矛盾がない、主犯格は共犯者の存在を知らないから)
リ158人生のゴール 茜に結婚報告をした後美冬と栄一郎、お年寄りが自殺するらしいから、やっぱり結婚はやめた方が… 美冬は前向きで気にしない、自殺者は荒田出身?別の所から来て荒田に住んだ人も?
→翌朝、法要の日。五島最初からクライマックスで幸太郎にドローガを知っているか吹っかける→幸太郎認める、自衛のためらしい、新村本家の家の蔵にドローガの製法について書かれた書物がある、戦後国から与えられたもので、桜を提供した見返り、五島「女ヶ沢市事案でドローガや武器を送ったのは誰だと思いますか?」押し黙る幸太郎… 問答終了
リ159特効薬 幸太郎視点 誰かが失神していてそのための特効薬が必要、特効薬となるのは法要の時に使う液体ファルシフィカソ

裏リ9薬品Dの含有物 第一世代の血液、第二世代の血液、そして薬品Dには胞子が含まれている。なぜ被子植物である桜の根を原料とする薬に胞子が含まれているのか。第二世代にもこの胞子が残留していることから、薬品Dに含まれる胞子こそが筋力増強や危険予知の原因になっていると考えられる。

裏リ10荒田桜の自生地について 荒田桜とソメイヨシノの違い 空気中及び根の部分に胞子が 荒田桜は桜ではなく桜に擬態した菌類やシダ植物であるという可能性 第一世代から第二世代が生まれるのは荒田桜による繁殖行為? この実験も荒田桜の繁殖に利用されているかも? 荒田桜は人間を含めた哺乳類に胞子を摂取させて筋力増強を得られるという魅力を提供し、代わりに体内に入り込んで繁殖を成し遂げる品種。

→能面を被り赤いコートを羽織る、法要出席の準備→道中 特に予知はなし、幸太郎の監視はザルだった?(五島が尋問口調で問い詰めたとき慣れていない感じがした、あまり厳しく監視されていなかったのでは?幸太郎が自ら監視をお願いしたから緩かった。)、幸太郎監視時の呪殺犯人は幸太郎に罪をなすりつけるつもりはなかった、なすりつけようと思えばなすりつけられたのに呪殺を行ったため
→十三回忌、フラスコに入った液体は?液体の匂いを嗅いでから調子が悪い、五島も。視界が歪み立つのもままならない、外で休む。城崎がアドバイスをくれる。あの液体の匂いを嗅いだらそうなってしまう、みんなは息を止めている、液体の名前はファルシフィカソ。→五島曰くファルシフィカソはポルトガル語で偽物という意味らしい、昔法要ではドローガを使っていたが禁止されたためドローガに似たファルシフィカソを使った?
リ160ファルシフィカソの生成法 どうやらファルシフィカソの生成過程でドローガができるよう
→法要に戻る、みんなでナイフをつきたて、最後に鉈とハンマーで赤装束と能面を破壊する、本当にこれが故人の供養なのだろうか 終了
→新村本家へ→なつみが赤装束を脱ぐ、ポケットに見覚えのない紙が、「スグニゲロ」と血で書かれている、入れるチャンスがあったのは城崎さん?

明徴編裏ルート
紙人形
→元木町事件が起きたルートでの茅萱視点、春花と美冬が十三回忌の法要を欠席、新村親子がいない状態で法要は進行し無事終了 茅萱とエリカの会話、結婚して集落外に生活基盤を置く場合、子供が16歳になるまではここで生活することは許されない(10年前茅萱に何かがあってそれを防ぐための掟、過去にも同じようなことがあったため掟となった、茅萱に何があった?集落で育っていない子供がいざこっちへ来たら茅萱のようになってしまうかもしれない。もしここで生まれた子供なら翠眼と分かった時点で殺せるけどね、もともとこの掟は16歳の前に緑の目を持つという言葉がつくらしい、翠眼は殺すという掟)

死月編
→続き 住人の不審が桜の枝を持っていたなつみに向いたのを察した城崎からのメッセージ、すぐに逃げることに→なつみ、エリカから大魔女の面をもらう→逃走開始→能面が襲いかかってくるが茅萱が撃退しながら進む→危険予知→事故を回避→集落へ逃げ戻る→秘密基地がベストプレイス、秘密基地へ→到着、美冬とエリカが外で防衛、他のメンツ+幸太郎は地下空間へ行くことになる、しかしなつみたちは幸太郎と同じ空間にいて危険はないのかと不安になる。→危険予知?赤文字(幸太郎カラー)で「おいで」
リ161回覧板 魔女であるなつみを捕獲しろという回覧 魔女を捕獲後、地下倉庫へ連れて行くこと(あれ、期せずして敵の目的通りに動いてしまっている、やばいな、まさかここまで犯人の掌の上か)
→地下空間へ、なつみ(荒田出身者の血を浴びて危険予知が身についた、さっき荒田の住人が茅萱に撃退されるという危険は予知できなかった、予知を働かせるためには個人を特定する必要がある、これと荒田独特の風習である能面と赤装束をまとって特定を不可能にさせ法要に出席することは無関係?)→鉄格子の扉の奥へ→幸太郎豹変、やはり敵だった、幸太郎が自白するも納得の行かない五島、幸太郎は誰かをかばっているのでは? ドローガを注射して無双開始する幸太郎、幸太郎は春花となつみが姉妹だと知っている、なつみは春花を庇って死亡?
→なつみ生死の境で栄一郎と再開、なつみのおかげで春花は救われた、幸太郎は栄一郎が押さえつけているらしい、栄一郎からのお願い兄貴を恨まないでほしい、兄貴にはああするしかなかった、兄貴は真相を知られるくらいなら人殺しにでも死刑囚にでもなるだろう。なつみ「つまり、私達は真相を知らないほうがいいってこと?」栄一郎「もし真相を知ってしまえばきっと誰一人幸せにはなれない。兄貴は自ら悪役を演じることによって、それを防ごうとしている。でももし、なつみが栄一郎の声を聞いてしまうと真相にたどり着いてしまうかもしれない。だからこれからは、もう、二度と僕の声が聞こえることはない」もう桜の季節になっても直感は働かない
もう一つの約束、ずっと春花のそばにいてやってくれ
栄一郎「後の人生は、僕の声に頼らなくても、なつみちゃんたちはずっと幸せな人生を送れるよ。真相さえ、知らなければね」

→四月八日14:00 病院 なつみはベッドの上 あの時何があったのか→なつみは攻撃されたが大魔女の面が防いでくれた、その一瞬で五島は扉の鍵を開け全員で逃走、幸太郎を閉じ込める→幸太郎がキレて扉を鉈で叩くが、天井崩落。落ちてきたのは桜の木!?(これが栄一郎?栄一郎が止めた?)幸太郎は下敷きになる。幸太郎「サクラこれはどういうことだ!お前裏切ったのか!俺はお前のためにずっと!くそ!化け物どもめ!」、幸太郎はなつみを殺すつもりはなかったため直前で攻撃を緩めた+能面でなつみは助かった
→夏菜登場、きっとサクラを殺したのは幸太郎じゃないよ、いつも幸太郎はサクラのお供えで沈丁花を摘む。五島の顔が一瞬曇る。
リ162姿なき記憶 幼い夏菜の記憶 茅萱?に抱かれ、茅萱は泣いている、たぶんサクラが死んだとき
→みんなで帰る→道の駅で古郡家、新村家、五島で記念写真!→クレジット→帰りの車中、五島は呪殺事件の真相が気になっている、美冬「もう呪殺は防げたからいいじゃない」←春花、お母さんの口ぶりはまるでこれ以上の推理をさせないようにわざと遮っているような…→五島「新村先輩…その目」→春花の片目が翠眼に…
リ163儀之助の日記② 1555年 儀之助がドローガを偶然生み出した 薬の効果を自分たちで試すことはできないから、誰か部外者に頼みたい、頼むなら日本の大名(織田) これが後のリファレンスにつながる


最後の声編
→なつみ視点 2020年5月3日
→なつみ、春花、古郡夫妻で一泊二日の旅行!五島は家族で女ヶ沢の遊園地へ、春花の目が変色した理由は未だに不明→旅館に到着
リ165飯沢大洋旅館 ホームページ
旅館の部屋→春花はまだ古郡夫妻への態度が定まらない、落ち着かないので館内を見て回る→なつみ、両親から女ヶ沢市事案について全てを教えてもらう→なつみも春花を追いかける→春花と合流、外を散歩→10年前の出来事、もしそんな間違いをしそうになったら絶対に止めてくれよな、人を踏み台にして築いた幸せなんて、そんなの絶対幸せなんかじゃない、いつかもっと悲惨な形で自分に返ってくる、本当に春花が望むもの、それを叶えてあげられることこそが、本当の親友であり家族だ→五島から電話、向こうも楽しそう→今度は五島と旅行に行こう、でも五島おっぱい大きいから一緒に温泉は嫌だな…。春花なら姉妹だし胸の心配はないな!→もし隠れ巨乳だったりしたら…

→春花視点 車の中で携帯を使って目の色を観察していたから酔ってしまった…→旅館到着
リ167身体のこと、色々と 目が変色した件で病院 一つ心配事が減りました 遅くなったけど やっぱ生理?
リ164失踪者たち 1599年 狂い始めた荒田住人、かの戦争で死んだ者たちの死体を掘り起こし寄り添う、ネクロフィリアじゃないけど死体を賛美しているよう、けどそれに関して以外は普通、それから一年後彼らが一斉に消えた、忽然と。周辺を調査すると見覚えのない桜の木が生えている、その木の根元には失踪した人々の服が、さらに人骨も、彼らは桜になってしまったのか?たった一夜で?
→古郡夫妻への態度が定まらず気まずい→旅館を見て回る→結婚式をしているところや宴会をしているところを見てこれからの自分たちの未来に思いを馳せる→五島に電話、無理やり接し方を変える必要はないとアドバイスをもらう→なつみと合流、外へ散歩に→なつみと語らう

→五島視点 私の中にいつからか誰かが入り込んでいる、真相を求めるなという警告と真相はそこにあるという啓示、五島は推理を続け真相に辿り着けそうなところまで来ている、そして確信したことは幸太郎は犯人ではないということ、しかしそれを証明するためにはあまりにも大きすぎる妄想が事実でなくてはならない、呪殺事件の犯人はあの人しかいない
→車の中、春花からの電話、アドバイスする、桃子から先輩への態度で注意を受ける→遊園地到着、春花に電話、人混みのせいで家族とはぐれるが桃子が助け出す→お姉ちゃんは何かやりたいアトラクションある?→桃子が適当に指を指したため超怖いお化け屋敷に二人で入ることに(両親は逃げた)→なんだかんだ仲良し?

→なつみ視点 時刻は21時 茜と春花が打ち解けて会話、その間になつみは風呂へ→客は一人しかいなくほぼ貸切状態、ひとしきりふざけたあとおばさんが入ってくる→おばさんは占い師らしい(茅萱の怪談の人?)なつみを占う、なつみは幸運、でもそれは数ある人生の分岐点から本当に奇跡的に得られた幸せ、仕事柄色々な事情で死に瀕している人が相談に来るが、今更占いではどうにもできない、できるのは悪くない人生だった。そう思えるよう、今できることを精一杯やってください、というアドバイスだけ。なつみは近い将来大切な人の中の一人を亡くす、もしかしたら今日明日にでも、おばさんはやはり茅萱の話に出てきた人、なつみが自分が忘れていることを相談する(夢で出てきた栄一郎)、なつみの顔を見るおばさん、茅萱となつみは何かが似ている、相容れない体質みたいな、忘れていることは茅萱と深く関係がある、なつみには2つの選択肢がある、真実を知り不幸になるか、真実から目を背け幸せになるか、さらに大切な人の中の一人が大切な何かを失う、それはなつみには助けられない、なつみの大切な人が大切なものを失い、生きる意味を失い、自分を失う、そして自分だけの世界に閉じこもり、永遠に出てこられない、そんな運命もある、その人にほんの少しの勇気があれば…そうすれば出てこられるかも知らないけど、そのためには勇気を与えて挙げられる人が必要だ、それは私達の世界とは違う世界の住人かもしれない、それほどに遠い存在→風呂からあがり部屋に戻る→春花に着信、美冬から、何か驚くようなこと
リ166この道、我、達人! 占い師のステラ優子

→春花視点 15時 なつみと家族風呂 おっぱいが…姉妹なのにこの差は何? 家族風呂に良治乱入、ファザコンななつみは気にしないが、春花が悲鳴を上げる、良治が逮捕されるという下らない妄想→夕食待ち→夕食後茜と春花で語らう、養子になった経緯等→美冬から電話、エリカが亡くなった…

→五島視点 22時30分 ホテルにて、春花から電話、エリカが死んだ→こうしちゃいられない!明日にでもなつみたちと落ち合い荒田に向かわなければ、車が必要だが両親はお酒を飲んでしまった、運転は桃子がしてく→車内、エリカの死因は心筋梗塞、桃子の吐き出したい話(5年前、高1のとき彼氏ができたが付き合って1ヶ月もしないうちに事故で死んだ、真面目で頭が良い人だった、葬式には彼氏の親族の高学歴連中が参列していて、彼らは桃子の地毛(少し色が薄かった)を見て変な顔をする。居心地の悪い時間を過ごし、真面目に勉強することや学校に通うことがバカらしくなった、ちょっと髪色が違うだけであんな目で見る人間にはなりたくない、賢く真面目に生きるのが嫌になった、だから高校中退した、五島は頭がいいから彼らと同じように頭の硬い人間になると思っていた、そんな人がいる家は出たかったからバイトをして頑張っていた、男の人と電話をしていたのは接客業だから、五島も頭の硬い偏った人間に成長すると思いきや明るく様々な友達のいる人間になった、頭が固く偏っていたのは自分の方だったのかも、絵梨奈に捨てられたくなかった、必要とされたかった、五島が生まれた理由は桃子が妹を母にねだったから(詫言編のプリマベラにて))→自宅到着、桃子はまたホテルに戻るらしい、桃子と仲直り、桃子はなつみにも春花にも会って話したいらしい
リ168五島桃子の預金通帳 額やばすぎる バイトでこんないけるもんなん?

呪殺編
裏ルート:信じていた
桃子視点 絵梨奈がなつみと春花を家に連れてきたので自分は外出する、普段の妹の行動や家の周りにある車、今朝の事件、何かが起きている→注意深く歩みを進めると謎の人物(能面茜)、今朝の事件の犯人と当たりをつけ近くの車の中にいた伊勢に伝える、自宅から銃声→なつみが脱出し公園へ→桃子は近くの警官から銃を奪い妹の部屋へ突入→能面の怪人と対面、能面の怪人に道を開けてと囁かれる→しかし妹を守るために怪人を撃つ→怪人「どうか娘たちをお願い」→怪人が窓から逃げる
怪人は警察が待ち構えている場所に娘を守りたいからという理由でやってきた。これは妹を守りたいという思いだけで凶悪犯がいると知りながら一人でやってきた私と同じだ…

最後の声編
→なつみ視点 電車内 元木町三人組が茅萱と合流、五島は機嫌が悪い?単純にエリカが死んだことを悲しんでいる?→荒田駅で美冬と合流、ここからは車で→荒田集落集会所 参列したのはなつみ、春花、五島、美冬、茅萱、夏菜、城崎。あとはみんな逮捕された。なつみはエリカの亡骸に能面を返す。五島は手紙を添える。
リ169五島絵梨奈の手紙 エリカに渡せなかった手紙 変わった住所
→葬儀終了、城崎と会う、お礼を述べ新村本家へ→真相を追わないことを五島に告げる、五島の疑問、そもそも死んだ人の声が聞こえるなんておかしい、五島は明日城崎さんに会い話を聞き、真相を追い求める、なつみはエリカが五月に死んだ=自然死だった、これで十分だと考える、私はここまで、あとは五島が決めること、五島を止めることはしない
真相を求める五島
真相をあきらめる私
別の道を進む
→五島視点 縁側で足をぶらぶら、そこに茅萱がやってくる、五島は茅萱を疑っている?→茅萱との会話(呪殺の犯人の目的。それは疑いの目を逸らすこと。幸太郎はサクラを殺した犯人だと疑われ続けた。疑う人がいなくなれば幸太郎という家族を失うことはない。サクラの首を切った人物はわからない。しかしその後の呪殺事件は幸太郎から疑いの目を逸らすため。動機や手口を見ても、チガ姉しかいない。呪殺をしているうちに自分が手をくださなくても疑心暗鬼で呪殺が起きるようになってしまった。茅萱は何かを隠している。茅萱「私は生まれた時から呪われている」十年前にサクラは死んだ。自殺か他殺かわからないけれど、もし他殺なら、サクラを殺そうとしたのは一人じゃない、私もお母さんを殺したかった。春花が来たため話は打ち止め)
→五島史上最大の屈辱
こんな屈辱は初めてだ…!よくも…!よくもこの私をここまでコケにしやがって…!
やられた。完全にやられた。まさか、ここまで徹底的にやってくるとは。私の考えは、想像以上に甘かったようだ。私はずっと騙されていた。解決に向かっていると思っていた私の仮説は、見事に覆された。
私は確信した。私の推理はすべて、的外れだった。私たちの行き先、考える先に巧妙なミスリードが敷かれ、真相へ続く線路がぐにゃりと虚構へいざなわれていた。考えてみれば、まだ分からないことがあまりにも多い。それらを整理することすらままならないほどに、この事件は深く、暗い。
真相までの道のりは、まだまだ遠いようだ。その道のりは、無数の分岐点という名のミスリードに捻じ曲げられているだろう。でも、私は騙されない。誰かが私を騙そうとしている。それは幸太郎さんでも、チガ姉でもない。まったく別の意思。この荒田集落に巣食う悪魔のような存在が、この集落をまるごと騙し続けている。私たちは、そのまだ見ぬ者の手のひらの上で踊っていただけ。
何者かが、超常現象というラベルを使って、中から糸を引いているのだ。超常現象と呼ぶのは、不可思議な現象に見せかけた巧妙なトリック。必ずそこには因果律が存在するはずだ。超常現象として片づけたくなる誘惑なんかに、私は負けない。
→春花視点 美冬、春花、茅萱で祭具の片付け、終わると美冬が春花に話したいことがあると言う→二人で墓地へ→ここには春花の姉が埋まっている、生まれることのできなかった姉のあやか→風呂、私の夢は荒田集落を立て直すこと、高校も退学して頑張る、まずはなつみ、そして五島に伝えよう
リ170おひめの歌 サクラ酒癖悪い 歌詞はよく分からない 歌詞には何か意味がある?
→春花、決意を伝える。二人は不満を表すが、春花の意思ならと応援する。窓を開けると風が吹き込む、「まったく世話の焼ける孫だね」エリカの声が聞こえる、「外の世界からでも荒田を守ることはできる、お前はなつみちゃんと絵梨奈ちゃんとで、元木町でここのことを守っていておくれ」春花「黙れコスプレババアー!さっき言ったのは冗談だよ、寝る」元木町から見守ることに、長期の休みはみんなで荒田で過ごす
エリカと栄一郎の会話 見守っていた?
クレジット
→物語は終わり。真相を知りたいと言うとミカにゲームから追い出される
→何度もしつこく言うとtrue、なんかミカさんめちゃくちゃ嫌がっている

最後の声編
TRUE:翠眼呪殺
→五島視点 春花がなつみをめった刺しに、春花はなつみをめった刺しにし微笑んだ、それを見た私も微笑んだ、もう笑うしかなかったハハハハハ

→もう隠す意味もないためミカが正体を明かす、正体は新村春花、なつみを殺した理由は自分でもわからない、強烈な殺意に呑まれ殺した、殺したあとに自分がしたことに気づいた
ミカに聞くととぼける内容は、本来ミカが見せたかったものではなく、プレイヤーが真相を知りたいという意思に世界が答え変化したために閲覧できたものらしい
今までの話は氷山の一角だった!?
真・呪殺編の開放 全体進行率が44.745%に


真・呪殺編
キオク×復讐×腫瘍
→桃子視点 五島は春花と協力する→五島の自転車のタイヤがパンク→自分が狙われていることに気づき走って逃げる→撲殺される
五島絵梨奈撲殺事件→4年後に起こるさらなる惨劇のきっかけ
→2024 年四月八日 荒田集落で火事、自然鎮火した、大の字になっているのは茅萱…?桃子?救助の人の口ぶりからすると生きていない様子
→桃子が妹を欲しがった経緯や妹という存在への憧憬、しかし絵梨奈と私の立場が逆転し、私は不要な存在なのではという不安に駆られる。それを抱えていた中、頭の良い人間への偏見を抱く出来事により爆発、絵梨奈を突き放すようになる。でも絵梨奈が嫌いなわけじゃない、いつか仲直りできる、そう思っていたが、死んだ→今は復讐心で一杯、妹を殺したやつを許さない、手段を選ばず情報を集め、荒田集落、ドローガ、美冬等の情報を得た、私の復讐は荒田集落を滅ぼすこと
→復讐は妹が死んだ四月八日、復讐ノートが机に置きっぱなし
リ173お世話になりました 桃子がプリマベラを辞める
リ174五島桃子のメモ① 絵梨奈を失って後悔
→豊岳駅(ドローガを使った栄一郎の血飛沫を浴びたことでなつみは第2世代として危険予知が使えるようになった)サクラと夏菜に遭う、サクラは体調が悪い。
リ175暗いトンネル、狭いタクシー 夏菜視点 サクラの能力発動条件、暗く狭い場所に15分以上いたため体調が悪くなった
→サクラたちと一緒に荒田へ、電車内(サクラは危険予知が発動していない?荒田を滅ぼそうとしている私をスルー、サクラは栄一郎の血飛沫で第二世代となった、サクラの予知発動条件が満たされる前に殺す、エリカは数年前に病死)
リ176五島桃子のメモ② なぜ妹は殺されたのか、真相を知りたい
→荒田に到着、幸太郎たちに会う、みんないい人そうで良心が膨れ覚悟が少し鈍る、城崎のバギーで集落へ→道中熊に遭遇し、計画が狂う、殺した熊には子供がおり、夏菜はその子熊も殺す、家族を殺される痛みを知っている桃子は子熊の境遇と自身の境遇とを重ね合わせ悲嘆する、しかし夏菜の行動は彼女の経験から培った死生観であり、荒田の流儀であるため責めるのはお門違い、そう考えても納得行かずに自分の復讐は価値があるのか悩む→新村本家へ→夏菜に集落を案内してもらう(美冬と春花は山籠、うっかり美冬の名を出して夏菜に疑われる、夏菜に案内したいところがあると言われる)
リ177五島桃子のメモ③ 重度のシスコンやこれ
→秘密基地に案内される(夏菜が秘密を告げる、秘密を交換しようとしている?秘密基地の場所を他の人には言わないでね、15歳になる前に集落を出ようと思っている、どうして?、もうすぐ私ママを殺すんです、殺したくないから集落を出る、目が呪われているからたぶん我慢できない、目の色と女ヶ沢市事件は深い関係がある、茅萱は両目とも青、昔は片目が翠眼だったが、最初の女ヶ沢市事件が終わった途端に色が変わった、その時茅萱はサクラを殺したくて仕方がなく少しの間地下に幽閉されていた、桃子が銃を持っているのは臭いでバレた、桃子の力になりたい相談してほしい、桃子事情を話す、桃子には人を殺せないよ、夏菜の優しさに触れ、桃子に迷いが生じ、復讐心が消える、夏菜は五島に似ていると感じる)
リ五島桃子のメモ④ 妹が死んだのは荒田集落のせいでもある
→計画は中止ー!→新村本家へ、途中夏菜が腹痛を訴え先に帰ってしまう→夏菜大丈夫?(初潮…)→もうすぐサクラの直感が働く時間、なんとなく嫌な感じ、悪い予感→サクラが桃子を予知してくれる、桃子の疑問(サクラは夏菜の殺意を予知できないのか、狩りの前に予知を行うという話しだったから短期的な予知しかできない? 予知能力者同士が互いに殺意を抱いたら予知はどうなる、予知がループする?ループすると脳に負荷がかかり危険なのでは?いや、さすがに自然に回避する防衛機能があるだろう)→予知をする部屋(サクラに事情を打ち明ける、元木町で起きた事件の元凶はサクラ、夏菜の姉である茅萱を助けるために…、娘を助けるためにあの事件は発生した、人を殺したくなる遺伝子の存在、この集落ではそれで発生する殺人のことを…、予知→突然大声を出し倒れるサクラ、そこに駆けつけた夏菜、夏菜も突然おかしくなりサクラを殺そうとする→ギリギリで自制し窓から飛び降り走り去る)
リ178五島桃子のメモ⑤ 新村美冬は死ね

リ171猛き音と女神 1599年 彼らが失踪する直前の夜、猛き音が鳴った、その音を聞いたものによると直後見たことのない美しい少女が現れた、齢15歳ほどの赤い着物を召した少女、その少女が現れると、彼らは家から出て、女神様女神様という言葉を吐きながら消えていった。

→集落の人間で夏菜を探しに行く、桃子とサクラは留守番、サクラの話(茅萱も昔夏菜のようになったが、ファルシフィカソという薬を使って回復した、幸太郎曰く初潮を経た女子にだけあの殺意が起こる、初潮=殺意の条件というのは夏菜は知らなかった、伝えてしまうと初潮後身を隠してしまうかもしれないから伝えなかった、殺意に駆られてからでないと薬は効かない、女ヶ沢市事件でサクラは武器や薬は送らず売ったらお金になりそうなものだけ送った、幸太郎は茅萱の殺意を止めたいがいきなり投与して大丈夫か人体実験する必要があった、その対象になったのが女ヶ沢市事件を起こそうとしていた美冬、しかしここで送ったのは茅萱の発狂を封じるファルシフィカソ、ドローガは?薬を投与すると茅萱は殺意が無くなり両目が青に、幸太郎が見つけた古い掟、オッドアイの子供が生まれたら速やかに殺せ、さもなくばその子はやがて集落を滅ぼすことになる、オッドアイの子供は生まれながらに呪われている、その子供が起こす殺人を呪殺と言う。呪い?そんな馬鹿な、薬で治るのなら何かの病気のはず、風土病のようなものだ。)
リ180消えた娘、消えた色 茅萱の目が青になった件で幸太郎が集落の人から問い詰められる
→直感部屋へ(夏菜を止めるため拳銃用意、サクラは布団に隠れる→幸太郎から電話→幸太郎の声を聞きサクラが危険予知「大勢来るから逃げて」、幸太郎がたくさんの人に殺される予知、動物の気配がしない、みんなが殺気を振りまいているから、住人たちは呪殺を防ぐため夏菜を殺そうとしている、それを邪魔する幸太郎も殺されるという予知?→幸太郎の元に向かおうとして扉を開けると夏菜、目は両方とも青、治療は完了したが幸太郎は殺されたらしい)
リ181静かな山 焚き火の前で会話する二人、恐らく春花と美冬
リ182五島桃子のメモ⑥

リ172薬の使用制限 ドローガが禁止された理由、紛争、翠眼呪殺、失踪、猛き音、女神、こうした不可解な事象の原因は不明。とりま対策として荒田の慣習を制限する。手始めにドローガ禁止。

→ドローガで身体強化した能面(住人)が鉈とハンマーで襲ってくる、なんとしてでも夏菜を始末したい→3人で戦いつつ逃げる→途中で倒した能面の衣装を使って変装し集団に紛れる→サクラのモノマネ(エリカのおかげで上手?)で集団を誘導
リ183五島桃子のメモ⑦ 妹のためなら身体だって、プライドだって、命だって捨てる
→夏菜は幸太郎の死を確認したわけではない→幸太郎を助けに行く→森で幸太郎発見、出血し今にも死にそう、荒田集落が火事、もう荒田も終わりか、幸太郎から薬をもらう、ピンクの薬はドローガ、透明な薬はドローガを使ったあとに使うこと、呪殺を防げる、ファルシフィカソ?→幸太郎死亡、能面集団が現れる→VS能面、だが向こうはドローガを使っているためこのままでは負ける…万事休すか…→春花が現れ無双する→延焼しない墓地広場へ向かおう
リ184もう1つの別れ 火を鎮火しようとする美冬、春花の向かった方から銃声
→サクラ幸太郎に最後の抱擁、背後から生き残っていた能面に鉈で斬りつけられて死亡、桃子は血しぶきを浴びる→気づいた春花と夏菜が駆けつけ二人にサクラの血が付着する、第二世代の血が。→桃子、殺意に駆られる、第三世代を殺したい→桃子、春花と夏菜を銃殺→住人たちが桃子を見て呪殺だと喚く→戦闘
リ185五島桃子のメモ⑧ 新村美冬が私の人生を狂わせた、誰か助けて…悲痛な叫び
→最初のシーンにつながる、複数の焼死体が発見されていて、住人の生存は絶望視されている
倒れている桃子(あの時の抑えきれない殺人衝動、二人を殺すと、自分の脅威となる存在を排除できたこの上ない快感があった。私は荒田出身じゃないしオッドアイじゃないから呪殺のはずない→携帯に自分を映し確認すると片目が緑に、第二世代の血を浴びると、同じ血を浴びた人への耐え難い殺人欲求に駆られる、あのあと美冬含め住民を全員撃ち殺した、結局荒田桜とは何なのか、女ヶ沢市事件とは何だったのか、本当に新村美冬が殺人を犯すためだけに用意されたものなのか、本当に薬を試すために用意されたものなのか、じゃあこの副産物の数々は何?きっと女ヶ沢市事件なんてただの隠れ蓑に過ぎない、もっと重要ななにかを覆うための隠れみの。→このまま倒れていても死刑になるだけ、なら拳銃で自殺しよう→頭を打つ、死ぬ直前のスローモーション現象?夏菜、サクラ、春花に心のうちで謝罪、そして絵梨奈にも…、意識が闇に落ちる、意識の底で絵梨奈…大好きだよ
桃子の日記の最後にも絵梨奈大好きだよ、最初から絵梨奈を愛する気持ちだけはぶれていなかった
最後の声編で春花がなつみを殺したのは桃子と同じ状態になったから
リ186導いた元凶 春花の向かった方から銃声、猟銃とは音が違うため部外者がいる? 美冬、五島桃子の存在と絵梨奈との関係性に気づく、プリマベラで働いていることも、女性の声が聞こえ集落に戻る→なぜか白い装束をまとったサクラがいる、サクラ?「この集落にはたくさんの死体が必要、だからあなたも…」直後、サクラは煙のように消え、桃子に後ろから銃殺される
「全員騙されていたんだ。私達は愚かにも皆殺しにされたのだった。五島桃子を集落に導いた者、その者こそが元凶」
その後警察の捜査が入るが、桃子の片目が緑色だったことが判明するとすぐに警察庁から捜査の打ち切りが通達され桃子の遺体も本庁に回収された。以後この事件が捜査されることはなかった。
リ187女神を信仰せよ 1612年 トミ改め、ヴェルジ様を崇めよ。彼女は集落に災いをもたらすまいとその命を犠牲にした。過去多くのものが死に、失踪し、桜となった、その時に邪悪な女神が舞い降りたが、それに対抗するためヴェルジ様を女神として崇める。
リ188最近の若者 1725年 100年以上続いてきたヴェルジへの信仰はもう終わりなのか…?最近の若者は信仰心を持っていない、これは平和であることの証左なのだろうが、心配なのが100年以上前ご先祖様たちが体験した災害を繰り返さないかどうか

乙女の聖戦〜本能〜
→五島視点 部屋で死んでいるなつみ、茜、美冬、その地獄のような光景を見て絶望し自殺する春花…全ての結末を目撃した少女、五島絵梨奈、彼女は自分の無力さ、そして大切な人たちを失ってしまったことに絶望し、かつての天才少女としての姿を見せることはなくなった。そして何年もの月日が流れ…
→自殺未遂により唖者になった五島(自殺しようとした場所が病院だったためにすぐ治療が行われ今生きている)治療後は生存本能のみで生きてきた。天才少女という肩書のなくなった自分の存在価値は皆無。高校を卒業してからは進学も就職もせず自宅でできるネットを使ったアルバイト。五島は現在19歳、あれから4年の歳月がたった。今日の仕事を片付けて生存本能に従い食堂へ→話しかけられても返せない、声を出せない自分は赤ん坊にも劣る存在であることを悲しみ店を出る→自宅(私の存在価値って…)、家を出ることにする(桃子は4年前に突然家を出たらしい)当てはないが行き先はとりあえず東京→東京到着、本日の宿問題もあるがとりあえず食事→チャレンジメニューのあるカレー屋へ→永久所持無料パスを求め10kgのカレーに挑戦、大食いチャンピオン(南崎)も完食できなかったカレー、いけるのか…!?、取材を受けつつ普通に完食できた、しかも制限時間を半分以上残して。あまりの凄さに取材陣に大食い大会にスカウトされる、まだ保留。けど自分の赤ん坊以下の口、それが全国レベルで注目されるほどのもの、滾る感情。熱い感覚。→大食いに前向きに、今回のような料理はあまり飽きない上に咀嚼力がそこまで重要ではなかった。しかし今後もそうとは限らない。例えばステーキなら嚥下力が…自己分析が始まる。→結局家に帰る、大食い大会に参加することに、両親も喜んでくれた→次の日食堂にて、店主に大会で勝つためのトレーニングメニューをもらう、元木高校の掲示板が五島の話で盛り上がる、思っていた以上に私の味方は多かったらしい。食うしか能のない口で日本一になる!→大会前日 あの時あのカレー屋に行かなかったらと思うとゾッとする、元木駅に向かう道中、元木駅でもみんな応援してくれている→東京へ
リ189町長候補演説 監視カメラを設置して犯罪抑止等の公約
→2度目の東京、番組のバスへ、車内には様々な人、そして色白でおしとやかな雰囲気の女性(茅萱)、隣が空いていたので座る。自己紹介をする。茅萱、福祉について学んでいると言っていたが、ちゃんと手話まで使える。→バスはホテルへ、明日の大会で優勝するために今からできる対策は…→会場のスクランブル交差点を下見→近くのチャレンジメニューがある店へ→ステーキハウス謝肉店、5ポンドのステーキに挑戦のはずが、周囲からの期待からまさかの2セットに挑戦。前哨戦も本気で臨み余裕でぺろり、だが自分に課していた時間制限を達成することができなかったので悔し泣き。→大会後人がほとんどいなくなり、残ったのは茅萱、ギャラリーとして見ていたみたい。茅萱の挑戦記録を見せてもらう→五島よりも2分早い、明日は勝つ→大会当日、茅萱にアドバイスをもらいつつ待機、どうしてもあの事件のことを考えてしまう、今考えると美冬だけ死体の偽装が可能だった、犯人は美冬。だが火を放った目的は?何らかの証拠を隠滅するため、試しに茅萱が春花を知っていないか聞いてみよう、同じ新村姓だし。→春花知ってますか?私の従妹。無言のアイコンタクトが続き、予選本番→予選のメニューは豚まん、予選スタート(熱いのでかなり苦戦、作戦を敢行するも予選敗退)→何が悪かったのか…帰宅(大食いは胃の容量だけの勝負じゃない。ペース配分や効率的な食べ方、心理的な部分が多分に影響してくる過酷なスポーツ。予選も通過できないんじゃ赤ん坊以下だ。井の中の蛙大海を知らずだった…。もう東京のことは考えたくない…。)→電話、鵜飼さん(番組スタッフ)から、3位の高野が予選で無理をしすぎてドクターストップがかかったため、五島が繰り上げで出場できることに、しかし運でのし上がるなんて…と参加に否定的→母に言われテレビ中継を見ると五島を応援している沢山の人達→でも今からじゃ間に合わないし→町長から電話、ヘリコプターで送ってくれるらしい→迎えに来た伊勢にヘリポートまで送ってもらう、五島の魅力そして美少女の魅力について熱弁される→ヘリポート到着、五島を応援する人々
リ190故郷に錦を 元木町の町長は今年で引退、衆議院選を目指す
→ヘリからスカイダイビングで登場、決勝のメニューは白飯、おかずありで、一番多く食べた人が勝ち→決勝スタート(南崎さん戦い方が一人だけ異質すぎるw経験の差に食らいついていく五島、しかし見込んでいたよりも南崎の胃の容量が大きい、まさかカレー屋の時から…あのギブアップもわざと…?ここで満腹感を感じる五島、優勝した先に何があるのか…とめどない思考の流れの中で応援する人々の声が聞こえる、勝ち……たい…!自然と声が出る、死ぬ気で食う)
見せつけろ…!
最後まで…!
私の生き様…!
これが私の…!
私の本能の聖戦だ…!
結果は2位、11グラム差で茅萱に負ける…と思いきや表示されているのは炊飯器からなくなったご飯の量、つまりいま手元にある茶碗に残っている量で結果は変わる!?計測すると…優勝は五島絵梨奈!
あきらめず最後まで追い続けた希望の果てにあったのは忘れかけていた、本当に大事な生存本能
食う、寝る、呼吸するだけではない、生きたいと願う、何よりも大切な、そして人間らしい生存本能
→1年後、世界一の大食いになる!茅萱とアメリカへ!二人のコンビは無類の強さ、賞金で暮らしていけるようになる。しかし大食いは過食であるため批判の的となりやすい、生きたいと願いながら命を落としてしまう子供たちがいるのも事実、だから必要最低限の生活費以外は寄付することにした。私が大食い大会で救われたように、私も生きたいと願う人のために動く。やがて食材や農業についても興味を持ち、飢えた土地を復元したり、アフリカや東南アジアなどの飢餓に苦しんでいる人たちに農業について教えたり、世界中で活躍し、生きたいと願う人々を救い続けている。
→月日が経ち…ノルウェーのオスロ、二人でノーベル平和賞受賞、人を救うのは私の本能、助けたい人を助けられない苦しさを知っているから、
茅萱は出席できなかったので手紙で 幼少時父を告発していればこんなことにはならなかったかもしれない
→私の生きたいという欲求の正体は
このまま死んでは、先輩たちに顔を合わせられないから…役立たずで、助けられなくて、ごめんなさい
END

リ191お母様、申し訳ありません 1729年 私は大魔女の器ではない。ご先祖様の言い伝えを守るよう、精一杯努力したが住人はヴェルジ様を信仰しない、掟は破り放題と、手に負えない。もし150年前に起きたとされる災害が起こるとなれば命を以ても償いきれない
リ192命を捧げます 1730年 皆ご先祖の言い伝えを守らない。私の片目が緑になってしまった。ドローガを使った狩りにでかけた者の血に触れてしまったため。私はいずれ住人たちを殺そうと発狂するのでしょうか?私が死んだら住人の多くは私の死体を崇め、桜となってしまうのでしょうか?
女神を殺す方法がやっとわかった。この集落を乗っ取り、人間たちを根絶やしにする悪しき存在であり、すべての桜を操る元凶、女神に死月妖花と名をつけた。死月妖花を殺す方法はわかったが私の命を使わないと解決しない。私は集落のために命を捧げます。そしてヴェルジのミイラも封印します。ヴェルジは女神の忠実なしもべ、封印する必要がある。

裏リ11世代の拡張 第一世代及び第二世代の体内から胞子が検出された、これは誤って体内に混入したものか荒田桜由来のものかは確定していない。しかし第一世代と第二世代から発見されているため、統計的に荒田桜由来と結論づけてもおかしくはないだろう。
第二世代の血液に触れると、危険予知を獲得し第三世代となる。発動条件をまとめると、第三世代は血液に触れた時の状況を再現する必要がなく、体調不良も発生しない。さらに成人女性のみが発動できる。第三世代となったものは性別年齢問わず片目が緑色になる。まだ予知の使えない幼年女性も成長すると発動条件を満たし予知が使えるようになる?第3世代の体内からも胞子が検出された。第三世代の血液を触れさせても第四世代は生まれない。何の身体的特徴もなく、胞子も検出されない。


サード・ジェネレーション
桜並木で能面に遭遇、なつみが斬首される、その血を浴びた五島はなつみと同じ予知を獲得、だが直後能面に攻撃され…で終わっていたが
→五島視点 獲得した予知で攻撃をかわす(かなり正確な予知)第三世代?→相手の行動が手を取るようにわかる、能面の正体は美冬、五島「逃げますか?戦いますか?」→酷く冷静でなつみが死んだというのに動じていない自分がいる、もう怖いものはない、そして何よりあなた(なつみ)が死んでくれて私は最高に幸せです。翠眼呪殺?
→2020年四月一一日 昨日まで古郡家の葬儀、今日は荒田集落で新村美冬の葬儀。現在電車内、五島と春花。血を浴びて予知を獲得してから五島の性格は変わり以前のような五島に、危険予知を獲得して恐れるものがなくなり誰かに頼る必要がなくなったから。だが外面は今までと変わりないように取り繕っている。目がかゆい。
→荒田に到着、特に危険予知はなし、五島が葬儀の参列を許可されたのはエリカの指示→新村本家(五島のモノローグで面倒くさいという言葉が随所に見られる、冷めた人間になってしまったな五島…。目がかゆい、そろそろ外したい、カラコンでオッドアイを隠している、カラコン3日目姉のを失敬して。緑…片目だけメラニン色素が薄くなった?)→夏菜と遭遇、目のことがバレたので言う、一応他の人には言わないよう口止め→今日はお通夜に相当する日らしい。明日が葬式→能面とコートを着てお通夜(ファルシフィカソは栄一郎の十三回忌で使ったため切らしている、今幸太郎が作っていて明日までには準備できそう。)、先に帰ってていいよ〜
→新村本家に帰宅、夏菜と夕食(五島はお母さんを亡くした動物みたいな顔をしている、ずっと泣いている顔)→夕食後2階の部屋(娘と夫を亡くした茜を思うと泣けてくるが、なつみが死んだことに関しては悲しくならないし、むしろ良かったとまで思っている。なつみのことを思い返すが泣けない、なつみの死を悲しみたい。)→風呂が湧いたから呼びに来た夏菜が現れる、サクラに話を聞いてもらうよう勧める、サクラや他の住人は式場に泊まり込みでファルシフィカソを作っているため今夜は二人きり→夏菜とお風呂(夏菜と茅萱は生まれた時から片目が緑、先天的な目の色は基本的に遺伝か突然変異、姉妹ともにオッドアイなら高確率で遺伝、しかしサクラは両目とも青で幸太郎は両方黒目、おかしい。五島と夏菜と茅萱に何か共通点が、血を浴びる、夏菜は予知能力を持たないが、サクラが予知能力持ち、サクラの血を浴びた→生まれつき片目が緑の姉妹が予知能力者の血を絶対に浴びるシチュエーション→出産の時。昔の資料にあたりたい、蔵へ)
→蔵へ(蔵は二階と地上階、地下の3層構造。→地下へ、鍵穴がない物々しい扉、鍵穴の代わりに4桁ナンバー錠、意外と新しいので取り付けたのは十年前くらい?(十年前といえば最初の女ヶ沢市事件が起きた時期で夏菜が生まれた時期でもある。)4月8日=0408など関係の有りそうな番号を打ち込むがハズレ、試しになつみ0723と入力→解錠される→部屋の中には古い本が、葬儀の作法についての本を読む(基本的に今までのルートで語られた内容、参列者はファルシフィカソを燃やし、死神と自身の身を清めるべし。これにより呪いを浄化し、呪殺を防ぐことができる)→ドローガの精製方法についての本を読む、この本が書かれたのは1603年江戸幕府が開かれた頃、精製方法は前に出てきたリファレンスと同じ、ドローガを作る過程で副産物として発生するのがファルシフィカソ、刺激臭がある。最後のページ、殺意を持つ第三世代にファルシフィカソを投与すると呪殺の兆候を抑制することができる 1942年加筆 新村桔梗→夏菜が地下に来る、2階には変なお面、変な刀、白い装束、男女が大人の身体になる時…というタイトルの本。一応、い・ち・お・う軽く読んでみる→翠眼呪殺の記述、翠眼の男子そのまま育てるべし。翠眼の女子生まれたらすぐ殺すべし。緑の目の女の子は初潮を迎えると数時間ないし数日以内に耐えがたい殺意に苛まれる。それを解く方法はただ1つ、殺意の対象者となる人が死亡すること。対象者が死亡すると、緑の目の子はこの上ない幸福感とすさまじい快感に包まれ、速やかにその殺意も消滅する。緑の目の子は呪われている。よって、呪いの子による殺人を呪殺と言う。翠眼の子は男女ともに数年に一度誕生する。なお生まれた子が翠眼だった場合、その弟妹も例外なく翠眼となる。そしてその母親は例に漏れず限定的な条件下での危険察知能力を持つ。翠眼の子が殺害対象とするのは同じく初潮を迎えた翠眼の女子と、危険察知能力を持つ者。→地下にサクラが来る。五島はサクラを見て殺意が芽生え殺そうとする。夏菜が五島を抑えている間にサクラがファルシフィカソを取りに行く。五島「早く追いかけて殺さないと私が死んでしまう…!頭が割れる…!頭がショートする…!サクラも同じことを考えている。私を危険とみなし危険予知を働かせる。そしてサクラが危険予知をしていることを私が察知する。私が察知したことをサクラがまた危険予知する。そしてそれをまた私が察知する。終わりのない予知のループに閉じ込められ、私の脳がショートする。だからサクラを殺さないと私が死んでしまう。なつみよりも制限のない危険予知であるため条件を外して予知を解除できない。桜が近くにあれば危険を予知できてしまうため一度始まったループは止められない。ループが止まったとしても殺意は消えないだろう。サクラが生きていたらきっと私の脳はまたショート寸前まで追い込まれるから。これは殺人ではない。緊急避難だ。自分の命の危険を回避するために他人を犠牲にする。」→夏菜に気絶させられる)
→新村本家で目が覚める、春花に目の色が戻ったことを伝えられる。翠眼から開放されたため、なつみの死を悲しめるようになった。そして危険予知も失った。春花と話しながらまた眠りにつく。→不意に起きる、もう夜。24時間以上寝ていたのか。隣で寝ていた春花と夏菜がいない。→探しに行く→廊下で血のついた桜の花が飛んでくる→居間へ→居間には五島に姿形が似た人?が。しかし目がなく眼窩から血が溢れている。五島のことをサード・ジェネレーションと呼び話しかけてくる。(目は見えないけど直感であなたが誰だかわかる。目の色を指摘される五島。自分で確認するとまだ緑のまま。するとサクラが現れる→殺人衝動、?に渡されたナイフで滅多刺しにする、サクラを殺害し至上の快楽に包まれる、そこに夏菜と茅萱が入ってくる、二人共殺害、宇宙の果まで飛んでいきそうな快感を覚える→春花が入ってくる、人殺しと罵られ春花はどこかへ走り去る。?「私はあなたの味方。あなたが助けてほしいときは助けてあげる。あなたを助けられるのは私だけ。」→?が五島に馬乗りになりナイフで目をえぐり出そうとする)
→目覚める。夢だった?目の色は黒、でも手に血のついた桜の花びら。→春花、夏菜と会話、明日の葬儀は中止(葬儀の分のファルシフィカソを五島に使ってしまったから)、姉の話になり仲直りすることに→電話を掛ける、上手く仲直りできない、ボタンを掛け違えている→夏菜「今の人泣いてたよ、本当は五島ちゃんのこと好きなのに…好きって言えなくて、泣いてた」→携帯にメッセージ着信、本文なし、添付画像で、手書きの「役立たずでごめん。元気だして。 姉より」→涙→風呂へ行くために部屋の扉を開けると幸太郎、五島(裸)パニクって攻撃
→風呂(夢の内容。第三世代は五島、夏菜、茅萱。第二世代はなつみとサクラ。殺意を抱くのに初潮が必要な理由、翠眼と初潮の共通点は血の流れ、血を浴びることで何かを体内に取り入れ、月経によって血を排出する。この月経による定期的な血液の循環と体内に取り入れられた何かによって直感と殺意を持つと仮定できる。殺意を抱くのは脳がショートしないように。危険予知を持つものが殺害対象。)→幸太郎に詳しい話を聞きに行く→扉の前で幸太郎とサクラの話を聞く(幸太郎は五島の裸を見てしまったことを気に病んでいる)→五島たちの前にエリカ登場、騒がしくなり幸太郎たちも気づく、みんなで話すことに→十年前茅萱がサクラを刺そうとした、そして茅萱を地下に幽閉、幸太郎は何とかしようと蔵で関連する書物を探した。その結果見つけたのが翠眼呪殺について書かれた本。ドローガは世代を超えて効果を変えて他の人に伝達していく、世代は全部で三段階。第1世代はドローガを直接使用したもの。第2世代は第1世代の出血間もない血を一定量以上頭部粘膜で触れたもの。第三世代は第2世代の出血間もない血を一定量以上頭部粘膜で触れたもの。第二世代は血を浴びた状況が再現されると危険予知。第三世代は条件無視で危険予知。第三世代特有の特徴、初潮を迎えた女子のみが危険予知できる(多量の出血状態で男子も可)、血に触れたときから片目が緑に、初潮後第二世代、第三世代の予知を感知すると殺意に襲われる。荒田桜のエフェドリンは荒田の頭文字Aをとってαエフェドリンと呼ばれ(エフェドリンとαエフェドリンは分子構造が違う)ている。αエフェドリン分泌の原因は胞子で、ドローガには荒田桜の伝統的な呼び名である菌類の胞子が大量に含まれている。その胞子が人間の体内に入り込むと小さな芽を出し、それがαエフェドリンを分泌している。胞子が形を変えて人間に感染し怪力や危険予知をもたらす。ノルアドレナリンの前駆物質ドーパミン、その前駆物質レボドパ、目の色が緑になるのも第三世代の目のメラニン量にこれが作用するから。サクラ曰く第一世代は栄一郎。サクラが学校でいじめられていたのを打開するため色々考え調べたどり着いたのがドローガ。それを試したときに足を怪我した。→五島が夏菜を出ていかせる→五島「十年前に美冬にドローガを送ったのは誰?」サクラが送ったのは能面や鉈やハンマー、赤装束。売って足しになるように。ドローガを送ったのは幸太郎。茅萱に使う予定だったファルシフィカソを人体に使っても大丈夫なものか確認したかったため、ドローガと、その解毒剤としてファルシフィカソを送った。→サクラ「命は平等」個人から見たら平等ではなく優劣がつくが全体で見たら平等。だから相談してほしかった。→茅萱が入ってくる→自分のせいで多くの人が死んだことを悔やむ。多くの人の命の積み重ねで生きている分私の命は重い、だからこれからは見知らぬ世界中の人々を助け罪滅ぼしをしていきたい…
→夕食(重苦しい空気、明日は元木町へ帰る日、雨が振らなければいいが→夏菜の軽口で明るい雰囲気になる!もし事件も事故もなくここに遊びに来ていたなら、きっとここはとても素敵なところなのだろう)→部屋に戻る(雨が降っている、窓を開け外を眺める、散った桜の花が入ってくる、血のついた花びらが…(雨なのになんで?)?が登場、幻覚?夢?みんなと話をしたし生きていた、現実のはず→?「あなたの中では現実かもしれないけど…さっき聞いたでしょ?ドローガは胞子として体内に残留し続ける。その胞子からはエフェドリンが放出される。エフェドリンは覚醒剤として有名なメタンフェタミンの前駆物質よ?あなたは、ずっと錯乱してるの」「あなたは覚醒剤常習者と何も変わらないの。だから夢と現実の境が見えなくなる。そして必死で嫌なことを夢だと思い込もうとする。どっちも現実なのに…あなたはもう桜に憑りつかれているの」→?を刺す→姿が春花に変わり春花が死ぬ→また?を刺そうとする→姿が夏菜に変わり夏菜が死ぬ→五島「どうしたら助かるの?」 ?「その目を取り出せばいいの。そうすれば幻覚に怯える必要もないし、涙を流す必要もない」、?は五島の直感が生み出した五島自身らしい)→ナイフで目を取り出そうとする→次の瞬間、隣には春花、ナイフも?もいなくなっていて、花びらも消えている→春花に勧められ寝ることにする→携帯にメッセージ着信、桃子から、明日の夕飯の話、その後桃子と電話することに→桃子との他愛のない会話で心が安らぐ→電話を切る、?が現れるが五島は意に介さない。?「かわいそう…」(?はサード・ジェネレーションかわいそうってしょっちゅう言ってる)
→朝。春花をピザトーストで釣る→バギーで駅まで(?が語りかけてくる)→電車内(?が語りかけてくる)→元木駅到着(?が語りかけてくる)桃子と春花とでなつみの墓へ行く→到着墓参り…と思いきや桃子「そろそろ目を覚ましたら?このままだとあんた死ぬよ?」春花「そろそろ目を覚ませよ」→目に映るのは桜吹雪、お墓でもお姉ちゃんでも先輩でもない。ただの桜吹雪。
場面転換、春花が茅萱から電話を受ける(幸太郎とサクラが自殺、桜の木で首を吊って)
?「そろそろ起きないと五島が危ないよ?」
あなた誰なの?
?「だから私だよ五島。私はまだ生きてるの」
?「あなたはもう全部知ったの。だから少しでも早く目を覚まさないと手遅れになる。あなたを助けられるのは私だけ。私が助けてあげる。なんとしてでもすぐに正気に戻さないと…!」
?=なつみだった?
場面、なつみと五島が能面(美冬)に襲われるシーン、なつみが食らったのはかすり傷で余裕で生きている、五島の顔に張り付いていたものは血のついた桜の花びら、今まで見ていたのはなつみのほんの少しの血が与えてくれた危険予知。なつみが死んだことも、荒田集落に行ったことも、すべてが刹那の直感の中での出来事。今はまだ四月八日のあの時だ…!
→能面を説得する五島、あなたはサクラと幸太郎が美冬にドローガを送った自責の念から自殺してしまう!だからもうやめましょう!
→春花が現れ、美冬は自白する。
五島の気づき、蔵のナンバー錠がなつみの誕生日で空いたことから推測するとなつみと春花の関係は…、
?はこの現実に戻そうとしていた。
事件は犯人の自主で幕を下ろした。
古郡夫妻や幸太郎、サクラも起訴
→2020年八月一日、元木駅で仲睦まじく話す四人(なつみ、春花、絵梨奈、桃子)→夏菜がくる、歓迎会兼誕生会をするそう
夏菜は新村家に引き取られることになった。
なつみの与えてくれた予知能力で最悪の危機は回避!ハッピーエンド
リ193五島絵梨奈のメモ⑪ 危険予知の内容は不可解 夢と現実の差異、目覚めてからなぜ美冬を犯人と断定できたのか 夢で第三世代が治ったが現実の自分はまだ第三世代のはず、血が少量だったから?
予知するだけなら荒田集落の人々のことまで知る必要はなかったのでは さらに五島を現実に引き戻そうとしていた?のデザインもおかしい、なつみならなつみと同じ姿形であるはず
前になつみが危険予知について「他からの信号を受け取るような感じ」と言っていた、誰かが私に信号を送っている?
新村美冬が犯人だと知っている人
荒田集落の人たちのことをよく知っている
目がなく、もうひとりの私で、危険予知者の死を望む
予知のループは間違いで、もっと恣意的な目的がある。危険予知者が死ぬことで有利なことが。
リ194封印されし女神 1800年 地下倉庫で能面と赤装束を着たミイラを発見した。調べると封印された女神だとわかった。みんなは反対したが神として祭り上げることにする。邪魔するやつはドローガを使って消してしまえ。
リ195時代の流れ 1856年 今まで掟で禁じてきたドローガ、これは様々な災害の元凶となると考えられてきたからだ。だがもう時代の流れに則り超自然主義は排すべきであるため、なぜドローガが災害の元凶となるのか突き止めなければならない。
西洋の列強が押し寄せる中、将軍にドローガを献上する。将軍がドローガに興味を持てば鬼神の力の解明に協力してくれるだろう。ドローガを災害を起こさないように使うことができれば、この国も、そして荒田の地も平和のままでいられる。

雑談 死月編では予知ができないのに今回は出来ている。時期的には同じはずなのに。死月編では桜が枯れていたが、これが関係しているか

裏リ12研究方針の変更 薬品Dは上層部の判断により兵器不適合となった。以前よりも予算は少なく高度な設備や人材はないが今後も薬品Dと荒田桜の研究を継続していく。
裏リ13第三世代の検死 突然暴れだし他の第二世代、第三世代を殺害した(第一世代は殺害されなかった)、とある第三世代をやむを得ず射殺した。暴れた第三世代を一応検死すると、皮膚の表面に非常に小さな芽が無数に生えていた。大きさは0.1ミリ〜0.2ミリ程度で、その芽からは胞子が放散されていた。
裏リ14文献と翠眼呪殺 先日の事件は、緑の目に関する荒田集落の掟と関連付けられる。死亡した第三世代から胞子が発芽するということは、荒田桜の性質としてここから何らかの繁殖が行われたと考えられる。第二世代、第三世代を殺害する異常行動は荒田桜による寄生ゆえのものだったのかもしれない。世の中には他生物に寄生して宿主の行動を操作するものもいる。
カタツムリに寄生するロイコクロリディウム等。


肉付きの面
→なつみ視点 事件は死神の呪い!?春花と電車で遠くまで逃げるが能面が現れ襲われる。能面の運転する車に轢かれる春花…
事件後、昏睡状態となった春花は奇跡でも起きなければ目を開けることはないだろうとの医者の見立て。そんな中事件はひっそりと結末を迎えた。美冬は焼身自殺、茜は自首(呪殺編で五島が自主を促したから)。しばらくの間生死の境をさまよい続けていた春花は自発呼吸ができるようになるが目を開けたり声を出したりすることはできない。それから奇跡を信じ何日も何週間も何ヶ月も過ごしている。
→眠り続ける春花に話しかけるなつみ(この前先輩から告白された!?(お、俺のなつみは渡さねぇぞ!!)なつみは生活費が足りなくなってしまうので高校を辞めることに。五島は生徒会とよくわからん論文で忙しいらしい。)→なつみが話しかけ続けたことが功を奏したか、2年の歳月を経て春花が復活!奇跡が起きた!!→五島がお見舞いに来て仲良くお話(良治の三回忌に行こう)
リ196ナースステーションの会話 2022年四月三日 春花の入院費は保険で、生前の美冬が過保護で春花に保険をかけていた 福利厚生に力を入れている元木町の病院でもさすがに3年経つと強制的に追い出されるらしい ナースはなつみと春花の関係を…恋人か何かと疑ってる?
→その後病院の廊下で五島と話す(なつみは今五島家にお世話になっている、居候は嫌だからバイト代を納めている。五島「あの、古郡先輩…。新村先輩、元気そうですね」なつみ「リハビリはまだだけど、もう少ししたらきっと自分で車椅子にも乗れるようになるよ」五島「…あの、先輩…」なつみ「ん?」五島「…いえ!何でもないです!」五島は何か言いたいことがありそうだが…?)
リ197五島先輩! しっかり先輩してる五島。五島はあまり病院に顔を出さない、何だからしくない?
一応本人が言うには、なつみが毎日顔を出すから自分まで頻繁に顔を出す必要はない。春花がああなったのはなつみを庇ったからで、だから病室でのなつみの振る舞いを見るのがちょっとつらい。
→五島家到着 今使っている部屋は元々桃子の部屋、桃子は事件直後家出をしたらしい、それから2年も連絡がない。→洗い物を手伝う、五島の母や五島に疲れていないか心配される(バイトや春花の世話があるんだから、洗い物までしなくても)、私そんなに疲れているように見えるのかな?→部屋へ戻る、現在春花は首から下が動かない状態→五島がホットミルクを差し入れ会話(五島は今日春花の外出許可をもらってきた三回忌のための、五島はなつみと春花から離れないために元木町の大学に進学する、五島「身体だけは大事にしてください。健康第一ですから」)→私そんなに頑張り過ぎているのかな…。みんな何を見てそんなこと思うのだろう…。
→春花のお見舞い、春花は私を必要としてくれているのかな?私のせいでこうなった訳だから恨んでるかも? 一人で軽く散歩に行く。
→病院屋上へ、五島が励ましに来る、福井県の民話(夫と息子に先立たれた嫁、そして姑(夫の母親)。嫁は二人が死したあとも欠かさず供養をする信心深い人だった。それが気に食わなかった姑は寺に供養に行く嫁を脅かすために鬼女の面をつけ待ち伏せする。待ち伏せしていると嫁が現れ、脅かすことに成功する。ここでやり過ぎたかと後悔するが、まだやるべきだと思い直す。しかしとりあえず面を外そうとなった時に取れない。もともと鬼女の顔のようだったかのようにお面が取れない。こんな顔では家に戻れない…。嫁は脅かされて家に帰ると姑がいないことに気づく。村人総出で姑を探すと、姑発見。しかし姑の顔は鬼女の面と一体化していて取れない。そこで寺の住職に相談することに。お坊さんに相談すると仏に祈りを捧げ自分がしたことを悔やみ懺悔しろとのこと。姑はその通りにすると面が外れた。それからというもの姑は嫁とともに毎日夫と子供のために供養を行うようになった。)→肉付きの面という話、憎しみを捨てて仏を肯定することで救われるという話、だが五島の解釈は少し違うらしい 五島「思い込みで物事が正しく見られなくなってしまうと、心まで呪われてしまうんです。だから…だから…」→春花の世話を五島にまかせて家に帰ることにする。→自室でバイトの時間まで寝る→夜からバイトへ(居酒屋バイト、長さん俺のなつみにセクハラしやがって!ぐぬぬ…、お客が伊勢の話をしている、ロリコンなこと広まってるのか…?、割とやり手ななつみ、店にめちゃくちゃ貢献している)
リ198伝説の看板娘 なつみのバイト先の居酒屋にて 完全無欠、伝説の看板娘、五島桃子の話題 でもなつみだって負けてない っぱ女は愛嬌よ
→帰宅、論文の発表のため長城市へ向かう予定の五島と玄関でばったり、なつみは誰かに必要とされることが嬉しく、より頑張りたいと思う(バイト先の2号店の店長として働かないかと打診されたため)→五島「先輩!もう頑張るなんて言わないでください…。先輩は頑張りすぎですから!」「…先輩…お願いですから…早くお面を取ってください…」→おやすみ〜就寝→3時間睡眠で朝、あまりお腹空いてないな…→春花の病院へ、春花「私はお前の負担になりたくないんだ」なつみに休むよう言う、なつみはなつみで春花に必要とされていないと勘違い、お互いがお互いを思っているのにすれ違う→屋上でふてくされるなつみ、そこに長城市に論文発表しにいっていた五島が現れる、なつみが心配になりすっぽかしてきたらしい
リ199予感 五島視点 発表の最終確認をするも漢字が読めなくなるほどなつみが心配になる五島。
→なつみと五島の会話(春花はなつみに元気でいてほしい。だから自分に構わないで一人の時間を作って欲しい。元気のないなつみを見ていても自分も苦しくなるだけだから。五島に対する親愛と感謝の気持ち)→春花の病室へ、春花の見舞いは一日置きにする→春花と抱き合い緊張が緩んだところで、口から血を吐いて倒れるなつみ…→目覚める。五島との会話、胃潰瘍だった、入院することに、目覚める前と五島との会話中に、眠り続けていた頃の春花が何度かフラッシュバックする→なつみ「五島…肉付きの面…取れたかな…」五島「先輩の肉付きの面は…今でも…顔に食い込んだままです」→まだ…春花は眠り続けていた。2年間一度も目を覚ますことなく。面をつけ節穴から見る世界はなつみにとって夢のような幻想だった。→春花の状態を受け入れるなつみ→五島には別の病室の春花に会うのは明日にしようと言われていたが、やっぱり会いたい!五島が寝たのを見計らって春花に会いにいく→春花の病室、春花に謝る、これからは心配をかけないようにする、病室を後にする前に春花の手を握る→窓が開いていて風が吹き込み予知の発動条件が整う、危険予知発動、何かわからないが危険な予感→春花が手を握り返してくる。昏睡状態なのに…私の勘違い?→勘違いじゃない→春花「な……つ……み………死ね」→首を絞められる、春花の目を見ると片目が緑に、次第に意識が遠のいて…
→朝目覚めると病院のベッド、五島の話によると昨日の春花とのことは現実だった→五島と一緒に春花の様子を見に行く→精神科病棟の面会謝絶プレートがかかった病室、中から「なつみ死ねえええ!」→部屋に入ると、拘束着とベルトをつけた春花が暴れている→医者の話(春花の行動は全て反射、春花の片目が緑になっている、なつみと春花の血液から覚せい剤や麻薬の成分であるアルカロイド系の薬物が検出された)→なつみロビーへ、五島と合流。医者が五島になつみと春花の血液検査の結果を渡す(五島さんならわかるでしょう)→五島(春花の血液検査のタイミングから考えると、なつみの吐血が原因の可能性が高い。もちろんなつみの体内に以前からエフェドリンに類似する物質があったと仮定して。重要なのはエフェドリンに類似する物質であること。エフェドリンの場合は普通血液に触れただけでうつることはない。エフェドリンに似て非なる物質がなつみの体内にある。桜にエフェドリンが含まれているというのは俗説であるが、これが何らかの見方により正しければ、桜の季節にだけ機能するなつみの予知能力の正体も見えてくる。何とかして春花の体内からエフェドリンに似た物質を取り除ければ…)→なつみ胃の内視鏡検査、ベッドの上で考察(能力のきっかけは新村栄一郎の血を浴びたこと、栄一郎の体内にもエフェドリンらしきものがあった、昨夜危険を予知した瞬間に春花はなつみの手を握った、この時点で発狂しているとするとおかしい、いつも予知をしてから10秒程度は危険から回避する時間が与えられるのに、春花はなつみの予知に反応して発狂した、美冬が襲ってきた能面だとするとあの馬鹿力はおかしい、トリックでどうこうできるものではない、ドーピングをした、その薬の痕跡を消すための焼身自殺)→五島が病室に、春花の余命があと数日、反射で運動しすぎた、麻酔を使うべきか(目覚める見込みが低くなる)春花への対応に困る、私が決めていいのかな?→五島が伊勢からもらってきた戸籍謄本をなつみに渡す、ここでなつみは春花と実の姉妹であることを知る→麻酔をお願いしに行く→どうするべきか迷う、医者の提案で48時間麻酔、麻酔が効いている間にどうするか考える、二度目以降の麻酔は覚悟がいる…
→ベッドの上のなつみ、春花はどうなるのだろう→伊勢から有力な情報を仕入れた五島登場→屋上で情報を聞く(新村栄一郎の血液からエフェドリンの類似物質、警察庁にエフェドリン類似物質の精密分析を依頼するが拒否された、さらには事件のこれ以上の捜査も中止するよう通達された、国はこの物質の正体を知っている、国と取引するのではなく病院や伊勢の協力のみで可能な治療法を探す、薬はタイムリミット的に不可、他に方法は…)
リ200 14年目の真実 新村栄一郎の死亡診断書(追加分)
→病室に戻る(春花は、なつみの直感に反応して暴走が始まった→直感をなくせればいいのでは→交換輸血で血液を全入れ替え作戦、伊勢は美冬が薬を使っていたと仮定してその線から薬の作成者を探し出し協力してもらう作戦)→医者に交換輸血の説明をしてもらう、一つ問題点が、春花はシスAB型と呼ばれる稀血で、稀血で有名なボンベイ型ほどではないにしろ数が少なく、交換輸血をする量が確保できない。今回はなつみだけ。
→2022年四月七日6:00
処置室のベッドに横たわり10時間が経過した現在。まだ交換輸血中!→五島は一旦帰って休む(つきっきりだったから五島も眠いよね)→なつみ眠りに落ちる
→交換輸血終了、さて春花は…→もう麻酔から覚めてもおかしくない頃なのに目覚めない春花、どうすんねん→五島と屋上(春花が目覚めたら家族写真を撮りたい、交換輸血は成功したみたい→四月病が治った)→春花の病室へ(春花に回復の兆候が、今日は春花の隣で寝ます発言)→意識のない春花と二人きりの夜→その夜夢を見た(目覚めた春花と五島となつみ、三人で春を、新しい世界を満喫する、なつみにとっての理想→夢の中で春花がなつみの頬に手を当てる)→夢から覚めるがなつみの頬には春花の手の温もり…って春花が起きた!?
2022年四月八日、早朝
春花の「おはよう」という言葉で、私の新しい世界は完全に拓かれた。奇しくもあの元木町事件からちょうど2年。
→四月三十日、良治、美冬の墓参り。車椅子の春花が能面をつけているのは荒田の風習にこだわったから。今日春花の20歳の誕生日か。春花が目覚めた原因は不明。反射で暴れまくっていたのが刺激になったと考えるのが妥当。ファルシフィカソなしでもドローガを封じることが可能。
END

雑談 最後の声編ラストで聞こえたエリカの声、春花が集落に住むと言った時に、外から支えてくれれば大丈夫という趣旨のことを言って、言われた春花はなつみや五島とこれからも一緒に頑張ることを誓った。意見の不一致で少し険悪になっていたムードをエリカが払ったことで一緒の部屋で就寝することになり、直後翠眼呪殺。誰かが春花に翠眼呪殺をさせるためにエリカの声で誘導した?五島が死んだはずのエリカの声をスルーしたのも謎

リ201哀悼の意 1730年 邪念の女神を撃退した大魔女さまへの哀悼の意 これからも掟を子孫に言い伝えます 大魔女は自殺
リ202来世の幸福 1860年 翠眼の子が生まれたので殺した大魔女、殺してしまった子に対して、来世では幸福に満ちた生を受けられますように、翠眼の子を殺さずに荒田から逃がす手法が取れない理由、片目が緑の子供の母は西洋人と関係を持ったと疑われ、もし荒田が鎖国中に西洋人の存在を怪しまれてしまうとまずい

裏リ15過去の荒田集落の出来事 薬品Dは16世紀後半に新村儀之助という西洋人の宣教師・医師により発見された。最初に薬品Dを本格的に使ったのは、荒田集落を訪れた足軽、儀之助は足軽に薬品Dを分け与えた。その足軽は薬品Dを使い天下人となった。この足軽こそ豊臣秀吉。しかし豊臣秀吉以降薬品Dの存在は見られない。なぜ薬品Dを用いれば豊臣政権は息子の世代以降も安定したものにできたはずなのに使わなかったのか?おそらく薬品Dの副作用などの危険性に気づいたたためと思われる。豊臣秀吉が把握していたのなら荒田の民も危険性については承知しているはず。危険性について気づいたからこそ、第三世代の女性を殺す掟などがある。となれば気づくきっかけとなる出来事があるはず。荒田集落で過去に起きた薬品Dによる何らかの被害が文献により確認された。文献によれば災害は3度発生したらしい。


真・明徴編 永遠の塔
真・呪殺編の途中で見ることになるシナリオ
→2100年四月八日 ヘリコプターからの中継、旧元木市(市になってる) 日本で2つ目の立入禁止エリアとなった旧元木市(1つ目は荒田?) もう50年間この地に足を踏み入れたものはいない 今から65年前の2035年に発生した佐波大震災、直後旧元木市に突如現れた巨大な桜の森、以来旧元木市は猛毒ガスに覆われ、一夜にしてゴーストタウンと化した。様々な調査を行う、調査隊は行方不明、航空写真も霧が濃く取れず、X線や電磁波で色々と試みるも徒労に終わる。

→木に血?で人形の絵?
大切なかんざし。ずっとずっと大事にいたします。
愛しいニイ様。私幸せです。ずっとずっと一緒です。何千年も、何万年も、彼女がいる限り私達はずっと一緒です。ほら見てください。御使たちも私達を言祝いでいます。
今日は風が強いですね。でも大丈夫。彼女がいれば、永遠に花びらはなくなりません。この塔も永遠に。

雑談 呪殺も真・明徴編も黒幕の目的は人間を追い払うこと?人口が増えたことと桜にはなにか関係が?真・明徴編ラストで独白していたのは誰?


真・呪殺編 パラサイト・プリズン
→元木町事件の犯人は美冬、マンションの屋上で美冬を発見、春花が人質に。二人はそのまま屋上から落ちて行方不明。茜は女ヶ沢市事件のことを後悔し自首。
→古郡茜視点 裁判にかけられ無期懲役、事実上の終身刑、刑務所で15年間過ごす、あと数年で還暦を迎える
→ある日護送車で今までいた佐波刑務所から元木刑務所に移送される。(今では人口15万人以上の元木市。なつみは以前よりも会いに来てくれるだろう。春花はどうなったのだろう?恐らく荒田集落…。)→もうすぐ到着というところでアポカリプティックサウンド&クソデカ地震→バスがひっくり返る、目を覚ます茜、他の受刑者や、刑務官はひっくり返った衝撃?で死んでいる。生き残りは茜のみ。→逃げるチャンス!ものが燃える音がして車内から飛び出す→バスが燃えている、これでは手錠の鍵が探せない…→大きな炎の向こうに更に大きな影…そこにあるのは高いビルを見下ろすかのようにそびえる巨大な桜の木。→雪のように降り続く桜の花びらが太陽光をふさぎ、まるで冬のような寒さ。
桜の大きさは一番小さいものでも100メートルほど、大きいものでその数倍。
→道にある乗り捨ての車で休憩→数時間後出発→市街地到着、ガレキや放置自動車で道が塞がれているためここからは徒歩で、なつみ(32)が住むマンションに向かう
リ203古郡なつみからの年賀状
→市街地に人がいない、みんなどこに行ったのか→コンビニへ(人はいるが全員死亡している、外傷がなく死因は不明)→隣のパチンコ屋へ(みんな死んでいる、なぜ屋内で死んでいるのか)→コンビニに戻り食料調達、懐中電灯や電池、ライターや燃やすための紙製品ももらう、店にあったリュックサックにものを詰め移動→道はすっかり桜で覆われ15センチも積もっている、歩いていると木のようなものが頻繁に足に当たる、いい加減うざったいので確認してみると…人骨!外で死んだものは溶けてしまったかのように骨だけになる?なつみ生きてるの?→なつみのマンション到着408号室へ→扉の暗証番号9270(なつみの誕生日を逆から、こういう時のために家族で共通の番号を決めていたらしい)→部屋の中になつみはいない、冷たい弁当を食しながら思い出に浸る→朝…?アラサーなつみ登場、茜が元木刑務所へ移送されると聞き面会できないか確認しに行った帰りに地震に襲われたらしい、なつみも自分以外の生存者は目撃していない。
リ204もう1人の生存者 なつみ視点
→なつみ「私予知能力あるでしょ?」ここから(元木市から)外に出ることは危ないと直感しているため逃げるつもりはないらしい、茜の鍵が外れる(茜の着ていた刑務官から奪った服に鍵が入っていた)→ラジオで状況確認、ほぼ元木市のみの被害、地下数十メートルで発生した地震と毒ガス→なつみと久しぶりのブレイクタイム、春花や五島の無事を確認しに行きたい
リ205身元引受人について 2022年四月十日 先日両親が事故で死んだ新村夏菜の身元引受人を探している
→まずは五島の家へ(道中、桜の花びらは20センチほど積もっている、しかし昨日の降り方にしては少ない、もしかして花びらは溶けているのだろうか?妙に道路が濡れているし、昨日歩いていた時もだんだんと靴の中に粘性のある妙な液体が入り込んだ)→五島のマンションに到着(なつみ曰く五島は研究員をしているらしい、そして1年前まで安いアパートに住んでいたが急にこの高級マンションに引っ越したらしい)→五島の部屋へ(五島の仕事部屋、電子錠が解除され中から五島絵梨奈(31)登場、外気と隔絶されているため無事だった、もう天才少女じゃなくて天才)→情報交換(五島はあの桜のことや荒田集落のことを研究していた、今回の事態も見越していたよう、だから外気を完全に遮断しナノフィルターで換気されているこのマンションに引っ越した、最上階のペントハウスに。五島の研究は御神木、次に菌類、その次に人体の脳内物質、そして最近はキリスト教。これらの研究は全て春花の居場所を突き止めるためらしい。なつみと茜が死なない理由=ドローガ、外にある桜らしきものは桜ではなく菌類、つまりキノコ、五島が勤めていた国際研究所には裏の顔があり、公にできない現象の解明や研究を行うためにあった。公にできない研究というのは御神木のこと、80年前あの桜が生えた時に研究しようとしたら、研究員が全員死亡してしまったという。御神木について空気中の花粉を調べた。すると御神木の花粉は花粉ではなく胞子だった。しかしどのような状況でも発芽しない。次に根の破片などを調査するとそれにも胞子が含まれていた。これは空気中の胞子と違い哺乳類の体内に入ると発芽する。発芽と言っても数ミクロン程度の大きさ以上にはならない。この発芽した胞子が体内でエフェドリンに似た物質を放出する。これがドローガのもとでドローガのもたらす驚異的な身体能力の原因。ドローガの特徴、血液接触による感染。五島は外に出たら死ぬのでなつみと茜についていけない。茜の血を浴びドローガのキャリアになることもできるが、副作用がハッキリしないためどちらが良いかはわからない、このマンションの生き残りは五島一人であるため蓄電された電力を節電すれば一ヶ月は持つ、その間に救助隊が来て助けてくれるはず、それまで引きこもる)
リ206奇妙な打診 国際研究所所長の推薦状 年俸5400万!? 御神木について研究するらしい
→引きこもる五島のために保存食を集めに行く→スーパー(食料集め、生鮮食品エリアでは電気の供給がストップしたため魚が腐っている、腐敗した魚にハエがたかって…ハエはこの桜の影響を受けていない?)→帰り道でカラス、カラスにも毒ガスは効いていない?カラスに食われる人の死体→マンションに戻る(なつみは調子が悪いみたいで休憩(あんなものを見たから)、五島にハエとカラスのことを報告→二人が出掛けている間に空気中の成分を調べてわかったのは、空気中に漂っているのは毒ガスではなく胞子であること、そしてこの胞子は以前調べたものとは別物だが確実に荒田桜から放散されたもの、以前の胞子が変質したものが哺乳類が死亡する原因。この災害で人が死んだ原因は寄生生物によるもの。今確認できている胞子は根の胞子(ドローガの原料)、花の部分から放散される胞子(普段は無害だが何かのきっかけで哺乳類を死に至らしめる働きをする、おそらく今回の件で体内で発芽する性質になってしまった)、なつみと茜が死なないのは荒田桜の一部を以前から取り込んでいたことで何らかの抗体があるから、しかしこれだと一つ矛盾がある、ドローガが抗体になるのは変、普通に考えれば荒田桜が繁殖しやすい環境にし、胞子が入り込んだらドローガキャリアの身体を苗床にして発芽する。生物としてはこちらのほうが正しい繁殖方法。)→ラジオ、まだ救助の目処は立たない→なつみは疲れが溜まっているのか就寝中、五島と茜は昼食を(これからのこと。今荒田へ向かっても立入禁止の境界あたりに自衛隊やマスコミが大挙しているため、ひとまず春花のことは災害の件が片付いてからという結論に落ち着く)→なつみは食料集め、茜は死体を見つけたら外に積もっている桜の花びらを振りかけ様子を撮影するという五島からのクエスト達成に向けて動く→茜ザッハにある死体に桜の花びらを振りかける→3分程度経つと…死体が溶け始める、花びらが触れた場所だけ溶ける→外に出るとアポカリプティックサウンド→遠くで人間なのか自動車なのか分からないが何かが見えた→探しに行く、人間のものと見られる足跡が、足跡を向かった方向に辿るのではなく逆にたどることにする、荷物は近くのガレージに置いておく(公的機関の人ならば一人で来たとは考えにくい、ならば足跡の出所には複数の人間がいるかも)→辿ると中央公園へ、御神木の周りで足跡が途切れている=御神木から足跡が始まっている、確信した。この足跡の持ち主は、きっと普通の人間ではない。→茜、ガレージに戻る、荷物を回収しマンションへ→なつみはまた物資調達、五島は茜からもらった映像分析→映像について(死体が溶解することとは別に興味深い事実が、あの映像には生きた人が写っていた、窓の部分に処理を施すと…春花?)→風が出てきたのでなつみを迎えに行く→なかなか見つからないなつみ、積もった桜に埋もれていた→風に当たりすぎて体調不良のなつみを背負い帰ろうとするが→危険予知→近くのコンビニに逃げ込む→なつみ「早く身を隠さないと、誰かが来る」
リ207梅雨の日 2007年茜視点 生みの親である茜は春花との接し方に戸惑う
→コンビニの中から外を観察、白い服を着た誰かが通る、コンビニに入ってくる。?「すみません、救助に来ましたが、誰かいませんか?」聞き覚えのある声だが春花ではない→?立ち去る→なつみ曰く出会っていたら大変なことになっていた。(なんとなく茅萱?新田の人々はドローガキャリアが多いから助けに来たとか?)
→マンションへ、実はなつみはコンビニで映像を撮っていた、それを五島は解析→コンビニに来た人物は美冬。春花もそうだが、二人が着ている白い服は、荒田集落の能面とセットの赤装束の白い版のよう。そして特徴的なのが縫い目がないこと、不織布。ボタンもファスナーも、そして帯もない。よほど布に伸展性がなければこの服を着ることはできない。布を人に被せた状態で装束の形に仕上げないと着ることはできない。一体どんな素材が使われているのか…→五島の仮説、あの桜、つまり巨大な菌の繊維でできているのではないか。二人と桜の関係性は?荒田集落はどのようにして関係している?
リ208姉妹として なつみ視点 茜と面会し、春花との関係や、茜が春花のことをどう思っていたのかを話す
→なつみに映像に写っていた春花と美冬のことを話す→なつみ「明日探しに行こう」→ラジオ(明日早朝特別部隊を派遣する、毒ガスの致死量を考えると生存率はゼロパーセント(毒ガスの正体が分かったのか聞かれるとはぐらかす?)、仮に生存者がいた場合は、ごく少人数と見られるため、特別部隊と避難してもらう、大人数だった場合は現地から特別部隊に連絡してもらって応援を派遣する)→毒ガスの致死量の発言はテキトーだし、生存者を助けたくない?助けてくれるのは特別部隊が生存者を発見した場合のみ。特別部隊が3人を発見しても見なかったことにして、見殺しにする可能性がある。
→五島(モトキザクラ様の都市伝説はいつからあるか。初めてその情報が出てきたのはオカルト雑誌Mの1960年7月号。しかしMの先月号では1960年に起きたある殺人事件が特集記事にされ、7月号でその事件の続きが掲載される予定だった。だがどういうわけかこんなオカルト色の強いモトキザクラ様がその殺人事件の犯人であると書かれた。確かにMはオカルト雑誌だが、事件は実際に起きたことで、それを今まで誰も聞いたことのない妖怪のせいにするのはオカルト雑誌だからこそお粗末すぎる。その殺人事件はいかにも嘘くさい都市伝説にすり替えられてしまった。殺人事件を都市伝説化することで人々の記憶から風化させようとした。その殺人事件について、被害者は当時御神木を研究しようとしていた研究グループのメンバー、突然生えたと言われる御神木。その不可思議な桜の木を研究するために、公的機関として当時の元木町に設立された研究グループ。しかし設立後まもなく、元木町に常駐していたメンバー全員が宿舎で何者かによって殺害された。ここで謎なのが五島を含む国際研究所のメンバーはなぜ殺されなかったのか。五島たちは調査をするにあたり、御神木に触れないようにしていた。これは国からそのようにしてサンプルを採取するようにと指示があったため。その指示は最重要事項とされていた。御神木に触れて研究をすることが1960年の事件の原因。御神木が研究されるのを嫌がった結果、研究グループが殺された。→国レベルでサンプル採取方法の指示があった=事件の真相がある程度は判明していた。その対策が御神木に触れずにサンプルを採種することだった。仮説として御神木に意思があると考えると、研究されることを防ぐため何らかの方法で御神木が研究員を殺した。これまでは必要な人間しか殺さなかったが、今回は元木市にいた人をほぼ皆殺し。研究されるのを防ぐことが目的ではなく、殺すこと自体が目的であった。なぜ殺す必要があったのか。→荒田桜があれほど巨大な子実体をたくさん生やすために、相当な滋養を大地から吸い取ったはず。今元木市は痩せた大地になっている。栄養のない土壌は荒田桜にとっても繁殖に適さない。そこで死体を溶解して大地にもどし、栄養としている。
→1960年に殺された研究員は全員撲殺。撲殺ということは人間の手による犯行で、御神木や荒田桜の秘密を知られたくない何者かがいる。その何者かとは現在元木市にいる人物だと考えられる(国は御神木や荒田桜について知りたがっているから除外される、秘密を知られたくない側は特別部隊を迎え撃つはず、ということは今元木市にいる)、そうなると春花と美冬が怪しい。当時事件を起こすことは年齢的に不可能だが、当時は別の犯人だったなら問題ない。本人たちの意思ではなく荒田桜に寄生され行動を操られ殺害した可能性。春花と美冬も操られている状態?)→特別部隊は1960年の事件を知っていて武装しているはず。明日は出歩かないほうがいい、ラジオ官房長官は昔元木町の町長をしていた人、そんな人が人命を軽視するような内容の会見、何らかの意図がある。元木市で生存している人に向けた、おそらく「明日、元木市民は絶対に誰にも見つかるな」という警告。→インターホン、エントランスの映像を映すと…春花。顔は、なつみの一歳上とは思えない、実年齢とかけ離れた若さがある。→画面の向こうの春花が倒れる、なつみは春花の元へ→春花を部屋へ連れて行く→春花の話(2020年四月八日、美冬にさらわれ荒田集落へ行き2年くらい過ごした。でも気がついたら大きな桜の木の下にいた。わけもわからずその辺を歩いていくと見覚えのある建物…ザッハを見つけた。窓から中を除くと死体を溶かしている人がいて、しかもその様子を携帯で撮っていた。それを見て恐ろしくなって逃げた。あてどなく逃げていると、死体を溶かしていた人がなつみをマンションに連れ込むのが見えた。知っている人…なつみに会えるという一心でインターホンを押した。
→インターホンを押したあと倒れた理由はわからない。この部屋の番号を押したら急に意識が遠くなった。部屋の番号は順番に押していっただけ。
→五島が春花に美冬の写真を見せる。春花曰く美冬は既に亡くなっているためいるはずがないらしい。死体が動いている?美冬は春花を荒田に届けて死んだ。あの時ドローガを使って、屋上から飛び降りたり、物凄い速さで移動したり、無理をしすぎたため身体に大きな負担がかかり、死亡した。
→荒田につき、自身の弱さに辟易した春花は女だけの通過儀礼である山籠を通常の倍の2年間行うことにした。2年たち美冬の三回忌で法要が行われるか集落に見に行くと様子がおかしい。三回忌も催されず、変なミイラがあった。新村本家に能面と赤装束に包まれたおかしなミイラ。片目のない少女のミイラ。ミイラを調べていたら気が遠くなって…。これが最後の記憶。
→春花は今を2022年と認識している。時間と場所を飛び越えている。)
リ209克己 新村サクラ視点 2020年四月九日 山籠をして強くなる、決意の春花
→五島の仮説(春花のタイムスリップは単純に春花の認識の問題。途中の記憶が抜けているから錯覚しているだけ。春花が着ていた装束は御神木と同じDNAを持つ菌糸。オニナラタケの仲間。ナラタケ類はごく普通に見られるキノコで、食用にもなる。ただ強い寄生性があり、まれに巨大化が見られる菌類。今回の巨大桜、1960年の事件とも矛盾しない。人間に寄生し、操る性質があるとも推測される。→春花は2022年、何らかの理由で荒田桜に寄生され、13年間意識を失っていた。そして肉体までも老いることのない、いわゆる冷凍保存のような状態だった。それが今回、元木市に巨大桜が現れたのがきっかけで春花は目を覚まし、今に至る。つまり荒田集落と元木市は荒田桜によって地下でつながり、春花はここに連れてこられたと考えられる。オニナラタケの仲間は、状況によっては巨大化する。現在発見されているのはアメリカオレゴン州に生息するもので、地下に9平方km、東京ドーム700個近くの広さに渡り菌糸を張り巡らせている。直線距離で元木市に菌糸を伸ばすにしても、時間さえかければ考えられない数値ではない。 移動に関しては、春花の肉体を構成する素粒子情報をコピーし、元木市で再構築させる方法があれば大きな穴を掘らずにテレポートできる。2014年オランダのデルフト工科大学の事例。元木市に人間を構成する有機質があれば、理論上荒田集落から瞬間移動させることができる。今の段階だとなぜ春花を移動させる必要があったのか、荒田と元木市をつなげる必要があったのか目的が不明。死んでいるのに歩き回っている美冬も謎。とりあえず明日を待つしかない)
→明日、何かが起きる。突然現れた桜。そして春花。真相を知っている政府と特別部隊。
→翌朝、茜視点 夢か現か、なつみと春花に連れられ御神木の下へ、ここは女神様のいるところ、そこに美冬が、これで四人揃った、ようやく女神さまの願いを叶えることができる。茜の足元から太いロープのようなものが這い出て来て体に巻き付く。これは…女神様の名前は…死月妖花
→五島に起こされ目覚める茜、なつみと春花がいないらしい→五島は監視カメラの録画データをチェック、茜はさきほどの予知夢?について考える→監視カメラには午前5時頃エントランスを通り抜ける春花となつみの姿。→二人を探しに行く、まだ新しいタイヤの跡を発見、追跡する→途中で銃声?
リ210ビビってんのか? 特別部隊視点 生存者を見つけたら殺せという命令 ターゲットは御使
御使は女ヶ沢市事件の犯人みたいなもんらしい 人間とは思えない動きで殺す 銃弾すらかわす (ドローガ使っている人? ) 
今回は威力偵察のようなもの、武装した俺たちが生きて帰ってこれる場所かどうか、無理だったらここは永久に立入禁止となるだろう
任務は生存者と御使の殲滅
→銃声が聞こえた方へ→地面に降り積もった桜が鮮血に染まっている、15人ほどの防具を着た人が桜の上に倒れている、近くに銃が落ちている→後ろからなつみが現れる、なつみは血まみれ、おそらく倒れて死んでいる人たちの返り血、なつみ「死にたくない…」、なつみ背後から心臓を抜き取られ絶命、抜き取ったのは春花→春花(元木町事件の後美冬と逃げたが、美冬は逃走中の車内で苦しみ始め吐血した、その血を春花は浴びた。美冬は春花を荒田に送り届けると同時に死んだ。その後山籠し、2年後集落に立ち寄り、女神様に会った。ミイラだったけど、女神様からは私のために恵みが放たれていた。その恵みのおかげで私は女神様の御使になることができた。やっぱり私にはお母さんだけでなくなつみも必要。なつみには御使になる資格がある。後はおばさんが御使になりさえすれば女神様の願いは達成される。そしたら私となつみは永遠に一緒。15人ほどの防護服の面々に顔を向け→こいつらはドローガを使ったことがないから必要ない。女神様の秘密がバレると厄介だから大地に還ってもらうことにした。私は女神様に生かされている。女神様は死んだお母さんを蘇らせてくれた。そして私、なつみ、お母さん(茜)。これで四人揃う。第一世代と第二世代の生者と死者が。一緒になろうよ、女神様の…死月妖花の一部に。)→なぜかなつみが復活し3人で…(たぶん夢と同じ)御神木の下に行って、地面から生えてきた根に巻き付かれ地下?そこで永遠。茜は残してきた五島が可哀想だと春花に告げる、五島は御使の資格がなく、しかも色々知ってしまったので大地に還ってもらうことにし迎えに行く春花。茜はそれで良かったらしい。死ぬのに…。
桜の木が私の身体を使い、新しい人生をもたらしてくれた。
→ラジオ、特別部隊から報告がない
→御使となった私たちは彼女の願いを成就させた。私たち御使の身を捧げることにより、彼女は大地がある限り永遠にこの地にあり続けるのだ。私たちはそれを祝福し、彼女たちを見守る。
私とても幸せ
END

雑談 死体が動くのが御使?白い装束を着ているのが特徴?

リ211若者の恋文 1866年 桔梗殿へ(荒田の例外として2月に死んだ新村桔梗さん?) 桔梗は江戸にいる 手紙を書いているのは荒田出身のもの? 将軍命令による縁談を受けるしかない、条件は荒田に嫁入りしてくれる女 桔梗はどう思うのか。
リ212あきれた息子 1866年 父親視点 将軍へドローガの献上を失敗したばかりか、江戸で出会った娘に恋をしてしまった。息子の名前は晃。恋をするなとは言わないが、そんな江戸の娘が荒田に来てくれるわけがない。息子が図々しくも将軍に、荒田に来てくれる女が欲しいとお願いしたことで、自分の結婚相手を探す羽目になる。晃がどのような娘に惚れたか知らないが、別の江戸娘といっしょになってもらうより他ない。

裏リ16新田事変 1598年頃新田で内紛 一人の緑目の女性が突然住人を襲い殺害しようとした。すぐに取り押さえられたが発狂死。元々の住人たちは宣教師の仕業ではないかと疑う。彼女は緑目で生まれた初の女性だったが、西洋の血が交わらない純粋の日本人だった。緑の目は西洋人と関わったがゆえに引き起こり、それが呪いとなったという住人たちの言い分。この時から西洋人と住人たちの対立が表面化し、互いに居場所と命を守ろうと数人の被害者が出た。しかし本当に恐ろしいのはここからで、また突如緑目となり住人たちを襲おうと発狂したものが現れた。緑目になった者たちは先住民と宣教師の区別なく襲いかかった。なんとか鎮圧したが、人口は半分となってしまった。そして宣教師による呪いではないということが判明した。(宣教師も襲われたため)
住民たちの不安要素、トミの存在。緑目だったが言葉も拙い幼子だった。そして唯一発狂していない。住民同士の話し合いでは、殺すべき、様子を見るべき、研究すべきといった意見が交わされたが結論は出なかった。

裏リ17女神の降臨 荒田事変後さらに奇妙なことが。荒田事変で死亡し土葬された死体を掘り起こそうとするものが現れた。彼らは掘り起こした死体に寄り添い語りかけ続けていたという。彼らは普段は通常の人間のように食事や睡眠を取り、必要があれば狩りや野良仕事も行っていた。だが時間があれば死体のことを考えるような発言や態度が目立ち不気味であったそう。そのほとんどは男性で、彼らは次の年の春に全員失踪してしまった。彼らが消える直前には猛き音が鳴り女神が降臨したという記述もある。住人たちは、消えてしまった人は桜になったのではないかと考えた。今までなかった場所に突然桜が生えたこと、そして桜の木は消えた人の数と同数だったこと、さらにその桜の根本には失踪した人の衣服が巻き付いていたことから。
裏リ18女神ヴェルジ トミについて、荒田事変から12年後の1610年トミも発狂、しかし彼女は必死で殺意に抵抗し、緑目を自分の手でえぐり出した。それでも狂気は治まらず、最終的に目から脳へ手を突っ込み自害した。これで最後の翠眼が死んだ。住人たちは緑の目になった女性は一定の年齢に達するとこのような殺意に見舞われると考えた。ここで初めて翠眼呪殺という概念が生まれたと考えられる。
住人たちは殺意に抵抗し集落を守るために命を捨てたトミをミイラにして保存、その肉体を女神像として崇める風習が出来上がった。トミのミイラはヴェルジと名付けらた。ヴェルジはポルトガル語で緑。以来、荒田集落には日本と西洋の文化が交わる独特の宗教が出来上がった。ミイラ作成の技術はおそらく宣教師によるもの。


真・呪殺編 メガミゴロシミナゴロシ
五島の家に突入してくる能面→家から脱出するなつみ、声に導かれ中央公園の御神木へ→父からのメッセージ、能面の正体は茜。能面やコートは美冬から奪ったものと推測される。美冬は茜に殺害されたのか、それとも別の理由で消えたのか…→なつみは祖母の家、春花は荒田へ。以降、春花から連絡が来ることはなかった。こちらから連絡をしても…。
→2022年四月八日 五島と荒田集落へ
→春花が連絡を取らなかった理由は山籠。弱い自分を鍛えるため通常の倍の2年間籠もっていた。
→春花視点 エリカが亡くなり今はサクラが大魔女。春花が荒田に来てすぐに心筋梗塞でエリカは亡くなり、エリカを土葬するとなったときに、地面から腐敗した死体が発見された。それは死後一ヶ月近く経っているもので、服装や体格所持品から美冬に違いないと思われた。なぜ元木町で消えたはずの美冬が荒田の墓場に埋まっていたのか。犯人は集落の中にいるのか?
→今日は美冬の三回忌。ちょっと法要の様子を見に行こうかな→山籠している糸姫山には温泉があり、山籠する者の強い味方、法要はみんなが気づかない距離で見守ろう、春花さん意外と山暮らしを満喫している?→そろそろ集落へ→うーん、どうしようか…とりあえず集会場の屋根に登ってみるか(猿か!!)、隠れながら向かう→集会場の屋根はきれいに掃除されている、最近誰かが登ったのかも。それにしても…人の気配がない、そろそろ法要が始まるはずなのに。集落の雰囲気も何か落ち着かない感じで変。少し探るか。→後ろから茅萱、茅萱に三回忌が無い理由を聞く、場所を変えることに→茅萱も人目を避けている様子、もしかして私と一緒にいるところを見られないようにしている? 山小屋(廃屋)に到着、茅萱と会話(法要は中止。理由はサクラによる予言のせい。予言の内容は、2022年四月八日、つまり今日、外の世界から集落を滅ぼす脅威がやってくる。外の世界からくるものが春花を指す可能性を考慮して茅萱は人目を避けた。警戒心の高い荒田の住人のことだから、春花を脅威と見なす人も中にはいるかもしれない。だから今日は人に合わないようにしてとお願いされる。荒田を守るため人目につかないように荒田駅を見張ることに)
リ213除籍通知書 茅萱宛 2020年4月13日から2021年10月10日の約一年半にわたり一度も授業に出席していない上に、文書での問い合わせにも返事がないため大学を除籍
→荒田駅に向かう途中、色々考えた結果、先にサクラに話を聞く必要があるという結論にたどり着き見張りはやめてサクラの元へ→なんとか見つからずに新村本家へ→家の中を探すも誰もいない、携帯の電源をつけてみる→メッセージ確認、なつみと五島から結構来てる…、確認しているとなつみから新着メッセージが!送ったメッセージに既読がついたため連絡したらしい。メッセージ:今日五島と荒田に行くけど春花は集落にいるの? 集落に来てはいけないとなつみに電話しようとしたら、背後から謎の人物に殴りつけられる→どこかへ移動させられる春花、三畳間へ連れて行かれそのまま放置される、謎の人物はどこかへ行く、→春花すぐに起き上がり、ナイフを手に部屋に戻る→扉を開けると携帯に血が滴っている、血は携帯の上で首をつっている能面赤装束の人物から。→首をつっているロープを切り能面を外すと…ミイラ。血の滴る余地などないミイラ。血は赤装束の内側一面に染み込んでいただけだった。それが滴っていた。おかしい。自分が殴られてから一分足らずの間に首をつったミイラが出現した、そもそも殴ったのは誰なのか、まさかミイラじゃないだろうし…。→誰かを呼ぶために大声を出す、なんの反応も無い→外に出て大声を出したり、他の家に行ったりするも誰もいない。茅萱は集落を見張っていた筈なのにいないし。
私を除いた住民が忽然と姿を消してしまった。
→部屋に戻り、推理(サクラの予知について、集落の人間が危険な目に遭うと予知したなら、集落が滅びるというのは理解できる。しかしそこから外の人間が集落を滅ぼすという発想になるものか?なつみの場合、その後の行動が危ないかどうかの判断しかできず、なぜ危ないのか、どう危ないのかという具体的な部分はわからなかった。サクラの直感はなつみより優れている?)→ミイラを調べる、眼球が片方ない隻眼の死体。性別は女。年齢は思春期くらい。ミイラに疑問を話しかけていると後ろから茅萱。疑問を茅萱にまくし立てると、みぞおちをぶん殴られる、茅萱「この集落に危険が迫ってるの。どうでもいいことで騒がないで」そしてうずくまる春花の前髪をつかみむりやり顔をあげさせられる、こんな暴力的なことをするなんて本当に茅萱か?山籠で鍛えたというのに茅萱には全く持って及ばない。夏菜は茅萱よりもっと強いかもしれない。この姉妹には喧嘩を売らないほうがいいな。
春花「ちょっとは状況を理解できないと、これからどうしたらいいか判断できない。何か聞かせてもらえないのか…?」茅萱(荒田の日本と西洋の文化が交じった宗教は、肝心なものが欠けている。それは祈るべき神様がいないこと。少なからずキリスト教の影響を受けたこの集落には崇拝対象となる神様がいない。それが変。キリスト教の影響を受けた文化であるにもかかわらず、明確な崇拝対象がいないのはおかしい。だが実はいた、今まで知らなかっただけで、その崇拝対象というのがこのミイラ。ヴェルジと呼ばれていたこの集落の神様。もう神様は死んだ、この集落を守ってくれる存在は消えてしまった。→この様子だとさっき首をつっていたんでしょ?つまりヴェルジ様は2度死んだ。一度目は人間として、二度目は神様として。もうこの集落には脅威が入り込んでいる。)茅萱はヴェルジが死んだことで集落がおかしくなると言うが、私は今朝集落に来たときから、ヴェルジが首をつる前からおかしさを感じていた。絶対に人間の手によるおかしなことが起こっているはず。→荒田駅に見張りに戻ることに、一応集落のみんながどこに行ったか聞くと…家の中…らしい。おかしい。私と茅萱が見ているものは同じ?荒田では死んだものは死神とされるが、ミイラを信仰していたということは死神を信仰していたということになる???
リ214石 サクラ視点 2021年四月七日 サクラと幸太郎が地下空間で祭具を探している ファルシフィカソはあるが、それをあぶる壺と三脚がない、誰かが盗んだ? 鉄格子の方を探しに行くと、扉が開いている立入禁止のはずなのに 明かりもついている
そして見慣れない石が不自然においてある、どかすと先へ続く洞窟が…
→荒田駅で見張り、電車からなつみと五島、荒田が今危険な状態であることを伝えに行こうとするも後ろから襟を掴まれ止められる、掴んだのは夏菜。気配を殺して近づくなんてまるで殺し屋…茅萱もだけど…。→色々と事情を聞いてくる夏菜。春花の歯切れの悪い返答に何を思ったのか鋭い眼光で睨みつけてくる。夏菜「お姉ちゃんに会わなかった?」→会ったことを正直に言うと夏菜がナイフを取り出し構え、私を怒らせたら春花を殺す宣言。→夏菜はなつみと五島が気になる様子、二人は春花が呼んだのか、「今日集落に悪い人が来る。だから集落に来る人には容赦しなくていいってママが言ってた」「もしかして春花ちゃんがあの二人を呼んだの?春花ちゃんが集落を滅ぼすものなの?」ナイフを突きつけられ春花「ち、違う…!」夏菜「違うの?おかしいなあ…。ヴェルジ様がよそ者3人組を殺せって言ってたんだけどなあ…」予知をしたのはサクラではなくヴェルジ?→あの二人を集落に入れなければOK、夏菜は集落の人に知らせに行く→緊張が解ける春花、夏菜は確実に殺意を向けていた。
リ215最後のホームルーム 2022年三月十八日 小学校卒業式の日のホームルーム 夏菜の両親は卒業式に来ない 今まで参観日にも来ていなかった それを心配する先生 先生の目から見て夏菜は様子が変(元気がない)
→木から降りて、なつみと五島に危険を知らせる、状況説明の前に安心できる場所に移動することに、すぐ荒田から発つことに、だが電車の定刻まで時間があるので車内で待機
リ216辺境のボランティア 荒田駅へ運転する電車の運転手二人の会話 最近荒田の住人の様子が変 以前より暗くなった、活気がなくどんよりとしている? 最近運転が怖い
→待機時間で二人に状況説明→春花の説明を聞いて、五島の話(五島は2年間荒田について調べたため結構詳しい。今の春花は浦島太郎のような感じ。荒田を留守にしている間に荒田は変わり果ててしまった。集落はほんの一部で荒田のほとんどが未開。荒田には珍しい動植物が多いが研究されることなく手付かずの状態。それは研究したくても日本政府が住人を除いて荒田地区への立ち入りを禁止しているから研究できない。固有種荒田桜-ドローガ。荒田の宗教、日本と西洋の文化が混じった独特なもの。ヴェルジを主神とする。これは篠崎ハジメの後輩の教え子に聞いた話。篠崎ハジメは非人道的な研究を行っていたために、戦争後名前を変えた。ヴェルジによって翠眼呪殺は断たれた。命を以て荒田を救った少女に聖名を与え、女神として崇める、ミイラはキリスト像の代わりになる偶像が必要だったから保存するために、住人の様子が変なのはドローガに含まれる覚醒剤の成分が影響?)→というか電車出発しなくない?とっくに出発時間は過ぎてるはずだけど…。→春花、血の匂いを嗅ぎつける→運転席を確認すると運転手の死体、なつみと五島に逃げるよう伝えるが…いない。→なつみと五島が座っていた座席は濡れている=なつみと五島の存在は幻覚ではない→二人を探しに行く
あいつら…あいつら…!
もし…もし、なつみたちに何かしたら…例え誰だろうが親戚だろうが…絶対に許さない…!
集落の人間を皆殺しにしてでも助け出す!
→駅周辺を調査、いない。ここで二人は集落に連れて行かれたと判断→集落へ。さっき家の中を確認したときには誰もいなかったが、茅萱は住人は家の中にいると言っていた。今は集落に人の気配がする…→新村家から茅萱と幸太郎が出てくる。二人はヴェルジを運んでいる。方向的に森あるいは集会場。→とりあえずなつみと五島の奪還が最優先目標、新村本家二階から侵入→居間に煮込まれた鍋、誰もいないのに鍋だけあるのは罠だと判断し食べない→廊下から足音、ナイフを構える、居間に入ってきた人物はなつみ?→なつみに鍋を勧められる→しかしまだ理性で欲求を制する。春花「五島は?」→なつみはヴェルジを信仰している?なつみと話が噛み合わない。五島はヴェルジに逆らうらしい。幸太郎からもらったというヴェルジ様の血(ドローガ?)を取り出す、なつみはヴェルジの生まれ変わり、御使になる、→なつみをビンタする春花→なつみは春花を守るためあえてこの集落のルールに従うことにした?逃げようとすれば殺される、殺されるよりも集落のルールに従って生きたほうがいいと判断した?なつみ、春花にさっきのドローガを打つようお願いする→ドローガを使えばみんな助かるのかもしれない、使わなければあの運転手のように消される…。注射を決意するが、違和感。→「五島にも私が注射するところ見せてやろうぜ」なつみ「五島はいらない。早く注射して」→違う、これは演技じゃなく、本当におかしくなってるだけだ→なつみをぶん殴る→なつみの言い方だと五島はまだおかしくなっていないはず。探して脱出する。
木の上から集落を眺めると、住人たちが家から出て集会場へ向かっているのが確認できる。ここで、なつみとの会話の違和感に気づく→なつみは注射をしていないと言っていたのに、おかしな状態になっていた、私はヴェルジの血っていう薬を注射すると茅萱や夏菜のようになると考えていたため、なつみのアレは演技だと思っていた。なつみはヴェルジの御使と誰かに認められた。そして幸太郎からヴェルジの血を受け取った。初めて会ったのにここまで信用されるのは演技でも流石に無理。なつみは注射無しでなぜあんな状態に…。
→夏菜と五島が能面と赤装束なしで集会場に向かう様子を目撃→夏菜は五島をナイフで脅して無理矢理歩かせている?→次に、なつみと茅萱が一緒に集会場に向かっているのを目撃、なつみはナイフで脅されたりせず自分の意思で集会場に向かっている。
→打楽器?鐘の音?今までどんな儀式でもこんな音を鳴らすことなんてなかったのに。→集会場の中を覗く(五島は後ろ手を縛られ拘束状態、ヴェルジのミイラが天井から吊るされ、そばでたいまつが焚かれている。ミイラから血が滴っている。新村家となつみがヴェルジ教の幹部のように見える。サクラが見当たらない。茅萱「今日は私の母の、新村サクラの一周忌。そしてヴェルジ様が現れてからちょうど1年」サクラが死んだのと同時にミイラが現れた? 茅萱「女神となった新村サクラが今宵皆さんの前に降臨いたします。みなさん、新村サクラ改め、女神ブルーシャの姿をどうぞその目にお納めください」サクラのミイラは片目がない。茅萱「ブルーシャからはヴェルジ様のような恵みが放たれていない」恵みは人間に感知できるもの?放射線のようなもの?→茅萱がサクラのミイラを燃やして天に帰す、燃えたブルーシャからは異臭が(ファルシフィカソ)、ファルシフィカソが塗られていたのは予定外のよう、住人たちがファルシフィカソでダウンしているのを利用して五島を助け出そうとする→が、茅萱と夏菜にボコボコにされ万事休す→突然、桜の花とともに白般若の面に白い羽織物を着た怪人が乱入し夏菜と茅萱をボコボコにしてくれる→隙を見て五島と逃げる)
リ217泥棒? 2022年四月一日 幸太郎と茅萱の会話 ファルシフィカソがない、誰かが盗んだ
→どこかいい休憩場所は…ほら穴(秘密基地)発見→ほら穴へ→誰かが出入りしていた可能性があるが、休ませてもらう。→荒田駅で何があったのか(春花が運転席を調べているとき、何の気配も感じさせず夏菜と茅萱が現れ、外に連れ出された。そして外のバギーで大人の男に集落まで連れて行かれた。集落につき、部屋で待機させられる。殴られたり拷問されたりはされなかったが、集落に着いてからなつみの様子が変。なつみは危険察知しかできなかったのに、この集落は直感で安全だと言っていた。それからなつみは恍惚とした顔で、私は幸せだとか、女神さまに会えるだとか…言っていた。それを聞いた集落の人たちが、なつみを御使として迎え入れると言っていた。御使は神のしもべとしてキリスト教で使われる言葉。荒田の女神は死んでいるミイラ…のしもべということは…なつみが殺されてしまうかもしれない!?助けに行こうとするも疲労がたたって歩けない→そういえば助けに来たやつは何者?なつみのことも助けてくれているか、でもなつみは自ら望んで御使になろうとしているから駄目か…。五島が集会場にいたのは仲間になるとかなんとかで連れて行かれたらしい。仲間になる条件は?なつみは春花に注射を渡していたが…。五島的にはなつみの勧めた料理には特に何も入っていないのではないか、ただ春花を安心させるためのもの。ここからはなつみの救出が最優先→警察に電話、土砂崩れが発生し、集落に来れるのは明け方。夜明けと同時にヘリで墓地広場に来ることに)→入り口から足音が…来たのはなつみ。こちらに向かって歩いてくるが途中で倒れる。→春花、外に出て気配を探る→白般若現る。白般若が懐から古い本を取り出し地面に置き、森の方へ去る。本を確認すると昔の文体で書かれている。→本を拾いほら穴へ戻る→五島へ本の解読を頼む(女神ヴェルジについて。荒田で緑目の女性が突然住人を殺し始めた。住人たちは彼女を取り押さえたが、彼女は発狂し死んだ。住人たちは緑目が原因だと考え、西洋から来た宣教師を疑う。宣教師たちからしてみれば事実無根なので対立し、ドローガを使った戦が起きる。しかしその戦で死んだものの血を浴びた人もまた緑目となり、虐殺が始まる。被害は宣教師と住人双方に及び、この段階で住人側は緑目は宣教師の仕業でないことに気がつく。そこで双方手を取って緑目を倒すことを決める。結果緑目はいなくなり、殺人は収まった。ただ生まれながらにして緑目を持つトミというまだ幼い子供は人を襲う気配がないため殺さなかった。しかし時が経ちトミも他の緑目たちと同じように狂い始める。だがトミは「私は誰も殺したくない。でも殺さないと私が死んでしまう。私の目が緑だから殺したくなるならばこんな目はいらない」と言って自身の目をえぐる。それでも殺人欲求は収まらずえぐり出した目の穴から手をツッコミ脳をかき回して自害した。住人は集落のために目を犠牲にしたと考え、そんなトミの肉体をミイラにして崇拝対象とした。ポルトガル語で緑を意味するヴェルジと名前をつけて…。そして生まれた掟、ドローガを使わないこと、ヴェルジを信仰し続けること。)→五島の推測(荒田に来る前に調べたことを踏まえて。ドローガの世代別症状は第三世代までしかわかっていない。なぜなら、第三世代は発狂後に高確率で殺されるか発狂死してしまうから。だから第四世代以降のデータがない。第三世代による殺し合いで最終的に一人になった人は、その後どのようにして生きていくのか。どのような社会を築くのか。蜂や蟻のようなもの。ヴェルジという女王蜂を守る荒田住人。それを踏まえた各世代の役割は…
第一世代:寄生及び繁殖開始
第二世代:寄生範囲の拡張
第三世代:寄生宿主の選別
第四世代:繁殖の達成
どうして荒田桜はドローガという魅力的な物質を人間に供給できるよう進化したのか。そこには偶然ではなく必ず生物としての最終目標があるはず。荒田桜は希少種だが戦時中までは荒田で繁殖していた。今は一本となってしまったがなぜ繁殖できないのか。苗や種を使えばもう一度蘇らせられないのか。
→現状打開策。1ミイラを完全に消滅させること。2荒田桜を完全に滅ぼすこと。ミイラから恵みと言われる何らかの物質が放出され、それが住人たちを覚醒状態にしている。そしてその元凶は荒田桜。荒田桜は仲間を欲しがっている。その仲間を増やすことはすなわち、荒田集落の滅亡。荒田桜が人間を宿主にして繁殖を繰り返す生態だとしたら、ドローガを使用したものの血を媒体として徐々に感染を広げ、最も宿主としてください適した者を探し当てる。最後にその者に何らかの形で関わることで周囲の者をみな宿主とし、冬虫夏草のように肉体を乗っ取られ桜の苗床になってしまう。)→なつみが目覚める。そして自分の過ちに気づく。
リ218心の孤立 バギーで集落に連れて行かれる五島、運転手は幸太郎 私達を拉致したのは春花をおびき寄せるため?半分正解 用があるのはなつみ。→新村本家へ入ったタイミングくらいからなつみがバグり始めおかしくなってる。
→正気に戻ったなつみ(今日はずっとみんなで、あのヴェルジのミイラと一緒に朝まで過ごすらしい。それで繁栄の儀が終わる。あの時私が感じたのは光栄ってこと。女神さまのために命を捧げられることがとても嬉しかった。女神はヴェルジのことではない?ヴェルジからは恵みが出ているからってだけで大切にされている。多分女神さまはまた、別の存在。繁栄の儀が終わるとみんな死ぬ。朝になるとみんな半分死人のような状態になる。みんなが女神の一部として新しい生を受ける。)→五島(桜は自家不和合性で、他の生物を頼って繁殖する。荒田桜もソメイヨシノ同様、自家不和合性と推測され、必ず他の何らかの生物を媒介して繁殖する。媒介するのはおそらく人間。荒田桜は種子でも挿し木でも接ぎ木でも繁殖できない、放っておいて増える品種ではない。繁殖に必要なのは人間で、身体能力を高める効果のあるドローガを人間に提供することで生存競争に勝ち、血液を媒介し寄生する対象を増やす。そしてある世代になると繁殖が行われる。繁殖方法は第三世代の死体から発生する恵みといわれる物質、おそらく植物で言う花粉のようなもの。これを吸引した第一世代及び第二世代は、次の荒田桜を生やすための胚、つまり苗床となる。今回の例に当てはめると、第三世代の死体であるヴェルジのミイラから放出された恵みにより、明日の朝には彼らの体内には次世代の荒田桜が発芽し、やがて死に至る。そして荒田桜は再びこの荒田地区の山を覆う存在となる。第三世代が思春期になると人を殺したくなる理由は不明。おそらく荒田桜の繁殖に適した何らかの環境を作るために必要なこと。そして予知能力は荒田桜が感染者に与えたフェイクの能力。人間を騙すためのもので、例えば危険予知が可能な信頼の置ける人物の予知能力を荒田桜側が操作することで、周囲の人もろとも行動を誘導できる。テレパシーは人間の脳波を媒介する何らかのパイプがあれば科学的に実現可能(リファレンス)、花粉を中継して荒田桜から第二世代の人間へテレパシーを送るなんてことも原理的には可能。ドローガは人間の能力を高めることができる発明品ではなく、荒田桜が繁殖するための罠。ドローガが発明される前はイノシシなどの動物を媒介して繁殖していたと考えられる。)→なつみが正気に戻った理由は集会場で誰かに連れ出され(白般若?)透明な液体の入った(ファルシフィカソ?)注射器で注射されたから?→この中で一番動ける春花がミイラを消滅させることに、明け方まで待って白般若に動きがなければ自分ひとりで→集会場の様子見をしていると後ろから白般若→襲ってくる。しかし手加減しているよう?それでも歯が立たずお手上げ。イタチの最後っ屁で罵倒しまくると、鉈を納めて消え去る。→こんなに騒いでも集会場から人が出てこない→集会場を覗く、住人は土下座の体勢、一人だけ泣いている女のコ…夏菜、夏菜が外に出てきて遭遇。夏菜の事情(サクラは殺された?みんながおかしくなったから、それに合わせて動いていた。おかしくならなかったのは夏菜だけだった。リファレンスの様子がおかしかった夏菜はこれのせい。幸太郎が卒業式に来なかったのもこのせい。)→集会場から住人たちが出てきてどこかへ向かう(もう荒田桜に乗っ取られて繁殖に適した場所へ向かうのか)。夏菜が幸太郎を止めるも反応無しで歩いていってしまう、幸太郎と茅萱の肌は冷たかった…。→それぞれ別の場所へ向かう住人たち、自分の家の方に向かっている?最後の帰巣本能→白般若現る、武器も持たず何もしてこない、こちらが突き飛ばしても何もしてこない。だが、夏菜とほら穴に行こうと話している隙に後ろから喉元にナイフをつきつけられる。→白般若に文句を言うが、口を滑らせて住人たちが桜になることを夏菜にもらしてしまう(まだ12歳の夏菜にはキツイと思って隠していた)。それを聞いた夏菜は家族との最期の時を過ごすらしい。→白般若がナイフを下ろす。→白般若は邪魔はするつもりはないよう。ほら穴に戻る
リ219望まぬ看守 拉致した五島を監視する夏菜 本人は狂っていないので普通に五島に話しかけるも、茅萱に咎められ狂った自分を演じるしかない
→おつかれ〜。ほら穴で休む→ぜんぶ幻だったらよいのに…→参考までに、寄生された生き物が体を操られて動き出すことはあるのか五島に聞く→五島(実例:ロイコクロリディウム、タイワンアリタケの仲間の菌類、ハリガネムシやギニアワーム。荒田桜は乗っ取るのではなく、脳や脊髄の一部分だけを興奮あるいは抑制させる。だから寄生生物たちが宿主を無視して身体を操るのではなく、宿主に命令を送る。)→なつみに注射した白般若が持っていた薬を使えばまだみんなを助けられる?→そこへ白般若が現れる、そしてがくりと地面に膝をつく…。→五島「もしかして、この人…」面を外すと→美冬→倒れてしまうが透明な色の液体が入った注射器を渡される。美冬「これを夏菜ちゃんに。あの子はじきに、翠眼呪殺の年齢になるから…。それまで大事に持たせて。」→五島が美冬の脈を確認すると脈がない、そして冷たい。→美冬「私は御使になることを選んだ」→?「あーあ…。やっぱり出来損ないだったか」→まさかの栄一郎登場、二年前元木町事件のときに何があったのか(マンションの一室にて、茜は美冬を止めるために薬を渡すよう要求→美冬が部屋を飛び出し逃げる→追いかける茜、このままではなつみが殺されてしまう→アポカリプティックサウンド→階段から落ちた?と思われる美冬、薬を回収。なぜこのことを栄一郎が知っているのか?あの時元木町に来ていたから、茜が美冬の邪魔をしようとしていることに気づいた女神様が僕を元木町に寄越した。階段のところでドローガを注射している美冬を捕まえ、階段から突き落とした。→僕達は女神の待つ荒田集落へ移動した、女神様の力を使えば、元木町と荒田の移動なんて造作もない。女神様は何でもできる。人間の力を極限まで高めることも。予知能力を与えることも。瞬間移動も。死者操作も。あのミイラはただの繁殖の道具。第三世代の成れの果て。本当の女神様はもっと高尚な存在。美冬の死体を埋めたのは栄一郎。警察が行方不明の美冬を捜査しに来ることほど面倒なことはないから、一度埋めて発見してもらうことにした。発見され、改めて土葬されたあとに女神様が美冬の肉体を復活させた。美冬を荒田に連れてきたのはドローガを使った肉体を司法解剖されないため。茜や良治はもう仕方ないが、荒田と直接関係のある美冬の肉体を解剖されるのは避けたかった。それに美冬に女神さまのしもべとして働いてもらえば、ここの住人の乗っ取りもスムーズになる。ヴェルジのミイラは一年前に美冬が発見した。それをサクラの前に登場させた。ここまでは良かったが美冬はドローガの投入量が少なすぎて御使として不完全。生前の意思が強く残りすぎて春花をここから逃がそうとした。白般若の行動理由。→女神様は春花たち三人を危険視している。外にたくさんのお客さん)→外に出ると…荒田集落の住人に取り囲まれている。→夏菜の声、突然みんな動き出したらしい。集団の奥の方から夏菜がこちらに来るが…夏菜肉体欠損。→五島、茅萱に首を絞められて死亡?春花も茅萱に首を絞められてダウン寸前。集団はなつみのいるほら穴へ入っていく…
こいつらどうして急に私たちを襲い始めたんだ…?
寄生生物たちが宿主をコントロールする場合、自身の繁殖のためだけに行動する。
なつみには危険を察知する予知能力がある。
繁殖の邪魔になる者を事前に予知して抹殺する…?
私達はずっと桜に踊らされていただけ…
→朝、ヘリコプターの音。目覚めた春花の瞳に映る景色は… 夏菜をついばむカラスの群れ、五島の死体は、ついばまれそうなところを春花が追い払う
ほら穴には、なつみの死体。美冬の姿はない。
真偽は定かではないが1つおかしな点がある。それは私がこの受け入れがたい光景を冷静に、取り乱すこともなく見ていること。→集落に人の気配はなく、家を覗くと、人の形をした胚があった。彼らはこのまま人間たちの手で山を下ろされ解剖されるのだろう。そしてこの寄生する桜が人間たちの知るところとなる。
私は元木町に帰っても仕方がない。私の知っている人はもういないから。外界に居場所なんてないのだ。だから私に残された居場所は…
最初に私を殴ってヴェルジのミイラを吊るしたのは…お母さん。早くここから脱出させるために、ここを危険な場所に見せようと必死だった。
サクラもなつみのようになってしまったんだよな。予知能力を持ったものは自然とヴェルジのミイラに呪われてしまう。そして一年前にみんながサクラの予言を聞こうとしたところできっとみんなにドローガを使えとでも言ったのだろう。結果として住人みんながドローガとヴェルジのミイラのせいでおかしくなり、昨夜のような惨劇を起こして胚になってしまった。どういうわけか夏菜には効かなかったみたいだけど。
集会場に火を付ける。ミイラにファルシフィカソを塗ったのもお母さんだったんだな。
→これからどうしよう。私が居られる場所はいったい…
→私の居場所は糸姫山。山籠をしていた頃と同じようにして生活している。
もう、女神も、みんなも、誰もいないこの荒田の山の中で。私はずっと生きていく。この命が果てるまで、私は荒田の人間として、この地で生きていく。だから…みんなもここにいるから…寂しくないよ。
END

雑談 パラサイト・プリズンとメガミゴロシミナゴロシの共通点 春花が荒田へ帰ったこと、二年間の山籠を経験したこと、ミイラに出遭ったこと
パラサイト・プリズンでは、ドローガを使った美冬の血を浴びていたため、生きた第二世代となり、ヴェルジのミイラの恵みに触れああなってしまった。
温泉が隠されていた理由は?

辞典 栄一郎の目的は、生きた第一世代と第二世代、死亡した第一世代と第二世代をそろえること

リ220荒田集落調査報告書 基本的には物語内で把握したことの振り返りとなる内容。住人たちは一ヶ月以上脳死状態で動いていた。→警察庁の指示で捜索が強制中断。
リ221遺言  1942年 篠崎ハジメに宛てられた手紙 ハジメは元凶の存在を見逃していた。女神が全ての元凶であり、この荒田の地に巣食う奈落の王。先祖が残した文書ではアバドンと書かれていた。アバドンとは新約聖書で奈落の王を意味し、さらにその側近である御使が存在している。
荒田集落は数百年も前からアバドンに見張られ、私は御使によって殺されるでしょう。そのアバドンの正体とは、大昔に死亡した少女、つまり女神なのです。
荒田の地を国有地にする
許可のない者の立ち入りを禁ずる
ドローガを撲滅すること
これらをお願いする。
悲劇を繰り返さぬために。
筆者は新村桔梗
リ222大魔女の死  1942年 大魔女=新村桔梗が撲殺された。閲覧者は大魔女アンチで女神信仰者。桔梗はドローガを廃し、桜を根絶やしにし、ヴェルジを地下の奥深くに隠した。だからヴェルジ様の、女神様の怒りに触れ死んだのだ。

裏リ19第四世代の実験 第四世代の特徴
第一世代と第二世代の体内の胞子と第三世代の死体に発生した胞子が結びつき、出来上がる
胞子が接合するのは、第一世代と第二世代の体内(第一世代と第二世代が第四世代へと変遷する)
恍惚とした表情と妄言が見られる
症状は次第に進行し、遺体(参)を偏愛する傾向にある
胞子接合1年後に第一世代及び第二世代に桜が生え死亡
荒田桜は根に肉体増強成分を生成する胞子を貯え、それを哺乳類に摂取させ、哺乳類の体内で発芽する。それらが孫の世代になるまで体内にひそみ、孫の世代で殺し合いをさせて有性胞子を発散する。それを吸収した第一世代第二世代が子実体となり、繁殖範囲を広げていく。


エデンの桜編
あらたな村 1181年四月八日
→皇子(以仁王)視点 私と源宗綱、そして従者たちは京都から逃れ鎌倉の地を求めて東へ東へと歩みを進めていた。→齢10ほどの幼い従者である糸姫が熱を出した。今日はもう歩かないからゆっくり休め。→糸姫は従者の中でも特に身分の低い女子、戦で京から逃れる際に、落とした短刀を拾ってくれたこと、そして糸姫の両親は糸姫のそばで死んでいた=天涯孤独の身だったため連れてきた。名前は糸。姫は宗綱の提案でつけた。心が前向きになるようにと。→体調の悪い糸姫を見て唾を飲む他の従者(みな生き残るために人肉を食らうこともしてきた。だから人肉の味を知っている。糸姫が死んだら、その肉体はみんなの食料となる。)→化物鹿だー!!→声のした方に向かうと、そこにはでっけぇ鹿が!→狩ってやるぜ!だがその時、別の場所から狩ろうとしている鹿の倍の大きさの鹿が現れ、小さい方の鹿に向かって突進し殺す。そして、そのまま去る。他の鹿が縄張りを荒らしたことにキレたのか?→何もしていないが運良く大きな鹿肉を手に入れた→鹿狩りに参加していなかった従者もすごいものを見つけたよう→確認してみると温泉!楽園のような山だ!→美味しい食事に、気持ちの良い湯。しばらくここにとどまることを考える→夜、一帯を見下ろせる高台に向かう、眺めると山を桜が覆っている美しい光景。そこへ糸姫が。糸姫は翠眼。→自分も糸姫も、そして他の従者たちもこの地を気に入ったようで、とどまることにする。そこでこの地に名前をつけることに。宗綱は天の田で天田を推薦、しかし魅力的な名前だと他の奴らに狙われる危険があるため、あえて魅力のない名前にすることに。そしてつけたのが荒田。ついでにこの山にも名前をつけよう。糸姫の病気を治してくれた山だから糸姫山で!→ここに村を作り暮らしていこう!
1181年四月八日 この地に新たな集落が誕生した。大きな獣たちと咲き誇る桜を育てる山々の間に、身分を捨て、新村と名乗る者と仲間たち。やがて粗末ながらも家々が立ち並び、400年近くに渡る平和な時が訪れた。

楽園の入り口 1559年12月24日
足軽(後の豊臣秀吉)視点
→元は今川に仕えていたが、今は家柄ではなく実力を見てくれる織田に仕えている。ある日今川に仕えていた時の友人と会うことに。→豊吉(例の友人)から今川に戻ってこいと言われる、もうすぐ今川と織田で戦が始まるが、現状彼我の戦力差は今川が圧倒的に優勢で、このまま戦えば織田は確実に負ける。だから今川に戻ってこい。藤吉(足軽)のことを慮る豊吉。しかし、藤吉は自分の努力を認めてくれる織田から離れるつもりはない。→1560年、台所奉行の藤吉は役目から少し逸脱するものの、兵たちに活力を与える食材を探しに行く許可を織田からもらう。→行くなら秘境の地、求めるのは食えばたちどころに精がつき、鬼神のような兵になれる食材。手に入れられなければ織田は今川との戦で滅びるだろう。→食材を探しに旅に出る→奇襲に良さげな地を発見、ここは桶狭間→旅を継続→とんでもない大きさのイノシシと遭遇、記憶はここで途切れる。

鬼神の王 1560年4月4日
足軽視点
→目覚めるとどこかの家の中。助けてくれたのは新村儀之助、村で医者をやっているらしい。喋りに南蛮味がある。→ここは荒田という村。荒田の始まりと、外界に対するスタンスなどの説明。足軽は外界の者だが、さすがに行き倒れている人を見捨てるほど薄情ではないので助けた。→イノシシ肉の食事、うっま!→だが求めているのはこれではない→最近荒田の動植物を研究しているという儀之助に事情を説明し、助けを求める→足軽の純粋な思いに心を打たれた儀之助はドローガ(桃色結晶)を渡す。これはこの地の桜から作られる薬の結晶。これを戦の直前に火で炙り、兵たちに煙を吸わせろ。臭いはない。結晶一つで千人分。効果時間は1時間。これを使えば鬼神のごとき力を手にすることができる。→薬を渡す条件、この地について他言しないこと。
→1560年6月12日 今川が上洛のために尾張を通過するも、実質的に尾張への侵攻、戦が始まる。織田軍は追い詰められつつも桶狭間にたどり着き、奇襲を仕掛ける準備。ここで足軽はもらったドローガをいよいよ試す。→開戦、驚きの光景→2000の織田軍が、2万の今川軍を圧倒する。戦は織田の勝利に終わった…。そして足軽はドローガの効果を実感し野望を抱く。

醍醐の花見 1598年3月28日
内府視点
→以前一度だけ、太閤殿下(豊臣秀吉)がどうやって天下を取ったのか聞かせてくれた(昔太閤殿下は富士のさらに奥地にある山に迷い込んだ。そこの住人たちに助けられ、無事に帰ることができたのだが、その時、太閤殿下は桜の呪いを受けた。信長公が第六天魔王ならば太閤殿下は鬼神の王。信長公が天下の一歩手前まで上り詰めたのは、鬼神の王による裏での暗躍があったから。その証拠に太閤殿下が天下を治めると見込んだ時期、1582年に起こった本能寺の変。あれは太閤殿下が明智を唆して引き起こったもの。)→最近太閤殿下の機嫌がたいそう悪い。「またわしが鬼神の王としての力を見せつけてやろう」と豪語したが、うまくいかなかったことが原因か。→廊下で太閤殿下と遭遇、花見をすることに。だが花見をするためにとある場所から桜を調達して欲しいと頼まれる。
→1598年4月5日 荒田という地に桜を調達しに向かう→焦げ臭い…山火事か?これは…戦だ!→戦を見に行く、戦は見慣れているが、人間の所業とは思えない死体の数々に慄く。→すると背後から人が歩く音→振り返ると、両腕と片足が切り落とされ出血している状態で歩く異様な姿の武者。さらに下半身がなく、残された両腕を使って歩みを進める男が。→二人の人間離れした戦い、勝者は下半身なし男。だが下半身なし男も臓物をはみ出させ「ドローガには手を出さないほうがいい」と言って力尽きる。→桜を掘り起こし運ぶ
→1598年4月11日、花見を行う京の醍醐寺に到着。植樹が行われる。桜を掘り起こす際に協力してくれた従者は全員殺して桜の肥やしとなった(荒田のことは極秘であるため)。→4月20日、盛大な花見。しかしこの花見の真の目的は、荒田から取ってきた桜を太閤殿下の近くにおいても不審に思われないようにすること。
→醍醐の花見から5ヶ月後、太閤殿下は息を引き取った。あのあとすぐに病床にふせた。太閤殿下は朝鮮出兵の切り札として荒田桜からドローガを作り出そうとしたが、桜は一月も経たないうちに全て枯れてしまった。その風景を見た太閤殿下は発狂し、以来ずっと寝室にこもってしまった。ここからは徳川のターン。天下をとる!今回の件から、ドローガの使用はしないよう決意する。

卑屈な自己愛 1993年4月3日
栄一郎視点
→兄貴とサクラと僕はいつも3人で仲良く遊んでいた。だが次第に二人に対して引け目を感じるようになる。二人は自分が困ったときに助けてくれるが、二人が困っているときに自分は何ができるのだろう?こんな疑問を抱いたのは中学2年生のとき。→サクラがその風貌ゆえ学校でいじめられるようになる、結構エゲツないいじめ。自分は気弱で卑屈だから、いじめられっ子たちに連れられサクラのいじめを目撃させられた。栄一郎はサクラを助けたいとは思うものの、自分も同じ目にあったら…と考え助けられない。自分の内面的な弱さが嫌になる、悔しい。兄貴は解決に動いているのに…。サクラはいつも「ごめんね、栄一郎…」と。なぜ謝られるのか。何一つ返せなかった。→幸太郎の策略でいじめっ子を仲違い、サクラへのいじめも収束するかと思ったが…他校の不良がサクラに一目惚れ、彼女を振ってサクラに言い寄っているらしい、次は他校の不良女子が相手になるかも…。幸太郎は栄一郎にサクラと一緒にいてやるよう勧める。サクラが栄一郎のことを好きだということを仄めかす。そんなわけないと心の中で否定し、サクラを守るために何ができるか考える…。→中学3年の春、荒田集落は800年間も外部からの侵略を退けてきた。これは通常では考えられない奇跡的なこと。ここになにか秘密があるのでは?→蔵書を調べる(エデンの果実(ドローガ)→桶狭間の戦い→織田→豊臣→徳川と歴史は流れエデンの果実は姿を消す。次にエデンの果実が注目されるのは太平洋戦争。戦争に勝つために大日本帝国政府は、どこからかエデンの果実の情報を得て、荒田にやってきた。そしてこの地の桜を根こそぎ奪っていき、新村本家に残る一本だけが荒田桜の最後の生き残りとなった。)→サクラを助けるためにエデンの果実を作る→秘密基地でエデンの果実の効果をサクラに披露→期待以上の効果!これでサクラを守れる!でもサクラはそんな栄一郎を見て怯えている。→調子に乗って効果を試していると、動きに耐えられなくなった肉体がダメージを負い出血、サクラに血が付着→手当→入院、サクラは栄一郎は木から落ちて怪我をしたと村の人に伝え、ドローガの件は隠蔽する。そして栄一郎に安心して帰ってきて欲しいと伝える。→もうサクラに合わせる顔がない、県外の元木町という場所にある高校に進学すると決意する。
リ223新村栄一郎の手紙 サクラへ別れの手紙

裏リ20荒田桜繁殖の考察
荒田桜はソメイヨシノに擬態した菌類。花に擬態した部分から放散する胞子と根に蓄えた筋力増強効果のある胞子の2種類の胞子がある。
まず哺乳類に根を捕食させ筋力を増強させる。哺乳類はこれにより荒田桜の根を捕食すると非常に大きな力を得られると学習し、積極的な捕食を促すことが可能となる(第一世代)
第一世代が子を産む際、出産時の出血により子はもれなく第二世代となる。第二世代は花から放散された胞子を吸引することで、予知能力を発揮することが可能(ただし、血に触れた時の状況を再現)。
出生時、母親は陣痛や体力消耗で苦しむことになるが、生まれてくる子供も産道を通る際に非常に大きな苦痛を味わうと言われている。第二世代が何らかの大けがや苦痛に見舞われた際、付近にいる者の危険を予知できるようになると考えられる。
さらに第二世代が子を産むと、第三世代が誕生する。第三世代もまた出生時に母親の血に触れ、生まれつき翠眼となる。しかし危険を予知できるのは一定年齢に達した女児に限られ、その際他の第二世代及び第三世代に対して耐え難い殺意がわく。
第三世代が死亡すると、その表面から胞子が発芽し、さらにその先端に新しい胞子が出来上がる。その胞子と第一世代及び第二世代の体内に残留した胞子が結びつくことで、第四世代が誕生する。第四世代は第三世代の死体を偏愛するようになり、約一年ほどで桜の苗床となり、繁殖が完了する。
荒田桜はナラタケの仲間。
なぜナラタケの仲間が桜に擬態しているのか。桜に擬態する利点は生物を集めやすい点にある。ミツバチや鳥などは美しい花に惹かれて集まる習性がある。ソメイヨシノと違ってより多くの昆虫類を集めることができる匂いと蜜を保持している。多くの昆虫が集まれば、それらを捕食する鳥や小動物が集まり、そしてさらにそれらを捕食する哺乳類が集まる。つまり厚みのある食物連鎖を作り出すことができる。また同じ花でも桜に擬態する理由は、早春、冬眠から目覚めた動物たちを周囲に集めるためと考えられる。
なぜ荒田桜は繁殖に時間をかけるのか。荒田桜はその巨大な菌床に栄養を保持する必要があるため、常に土壌を肥沃にしておく必要がある。そのためには多くの動植物が周囲に生活圏を持たなくてはならない。そのような生活圏を保持するためには荒田桜の胞子が毒であると見破られてはいけない。荒田桜の根を捕食した哺乳類が即座に発芽すれば、彼らは荒田桜を捕食することはなくなり、また荒田桜の周囲から去っていく恐れがある。繁殖に時間をかけることで、苗床となる条件を隠してしまう目的があると推測される。
なぜ第二世代及び第三世代に危険予知能力が備わるのか。第二世代には年齢性別問わず一定条件下で危険を予知する能力がある。危険予知能力を持たない個体からすれば、第二世代は非常に貴重な存在となる。こうなれば、周囲社会は第二世代を大切に扱うであろう。荒田桜の立場であれば、苗床を広げる貴重な寄生宿主と言えるので、第二世代には次の子を産んでもらわないといけないのだ。第三世代は最終宿主であり、彼らが死ぬと表皮から第一世代及び第二世代を乗っ取る胞子が放散される。荒田桜からすれば、第三世代はいち早く死んでほしい個体である。そのため、周囲社会に第三世代を速やかに殺させるのだ。だが第三世代を殺させるには、周囲社会を震撼させるほどの行動を起こさせないといけない。すなわち、第二世代を殺害するよう促すことだ。第三世代が一定年齢に達すると、第二世代の殺害衝動に駆られる現象を周囲社会に学習させ、第三世代が誕生したら速やかに殺す習性をつけさせるのだ。生まれた子供が第三世代であることを分かりやすくするために、片目が緑という身体的特徴が出来上がるのだろう。
最終的に第三世代は死亡し、周囲の第一世代及び第二世代は第四世代に成り果てる。第四世代は次の年の春には死亡し、一斉に桜の木を生やす。しかしその代になる頃には、もはや原因が荒田桜であると推測することは非常に難しく、生き残った個体は、再び荒田桜の根に手を出すのだ。
まだ危険予知のメカニズム、猛き音、女神等、不明な点が多い。

愛ゆえに… 2010年4月3日
サクラ視点
→栄一郎はあのままいなくなってしまった。栄一郎は元気だろうか…。→田植えをしながら幸太郎「元気らしい」、「まだ栄一郎のことが好きなのか?」→誰にも言ったことのない自分の気持ちを言い当てられて動揺するも、まだ好きと伝えるサクラ。しかし栄一郎は遠くで元気にやっていて、恋は叶いそうにない。私が好意を向けることが許される人は…。
→田植えを終えて休む、幸太郎「俺たちさ…将来、夫婦になったらどうかな?」→戸惑うサクラ
→今までのは高校時代の回想、現在は幸太郎と結婚し、茅萱と夏菜という二人の娘がいる。栄一郎は元木町で美冬と結婚し時々荒田に帰ってくるようになったのだが…
リ224幸せな再会 帰ってきた栄一郎
→二年前、栄一郎は事故で死んだ。春花はいじめにあっているらしい。先日美冬から相談されたが掟を破る助け方はできない。できるのは生活物資を送ること、それも継続的な支援とみなされないように1度だけで済ませること。→何を送るか… 高値で売ることのできる鉈とハンマー、能面に赤装束。これらを送るが、美冬の相談の内容が物騒(いじめっ子を殺すにはどうすれば)だったので、これは使うのではなく売ってお金にしてくださいと手紙を添えて送ることにする→幸太郎を予知するついでに相談→幸太郎を予知→茅萱が見える→部屋に茅萱が現れサクラを殺そうとする、幸太郎が抑えている間に逃げる→廊下で会ったエリカが事情を察し、茅萱の急所をついて気絶させる→エリカの指示で茅萱を地下倉庫に隠すことに、幸太郎は解決のために蔵書を調べるよう指示される→幸太郎がドローガや翠眼呪殺について知る、治すにはファルシフィカソという薬が必要で、これを作ること自体は何ら問題がないが、人体に害がないのか不明で使用に踏み切れない→幸太郎はドローガの解毒薬としてファルシフィカソを美冬に送ることにする。この時サクラは幸太郎の行動に気付けなかった。
→しかし美冬は女ヶ沢市事件を起こすことはなく実験は失敗。もう茅萱の体力も限界、ファルシフィカソはサクラ自身で試して問題なければ茅萱に使おう。幸太郎に黙ってサクラはファルシフィカソを使う。すると…ノイズ…予知能力がなくなる。
リ225新村サクラの手紙 美冬へ 送った物資はお金に替えてね
リ226死の贈り物 物資を送る日 車の運転中何かが横切った?見えた?サクラ。車を降りて確認すると…鹿?
このタイミングで幸太郎がドローガとファルシフィカソを紛れ込ませた?サクラが視認できない速度=ドローガを使った状態の幸太郎?それとも別の誰か…?

辞典
女ヶ沢市事件発生=新村サクラ生存、新村茅萱の翠眼治療(ファルシフィカソの安全性が確認されたため茅萱に投与できる)
女ヶ沢市事件防止=新村サクラ死亡(改心した美冬が事情をエリカに打ち明ける。その際一部だけを聞いたサクラが、掟を破ってしまったことを大魔女に知られ、自分は処分されると勘違いし…)、新村茅萱の翠眼放置(翠眼呪殺をサクラの予知能力を消すことで防ぐため)

雑談
送ったファルシフィカソはどうなったのか?途中で誰かに抜き取られた?リファレンス226?

10回目の春 2020年3月28日
茅萱視点
→バイトしてコンパに行って、時間があるときは部屋に引きこもり、一人でゲームをしている。私は今でもバッケージ版派。荒田集落では楽しめなかった娯楽が精神の支えとなっている。
→私はあのときお母さんを殺そうとした。それを防ぐため地下空間に監禁された。地下空間で失神と覚醒を繰り返す。エリカが励ましてくれていなければ間違いなく発狂死していただろう。それほど凄まじい殺意。しかし数日後、発狂は突然治まった。
リ227悪夢の終わり 地下空間に監禁されていたときの記憶 その場には茅萱を励ますエリカと解決法を模索する幸太郎。
→目を覚ましたのは2010年4月12日、栄一郎の三回忌が終わってから。殺意がおさまって、母に会いたい→エリカが抱っこして連れて行ってくれる(もう重いだろうに、茅萱がサクラを殺そうとしていたこと、それを気に病んでいることを見抜いて連れて行ってくれた、ええ人や)→母と再開!
→目を覚まして5日後、4月17日、美冬と春花が荒田に再訪。(前回、栄一郎の三回忌の時は茅萱が気絶していて会えなかった)久しぶりに会った春花、変わったところは髪型、前はロングだったが今はショートに。頭に触れると痛がる春花(美冬の攻撃受けたところ、女ヶ沢市事件防止ルート)。春花は夏菜のところへ行く、茅萱は二階へ→二階から景色を眺めていると→「おい、サクラ!」幸太郎の叫び声。→サクラが走ってどこかへ行くのを目撃→集落のみんなが捜索開始→自分も捜索をしよう、一階に降りると、もう帰るらしい美冬、帰ることを今知った春花。美冬は動揺している(サクラが走り出した件が自分のせいだから?)、二人は幸太郎の車で荒田駅に向かっていく、その際車は荒田駅に置いておきますと幸太郎に伝言するよう美冬に頼まれる。(えらく急いでいる?車を拝借したのも勝手に?)→家に一人の夏菜も捜索に連れて行く(まだ赤ちゃんだから一人でおいておけない)→サクラが走り去った方向、渓流へ→「あっちの方にいるよ」誰かの声、予知?→渓流沿いの崖へ→サクラとエリカ、サクラは崖から飛び降りようとしている、それを必死で止めるエリカの構図。しかしサクラは崖から落ちてしまう。→落下地点へ向かう→ぐちゃぐちゃになったサクラの横で、今にも鉈を振り下ろそうとしている幸太郎を目撃。→身を隠す茅萱→幸太郎は鉈を振り下ろし、サクラの首チョンパ。そこへ遅れてエリカがやってくる。→幸太郎「母さん、俺は見てたよ。サクラを突き落としただろ?だから、こうやっておいた。これなら、サクラはここで誰かに首を切られて死んだことになる。母さんがやったんじゃない。こうしてサクラの死を謎のままにすれば、母さんが疑われることはなくなるだろう」、エリカ「そうだね…私が殺したも同然だね」→サクラが自殺し、幸太郎がその首を切った、首を切ったのはエリカが殺したとみんなに思わせないため。どうしてエリカは自分が殺したといったのか。そもそもサクラはなぜ飛び降りたのか。美冬と春花が来た目的は。幸太郎の話した内容(エリカが疑われないよう云々)は事実か?
→過去の振り返りを終え、ゲームを止める。テレビに切り替えると、もうすぐ桜の季節。サクラと同じ名の桜が咲く季節、そしてサクラを殺したくなった季節。私は春が嫌い。

女同士の相談 2020年3月29日
茅萱視点
→美冬からの電話、美冬は出張で現在東京、一緒に食事でもどう?→プリマベラで待ちあわせ(東京支店!?)→出掛ける準備、シャワーを浴びつつ昨夜の回想(テニスサークルのコンパに参加させてもらった。今日こそは連絡を取れる男を捕まえる!連敗記録は3桁。最初は猫をかぶりいい感じなのだが、お酒を飲むぞ!という雰囲気になると荒田の血が騒ぎ…。やらかしてしまう。茅萱のあまりの酒豪っぷりに男性陣は引いてしまい、いつも失敗。今回も。)今まで最も異性と接触した瞬間は、王様ゲームでとある男性に四の字固めをしたとき。とんでもねぇ女だなw
リ228合コン反省会 茅萱は地雷か ハナちゃんは一体…?
→プリマベラへ→何を頼もう、どれも目が飛び出るほどの値段…。迷う…。美冬が気を利かせて二人で一つのメニューを注文してくれる。→美冬に女としての魅力を相談、私はモテたいのか、彼氏が欲しいのか→私は恋がしたい。恋に恋する乙女の茅萱。→注文したメニューが届く、美冬に量を心配されるが普段は少食なので無問題。食べようと思えば際限なく食べられるけど。酒乱に大食い…おまけに山育ちで培った男勝りの腕力。完全に私の目指す女性像とは遠い…。→美冬に五島の写真を見せてもらう、この子も大食いなのよね〜。美冬「この五島ちゃん、すごく頭が良くて天才少女って言われてるの。この子、今度の栄一郎さんの十三回忌に来ることになったのよ」美冬の今の言い回し、頭の良い子が荒田集落に来ると言っているのと同義。つまり…呪殺事件を解決できるかもしれないってこと。それが今回の本題。

隠し事 2020年3月29日
茅萱視点
→美冬から、なつみ、五島に荒田集落で毎年発生する呪殺事件の捜査協力を依頼したことを告げられる。茅萱はサクラが死んだ件を目撃しているが、誰にも言わずに隠している。それは名目上サクラの第一発見者である幸太郎が疑われるようになってしまったことで、真実を話せなくなってしまったから。真実を話してしまうと今度はエリカが疑われてしまう…。→今回荒田に来る二人、五島は天才少女で役に立つ、それは分かる。でもなつみは何故来るのか?ただの高校生でしょ?美冬は何かを隠している?→美冬に問いただすと、茅萱が大きな隠し事をしていることを疑われ重い空気に→注文していたカレーが運ばれてくる→カレーを食べて生前のサクラとの思い出を振り返る、サクラの作ったカレーを食べたのはサクラが亡くなる2日前。あれが最後の手作りカレーだった。母が恋しい…。→法要の日の具体的な作戦について、儀式で美冬と入れ替わり、茅萱は夏菜をマーク。夏菜は幸太郎に仕込まれ、サクラを殺した犯人なら躊躇いなく殺す。そんな夏菜を使った幸太郎による古郡夫妻の殺人を防ぐため。→美冬と別れる 茅萱「次で…もう…呪殺を起こす必要はなくなる」「いや、もう呪殺は起きないはずだ」

死月編
裏ルート:継承の儀 茅萱視点
→美冬と作戦決行、儀式に参加しているのは美冬、茅萱は夏菜をマークする役目。(目的:倉庫に隠れている古郡夫妻を守るため)作戦待機中、古郡夫妻を守りたいなら法要に参加させればいいのではという疑問(目が届く所にいてもらったほうが守りやすい)→参加させない何らかの理由がある→茅萱の推理、おそらくなつみには予知能力がある。(当たってますね〜)美冬ははっきりと言わないけれど…。新村本家から出てきた夏菜を追跡開始→夏菜は山道を走っていく、気づかれないよう尾行。途中で転んでしまう茅萱→夏菜の仕掛けた罠に引っかかった(尾行はバレていたのか…)。夏菜は幸太郎の指示で、呪殺事件の犯人が待つ倉庫に向かうところだった。夏菜を説き伏せようとするも、刺される。夏菜は誰が呪殺事件の犯人なのか、もしかしたら茅萱や幸太郎、自分の家族が犯人なのかもしれないと疑心暗鬼に陥り混乱してしまっていた。→茅萱の自白(幸太郎が監視されていた時期に呪殺を行ったのは茅萱。幸太郎が疑われるのを防ぐため。)→倉庫にいるのはなつみの両親であることも伝える。すると夏菜は幸太郎が嘘をついた=呪殺の犯人だと判断し、殺すため集落に戻ろうとする→殺してはいけない!夏菜の背中を鉈で斬りつける茅萱→満身創痍だが夏菜は集落へ、後から追う茅萱…。死月編の第1ルート(新村本家にいた元木町三人組のところへ、背中に傷を負った夏菜、後から茅萱、またその後ろから荒田住人が現れ最終的になつみたちも殺される)を茅萱視点から。

死月編
裏ルート:『起』 城崎視点
→以前リファレンスで見た内容の全容。城崎の家に集まる荒田住人(新村本家の人以外)。鉈やハンマー、能面に赤装束が集められ、まさに臨戦態勢。ターゲットはなつみ。元木町から来た少女が呪殺の犯人な訳がないのに殺そうとする住人たち。城崎はおかしいことに気づいているが、荒田の標語、極まった疑心暗鬼に飲まれ従うしかない。→新村本家の様子を窺うと、背中に傷を負った夏菜が→夏菜を追いかけるように傷を負った茅萱。
荒田の4つの家系。
新村 本家は集落の代表、武芸や狩りに秀でている。
城崎 武器や道具を作る家系。
新島 農作や自然に精通した家系。
瀬  水や灌漑設備の管理をしている家系。
夏菜と茅萱も殺すか?疑心暗鬼により全員殺すことに…。

エデンの桜編
母親の『気』 2020年3月29日
茅萱視点
→美冬と別れて帰宅。9年前の回想→サクラが死んだのに警察も呼ばない新村本家、犯人を庇っているのではないかと疑う城崎夫人。明らかに怪しい幸太郎を警察に突き出したほうがいい!…こんな会話を隠れて聞いていた幼い茅萱は、幸太郎を守るために城崎夫人を殺害した。それでも幸太郎への疑いは止まらなかった。だから四月に人が死ぬ怪奇現象に合わせて毎年一人ずつ殺した。それが呪殺事件と呼ばれた。茅萱が殺したのは5人。2011〜2015年にかけて。2015年で幸太郎の軟禁が終わったため、殺人は止めた。しかし自分がやめても疑心暗鬼で勝手に殺人が起きるようになってしまった。それ以降起きた呪殺事件の犯人は知らない。今更自分が呪殺を始めたことを言ってももう遅い。しかも呪殺を始めた動機を話してしまえば幸太郎やエリカはどうなるだろう。夏菜は一人ぼっちになってしまう。→美冬からメール、五島となつみの写真。なつみの写真を見て(この子…お母さんにそっくりだ。見た目も雰囲気も全然違うこの子にお母さんに通じるものを感じ取るって…。)→姿見の前に立ち、自分の顔を見つめる→危険予知、住人の暴走や春花が呪殺してしまう映像…→私には、この時期に危険を予知する能力がある。しかもお母さんのように暗くて狭い場所っていう縛りもない。桜がある程度近い場所で、予知したい人の姿を見るか声を聞くかすれば、無条件で危険察知できる。10歳の頃の耐え難い殺意は、危険予知能力持ち同士の予知ループによる脳のショートを防ぐためのもの。今、今年初めての予知で大勢の人が死ぬのが見えた。自分も死ぬ。→なつみに予知能力があったとしたら、また殺意にかられてしまう、なつみは予知能力持ちなのか? 美冬に聞けばいいのだろうが、さっきの喫茶店での会話で詮索を許さなかった。ここで推測するに、なつみは予知能力持ちなのだろう。お母さんに似ていることと、美冬の隠し事をしている様子から。予知ではなつみは桜を探すような振る舞いをしていた。→しかし荒田の桜は枯れかけていて予知を使うことはできない=荒田にいる間は殺意に駆られることはないだろう。一応なつみが予知能力持ちか美冬に聞いたほうがいいのか、だが聞くならば自分の隠し事(サクラの死について、呪殺のこと)を話さなければならない。言うべきか言わないべきか。
死月編とエデンの桜編の分岐、茅萱が隠し事を美冬に話すか話さないか。話さない場合は死月編へ。話した場合はエデンの桜編へ。
リ229 お母さんとの再会 2011年4月2日
茅萱視点
→夢?でサクラが出てきて、呪殺を起こすよう指示する。殺す際必ずナイフで殺すよう言われる。→目覚めた茅萱…→翌日城崎夫人の死体発見。

雑談 最後の声編で最後春花が呪殺を起こしてしまったのは、桜が咲いて、なつみが危険予知能力を取り戻してしまったため。

気配 2020年3月29日
茅萱視点
→美冬を信じ、呪殺事件のこと、サクラのことを話すことにする(エデンの桜編への分岐点)→銀座のお店で美冬と落ち合う→茅萱の告白(呪殺を始めたのは私)を受け止めてくれる美冬、美冬は女ヶ沢市事案で春花をいじめていた子を殺そうとした過去があるため茅萱の気持ちを理解できる。当時美冬が事件を起こさなかったのは、なつみのおかげ。だからなつみを荒田に連れて行くという理由もある。もう一つの理由は、なつみにサクラと同じ能力があるから。→やはりなつみには予知能力があるのか…となると私が呪殺を起こしてしまう可能性があるかもしれない。それについても美冬に話さなければ…→だがしかし、私は妙な気配を感じた。ここにはいない、何者かの気配。何か、大きな意思が働いている。何者かに操られ、私たちはその人形に過ぎない。その傀儡子の気配を、私は初めて感じ取ったのだ。

空っぽの十字架 2020年3月29日
茅萱視点
→美冬「茅萱ちゃんがしたことって、この呪殺事件全体から見れば、氷山の一角なのかもしれない。根拠はないけど、そんな気がするの」茅萱「ん…私もそう思う。なんか、妙に全部がつながるような気がして…。で、それを裏で操っている人がいるような、そんな気が…」
私がお母さんを殺したくなったこと。
叔母さんが過去に子供を殺そうとしたこと。
お母さんが首を切られたこと。
独り歩きしている呪殺。
私とお母さん、なつみちゃんの予知能力。
一見すると、出来事の結果ゆえに別の出来事が発生したというストーリーに見える。しかし、これが何者かの筋書きだとしたらどうだろうか。全てが、もともと仕組まれていたこと、だとしたら。
→呪殺について詳細に、きっかけについても話す→美冬の疑問。茅萱はどうやってサクラやエリカを見つけたのか。何キロもある渓流を夏菜を抱えて歩いている中見つけるなんて偶然が過ぎるのではないか。→そう言えば…「あっちの方にいるよ」と声が聞こえ、それに従ったらサクラとエリカを見つけられた…。→美冬の疑問2つ目。幸太郎は、エリカがサクラを突き落としたと言って首を切った。でもいくら下から目撃したとはいえ、サクラを崖から引き上げようとしている動作は突き落としたようには見えないのではないか。また幸太郎はエリカがサクラを突き落としたと断言口調で話したのも怪しい。→やはりこの事件は何かがおかしい→こういうのは五島が頼りになる、とりあえず今できる情報共有をしよう→茅萱の持つ情報の全てを美冬に話す。→美冬の疑問。茅萱が手を下さなくなってからの呪殺は可能なのか。茅萱の身体能力が呪殺を可能としていたなら、茅萱と同等の身体能力を持つ者でなければ呪殺は行えない。そんな人物は集落にいるのか。幸太郎が夏菜にやらせたとして初回は6歳、さすがに無理。エリカは茅萱ほど動けないし、エリカが呪殺の犯人を知っていることになる。あんなに呪殺解決に頭を悩ませているのに嘘を付いているとは考えられない。→美冬「茅萱ちゃんは、呪殺された人がどうやって死んだか、知ってる?」茅萱「ん…ナイフで刺されたんでしょ?」何を当たり前のことを言っているの?そんなの、やった本人である私が知らないはずがない。知らないはずがない…
美冬「茅萱ちゃん、やっぱりどう考えても変よ。実は、呪殺された死体は――頭を鈍器で砕かれていたの」呪殺を行ったのは本当に茅萱なのか。それとも…。茅萱以外が犯人だとして身体能力はドローガを使えば大丈夫。実際ドローガが使われているから荒田の桜は枯れてるのだろうから辻褄は合う。

矛盾の支配者 2020年4月1日
茅萱視点
→十三回忌まであと一週間。今日は五島が東京に来て話し合い。→例の料亭に到着、五島と対面。五島「これは牛の握り寿司ですね!」美冬「おほほほ五島ちゃん!それは赤カブの漬物よー!」イメージと違う天才少女…。その後も軽い会話が続き、いい加減にしろとキレる茅萱→今までのは全部茅萱の緊張をほぐすための五島の気遣いだった、キレさせて打ち解けるという流れ…→五島のタコ知識〜
リ230五島絵梨奈のメモ⑫ 幸太郎が言い出した監視の本当の意図、予知能力は能力者の発言に信憑性を持たせるための罠、予知ではなく何者かからの信号を受信、犯人は鈍器で殺した、茅萱はナイフで殺した、この違い、何者かが連続殺人をしているのを、別の存在が何とかして妨害しようとしている?
→事件について。事件である以上、必ず正解があるはずなのに矛盾が生じる。矛盾することが正解。どのような推理も捜査も、必ず矛盾にぶち当たる。例えば、女ヶ沢市事件も、実際に起きていたら迷宮入りしていたはず。ドローガという通常では考えられない要素があったために。女ヶ沢市事件ではドローガが隠滅されたら真相究明は不可能だった。これが今の状態。呪殺事件にもドローガのような常識ではありえない事象が入り込んでいて、それが真相究明の邪魔をしている。この事件が荒田集落で起きている。つまり荒田集落には、住人の誰もが知らない秘密があるはず。しかも、誰にも存在を知られていない明確な意思を持った者がいる。危険予知能力は、なつみの場合栄一郎の声として聞こえる。つまり何者かがなつみに危険を知らせている。それは誰なのか。呪殺の犯人の正体は、その危険を知らせる者。呪殺事件を止めるためには矛盾の支配者を止めなければ。→以降楽しく団欒
リ231夢の中で① 五島視点 誰か助けて というような声が聞こえる夢

雑談 死月編の矛盾 呪殺被害者の殺され方、エリカ(鈍器で頭を砕かれて…)茅萱(頸動脈を狙って…)
サクラの死について幸太郎の発言(崖の上で四月病の発作を待っていた。自分に飛び降りる勇気がないから)しかしサクラの四月病発症条件は… バレても構わない、つまりなつみたちがすぐ死ぬと知っていた。

裏リ21殺人衝動の抑制方法
殺害衝動に駆られた第三世代は、失神や麻酔で殺害行動が止まる。殺人衝動に駆られたまま拘束するなどして放置すると失神と覚醒を繰り返す。失神するのは脳が危険を判断するため。例外として植物状態の人間は意識がないように見えても身体を動かせないだけで実は意識が覚醒していることもある。この植物状態の人間が第三世代となった場合には突如動き出して対象を殺害しようとする。しかし脳波は完全に覚醒している人間とは異なるため身体は動いても自身の意思では動くことができない。完全な乗っ取り状態。以上のことから荒田桜は本人の意思を乗っ取るのではなく、脳や脊髄に直接作用して対象を殺害しようとする。殺害を敢行した場合常識では考えられないほどの快感を得ることができるため、その欲求に溺れると次の殺害は半ば自分の意志で行ってしまう可能性もある。
殺人衝動を抑えられるもの。おおむね15歳以下の若者。3割の確率で一時的に殺害衝動を抑え、その場から逃げ出す、あるいは自殺するケースがある。これはおそらく成長期の段階であるため神経系の発育が不完全で荒田桜による乗っ取りも完璧ではなく、本人の意思が介入する余地があるためだと考えられる。

心のバトン 2020年4月5日
茅萱視点
→十三回忌の3日前に荒田に向かう茅萱。電車の中で五島と食事をした日の回想(食事の後二人は美冬と別れ東京観光、スカイツリーに登ることになる。その待ち時間で呪殺事件の話。五島は呪殺事件について5W1Hの質問を茅萱にする。その質問のwhyだけ答えることができない。なぜの部分がわからないこと、それが逆にヒントになる。そこから掘り下げるという選択肢が生まれるから。茅萱のすべきことは出来るだけ早くに荒田に向かい、荒田集落で誰もしらないことがないかどうか調べること。人に聞いたり蔵書を調べたり。この事件の裏には未知の力、予知能力者を惑わす何者かがいる。五島の推測では予知能力というのは、実際には予知能力ではなく何者かが何者か自身のために見せたいものを見せているに過ぎない。)
回想終わり。
五島からのアドバイス
予知能力に見せかけた幻影
なぜ/whyの追求
常識からはずれた要素
それらを操る何者かの存在。

リ232五島絵梨奈のメモ⑬ 常識はずれで考えられるもの 死んだ人間が動いている、心を読み取る、瞬間移動、念じただけで殺せる 実際にあったとして科学的根拠があるはず

リ233別れの挨拶 茅萱視点 親友のハナちゃんに別れの挨拶。もしかしたらもう帰ってこれないかもしれない…。感動的な話…っておい!なんか看過できない内容があったが… ハナちゃん衝撃なんだが

シナリオナビゲーターに戻ると春花が話しかけてくるも、途中で文字化け、春花のグラフィックもおかしくなる。あー怖い死月妖花が戻ってきたよ…。
エデンの桜編のロゴに変化が

現れし者と消えし者 2020年4月7日
春花視点
→電車内。春花、なつみ、五島の3人で荒田集落へ。昨夜から茅萱が行方不明になっている。連絡もつかない。数日前に春花が電話した時に、茅萱から五島の名前が出て、なぜ知っているのか訪ねたところ、呪殺のこと、五島に協力してもらっていること、なぜ五島だけに相談したのか(なつみを呼ぶと惨劇が起きるかもしれない)等を聞かされる。それを聞き春花が覚えた違和感、なぜ呪殺を起こした茅萱が解決に動くのか。それは自主のようなもので、本来犯人なら犯行を気づかれたくないのでは?
最後に茅萱と連絡を取ったのが五島。昨夜のことだった。蔵書の解析をしていたらしく疲れていた模様。その時のやり取りで五島は翠眼呪殺について把握。
リ234不器用な心配 五島絵梨奈視点 危ないところに行かないでほしいと言う桃子 桃子の本音が伝わり仲直りフラグ?
→豊岳駅到着、乗り換え待ち。荒田には桜がない、新村本家に一本あるが枯れかかっていて予知はできないため、ここでの予知が最後になる、予知の結果は…聞こえるが雑音のよう、何かに邪魔されている?だが何かしらの危険はあるみたい?先へ進むべきか否か。
その時電話、良治から。無理せず元木町に帰ってきなさい。携帯に盗聴器が仕込まれてるからタイミングが良い。→それでもなつみは荒田へ向かうという、なつみが行くなら五島もいくし春花もいく。→なつみは二人の命を優先し元木町に帰ることにする(わざわざ1番危険な時期に突っ込むこともない)→アポカリプティックサウンド→元木町方面の線路上に桜が生えて通行止め。その桜を見て、なつみ「行くしかないよ、荒田集落に…」「春花…このままだと、なくなっちゃうよ?元木町が」
リ235見覚えのないもの いなくなった茅萱を探す住人が見つけたもの。それは見覚えのない大きな穴。途中でエリカが現れ引き継ぐことに。
エリカ「これはまさか…。伝承にあった、アバドンへと続くと言う―」
リ236夢の中で② 春花視点 夢の中で助けてくれという声。お前なら助けられる、とも。

未熟な勇者たち 2020年4月7日
春花視点
→なつみの一言もあり、荒田に向かう(しかない)、豊岳駅から美冬の車(私たちの不安を煽るために、なつみに予知能力と称した幻影を見せつけ、荒田集落へ来るよう仕向ける何者かの存在。さらにその何者かは、自由自在に桜を生やしたり枯らせたりと、桜を操ることができる。何者かを以後ネクロと呼称。ネクロについて美冬に聞く→元木町でも昔突然桜が生えたことがある、御神木のこと。昔の新聞記事、突然生えた桜の第一発見者は金井桂子、この金井さんは美冬の祖母。美冬の旧姓は金井。→元木町と荒田をつなぐものとは?栄一郎が元木町に引っ越してきたのが始まりに思えるが、それより以前に御神木は存在している。そういえば御神木の品種って…調べるとモトキザクラ様がヒット。オカルト雑誌Mの話。ご神木を調べていた研究者が頭部を殴られ殺される。その後研究は中止となった。研究者たちは公的機関に所属していた者たちであり、圧力かけたのは政府と考えられる。政府は御神木の招待について知っている可能性が高い。当時もみ消された御神木について今の時点で品種を知ることは無理。しかし当時御神木について知っている人がいたということは資料があったはず。資料は年代を考えれば紙媒体のはず。紙媒体…蔵書を漁っていた茅萱が行方不明…消された?)→途中急ブレーキをかけ車を止める美冬。話を聞き3人が心配になり荒田へ行かせられないと言う。しかし茜との電話、3人の決意を聞き、荒田へ向かうことに。
リ237オカルト雑誌『M』の考察 オカルト雑誌Mのリファレンスの答え 謎表記(落ちる所に闇あり)を解読すると もみ消された。 元木町にはモトキザクラ様を神様として信仰する家がいくつかあり、祈るときに唱える題目は タレサロ・コニラク・サハン・イウユ・キンケ 逆から読んだものを整えると 研究員は桜に殺された

二手 2020年4月7日
春花視点
→集落に到着。なんだか妙な空気。茅萱の失踪=今年の呪殺なのではないかという不安に覆われている。エリカは家にいるがモノマネをする元気はない。幸太郎と夏菜は茅萱を探している。新村本家の桜は枯れていてなつみは予知能力は使えない。
蔵に向かう、五島と春花。エリカに話を聞くなつみ。二手に別れることに。

屋梁落月〜死神〜
春花視点
→五島と一緒に蔵へ。美冬は茅萱捜索中だが、出かける前に蔵の鍵を預かっておいた。蔵の鍵がある…ということは茅萱は自分の意志で失踪したわけではない。移動するなら鍵を身に着けて移動するはず。→蔵の中へ→地下へ、扉に電子錠がある。新しいものであるため、幸太郎やエリカは扉の先に何があるか知っているはず。一旦二階へ→茅萱が調べ物をしていたあと。ここで茅萱の知った真相を調べるぞ!→だが真相を知ったらネクロになにかされる?ネクロはおそらく予知能力者を介して意思疎通をしているのではないか。今回の場合なつみをおいてきたのは正解かもしれない。ネクロはなつみを媒体にして見聞きできる可能性がある。→できるだけ調べたほうがいい。内容は精査せず、重要だと思うものを持ちかえって調べることに。でもどれを持っていけばいいのか…。茅萱が五島に送ったものは茅萱が解読できない外国語や古語のもの。その中に核心に迫るようなものはなかったということは、真相が書かれているのは茅萱が読んで理解できる現代語で書かれているもの。現代語の本を探せばいい!→メモを発見する春花、字がきったない。茅萱の字だ。内容は…
これをあなたが読んでいるということは、私は行方不明でしょうね。サスペンスドラマにありそうな書き出しと思われるかもしれませんが、今まさにそのような状態です。私は見張られています。遠くから、近くから。いや、東京にいたときから、私は見張られていたのだと思います。わざわざメモを書き残したのには理由があります。五島ちゃんの訊いた『何者か』の正体についにようやくたどり着きました。『彼女』は私の五感を通しすべてを見通すことができるようです。しかし、『彼女』が私の思考まで読み解くことはできないようです。今私は、視線を別の方に向けてこのメモを書いています。これなら、『彼女』がこのメモを私を通して見ることはできません。読みづらいと思いますが、ご容赦ください。五島ちゃんが言っていた『何者か』の名は『死月妖花』。数万年も前からこの荒田集落に根付いている巨大な生物です。彼女はナラタケという菌類に分類される生物で、他の生物に胞子を植え付け大きく成長していきます。つまり死月妖花とは寄生生物です。桜に見えるのは、実は彼女の子実体です。予知能力や呪殺、お母さんの死、私の翠眼。これらは全て死月妖花が生き延びるために行われている、ただの繁殖行為に過ぎません。野生生物が行っている繁殖行為が、私たち人間には呪いや超常現象に見えただけ、という話です。幸い、彼女には知性がありません。知性はないのに、何らかの方法で私たちを惑わす方法を身につけているようです。念のため、私の携帯でずっとここ????を録音しています。この手紙を見た人は、携帯の録音声を聞いてください。パスワードやロックはかけていません。不明部分には適当に文字を当てはめたので合ってるかはわからない…。
春花は録音の確認、五島は本を調べる。
→録音を聞く春花 メモを書いている音、メモを隠した音、「誰!」ナイフを抜く茅萱、階段を登ってくる音、登ってきたのはサクラ? サクラに声をかける茅萱、茅萱を殴って気絶させるサクラ、サクラ?「さあ、栄一郎、運びましょう」、栄一郎「よし、サクラはそっちを持って」
荒田集落の死神という言葉が思い起こされる。

死月妖花〜虚栄〜
なつみ視点
→洗面所の鏡と向き合って、己の心を見直す。本当は荒田集落に向かいたくなかった。わざわざ危険な場所に向かう物好きなんていない。元木町がなくなるという予知だって、自分たちが住む場所を変えればいい。けどそんなこと言えず、ずっと己の心を隠してきた。怖い…怖いよ…!今すぐ逃げ帰りたいよ…!荒田集落がどうなったって、私には関係ないじゃない…!チガ姉が見つからない!?そんな人、会ったこともない!どうして私が…私が巻き込まれるのよ…!心のなかでこんな本音を持っている卑怯者の自分…涙を流しているとエリカが抱きしめてくれる。エリカはなつみの気持ちをわかってくれた。私は…みんなが思っているほど、強い人間じゃない。本当の気持ちを話せばいいとアドバイスをもらう。
リ239夢の中で③ 助けてくれという声。話しかけると、その声…お前生きてるのか!? 待ってくれよ!なあ! なつみ――

屋梁落月〜世代〜
春花視点
→なつみと合流すると死月妖花に監視されることになるため、蔵書はここで読む。読んだ内容は日本軍のレポート。→茅萱はどこに連れて行かれたのだろう?五島が言うには地下空間ではないか。ミイラがあるということはそれを置いている温度が一定で日光や風、他の生物が入り込まない地下空間のような場所に置いているのではないか。春花が、そんな場所あったかな…と悩んでいると夏菜登場。夏菜は初潮がまだだからセーフ? 地下空間は夏菜の使っている秘密基地にある。秘密基地は春花と美冬が行くことに。
リ238見落とし?夏菜視点 夏菜と美冬で秘密基地の地下空間へ、夏菜は何かを察した?茅萱の匂いがしないから茅萱はここにはいないと言う。

裏リ22呪殺の治療
第三世代は、定期的な出血(月経、習慣的な排血)、桜の花粉(荒田桜でなくても可)を吸引、予知状態の第二世代あるいは第三世代と邂逅することで殺意に見舞われる。この時体内の胞子から微弱な電流が流れ、脳及び脊髄が乗っ取られる。そして対象を殺害する行動を取る。これは第三世代に死んでもらうための行動。第三世代の死体に第一世代と第二世代が寄り添うことで第四世代に変遷していく。繁殖のためには第三世代は早く死んでもらった方が都合が良い。
第二世代が殺害対象の場合
第三世代の異常行動を周囲に学習させることで、第三世代を殺害する風習を作らせる。目の色が緑なのは見分けやすいようにか。
第三世代が殺害対象の場合
第三世代は一人の方が狭い範囲で繁殖するのに都合がいい。狭い範囲での繁殖のほうが虫や小動物、引き寄せられた哺乳類を密集させ、地下の菌床から外れすぎない場所で範囲を広げている。
治療の方法は交換輸血と薬品D生成の副産物である薬品F

死月妖花〜盗視〜
なつみ視点
→エリカと料理をするなつみ、幸太郎や美冬と話すなつみを盗視する死月妖花。なつみが夏菜と会話する中で「春花ちゃんはね、ミイラ探しに行ったよ、地下の洞窟に」→アポカリプティックサウンド
リ240捜索しない理由 夏菜視点
お姉ちゃん…なんであんなことを…
やっぱり、春花ちゃんもお姉ちゃんのこと、探そうとするよね…
お姉ちゃん、どうしちゃったんだろ…嘘でもあんなこと… →アポカリプティックサウンド(元木町三人組が駅で聞いた一回目の音)

屋梁落月〜侵食〜
春花視点
→一旦新村本家に戻り、美冬と合流。地下空間へ→鍵を使い鉄格子の向こうへ→壁に茶色いなにか、新村本家の桜の根。触るとベチャベチャ。枯れかけて腐っているから?茅萱のメモに何かあったような…?→さらに進むと行き止まりの空間。部屋は最近誰かが出入りしたよう。油が新しすぎる。部屋の隅に直径70cm程度の大きな石が。どかすと穴が…。美冬が突入→中からヴェルジのミイラ→アポカリプティックサウンド→携帯でミイラの写真を取り、ミイラは元の位置に戻す。そして二人は出口へ→戻る途中、さっき見かけた木の根が無くなっていることに気づく→外に出ると、木が全部枯れている。ネクロに養分とされて枯れた。

黙示録のラッパ吹き〜開花〜
五島視点
→茅萱が心配で不安な夏菜。五島のそばにいたいと言う。(なぜエリカや幸太郎ではないのか?)夏菜の茅萱への思いを聞く、五島は夏菜からエリ姉と呼ばることに。夏菜は五島のご飯を新村本家に取りに行く→夏菜がいなくなり本格的に調査開始、気になるのは新約聖書。茅萱が書庫から持ってきたということは何か意味がある。調べる。(ヨハネの黙示録8〜10章に書かれているラッパ吹きについて。豊岳駅で聞こえた奇妙な音=アポカリプティックサウンド=世界の終焉を知らせる天使のラッパ。天使の第一〜第七のラッパについての記述…省略。400年前の荒田での殺し合いについても関連する記述が。
天に猛き音が鳴り響き、桜が舞う。人々は殺し合い、血を浴び、呪われる。七つ目の猛き音で、ヴェルジは全ての罪を背負い、自害しこの地を守った。
地下のネクロが何らかの動きをする時、巨大な地下変動が起こり、地上にわずかな亀裂が発生する。ネクロは呼吸代謝をするだろう。菌類ならば、代謝の際に水(水蒸気)や二酸化炭素を生成する。ネクロが生成した地下の炭酸ガスや水蒸気がその亀裂を通る時に、管楽器のような音が発生するとすれば…。突如現れた桜とアポカリプティックサウンドのタイミングが同じであった説明がつく。)→アポカリプティックサウンド→外に出ると木が枯れている。植物性寄生菌であるネクロの仕業。

屋梁落月〜転〜
春花視点
→墓地広場へ、死んだはずのサクラと栄一郎が動き回っているのだとすれば、土葬した死体が無くなっているはず。美冬と二手に分かれて確認。途中春花が携帯を確認するとなつみからのメールがきていた。内容は春花を心配するものと、夏菜から聞いたんだけど春花は美冬と洞窟に行ったんだよね?ミイラを探しに行くって なつみはどこまで知っているんだ!?死月妖花に私たちの行動が筒抜けになっているかもしれない。なつみに状況を説明して目と耳をふさいでもらわなければ。ここの捜索は美冬に任せて自分は新村本家に戻ろう→戻ることを美冬に伝えようとするも、美冬がいない。呼んでも出てこない。→美冬を探す→ここはサクラが落ちた崖の近く…まさか。崖下へ向かう→途中血まみれでふらふらした茅萱?と遭遇、突然倒され「ん…いい、春花。このまま山道を進めば廃屋につく。叔母さんはそこにいるから、寄り道しないですぐに行くこと」この時春花は茅萱に馬乗りされ、手で口をふさがれ、茅萱の血に触れた。肯定すると、開放される。→廃屋に向かう。

黙示録のラッパ吹き〜しょう失〜
五島視点
→アポカリプティックサウンドが鳴る条件。死月妖花が動き出す条件とは。茅萱のメモにあった死月妖花には知性がないという記述。豊岳駅で私たちの足止めをし、なつみに妙な予知をさせ、荒田に連れてきた。これが知性のない者にできることなのだろうか。死月妖花は何らかの方法で知性を得ている。→そこで新村本家から夏菜となつみが出てくる。二人も音に驚いて出てきたのだろう。なつみが洞窟に向かった春花を心配している発言から、夏菜が春花のことをなつみに話してしまったことを察する。そしてこれがアポカリプティックサウンドが鳴った理由なのではないかと推測。これ以上なつみに情報を与えてはいけない、なつみを新村本家の一室に隔離することに。なつみのためにも早く解決しなければ→五島に謝る夏菜、大丈夫だよ。→とりあえず食事することに、夏菜は小学生にしては立派な男性観と女性観を持っているようで…→蔵へ向かう。何か、変な感じ…。この超自然的現象に紛れて、こっそりと手を回している人がいるような…。これは本当に死月妖花だけの仕業なのだろうか。私が死月妖花だったら住人の中にスパイを作る。そうした方が都合がいいから。今違和感を覚えるのは、春花たちの行動。なぜこんなにも帰りが遅いのか…。そしてなつみが洞窟調査を知った瞬間にアポカリプティックサウンドが鳴った=洞窟を調査されることは死月妖花にとって不利であるということ。五感ジャックを逆手に取った作戦も可能。なつみを通じて死月妖怪花を騙す。蔵にたどり着くと…火事。アポカリプティックサウンドが鳴っていないため人間の仕業。

死月妖花〜密触〜
なつみ視点
→アポカリプティックサウンド→外に出る→春花のことを口に出すと、五島が夏菜を問い詰め始める。そして五島はなつみを連れて家の中へ。部屋に隔離されることに。良治からメール、今はただ、みんなに従いなさい みんなを信じる。
私があの日風船を飛ばしたことから将棋倒しのように事件が連続している…。これは仕組まれていた物語なのか?間違いなくどこかでネクロが介入している。ではどこからどこまでがネクロのストーリーなのだろう。→考えるのはやめ、春花にメール→良治から電話、良治、茜と話すが要領を得ない会話。だが死月妖花に悟られないようあえて分からなくしているよう。ヒント的ななにか。→自分がネクロに監視されていることに気づく。そこで自分ができることはネクロを騙すことだということにも気づく。窓を開けて外の空気を吸っていると、蔵から走り去る男…→五島が部屋に入ってきて火事だから避難→五島に火事はネクロの仕業?と明らかな嘘を言ってネクロの目を欺く。五島はこの嘘と、私が既に置かれている状況に気づいているということをわかってくれるだろうか。

裏リ23胞子の役割
第一世代において
胞子内からαエフェドリンを多量に分泌し驚異的な身体能力を宿主に与える。胞子は残留。
第2世代において
桜の花粉などに反応し、自律神経を不調に追いやる。これは感染時の再現が条件。また第二世代になる場合は出産時を除き、高確率で大量の血液等を浴びる事故等に巻き込まれるので、感染時の状況がそのまま心的外傷になるケースが多い。ただし、宿主がその心的障害を克服した場合は体調不良が見られなくなる。荒田桜にとってなぜ体調不良が必要なのかは不明。この段階では胞子が未完成であるため、単にホルモンバランスの崩壊などが考えられる。
第三世代において
第二世代と違い体調不良はなく、心的障害の再現無しで予知能力を発動できる。翠眼呪殺を起こす。宿主死亡時に胞子が皮膚上で発芽し、さらにそこから胞子を飛ばす。
第四世代において
第一世代及び第二世代が第三世代の新胞子を吸引することで、もともと体内に残留していた胞子と結合。ここで初めて荒田桜の繁殖が行われる。一年ほどで第四世代の身体を完全に乗っ取り、子実体が生える。

未だに予知の原理は不明。

屋梁落月〜分身〜
春花視点
→茅萱に言われたとおりに進むと違和感。変な足跡がある、そして明らかに人の通り道として整備された道(死月妖花の仕業?)→首にべっとり血がついた美冬と遭遇、美冬も茅萱に廃屋に行くよう言われたらしい。美冬も春花が抱いたものと同じ違和感と、さらに動物の鳴き声が聞こえない、廃屋には行かず様子見することに。→美冬は春花に生きてほしい、そのために色々と理由をつけて、ここから近い豊岳駅へ向かうようお願いする→春花説得されて豊岳駅へ向かう、途中で自分は恐怖から逃げているということを自覚する。なつみが豊岳駅で帰ろうと言ったとき本音ではとても安心した。その後のなつみの逃げられないという直感では心の底で震えていた。→自分を責めているとサクラがやって来る。サクラは死んだが、その後死月妖花に管理されていた。以後説明(彼女には死人を蘇らせる力がある。正確には死んだ人を動かす力。彼女は彼女自身を守るため、ここで死んだものを使役する。彼女はただ、この地で静かに過ごしていたいだけ。存在が公になることを恐れている。茅萱をさらった理由→ここ十年間起きている呪殺事件は知りすぎた人が殺されるもの。死人を使役して死月妖花にたどり着きそうなターゲットを殺していた。75歳以上の老人たちを自殺に見せかけて殺したのも死月妖花。そうすることで人間を追い払おうとしたがうまく行かなかった。茅萱が知りすぎてしまったためサクラと栄一郎が茅萱をさらった。死月妖花も好き好んで人を殺したいとは思わないため、茅萱を殺すのではなく、さらわせた。今、死月妖花は栄一郎の身体の復活(死体だから定期的に修復する必要がある)に集中していてサクラはノーマークらしい。だから次会うときには敵かもしれない。)春花は得た情報をみんなに伝える義務があると考え、集落に戻る。

黙示録のラッパ吹き〜徘徊〜
五島視点
→みんな焼けてしまった蔵…。
リ241親しき仲にも… 火を消すのを手伝ってくれた住人たちにお礼参り、幸太郎が行く
→春花が帰ってくるのが遅すぎる、何かあったのではないか、洞窟に探しに行く。夏菜となつみも連れて行く→洞窟に向かう途中能面集団と遭遇、能面は、これ以上先に行ってはならないと言ってくる。「待って」そこに茅萱が現れる。

死月妖花〜結束〜
なつみ視点
→春花の帰りが遅いことを心配していると夏菜に呼ばれる。これから五島と一緒に春花を探しに行くらしい。それについてこいと。→途中で能面集団と遭遇。能面に引き返すよう言われる…すると「待って!」茅萱が現れ3人に廃屋に避難するよう伝える。茅萱はここで能面たちを足止め。→廃屋に向かう途中、五島はまだやることがあるからと戻ってしまう、残された二人は廃屋に向かう。夏菜がなにか話そうとしてやめたのを見て、なつみは自分が五感ジャックされていることに気づいていると正直に伝える。死月妖花を騙すために嘘を付き続けていると結束できず余計な混乱を招いてしまう。それだったら正直に言ったほうがいいという判断から。それを聞き夏菜も言いかけたことを話す→実は夏菜は今朝廃屋で茅萱を見つけていた。廃屋では茅萱が「死にたくない…死にたくない…!勝てるわけない!もう降参したほうがいいよ…!みんな桜になればいい!みんな私の代わりに死んでよ…!私だけでも助けてよ…!」と耳をふさいだまま呟いていた。夏菜はどうしたらいいかわからず茅萱を放置していた。

黙示録のラッパ吹き〜裏切り〜
五島視点
→茅萱が住人たちを足止めしている間に廃屋に逃げることに。道中。茅萱は死月妖花の五感ジャックを知っている、だから死月妖花を欺くためには私達のことも欺く必要がある。そして茅萱はいなくなったのではなく、連れ去られた。もしかしたら相手の手駒となっている可能性もある。その場合は… 何が正しいのか。だが、茅萱が裏切った場合勝ち目はない、今は茅萱が味方だと信じ、茅萱を陰ながらサポートしてあげる必要がある。→ここで五島離脱→住人たちが廃屋に行くのを阻んだ=それが死月妖花の思い通りになると気づいた人がいる。どのようにして知ったのかは不明だが、今三つ巴状態になるのはまずい。おそらく住人たちは茅萱が既に死んでいて、死月妖花に操られていると考えているため、茅萱の望む行動を取らせないようにしている。ここで、茅萱がゾンビだった場合、廃屋に行くのは罠になる、なつみと夏菜を行かせたのは失敗だったか。

黙示録のラッパ吹き〜伝承〜
五島視点
→茅萱に会った場所に戻るも何の痕跡もない、集落へ→集落には住人の気配、住人たちの会話に聞き耳を立てると「やっぱり茅萱ちゃんは死んじゃったのか」「この時期に消えるなんて茅萱ちゃんが心配」まるでさっきの出来事(茅萱と住人(能面)の遭遇)がなかったかのように茅萱を心配している。話している人たちはさっきの遭遇時にいなかった人なのか?→他の住人にも聞き耳を立てるが同じ調子…。あの能面たちは今生きている住人ではなく、既に死んだ住人たち…?→背後から肩を叩かれる、振り向くと城崎→迷子と勘違いされ新村本家まで城崎に案内される、道中、さっきの能面集団が死体だと確信、茅萱が味方の可能性が高まった。死月妖花が茅萱を狙う理由とは?→新村本家でエリカ→エリカと会話(幸太郎は火事のお礼参り、さっき遭遇しなかったけど…。死体が動く現象や死月妖花について。歴代の大魔女のみが知らされていた文言。妖花が立ち並び、死者が出てくる。洞窟は死月妖花が作ったらしい。アバドン、4人の御使、硫黄という言葉はヨハネの黙示録にかかれていた。やはりあれは死月妖花による災害が書かれていたのだ。硫黄は糸姫山にある温泉を指している。)→エリカと洞窟の奥へ茅萱を探しに向かう
リ242新村エリカの置手紙 幸太郎宛

屋梁落月〜代替〜
春花視点
→美冬と別れた場所に戻ると、美冬となつみと夏菜が。3人は廃屋の方に向かう。なつみと茅萱を救うためには何とかして予知能力を消す必要がある。荒田でなくても予知が使えた=遠距離でも死月妖花に監視されてしまうため。そういえば、翠眼呪殺はどうやって収まったんだ?これはたぶんサクラが知っているはず。もしかしたら五島も知っているのかもしれない。どちらへ向かうか…安全を考え五島のもとへ向かうべきかな…考えていると向こうからエリカが歩いてくる。エリカは五島と話して何が起きているのかを把握したらしい、死月妖花を滅ぼすために夏菜が必要だと言う。死月妖花を滅ぼすためには緑の目を持った女が必要。だから夏菜を探しているらしい。→茅萱は翠眼じゃないのか?聞くと、翠眼じゃないらしい…?→五島は集落にいて、茅萱は死月妖花のいる洞窟へ。エリカは死月妖花を滅ぼそうとしている。→夏菜を探しに二人で廃屋へ、道中ファルシフィカソについて聞かされる。さらに、サクラの死についても。そこで幸太郎に違和感を覚える春花。突き落としたようには見えないだろ…。→エリカはさっき五島と話した時に気づいた、あの時首を切ったのは…幸太郎ではなく栄一郎だと。サクラの死からこの集落に呪いの噂を広めるために死月妖花が画策した。死月妖花が集落の人間関係をぐちゃぐちゃにするためにサクラの死を利用した。サクラが走り出してしまったあの時、部屋で行われていた会話はサクラを責めるようなものではない。死月妖花がそのタイミングで幻聴を聞かせたのではないか?でも予知能力を失ったあとだからそれはない。それに美冬がエリカに白状し提出したのはドローガだけ。ファルシフィカソがなかった。これはなぜなのか?→廃屋の前にたどり着く

裏リ24緑目となる原理
第三世代の特徴
片目が緑
第二世代以上の予知能力がある。
性的に成熟した女子は、第二世代または別の第三世代に対して激しい殺意に駆られる
第四世代にならない

目の色は虹彩のメラニン量で決まる。
緑目となる原理は、胞子からアドレナリン及びノルアドレナリンが大量に分泌されるが、アドレナリンの前駆物質はチロシン系のアミノ酸、つまりカテコールアミンである。チロシンはメラニンの材料にもなるので、脳内でカテコールアミンが生成される際にメラニンが副産物としてできてしまうのではないか。
目的は身体的特徴の付加で第三世代の判別と、抹殺対象であることを知らせるためと推測される。

死月妖花〜いざない〜
なつみ視点
→夏菜と廃屋へ、夏菜が途中で寄りたいところがあると言う→向かったのはサクラが死んだ場所、沈丁花がお供えしてある。供えたのは幸太郎。→美冬と遭遇、目的地は同じらしくともに廃屋へ、→道中。道がベチャベチャしている。動物の声がしない。美冬と会話、春花とははぐれた→死月妖花に五感ジャックされてるから嘘をついてる?→知ってたの?でもジャックされてるなら春花の居場所は言えない…→春花が無事ならいいか。→土砂を両脇に寄せたような道、裸足の足跡…。ドローガを使った死体の仕業?→廃屋到着、中で休憩、携帯は圏外。

黙示録のラッパ吹き〜焦点〜
五島視点
→五島の疑問。茅萱の翠眼呪殺をサクラがファルシフィカソを投与することで防いだ。そこまではいいが、なぜその後ファルシフィカソを茅萱に投与しなかったのか。危険性はないと判明したはずなのに…。放置してしまえば、夏菜が初潮を迎えた場合に殺し合いが起きてしまう。→エリカが言うには幸太郎の判断らしい。殺し合いを防ぐために茅萱には東京へ行かせた。でもこれはあまりにも遠回りすぎる。茅萱にファルシフィカソを投与すれば済む話なのだから。→幸太郎は怪しい。何かを隠している。→洞窟に到着、中には赤装束と能面が散らばっている。あらされた?能面集団たちがとった。→奥にボロボロの茅萱が倒れている。死んでいたわけではないようで起き上がる→茅萱の目を見ると両方とも青。これで死月妖花の脅威が一つ減った。五感ジャック。今から廃屋に行った人たちを助けに行く、安全だから廃屋に案内したんじゃないの?という疑問は道中で。→だがエリカは茅萱に別の役目を頼みたいらしい(糸姫山へ行ってほしい)。説明のためエリカと五島は鉄格子の向こうへ→緑の目を持つ者が死月妖花を制することができる言い伝え…。死月妖花には緑の目を持つものでないと勝てない。エリカは廃屋へみんなを救出に行く。残された五島と茅萱は幸太郎が怪しいということを共有。→壁に穴を発見、中を探るとヴェルジのミイラ、ミイラに手を合わせる茅萱、茅萱とともに穴の奥、おそらく糸姫山へ通じている―死月妖花の作った洞窟であるため―に向かう。茅萱は最初五島には留守番をしているように言っていたが…手を合わせてから一緒についてきて…?

翠眼〜潜伏〜 2020年4月5日
茅萱視点
茅萱が一人で荒田に戻り、五島に言われたことを調査→蔵の地下、入り口の電子錠暗証番号は0723(なつみ)、エリカに教えてもらったけれどこの番号の意味を知っているのは新村家の中でも限られたものだけだろう→資料となる本を探す。ふと春花に指摘されたことが気になる(自分が犯人なのにその事件を解決しようとすることは不自然、バレたら捕まってしまうのだから。自分でもたしかに不思議、もしかしたら自分が犯人ではないと無意識で気づいている?)→本を持って2階へ→本を読み
私と夏菜、なつみの体内には荒田桜の胞子が残留している
荒田桜はキノコで、本体はこのあたり一帯を覆う菌類
荒田桜は何らかの目的で人間を媒体にしている(繁殖のため?)を理解。
引き続き本を読む

翠眼〜欺瞞〜 4月6日
茅萱視点
→まだ本を読んでいる。
1回目の安土桃山時代の事案
・ドローガを使った殺し合いが発生
・翠眼による殺し合いも並行して発生
2回目の明暦の事案
・当時の大魔女が翠眼呪殺の文献を発見し、翠眼の住人を皆殺し
・その後、殺された幼子の母親が発狂
・20名を除いた全員が発狂し、失踪
3回目の文久の事案
・地下の洞窟からミイラが見つかる(ヴェルジ?)
・それから住人の様子がおかしくなる
・明暦と同じように数名を除いて失踪
などドローガや荒田の歴史について
→こうした情報が書かれた本を電子錠のついた地下にしまっておいた、エリカと幸太郎は内容を知っているはず、なのになぜ私に教えてくれなかったのか。口伝なら調べるよりも早く、真相究明が可能なのに。二人のうち少なくともどちらかが私を騙そうとしている?そうすると蔵を調べても重要な情報が得られないと知っているから、文献調査を止めない。つまり重要な情報が書かれた書物は既に処分されるか隠されている。調べるべきは蔵ではなく新村本家か…。

乙女の聖戦〜嫉妬〜
茅萱視点
→エリカと幸太郎が豊岳のスーパーにでかけている間に新村本家を漁る。見張りに夏菜を置いとく。→なかなか見つからない…夏菜と幸太郎共用の部家を捜索→夏菜の机を調べようとすると夏菜がうろたえ始める。一番上の引き出しに鍵がかかっている。夏菜に鍵を要求し開けると、中から交換日記。ま、まさか彼氏とっ!?茅萱もまだ彼氏ができたことがないのにっ、小学生の妹には既に彼氏がっ!?交換日記を夏菜に音読させる鬼畜外道茅萱。内容は、最初は交換日記の体をなしていたが、段々とただのラブレターに…。翠眼呪殺の殺意もかくやというほど発狂する茅萱「キェェェェェェェェェ!!」日記の相手である大翔君のことをクソガキ呼ばわり、怒りの矛先は夏菜にも、「おい夏菜、てめえ、日記書けよ。それはただのラブレターで日記ですらねえじゃん。」キャラがぶれまくる茅萱w
→交換日記が昨日に追いつく、内容は二人ででかけた… あれ、昨日は夏菜は集落にいたはず…。→この交換日記は夏菜の自作自演だった。なぜかほっとしてしまう。
辞典w

翠眼〜3つの真相〜
茅萱視点
→夏菜が言うには部屋から蔵の臭いがするらしい?茅萱の服のせいかと思ったが、茅萱が部屋を出たあともその臭いがする。実は昨日からしていたがその時は十三回忌の準備をしていた幸太郎の臭いだと思ったらしい。臭いは天井裏から。→天井裏に謎の空間があることが判明。そこに通じる場所がどこかにあるはず→サクラが予知をしていた部屋の天袋が天井裏に通じているよう→夏菜がそこから侵入、蔵の臭いのする本を発見する→手に入れた本を蔵で読む
一冊目『死月妖花の生態』
二冊目『猛き音と翠眼呪殺』
三冊目『失踪者共のなれの果て』
『猛き音と翠眼呪殺』は五島にメールで送って解読してもらう→解読結果とアポカリプティックサウンドの動画が送られてくる。アポカリプティックサウンドについてサーチすると新約聖書の黙示録に由来する名付けらしい、新約聖書ならご先祖様が宣教師だから家にもある、取ってくるか。

裏リ25
第四世代
第四世代の生成条件は
第一世代及び第二世代であること
第三世代の遺体(火葬等はしない)と同じ空間に一定時間滞在する

特徴
第3世代の遺体に対する異常な執着
著しい知性の欠如
発症後、約一年で死亡
志望した際に身体から子実体(桜の木)が急激に生える
この第四世代が荒田桜の最終宿主であり、第一世代から第四世代を経て繁殖を行う。

翠眼〜盗感〜
茅萱視点
→地下から持ってきた新約聖書、その中のヨハネの黙示録『ラッパ吹き』について読む。読んでもいまいちよくわからない。一旦五島に翻訳を頼んだの方を見てみる→豊臣秀吉の天下統一はドローガのおかげ…、醍醐の花見は荒田桜を持ち込んだことを怪しまれないようにするのが目的、持ち込んだ荒田桜からドローガを取り朝鮮出兵を成功させようとするも、桜は枯れてしまう。その頃荒田では住人同士で紛争が起き100人から20人へ、その後失踪事件が起きた。失踪は猛き音によるもので、あの音を聞くと皆とり憑かれたように恍惚とした表情になる。そして皆、女神の一部になれて、幸せだと口々に言う。→もう少し資料を読み進める、資料の間に紙が挟まっている。ここから先は重要なことが書かれています。少しでも子孫たちが読みやすいように今の言葉に翻訳しています。新村桔梗
→猛き音の後、彼女が現れた。あれこそ、本物の女神だった。遥か昔に死んだはずの少女が、妖花となりこの世に再臨したのだ。憑りつかれた者たちは、そのまま消え桜になってしまった。集落から少し離れたところで、桜が数本生えていたのだ。しかしこれはただの桜ではない。消えた者たちが桜になり、桜があった場所に新しく生えたと言うだけだ。その証拠に、桜の根本には彼らの衣服が巻き付いていた。
死月妖花は怒りに満ちている。失った彼女の分身を太閤殿下に持ち去られ、我々を新しく桜として転生させようとしている。誰が消えて桜になるのかは分かっている。ドローガを使ったものだ。ドローガを使った経験のある者、あるいはその子供は死月妖花に魅せられる。魅せられた者どもは桜となり、死月妖花の一部となる。それだけではない。女神と共に、山を飲み込むほどの巨大な桜が無数に生えたのだ。大地は痩せ、水は枯れ、この荒田の地は死んでしまった。さらにその地には死者がはびこる。白き装束をまとった者たちが、生者を連れ去ろうとする。我々は知恵を絞り、死月妖花を撃退することに成功した。死者を黄泉へ返し、巨大な桜を滅ぼして大地をよみがえらせた。その際、生き残った翠眼をいけにえとした。彼女たちが犠牲となったおかげで、死月妖花と女神を滅ぼすことができたのだ。しかし、本当に死月妖花が滅びたのか、その確証があるわけではない。摩訶不思議な呪いの力を持った死月妖花と女神――ドローガが存在し続ける以上、次の桜が生えるやもしれないのだ。死月妖花と、そして死月妖花を操る女神を完全に滅ぼさない限り、この荒田に安息はない。未来の荒田の者たちよ、子孫たちよ。これから述べることをしかと後世へ伝えよ。そして死月妖花が、女神が現れるとき、必ずや滅ぼすのだ。『死者黄泉出でて尋常ならざる妖花立ち並ぶ。死体となりし人々もまた妖花となり黄泉出でる。ただ翠眼のみが打ち勝つ。翠眼となりし人々妖花を枯らし死者を黄泉に返す。子孫は必ず血色の装束をまとい抗うべし』→死月妖花について書かれた本を読む、荒田桜の生活史について等。さらに死月妖花には死体を動かす能力がある。第四世代を解剖したところ、脳内には既に菌糸が伸びきっており、脳としての機能が完全に停止していた。にもかかわらず、木が生える(第四世代を苗床として)前日まで彼らは生きた人間のように活動を続けていた。調べると彼らは一ヶ月間死んだ状態で動いていた。過去の文献を見ると猛き音を聞いたドローガ感染者が失踪し、桜になるという記述があるがこれは誤りではないか。なぜなら、我々が第4世代を作る実験をした際にはそのような音は必要なかったから。
推測だが。猛き音の正体が死月妖花の地下での動きとするなら、かなり大きな動作をしているはずだ。動く理由…土葬されたドローガ感染者の死体をしかるべき時期まで保存し、子実体が必要になった時によみがえらせる。しかし野犬や鼻の利く動物であれば、土葬しても掘り起こして死体を捕食してしまう可能性がある。だから普通では掘り起こすことのできない深さまで死体を動かす必要がある。その際、死月妖花はかなり大きな動きをするはずだ。この推測を裏付けるもう一つの事実。桜の木が荒田地区でまんべんなく生えていること。しかし墓地広場には生えていない。墓地広場に埋葬された死体を死月妖花が動かし、繁殖範囲の拡張に適した場所に植え替えている。以上が猛き音がなる根拠。地下で死月妖花がうごめき、死体を地下に保存し、適した場所で桜の苗床とする。そのため地下で地盤の変化が起こり、地表に亀裂が生じることもあるだろう。猛き音とは死月妖花が何らかの活動を見せるときに鳴ると言える。こうなった時に、我々が最も警戒しなくてはならないのが知性の存在だ。感覚の横取り、盗感。これは予知能力者の視覚や聴覚を死月妖花が感じ取ることである。しかし盗感をしたところで菌類の死月妖花は脳がないので思考することができない。そこで死体につながる。死後間もない死体を丸ごと保存し、脳に胞子あるいは菌糸を植え付け忠実な下僕とする。この乗っ取られた遺体こそが、死月妖花の知性の礎。死亡した者の脳を使うことで、死月妖花は知性を得ている。
この推測が正しいのか確認する方法は一つ。このレポートをドローガにより予知能力を持った者に読ませるのだ。それも荒田集落内で、十分に身の安全を確保した上でだ。おそらく、死月妖花が盗感し、読者を危険視する。死月妖花は今まで自身の存在を隠し続けてきたのだから、このレポートは脅威となるはずだ。もし、これを読んでいるあなたに予知能力があるなら。もし、我々の推測が正解なら、この後、猛き音がなり、操られた死体が現れ、あなたを殺すだろう。

翠眼〜ネクロマンサー〜
茅萱視点
→猛き音が鳴る。私が真相を知ってしまうと死月妖花が動く。死月妖花が動くということは死体が動く。死体が動くということは…。呪殺事件の真相→呪殺事件は死月妖花が死体を操って、苗床となる死者を増やすのが目的だった。→真実を知った自分が今年の呪殺の対象となることを確信し、メモを残す。その際死月妖花に五感ジャックされていることを考慮し視線をそらしメモを書いたため字が汚い(もとから汚いけどなw)何かあったときのため携帯の音声録音もしておく。
メモ→これをあなたが読んでいるということは、私は行方不明でしょうね。サスペンスドラマにありそうな書き出しと思われるかもしれませんが、今まさにそのような状態です。私は見張られています。遠くから、近くから。いや、東京にいたときから、私は見張られていたのだと思います。わざわざメモを書き残したのには理由があります。五島ちゃんの言っていた『何者か』の正体についにようやくたどり着きました。『彼女』は私の五感を通しすべてを見通すことができるようです。しかし、『彼女』が私の思考まで読み解くことはできないようです。今私は、視線を別の方に向けてこのメモを書いています。これなら、『彼女』がこのメモを私を通して見ることはできません。読みづらいと思いますが、ご容赦ください。五島ちゃんが言っていた『何者か』の名は『死月妖花』。数万年も前からこの荒田集落に根付いている巨大な生物です。彼女はナラタケという菌類に分類される生物で、他の生物に胞子を植え付け大きく成長していきます。つまり死月妖花とは寄生生物です。桜に見えるのは、実は彼女の子実体です。予知能力や呪殺、お母さんの死、私の翠眼。これらは全て死月妖花が生き延びるために行われている、ただの繁殖行為に過ぎません。野生生物が行っている繁殖行為が、私たち人間には呪いや超常現象に見えただけ、という話です。幸い、彼女には知性がありません。知性はないのに、何らかの方法で私たちを惑わす方法を身につけているようです。念のため、私の携帯でずっとここの音声を録音しています。この手紙を見た人は、携帯の録音声を聞いてください。パスワードやロックはかけていません。
→正確には知性がないのではなく、ない知性を死体から取っていることを書けなかった、でも今から直せない→諦めてメモを隠す、自分の体質を治すための情報を確認(ファルシフィカソ)急いで治さなければ→足音がする→ナイフを抜き構える茅萱→現れたのは白装束をまとったサクラ→死んだはずの母親の登場に油断するが、ありえないことが起こるのが呪殺事件なんですという五島の言葉を思い出し警戒する→後ろから殴られる→なんとか意識を保つ、二人の会話から死体はサクラと栄一郎だと判明。エリカ?幸太郎?があの3冊の本を隠したのはこうなることを防ぐためだったのかな…。→サクラと栄一郎に運ばれる茅萱、死月妖花の作ったトンネルを通っていく。どこに行くのか尋ねると、女神様のところ。→このまま連れて行かれるわけには行かない、反撃開始。しかし死月妖花の力により不死身(首に外傷のあったはずの二人とも傷が回復している)かつ人間の制限がないため常時ドローガ発動状態で動ける二人を相手にするとなると、さすがの茅萱も分が悪い。しかも荒田集落は女神様?のテリトリーらしく自在に菌糸を伸ばせるためすぐに拘束されてしまう。→絶対に勝てない相手に対し、悪あがきでナイフを振り回す茅萱。するとナイフがすっぽ抜け、自分の手に傷をつける。→頭を抱えてもがき出すサクラと栄一郎。茅萱を拘束していた菌糸も解ける。五感ジャックの弱点?

翠眼〜沈黙〜
茅萱視点
→無我夢中でトンネルの出口へ、外へ出て人のいない方へ人の来ないほうへ向かう→今いるのはどこだろう…?廃屋?→あのとき死月妖花の弱点をつく現象が発生して私は助かった。死月妖花を撃退する方法…翠眼をいけにえにして撃退する…。翠眼、つまり私の命を使わなければ死月妖花を倒すことができない。私が切り傷を負った途端に、あの二人は苦しみだした。ということは、私の苦しみが死月妖花にも伝わっているということ。その理屈なら、私が死ねば死月妖花も死ぬということ?→五島に言われた、全てを疑って考える。それを実践してみる。よく考えると単純に痛みが伝達するならば、蔵で栄一郎に殴られたときのほうが痛かった。その時には二人はなんの変化も見られなかったのはおかしい。なにか理由があるのか。→今は盗感されて居場所がバレないように目をつぶって考える→明日予知能力を持つなつみが荒田にやってくる。それが心配。対策を考えなければ。→まず私自身を孤立させること。誰かに見つかった時点で盗感により居場所がバレる。現在の居場所をつい確認してしまう、場所は廃屋。今は死月妖花が廃屋だと気づかない方に賭け、潜むしかない。

翠眼〜タクティクス〜
茅萱視点
→朝。私を探す住人の声が聞こえる、位置がバレないように耳に服の切れ端を詰める→死月妖花が行えるのは五感ジャックであり、思考はジャックできない。それを逆手に取って死月妖花を騙せるのではないか?→「無理だ…やっぱり無理だ…逃げれらないよ…」弱音を吐き、少しずつ狂っていく様子を演じる。最終的に狂った状態でみんなの前に現れて、みんなを荒田から避難させるよう誘導する作戦。→誰かが近づいてくる気配(夏菜)扉が開く→「お願い…!死にたくない…!死にたくないよ…!」演技を続けると→来訪者は去っていく→みんなは役割分担をして茅萱を捜索しているよう、となるとこの厳しい山道にある廃屋の担当は必然夏菜。さっきの来訪者は夏菜。→普段の夏菜なら声をかけてくるはず、なぜかけてこなかったのか?→潜んでいる間、考えにふける。元木町組はなぜ荒田集落に来るのか、なつみの予知が理由ならなぜそんな予知を死月妖花は見せたのか。とりあえず私ができるのはなつみと動き回る死体が接しないようにすること。なつみは第二世代であるため、第三世代の死体に接近すると第4世代になってしまうから。そういえばサクラも第二世代だったはず。その時点で繁殖の条件は整っていたのになぜ今ごろになって死月妖花は動き始めたの?死月妖花の真の目的とは。私がさらわれたのは死月妖花の真実を他の人に知られないようにするため?でも幸太郎は十年前に蔵書を調べていたため死月妖花の真実を識っているはず。それなのに無事なのはなぜか。既に死月妖花のスパイなのか。死月妖花がなつみを呼んだ理由…?→今からすること、元木町組がここに到着したら、私が残したメモや音声を知る頃にここから脱出。私は狂ったふりをして元木町組に近づき、この廃屋に監禁していく。

翠眼〜堕天〜
茅萱視点
→19時50分。作戦開始。集落に向かおうとすると、集落方面の道が土砂崩れでふさがっている。ロッククライミングの要領で乗り越えて進む、渓流付近についたところでアポカリプティックサウンド。→サクラが現れる。たぶん正気。死体は定期的にメンテナンスが必要で、今死月妖花は栄一郎のメンテナンス中のため盗感ができない。今がチャンスだから逃げなさいと言われる。昨日敵対したことについて尋ねると、私達は人質を取られていると言う。人質は荒田集落の住人。その気になれば死月妖花は簡単に荒田の人たちを皆殺しにできる。実際にそうなっても人間以外の動物に寄生して繁殖するため死月妖花としてはなんの問題もない。だからあなただけでも逃げなさい→五島の言葉を思い出す、すべてを疑え→サクラの発言にはおかしな部分があった。言葉尻から盗感をしていたのが事実だろうに、していなかった体で話しているのに気づく。これは私がずっと死月妖花に降参する独り言を述べていたのを知っていて、それが真意なのかどうか確かめようとしている?→死月妖花に従うから逃げないと宣言→死月妖花の仲間になるには死ぬ必要があるらしい。どうする!→栄一郎が現れ褒められる。別に死ななくてもいいらしい。覚悟を試したかったみたい。晴れて茅萱は死月妖花の仲間として認められる。→茅萱への指令は荒田住人を避難させないこと。ここで元木町組が死月妖花の脅威となることを伝え、廃屋に隔離すべきと進言。これが通る。死体たちに土砂をどけてもらうことに。よしっ!これで私は完全に単独行動になる上に、2人を廃屋方面にとどめておける。作戦開始。別れる前に血は流さないようにと注意される…。

翠眼〜陽動〜
茅萱視点
→今からすること。
元木町組を廃屋に監禁
集落に行き、住人(特に幸太郎)に死月妖花に下るよう勧める
私は幸太郎たちの判断を聞く前に集落から抜け出す(死月妖花に判断をばれないようにするため)
ファルシフィカソをみつけ、私に投与する
なつみにもファルシフィカソを投与し、廃屋の4人を脱出させる
→渓流から上に登り、墓地広場へ。春花と美冬を発見。→まず美冬に声をかける。盗感されているため説明が上手くできない。みぞおちを殴り、死月妖花に従って廃屋に行くよう伝え、あとは察してもらうしかないが…無理だった。美冬が反撃してくる。戦闘中、頭をよぎった考え…死月妖花の弱点は第三世代の血液?美冬に私の血をつけておけば、あいつらは近づかないかもしれない。戦闘中美冬に血をなすりつけまくる。少しして、茅萱の態度が変であることに気づいた美冬は何かを察したのか茅萱の指示に従い廃屋へ。→しばらくすると春花がやってくる。春花を脅し血をつけて廃屋へ移動するよう促す→新村親子は完了、次はなつみと五島。→移動すると月がいつもより明るい、木が全部枯れて葉がないせい。これも死月妖花の仕業か…。→ここで、血を流し、昨日からの疲労もありつかの間眠ってしまう。→気がつき、あたりを見回すと能面集団となつみ、五島、夏菜が睨み合っている。これはチャンス!乱入してなつみ、五島、夏菜に廃屋へ避難するよう伝える、避難する3人とそれを防ごうとする能面集団→茅萱が能面集団を相手にすることに、しかし茅萱のもつ血のついたナイフを恐れ近づいてこない能面集団、もしかして死体?→仲間だとアピールすると…突然能面集団がバタバタ倒れる。そして現れる栄一郎。盗感により茅萱の行動を追う中で、美冬と春花にわざと血をつけたのではないかという疑いがあり、死月妖花を騙そうとしているのではないかと考えられていたらしい。それを確認するための能面集団。もしナツミ、五島、夏菜に血をつけていたらアウトだったらしい。→しかしもうどちらでも良い、死月妖花の目的も元木町組の隔離であったため、はからずも茅萱と死月妖花の思惑が一致してしまっていた大失態。→茅萱は利用されただけで、死月妖花は茅萱よりも先を読んでいた…。栄一郎に殴られ気絶する茅萱…。あとはみんな任せた…。
栄一郎「でも、茅萱ちゃんが女神様の弱点 気づいた  ちょっと焦  よ。念のため、 も 君の血    てもらう   」
ちなみに、茅萱の血は出血してからすぐでないと効果がないらしい。

黙示録のラッパ吹き〜虚虚実実〜
五島視点
→茅萱とともにミイラのあった穴の中へ、糸姫山にある温泉(硫黄の火山)を目指す→想像以上に長い穴に、ライト代わりに使っている携帯の充電と茅萱の体力を鑑みて戻るよう話すと、茅萱「邪魔しないで!」明らかに正気じゃない、そういえば穴に入ってからもほとんど無言だった。もしかしたら、あのとき私達が廃屋へ向かったときに、茅萱は能面集団と戦い負けて、一度ファルシフィカソを投与されたあとにドローガを投与され、第一世代にされた。そして第三世代の死体(さっきのヴェルジのミイラ)と接し第四世代となって死月妖花の下僕となってしまったのか。→アポカリプティックサウンド→栄一郎が現れる。二人に追い詰められる五島、ここで死ぬか、大人しく二人に従い先に進むかの二択。→素直についていくことに。→本当に栄一郎なのか、実は幸太郎で、彼が黒幕なのではないかと問うと…栄一郎が手に傷をつける。すると地面から菌糸が生えてきて傷の修復を開始。あ、死体だこれ。ちなみにアポカリプティックサウンドは女神様が菌糸でトンネルを作ったとき、地表に亀裂が入り、空気が出入りしてなる音とのこと。解説ありがとう。五島の推測あってたね。あとでかい菌糸は直径5メートルあるらしい。や、やばっ!
→茅萱「あんまりのんびりしてると、夏菜が来るわよ」そういえばエリカも夏菜の翠眼の力が必要だと言っていた。私にできることは時間稼ぎか。頂上に行けば死月妖花の本体が鎮座している。夏菜の何が死月妖花に効くのかは不明だが、エリカが今みんなを呼びに行っているはず。みんなと合流できれば勝ち目があるかもしれない。→栄一郎の温厚な性格を利用して、ウソ泣きで時間稼ぎ。

死月妖花〜希望(パンドラ)〜
なつみ視点
→廃屋の中で。今朝からのことを思い返す。→美冬が、サクラの首を切ったのは本当に幸太郎なのかとなつみに話す。今でもサクラにお供えをしている幸太郎がそんなことできるのだろうか。もしかしたら…栄一郎なのではないか。でもそれは栄一郎が生きていなければ有り得ない…。→栄一郎は明らかに死んでいたが土葬。それであることを思い出す美冬→荒田では死んだ人のことを死神と呼び、死神は生者を連れて行こうとするという言い伝えがある。法要は死神を追い払うための儀式。参列者は全員、能面と赤装束を着て、誰が誰だかわからないように変装する必要がある。これは古来からそうで、戦いの正装でもある。(ドローガを使って暴れていた人とバレないように)→なつみ「本当にそれだけの理由なのかな。法要の時までそんな格好をする理由はないでしょ」死神に対して正体を隠すことに意味はあるのか?連れて行かれそうな人は法要に出なきゃいい話。美冬「死神に連れて行かれそうだけど、法要に出ざるを得ない理由があるってことかしら」→なつみの状況に似ている。危険とわかっていながら正体を隠してここに来た。予知能力も忌避されているから隠している。→予知能力の条件、桜がある場所で風に当たることと、危険な目に遭う人を直接見るか声を聞くか。厳密に言うと相手を特定する必要がある。死月妖花は私の目や耳を介しているのだから、それを防ぐ方法となると…死月妖花に対抗するための手段って…
→能面と赤装束を美冬に要求するなつみ。→すると突然廃屋の扉が開き…→大きなビルが建っている未来の元木町?地震が起きて、巨大な桜が生えてくる。危険予知ではなく滅亡予知。→入ってきたのは春花とエリカ、春花に促され外に出ると…咲き乱れる桜。そこかしこに死月妖花を感じるなつみ→春花とエリカは死月妖花打倒のために夏菜を連れに来たらしい→みんなで頂上を目指す!
その前に能面と赤装束が必要だと伝えるなつみ。
さらになつみは栄一郎視点を見る。そこには五島と茅萱。栄一郎に話しかけられる。女神様の力を持つ者同士テレパシーみたいなことができるらしい。栄一郎側からなつみの視点をみることも可能。これが胞子の本来の使い方。言葉を持たない菌類ができる唯一にして強力なコミュニケーション。→アポカリプティックサウンド→音に混じり、死月妖花の声が流れ込んでくる。
「私は、長い間あなたを待ち焦がれていました。どうぞ、こちらへ来て下さい。」死月妖花は菌類なんかではない、人間だ。

裏リ26三つの特徴
荒田桜の存在はすぐにこの世界から抹消すべき。荒田地区の封鎖を政府に要請する。
荒田桜には他の生物では見られない大きな特徴が三つ見られる。
一、 知性の存在
二、 哺乳類の操作
三、 五感感知
予知能力の正体
無数に飛散している胞子を中継点として全哺乳類の周辺状況を探る。
特定の哺乳類が危険な状況に陥った時、第二世代及び第三世代の体内に残留する胞子に信号を送る。
第二世代及び第三世代が、その哺乳類の危険状況を知ることができる。
制限として第二世代及び第三世代が知覚できる哺乳類のみ予知が可能(全生物の状況を知ることは情報量として多すぎるため)
普通の桜の花粉も中継点として代用可能
五感感知も同じ原理。

降臨
なつみ視点
→地下空間から糸姫山へ。死月妖花打倒&五島奪還。この先にいるのだ。死月妖花が、いや死月妖花となった人間が。死月妖花となった少女が。→穴を抜けると、強風、桜、温泉…五島と栄一郎、茅萱。→五島をいじめる茅萱に攻撃を仕掛ける夏菜。だが栄一郎に軽くあしらわれダウン。→用があるのはなつみだけ。あとはついでで何が起こるか見ていって。→サクラの首を切ったのは栄一郎(死体)、目的は集落に呪いの噂を立たせ、毎年人を死なせても自然な流れにするため。女神様は死体を欲しがっていた。 100年前までヴェルジのミイラの信仰があり、ミイラのおかげでドローガ使用者が四月に死に桜となるサイクルがあった。定期的に桜が生まれ、翠眼呪殺の伝承のおかげで第三世代の子供は生まれてすぐ殺される。外部から嫁にやってきた女性には高い地位が与えられ、またドローガ使用者でない母体となる。こうして第一世代と第二世代の住人のみにする。本来ならば繁殖のために第三世代の死体が必要だが、ヴェルジのミイラのおかげで新しい死体が不要。第三世代は第一世代と第二世代を操る胞子を生成する体質になる反面、体内では女神様の細胞を直接破壊する酵素が作られるから、必要であると同時に危険な存在。だから第三世代には予知能力を持つもの、女神様の意思が通じるものを殺すように命令を送る。そうすることで、みんな呪われた子どもだと思って早いところ殺そうとする。翠眼呪殺とは、女神様の脅威となる第三世代を片付けるためのもの。女神様もまだ進化の途中であるため、こうした弱点が存在する。しかしこのようなサイクルを壊す出来事が起きた。太平洋戦争の際、旧日本軍がここの桜をほとんど持ち去ってしまった。死月妖花に気づいた人間がいたせいで。それは新村桔梗。唯一四月に死ななかった(病死)。桔梗を殺しても良かったが、家族を殺して無気力状態の大魔女にしたほうが、集落の人間たちを操りやすいと踏んで、実行した。だけど手遅れだった。もはや住人たちはドローガを使うことはなく、旧日本軍はやってきた。死体を使って抵抗するか迷ったが、さすがに太刀打ちできないため、桜を持っていかれるのを黙ってみていた。何より女神様は自分の正体が公になるのを恐れていた。自身の成長のために哺乳類に補給するドローガが世界的に使われるとなると女神様の身体は使い果たされ滅びてしまう。これまで何万年もかけて成長したのに。人間の愚かな考えのせいで。女神様は人間よりも知性のない動物たちのほうが繁殖に適していると考え、荒田の地から人間を追い払うことにした。老人自殺の横行は少しでも現代人の知性を獲得できるように、そしてここは人間の住む場所ではないと警告するためだった。75歳になれば自殺するような集落に住みたい人間などいないと、女神様は思われた。けど思ったよりもここの住人たちはしぶとく、あまり効果が見られなかった。だから呪殺事件に切り替えた。サクラが自殺したのは偶然。それを利用して呪殺事件を始めただけ。もし美冬がエリカに懺悔しなければこうはならなかった。
だが仮に美冬の行動がなくても人間を追い払う方策はあった。例えば外部から来訪者が訪ねてきた場合でも、春花が山籠した場合でも…。必要に応じて、隙を見て幸太郎とすり替わって集落内の情報の調整もしていた。(幸太郎には内緒で)→サクラが現れる。あとはなつみがこっちにくれば全て終わる。第一世代の死者、新村栄一郎。第二世代の死者、新村サクラ。第一世代の生者、新村茅萱。あとは第二世代の生者がいれば、御使が4人揃う。女神様には永遠の安息が訪れる。→五島ツッコミ サクラは死ぬ前にファルシフィカソを使っているから第二世代じゃなくね?→実は使っていない。女神は第二世代、第三世代に幻影や幻聴を認知させることが可能で、それを利用してサクラにファルシフィカソを打ったと錯覚させた。同様に茅萱にも呪殺事件を引き起こしたのは自分だと錯覚させた。→じゃあなぜ茅萱の殺意は止まったのか。→意図的に胞子の拡散を止めた、予知を不可能な状態にした。あとはサクラが死んで茅萱の件は終わり。→この巨大化した桜からは人間を即死させる胞子が出る。(ドローガに感染していない者がたちまちのうちに死に、花びらに触れると身体が溶けて女神の栄養分として吸収される)殺されたくなければ従えなつみ。私達と一つになるか、ここで全員死ぬか。→できるだけ暴力では解決したくないらしく、栄一郎がヴェルジのミイラを取り出してきて、これを使ってなつみを第四世代にしてしまうことで無理矢理協力させる作戦→茅萱がヴェルジのミイラをなつみに押し付けようと…突然走り出す茅萱、温泉にミイラ浸ける!?これで胞子が飛ばない。→これは幸太郎の策略らしい。幸太郎のメモ「茅萱、お前はドローガを注射されたが、俺がファルシフィカソで治しておいた。お前は死月妖花に下ったふりをして、隙を見てヴェルジのミイラを処分するんだ。燃やす、あるいは全体を濡らせばいい。頼むぞ。幸太郎」こうなることを予想して、蔵の家事を消すお礼に回ると言って、実は地下に隠れていた。→死月妖花の弱点(出血したばかりの第三世代の血液)を知っている茅萱が、夏菜にナイフで傷をつけ、夏菜の血がついたナイフを栄一郎とサクラに振るう。→もがき苦しむ二人→しかしここで穏便な策ではなく強硬策(胞子で殺す)へ→すると地面が揺れ始め、「殺しはだめだと言いましたよね?」栄一郎とサクラは巨木となる→山から巨大な桜の木が幾本も…。幻想的であり残酷でもある異様な景色→「ようこそ、みなさん。お待ちしておりました」こちらに向かってくる少女。なつみ「…あなたが…死月妖花…?」
「古郡なつみさん、初めまして。私は…糸姫と申します」

少女の願い
なつみ視点
→糸姫はなつみにずっと渡したいものがあった。それは風船。昔なつみが飛ばしてしまったもの。
「よかった。やっと返すことができました。これ、私が飛ばしてしまったので」御使の条件を満たしていた栄一郎を殺すために風船を利用したから。→激怒する美冬、それを止める春花→糸姫のカミングアウト、彼女は生きた人間らしい。死月妖花の力を借りて数百年生きてきた。サクラも御使の条件を満たしていたため殺した。→「私の目的は…元木町で生きることです」元木町に腰を据え…元木町すべての人間の命をもらう。目的のために800年以上待ち続けてきた。→なつみとあと一人、第一世代の生者を要求してくる糸姫。どうすればいいのか…。→また地面が揺れる、元木町とここが繋がったらしい。800年間元木町へ菌糸を伸ばしていた。初めてここと元木町がつながったのは、70年ほど前。1つの分身(御神木)を生やし、それから地下に菌糸を張り巡らせ、土壌を死月妖花に適した質に作り替え、いよいよ死月妖花全体が元木町で自生できる環境が整った。あとは地下を通って向こうに移動し、4人の御使と共に願いを成就させるだけ。4人の御使、彼らの体内で成熟した死月妖花の分身を取り込むことで、死月妖花は弱点のない不死の生物として完成する。→糸姫が懐からドローガを取り出し、御使とするためみんなに注射しようとする。しかし緩慢な動作なので簡単に避けられる。それでも必死に注射しようとする糸姫。「お願いします…!お願い!800年も待っていたのに…!」糸姫は本当にただの人間で取るに足らないとわかり、美冬、春花、夏菜、茅萱でボコボコにする。→止めるなつみと五島→事情聴取(800年以上前死に直面した糸姫を救った死月妖花、糸姫はお礼に知性を与え、それから二人三脚でここまで来た。なぜ元木町に行きたいのか…それは御神木の下に糸姫の大切な人が眠っているから。だから人を殺したりするのは目的ではない。死月妖花が元木町に移動するのは糸姫の目的を考慮してのこと。)→なつみが提案、糸姫だけ元木町にくればいいんじゃない。→最初は否定的だったが納得していく糸姫→大切な人は糸姫が死月妖花に取り込まれてから亡くなり、数十年前に初めてここと元木町がつながったときにその人の遺骨に触れることができた。最初は生き返らせるつもりだったが、さすがに骨の状態から生き返らせるのは不可能だったと判明した。今は元木町で糸姫の大切な人(故人)に会って供養したい→待てよ、骨から復活させるのが無理なんて死月妖花自身最初から分かってたんじゃないか。死月妖花は糸姫を利用していただけ。ただ知性が欲しかっただけなのではないか。今まで一緒にいたのは死月妖花の情報が糸姫から漏れるのを防ぐため。→早く逃げよう→「ありがとうございます、なつみさん。でもどうやら、ここまでのようです。死月妖花が動き始めました。」→アポカリプティックサウンド→消えた糸姫、今までいた場所にはドローガの注射器→糸姫を逃さないといった趣旨の発言をするサクラと栄一郎(木にめり込んでます)→地面が割れ死月妖花の本体が出てくる。そこにめり込んでる糸姫…。

心をあなたに。
なつみ視点
→死月妖花に取り込まれた糸姫「私は死月妖花と呼ばれるものだ」→菌糸で拘束してきたり、ドローガの注射器を菌糸で掴んで注射してこようとする→死月妖花を倒すには夏菜一人分の血では足りないみたいで万事休す。→不意に拘束されるなつみ、糸姫の前まで菌糸で連れて行かれる、糸姫を何とか正気に戻そうとするなつみ…。→糸姫の回想?(糸姫は身分を捨てた以仁王のことをニイ様と呼ぶようになる。数年が経過し、糸姫も十五歳に。そろそろ結婚について考える歳。私はニイ様が…。→ある日ニイ様と宗綱の会話を聞き、ニイ様が集落を出ていくことを知る。→夜明け前、集落を発つニイ様を追いかける→バレてた→思いを打ち明ける糸姫、しかしそれに答えることは今はできないニイ様。以仁王の身分は色々と不都合があるため大切だからこそ糸姫と近くにいることはできない。でもあと十年、清盛の時代が終わり頼朝が新時代を築き上げたら、安全に出歩けるようになる。そのときに迎えに来る。その時まで糸姫の思いが変わっていなければ…。誓いの印にかんざしを渡される糸姫。→ニイ様と分かれ、集落に戻ろうとすると山賊に襲われる。崖に追い詰められ、崩落。地面に叩きつけられ瀕死。そんな糸姫を助けたのが死月妖花。死月妖花は以仁王に胞子をつけたので情報を得られるという。死月妖花と取引をし一心同体に。→しばらくし、以仁王が平氏の残党に殺されたことを知る糸姫。傷心の糸姫に付け入り利用する死月妖花…)

あるべき姿へ
なつみ視点
→糸姫の過去と願いを見たなつみ。糸姫を救い、死月妖花を滅ぼすために、自分の腕にナイフを突き刺す。これでみんなを第三世代にして、足りない分の血液を補う。しかしこれだと翠眼呪殺が起きてしまう。手詰まりだっ…。→「待たせたね」能面と赤装束をつけた集団登場。集落のみんな!幸太郎とエリカもいる!危険予知の条件を能面と赤装束で外すことで、第三世代になっても翠眼呪殺が起こらない!→みんなで立ち向かう、なつみは春花たちを見ないように目をつむる。→感覚が糸姫とつながる。糸姫の懺悔。そして願い。死月妖花と一体になった私はもう助からないから、折れたかんざしを元木町の御神木のところに埋めてほしい。それで思い残すことはない。目を開ける→みんなが血をなすりつけまくったことで死月妖花が滅んでいく。巨大な桜は折れ、枯れていく。
死月妖花は、ただの野生性物。成長し、繁殖を続けていこうとしただけ。そんなある時、身も心も死にかけた一人の少女に憑りついた。生物とは、より効率よく、より効果的に繁殖・成長する道を探し、進化する。彼女の純粋な心につけ込んだ野生生物は、やがて人間の知性を身に付け、狡猾な方法で人間を支配していった。これが死月妖花の進化だった。皮肉なことであった。互いが持ちえないものを共有しようとしたがために、このような分不相応で不完全な生物に成り果ててしまった。→滅びゆく糸姫の最後の挨拶。なつみと出会えてよかった。死月妖花最大の失敗はなつみを感染させてしまったこと。なつみはいついかなる時も、みんなが幸せになれる選択をすることができる。だからあなたに救われたたくさんの人が、いつもそばにいて、あなたを助けてくれる。私は見ていましたよ。あなたに救われた人たちの笑顔を。現にあなたの友人も、家族も そして今日知り合った仲間でさえも、自らの肉体を傷つけ、その血をにえにしてまでも、死月妖花を滅ぼすためにあなたに協力している。→別れの時間が近づいてくる。生まれ変わったら元木町に来てね。→また会うときまで。
→死月妖花が完全に滅ぶ。夏菜の目が両方青に。死月妖花に関係する現象は全てなくなった。→城崎が異常に気づく。な、なんだ!?→死にかけのサクラと栄一郎。死月妖花の支配から解放されたが死ぬ間際。短い間に本音で言葉をかわす。栄一郎に謝ることができたなつみ…(泣)最愛の栄一郎ともう一度言葉をかわした美冬(泣)サクラに挨拶できた夏菜(泣)
日付が変わり…みんな無事に今日、四月八日、栄一郎の十三回忌を迎えることができた。
→折れたかんざしを拾い、下山する。

残された謎
新村本家の蔵を燃やしたのは誰?

まどろみ〜春の幻〜
茅萱視点
→栄一郎の十三回忌は無事に終了。元木町組は今日は泊まって明日帰るらしい。→茅萱が気づいたこと。呪殺事件はまだ真の解決には至っていない。まだ追求しなくてはならないことがあるのだ。→部屋に入ってきた五島、二人で話す。しばらく雑談し、本題。蔵に案内される茅萱→蔵の家事について説明される。二階だけ燃えた。蔵にあった燃えてしまった本はなつみたちを山頂に誘導するために必要なものだった。
疑問点は蔵を燃やしたのは誰なのか。死月妖花サイドではない(最終的になつみを糸姫山まで誘導する必要があるため。)あの本をこれ以上読まれたくない人が燃やした。燃やしたのは集落の人間の誰か。→今度は茅萱の追求したいことを五島に話すため地下空間に案内→鉄格子の扉の前、頻繁に出入りしていたのは誰?扉には鍵がかかっていない…今朝下山したときにかけたはずなのに。この先に誰かがいる→いたのは幸太郎。茅萱の疑問、幸太郎がやたらと犯人扱いされていたことや、ごくたまにサクラのような予知能力を得ることがあったこと。ファルシフィカソを投与した件で茅萱がここにいたことをどうやって知ったのか。→実は昔からここで死んだサクラと会っていた。サクラとの約束で茅萱の翠眼は治さなかった。そして呪殺事件の真相を知りながら見逃していた。昨日蔵に火をつけた後にやっと気づいた。結局死月妖花に利用されていただけだったと。サクラが幸太郎に会っていたのはサクラの意志ではなく死月妖花の意思だった。そして反逆を開始した…。

まどろみ〜巣立ち〜
茅萱視点
→被害者ヅラをしている幸太郎に一喝。しかし五島にたしなめられ、今回はたまたま幸太郎がターゲットだっただけで、他の人でも同じようになっていたと主張。振り返るとたしかに死月妖花の幻聴で自分は他の人を殺した(錯覚だけど)→茅萱の夢では刺殺、実際には撲殺、この単純なミスはもしかしたら、まだ少しばかり意思が残っていたサクラからのヒントだったのかも…。→大切な人への愛ゆえに呪殺事件の真相を言えなかった弱い幸太郎を肯定する茅萱。これから荒田を今よりも良い所にしていくことを決意→帰宅し眠りにつき夢を見る、サクラ含め家族みんなで桜に囲まれた場所で幸せな時を過ごす。これが最後の幻想。もう私も、お母さんの幻影から卒業しないとね。
さよなら、お母さん。お母さんの子供で良かった。

ようこそ、元木町へ! 4月13日
なつみ視点
→朝。良治と茜久しぶりの登場。てか元木町が久しぶり。元気ハツラツな美冬をすり抜け、春花と二人で中央公園へ。既に来ていた五島のもとへ→五島は元木高校の制服を着た誰かと話していた。その子はすぐに立ち去った。→今の子は?五島「ここの桜はなくなっちゃったんですか」と聞かれたらしい。名乗らなかったが五島の学年ではないらしい。どこかで見覚えがあるみたいだけど…。→まあそれは置いといて、御神木にかんざしを供える→学校が始まるまでまだ時間があるから24時間営業のザッハへゴー!
→学校の教室
リ243夢のなかで④ザッハにて。春花から振る今日見た変な夢の話題に。どうやらみんな同じ夢を見たようで?内容は春花が助けたい人がいるからと一緒にどこかへ行くことになって、ついていったら別の春花がいた…。なつみと五島は春花に詳しい内容を聞く
春花「助けを呼ぶ声が聞こえた。誰かここから出してほしい。救ってほしいって」「もうひとりの私は血まみれだった」
→転校生紹介。この時期に!?教室に入ってきたのは朝五島と話していた子。そして顔立ちが糸姫にそっくり。名前は後白河糸織。大阪から来たらしく自己紹介でエッジの効いたボケをかます、それに突っ込むなつみ。初対面で意気投合!
もしかしたら彼女は糸姫の生まれ変わりなのだろうか。もしそうなら、私は全力でこの子を迎え入れなければならない。ううん、仮に生まれ変わりでないとしても、元木町がどれほどいいところかを教えてあげないと。どうやらこの子とは、長い付き合いになりそうだ。
→屋上で糸織と会話。知り合いの生まれ変わりかもしれないと伝える。→実は糸織は四月八日から前の記憶がないらしい。どうして元木町にきたのかも、どうやって、暮らしていたのかもわからない。
だから私は生まれ変わりでいいよ。
→呼び出しされる糸織
→糸織が糸姫の生まれ変わりかどうかは分からない。でも糸織がそれでいいというのなら、私は糸織にここを好きになってもらいたい。記憶がないなら、素敵な記憶を詰め込んでもらいたい。糸姫が言っていた。「私は周りの人を幸せにできると」だからそれを信じる。それを信じて、糸織たちとここで生きていく。いまはただ前向きに。糸姫という過去ばかりに思いを馳せるのではなく。糸織という未来へ夢をはせる。

世界に変化
リ243の夢のように別の次元(死月妖花打倒ルート)の春花がやってくる。やってきた春花と案内人春花が一つになり、春花は救われる。→さらになつみと五島がやってきて…。春花だけでなくプレイヤーにも挨拶してくれた。ここで春花とはお別れ
「ありがとな!お前に会えて、本当に良かった!」
「ありがとう、私を救ってくれて」
「さようなら…」

永劫回帰編
逃亡 Unknown Date
五島視点
→病院のベッドの上で春花が臨終。くずおれる五島。

裏リ27薬品Fの存在意義
薬品Dの副産物として現れる薬品F。藥品Fは呪殺の治療に使われる。なぜ副産物としてこのような物質が出来上がるのか。そもそも野生生物は荒田桜の根を捕食してその筋力を増強させている。つまり薬品Dと薬品Fを同時に捕食していることになる。仮に薬品Fを摂取しないと、肉体へ著しい負担がかかる。それをある程度制御するために薬品Fの摂取も同時に行うようになっている。

裏リ28レポートの外部提供
この研究調査は新村桔梗の好意により実現したもの。その際に2つ条件があり、
新村本家の桜には手を出さないこと
レポート結果を開示すること
なのでこのレポートを新村氏に提供する
追記
新村桔梗が死去したとの連絡があった。享年90歳。長生きだが、死因は他殺だった。彼女は手紙を送ってきた。彼女は死の直前、自分に迫る危機を予見していた。気になるのは、アバドンと4人の御使
大昔に死亡した少女
我々がこれまで行ってきた研究は、荒田桜の生態のごく一部だったのかもしれない。


永劫回帰編
全リファレンス閲覧後分岐発生
→今までの好感度を消費して、春花が幸せな次元へ行くのを止めさせる。この春花が存在するべきはあの次元だから。しかし自分の苦しみを理解してくれなかったプレイヤーにキレて、ふてくされ自分の力で死月妖花を打倒しようとする?

真・明徴編
跳梁跋扈 2020年5月5日
春花視点
→なつみを刺殺して数時間。帰りの車の中。車を降りて、叫ぶ。「おい!お父さん!聞いてんだろ!?出てこいよ!」「ほら、死月妖花が永遠に生きられるようにしたいんだろ!?手伝うから出てこいよ!?」→出てきた栄一郎と取引をする。内容は、なつみを生き返らせるかわりに、生きた第一世代と第二世代を渡す。ものすごい手際の良さで五島と美冬を御使に。→集落に戻りなつみの死体を持って死月妖花のもとへ。みんな御使になってずっと一緒…。
END

雑談で球体(心?)を獲得

もう一度分岐へ


永劫回帰編
救い
説得に成功

大事な人を失いたくない。大事な人を守りたい。それは、大切な人を失うのが苦しいから。苦しさから逃げるために…。お父さんはサクラさんを守るためにドローガを使い
私はお母さんを守るためにクラスメイトを呪い
お母さんは私を守るために女ヶ沢市事件を起こし
幸太郎さんとサクラさんはチガ姉を守るために、お母さんにドローガを送り
お母さんは私を手放さないために、なつみのお父さんを殺し
そして幸太郎さんは、サクラさんを失うことを恐れて死月妖花の誘惑に乗ってしまい
みんな、悪魔のささやきに耳を貸してしまった。苦しさから逃げたくて、自分勝手な正義を貫いて…。だからたくさんの悲劇が起きてしまった。なるほど…。幸太郎さんもチガ姉も、自分のしてきたことから目を背けてきたから…。だからあんなことが起きた。でもみんな、最後は自分と向き合って、支えてくれる人と向き合って…
わかっていても自分の元いた世界は辛くて帰りたくない。誰か助けてくれよ。
→なつみがやってくる。春花に言葉で自信と勇気を与え、春花は強くなって元の世界に帰ることを決意する。でも
「なつみ…!本当に怖いんだよ…!お前のいない世界が!お前を殺した世界に帰るのがさ!私…そんな世界で生きていけるのかな…」
「ねえ春花、見て」
「これは…?」
「私が春花を思う気持ち。ここでは、人の心が世界を動かす。私の心が世界を動かして、こうして春花を思う気持ちが現れた」
「春花、世界は変えられるんだよ?この世界だけじゃない。春花がいた世界だって、きっと春花の心で変えられる。春花の心が世界を動かす。あとは、春花がどうするかだけ」
「でもそれには、きっと強い心が必要だよね。だからせめて、この世界でだけでも、私の心を見てほしい。こうやって春花を思う気持ちはずっとずっと消えない。ずっとずっと続く。ずっとずっとそばにある」
「向こうの世界に私はもういないけど…。もし、つらくなったら、目を閉じてみて。きっとこうやってまた、私の心が見えるはず。私の心はずっと春花の心にいるよ。心の中で、ずっと私が支えてあげる。私の心は、ずっと春花のそばだよ」

一緒にいてあげられないことを謝り、大好きだよと伝え消えてしまうなつみ。
苦しくて辛いけれどもう逃げない
向こうの世界での私を見ていてくれ

永劫回帰編
未来へ馳せる夢 2021年4月8日 17:00
春花視点
→病院のベッドで目を覚ます春花。喜ぶ五島。→春花は今は動けないため、五島に死月妖花滅亡を頼む。後日、五島の働きかけで死月妖花の存在が明らかになり、糸姫は保護された。国家機密レベルで秘匿されているらしい。
それから何年か経ち、普通の生活が戻ってきた。結局、春花のしたことは法で裁かれることはなかった。
「もしもう一つの世界に逃げていたらって思うことが時々ある。それはそれで幸せな生活だったかもしれない。でも…それでも私は後悔していない。ここが私のいるべき場所なのだから。」
五島がやってきて隣に座る
雲を見ていて
「何で雲って、浮いてるんだろう?」
「私、思うんだ。この世には、色々と不思議なことがあるだろ?未知の現象とか、科学で解明できていないこととか。もしそれがなかったら、どんな世界だったろうって」
「不思議なことがあるから…だから人間って、心を手に入れることができたんじゃないかって。雲が浮いているから不思議。風が吹くから不思議。こうして私が自我を持って、不思議と感じることが不思議。そして…五島がこうやってそばにいてくれるのも、不思議だなって」
「それは、私が新村先輩と一緒にいたいって思うからです。私にそんな心があるから…新村先輩に、一緒にいたいって思わせてくれる心があるから」
「そっか…。そうだよな、誰かと一緒に居ないと、不思議って思わないもんな。ただ目の前にあることを一人で見るだけじゃ、きっと心を手に入れることはできない」

春花はこの世界に帰ってきてよかったと、そう思えるようになった。
永劫回帰という言葉がある。これは『一瞬一瞬を大切に生きる』『過去を後悔するより未来へ希望を馳せる』という意味。今の私に、いやこれから先も必要な言葉。
私は私のしたことと向き合う
ここが、私のいるべき場所だから。

糸姫は現代社会に適応できるよう色々と補助を受けているらしい 五島の談

男っぽくなくなった、以前よりも柔らかい雰囲気となった春花の話へ
「私、夢の中で一人じゃなかったから。その人のおかげで今の私になれた。もう会うことはないだろうけど…でも、きっと一生忘れない。私はその人から本当の強さを教えてもらえたからさ」

いじめられて少しでも強くなろうと男の子のような振る舞いをしていた春花が、もうそんな振る舞いをしなくても十分な強さを得られたから、髪を伸ばし、スカートを履いて…

なつみ、私は生きているよ、この世界で。
私、少しは強くなれたかな。
もし見ているなら、ちょっとは安心してくれるかな。
「うん、春花はもう大丈夫だよ」
「ああ、なつみがそばにいてくれるから」

→五島とともにザッハへ…………
さあ、行こう。永劫回帰、私はこの世界で
END

(「さあ、行こう。永劫回帰、私はこの世界で」なんだか標語みたいだ…)

リ244あとがき
女ヶ沢市事件の時、幸太郎が送ったファルシフィカソの行方は…?


進行率100%を目指し
死月編
裏ルート:『死んでいる』死体
五島視点
→瀕死の夏菜、茅萱、さらに能面集団が現れ…みんな殺される、五島はなんとか逃げる→秘密基地。そこで恐怖に震えながら振り返る…(思い返すと。襲ってきた能面集団はなつみに対して「呪いを持ち込む魔女」「知花の敵」と発言していた。呪殺事件の犯人はなつみ?そんなわけないけど…。)この秘密基地には人の出入りの形跡がある。このままここにいたら見つかってしまうだろう→外に出る→後ろから口を抑えられ…→口を抑えてきたのは城崎。能面集団の中の一人だが、実は最後まで反対していたらしく、一人だけでも逃したいと思い助けに来たらしい。→警戒を解かない五島。なつみが殺されているのに信用なんてできない→なぜなつみが襲われたのか理由の説明を求める→理由、呪殺事件はサクラから始まった、だからサクラの呪い。サクラと同じ予知能力を持つなつみも忌むべき魔女。→五島のツッコミ、なつみの能力を知っているのは新村本家の一部のものだけ、なぜ襲ってきた人たちが知っていたのか。もう一つ、サクラの予知能力の発動条件は?→条件は、この時期に暗くて狭い場所…幸太郎の話と食い違う…これはつまり幸太郎が元凶ということ。→城崎にバギーで逃してもらうことに。バギーの置いてある城崎の家まで戻る。五島は能面と赤装束を借りて身バレを防ぐ。→先に集落の様子を見に行った城崎が慌てて戻ってくる。「住人たちがみんな…殺されてる」→集落に行くとそこら中に死体。→バギーに乗り集落を脱出、途中で良治と茜に遭遇。盗聴アプリで状況を把握し助けに来たらしい。(なつみは…)盗聴アプリによれば、春花はまだ生きていてどこかに身を潜めているみたい

死月編
裏ルート②:『死んでいる』死体
春花視点
→山の中で目覚める。荒田だということは分かるが…頭が痛み最後の記憶は十三回忌に向かう前。携帯を確認すると今日は四月八日!?この半月くらいの記憶がない!もしかして記憶喪失!?→移動すると赤い着物の女性(糸姫)と遭遇。寒い夜、焚き火を起こして糸と語る。糸は春花に理解できない形で真相を話す。(プレイヤーは何を言ってるか理解できる)要約するともう人が死んでいくのに耐えられない、だから春花を助けたい。なつみは死んだ。御使になってるから目の前に現れても信用してはいけない。→なつみ登場→糸に手を取られ逃げる→途中で記憶が戻る、美冬と逃げている途中に斜面から落ちてしまった。同時に死んだはずのなつみが生きていることに違和感→糸の告白、呪殺事件について真相が語られる。毎年一人しか殺さない約束だったのに、今日一日で大勢が死んだ。もう嫌だ裏切る!→途中で助けに来た良治と城崎に会う。糸の名前を聞き正体を察し、疑う城崎、しかし今は協力してもらったほうが利になると考え殺すことはしない。→城崎は集落へ生き残りを探しに。良治、糸姫、春花は五島・茜と合流するため移動する。(良治がもしもの時に使えと城崎にドローガを渡してしまう…一番使っちゃ駄目なやつ〜。糸姫ももっとはっきり止めろよ)
だがなつみが追いかけてこないことに違和感、もしかしたらなつみは五島たちの方へ向かったのでは!やばい急がなければっ!

死月編
裏ルート③:『死んでいる』死体
五島視点
→警察に連絡。茜がバギーを運転して駅まで。五島は思考にふける。→集落には幸太郎をそそのかし、住人たちを殺した真犯人が存在する。城崎と良治は危険かもしれない→なつみが現れる、本物のなつみじゃないことを看破する五島だが、茜は信じてしまっている。(人は信じたいことを信じる…)→なつみと一緒にバギーで駅に向かおうとする茜を止めるも突き飛ばされてしまう五島。二人はバギーに乗って行ってしまう。
→少し経って、春花、城崎、良治、糸姫がやってくる。そこで糸から事の顛末を聞く→それを聞き、だいたい把握。おそらく真犯人にとって予想外だったのはなつみを生け捕りにする予定だったのに住人たちが殺しそうになったこと。殺されると困るので御使のサクラがその場で止めるしかなく、見られたからには他の住人を皆殺しにする必要があった。なつみはギリギリ生きた第二世代として御使に。死月妖花の指示で追いかけてきた。→生きた第二世代(御使)をもとに戻す方法はないのか糸に聞く、あるにはあるらしい。方法としては死月妖花の核となる人物に頼むこと。→糸が核なんじゃないの?→殺人を拒むようになったため別の人に切り替わったらしい。それは20年前。そいつがアバドン。糸はその代替、アバドン・アバターらしい。核と話すには今この場で糸が呼べばいい。でも交渉が決裂したら殺されるだろう…。→それでもやらないわけにはいかないでしょう→呼んだけどだめだった。→栄一郎とサクラ、なつみが現れ、糸は裏切り者だから言うことを聞いてもらえないと話す。代わりに自分たちが呼んでやるよ? 

死月編
裏ルート④:『死んでいる』死体
春花視点
→糸姫山の頂上の地下。女神様を呼ぶより、春花たちを移動させたほうが早いから、移動させられた?声だけ聞こえる栄一郎曰く、女神様は春花と一対一で話がしたいらしい。その肝心の女神様は?目の前にいるよ→前を向くと黒い長髪の女性。交渉を開始、なつみを復活させてもいいけど代わりが欲しいという、でも他の人を御使にするわけにはいかず…。他に願いを聞くと「ママに会いたい」こどもなのか?ママは生存しているらしい。そのママを御使にするわけにはいかないので、春花がママを探し定期的に会えるようにしてあげるからなつみを返して…で交渉成立。→核からお礼を言われる春花。「私…とても嬉しい」「ママを…取り返せるから」???深い事情がある?なんか男女関係のやつ…?→なつみを抱え脱出しようとする(栄一郎とサクラに十五年後元木町をゴーストタウンにする予定を聞かされる。口外したら命はない。)核に春花という名前を伝え、さっきから話してる新村栄一郎の娘だよと伝える。約束は守るからな→「…いい」「もういい。しなくていい」「私からあなたへのお願いは一つだけ」「できるだけ長生きしてね?」その時春花は核の顔を初めて見た。誰かに似ている気がした。目が誰かに…。
→脱出。
脱出すると5日経過していた。さらに不可解だったのは私以外、全員があの出来事の記憶をなくしていた。残されていたのは集落に転がる住人たちの死体のみ。
実はもうひとり生存者がいて、新島香織さん。家の中に隠れていて確かったらしい。しかし過度のストレスのせいなのか会話もできず、ずっと震えていて、三ヶ月後に病院でひっそりと亡くなった。
→数十年後。元木町で地震、そして災害。私はなつみや五島たちに何かと理由をつけて元木町から離れるように促したので災害に巻き込まれずに住んだ。もしこのことを口外していたら20万人も死ぬことはなかった。私はこの一週間、その罪悪感に打ちひしがれていた。あれから15年経ち、ようやくあいつらの言っている意味が分かったのだ。あの女神様ってやつの目的 それはこうやって私を苦しめること。できるだけ長く生きて、その苦しみをずっと味わえと。私は死ぬまでこの罪悪感につぶされて生きていくことだろう。
交渉が成立したときに栄一郎に君たちの勝ちだと言われたが、実際には負けだ。そう思う理由は、
あのときからずっと、あの人が見つかっていない


真・呪殺編
Birthday Trap!
翠眼呪殺を起こしたくない夏菜が家出する。その先で伊勢と出会い!? 家出少女とロリコンの化学反応は… 
なんだかタイトルから明るい話なのかなと思ったら、クッソ重いじゃねぇか。でも結末はハッピーで。オマケのレベルじゃないぜ。本当に良く出来てる。荒田集落メインになってから待ちぼうけを食らってた伊勢さんフィーチャーなのもいい。正直出番を望んでた人多かったんじゃない?
まあ最後の伊勢さんの役得は許しがたいがな…。
好きなシーンは夏菜がザッハで五島と心理戦するところ。どんな出会い方をしてもゼッタイ仲良くなれないだろうって独白に、思わずにやけてしまう。いろんな可能性があった中で君たち姉妹のように仲良かったよって。知ってるプレイヤーからしたらねwここ好きだな〜。


明徴編 過去へ馳せる夢
新ルート
春花視点
→ドローガを見つけて、アポカリプティックサウンド→ピンポーン→新村栄一郎 目に注目?

死月編 枝
裏ルート
幸太郎視点
→城崎が桜の花がついた枝をなつみに渡して、十三回忌に参加することを知った幸太郎。それだと魔女の呪いを信じている住人になつみが殺されてしまうかも。なつみは生きた第二世代として確保したいのに…。
桜の枝を持った者が魔女だ。全員で生け捕りにするようにという回覧板を城崎家から順に回覧させる

死月編 水
裏ルート
幸太郎視点
→朝。祭具を取りに行くというエリカと茅萱に途中までついていくことに(目的地はサクラのお見舞い)。道中(俺だけが呪殺事件の真相を知っている。新村本家の人間には手を出さないとサクラが約束してくれたが、他の住人は見殺しにしてもいいのか?そんな葛藤を何千回と繰り返してきた。もし俺がこのことを公にしたら死月妖花の望み通りここから住人はいなくなるだろう。しかし同時にサクラとは会えなくなる。)→エリカと茅萱は地下倉庫へ、幸太郎は沈丁花を摘み、二人がいなくなったら地下倉庫へいく 過去の振り返り(サクラは桜と真逆のように感じる沈丁花という花が好き。花言葉は不死、不滅、永遠。もし私が死んだら沈丁花を供えて)→そろそろいいかな?地下倉庫へ→サクラを呼ぶ…
(渓流のお見舞いはカモフラージュ、地下倉庫の鉄格子の扉は名目上は落盤事故を防ぐためだが、実際は奥にヴェルジのミイラがありそれを住人たちに触れさせないため。サクラはヴェルジのミイラがここにあることを知らない。桜の花粉が届かない地下だから。)

解明(仮)
裏ルート
幸太郎視点
→サクラが現れる。ここでサクラと会うのは何百回目だろうか。(サクラのスチルが!)
御使を揃わせるため、十三回忌の後なつみをこの場所に連れてくる。具体的な方法は住人たちになつみを生け捕りにさせて連れてこさせる作戦。なつみが呪殺事件の犯人だと触れ込んで…。とサクラに伝える。夏菜と茅萱はなつみの味方をするだろうから住人たちにはドローガを使わせるということも併せて伝える。→サクラはその作戦だとなつみが殺されてしまうのではないかと危惧。しかしもう引き返すことはできないため、必ず成功させるように念を押される。
会話の中で、幸太郎は自分が生きた人間で死月妖花の思惑を実行するのに都合が良かったから利用されてきただけと改めて気づく。サクラはやはり死んでいて、そこに愛情はなく、ただの死月妖花の操り人形。協力をやめるべきか…しかしもう引き返せない…。

包囲網
裏ルート
→十三回忌が終わり。城崎がなつみに桜の枝を渡したことは把握しているので、予知や城崎からの助言で危険を認識し荒田から逃げるだろうと予測。そのため住人たちには荒田の山道で待ち伏せるように伝えた。→車で逃げたなつみたち。それを確認して自分も山道へ向かう。そして頃合いを見てサクラの所へ… しかし家を出て城崎と遭遇。城崎は幸太郎を疑っているようで…。回覧板を作ったことや呪殺事件の監視の件を指摘してくる。→「じゃあ、昨夜のことを詳しく教えてくれるか?君は言っていたよな?呪殺事件の真相を話すって。俺がなつみちゃんに桜の枝を届けた帰りだよ」そんな話に聞き覚えがない幸太郎。ここで自分ではなく死月妖花の操る栄一郎の仕業だと気づく。死んだ人間が動いていることに気づかせないため知らないとは言えない、しかし説明することもできない…。→「俺が昨夜、君と話したことをもう一度言ってみてほしい。昨夜の君が、本当に君だったのかどうか、確認したい」なんとかとぼけきる。
城崎は警察に通報することを決めている。今までエリカが警察を呼ばなかったことも疑問視(エリカが呼ばなかったのはサクラの首を切った幸太郎(実は栄一郎だった)をかばっているため。)→城崎は警察に連絡し自宅で静観を決め込む。それに対して幸太郎は…
→サクラの元へ。城崎を殺すよう頼むが必要ないと言われる。するべきはなつみの捕獲。死月妖花の力で木を倒し道を塞いだためなつみたちは集落に戻ってくるはず。そこをなんとかして捕まえて連れてくる。そしてサクラ、栄一郎、なつみ、幸太郎で御使になれば死月妖花は弱点がなくなり繁栄できる。→洞窟の外に出るとエリカが。この際だからサクラの首切りについて尋ねてみよう。→実はエリカは首を切ったのが栄一郎だと薄々感づいていた。また幸太郎がサクラと会っていたことも?→幸太郎に説教するエリカ。自分と幸太郎の勝手で集落の人間が何人死んできたことか。やられっぱなしで悔しくないのか?騙されっぱなしではなく反撃することを誓う幸太郎。一人はみんなのためにみんなは一人のために。これからここに来るなつみたちを守る…。

覚醒
裏ルート
幸太郎視点
→エリカとの会話で心に変化が起きた幸太郎。死月妖花は人間の力を見くびっている。だから今更俺になにかできるとは思っていないはず…。→俺の後ろには、なつみ、春花、五島、夏菜。
洞窟の奥にいるなつみたちに対する幸太郎。サクラがどこからか監視しているため、まずはサクラを騙す。そのためにここにいる全員を騙す。
鉈を持ち、ドローガを注射し…まずは夏菜を封殺。次に春花の首を掴み、天井にガガガ、放り投げる。幸太郎は春花を本当に殺すわけにはいかないので、鉈を振り下ろすもわざと外す。五島が鍵を使っているのも見えているが、全員を騙しつつなつみたちを逃がすために気づかないふり。
→不意にサクラの声が…。「いつまで遊んでいるの?それとも、私たちを裏切る気?」なぜドローガを注射し第一世代となった幸太郎に死月妖花(サクラ)の声が届くのか→封石がどかされている、そのためヴェルジのミイラの影響で第四世代となったため。死月妖花はヴェルジのミイラの場所を知らないと思っていたのに…バレていたか。
本気で殺意を持っていることをアピールしつつ、殺さないようにするには、わざと攻撃を外し、自分の腕を鉈を振れないくらいに破壊するのがいい。
→春花を殺さないギリギリの距離で鉈を振り下ろす…目の前になつみが割り込み斬りつけてしまう。
なつみは生きた第二世代で死月妖花の目的のためには貴重な存在。これでは死月妖花に…
→五島が扉を開け、なつみたち全員が脱出。幸太郎は頭上から降ってきた新村本家の桜(死月妖花)に体を押さえつけられ身動きが取れなくなってしまう。→現れる栄一郎「全く…やらかしてくれたなあ」
→さらにサクラも。御使の分を確保したら全員皆殺しにしたいサクラ。しかし栄一郎としては、警察に通報がいっている(城崎)ため、今皆殺しにするなら急がなければならないし、処理も面倒。なので、5月の連休か近いうちになつみがくる際に春花も一緒に来るはず。春花はなつみの血がかかり、第三世代となっているため、初潮を迎えるか、荒田に来たときに流血させればなつみを殺すことになるだろう。
女神様のもう一つの願いは春花を消すこと。御使探しは焦る必要はない。死んだ人間が御使でいられるのは20年程度、つまり僕(栄一郎)の肉体が衰える8年以内に御使が見つかればいい。
せっかくの機会だから、春花には女神様が納得するまで苦しんでもらおう。春花が死ぬ程度じゃ女神様は満足なさらない。
幸太郎「女神様ってのは…。大昔にここにやってきたという娘か…?」サクラ「そうね、たしかに彼女――糸姫も女神様の1人ってことにはなるわ。でも糸姫はもう、この状況には我慢できないみたいなの」
栄一郎「昨夜色々と糸姫の意思も確認したんだけどねぇ…。でもやっぱりダメだ。800年経っても、糸姫はただの下賤の娘。女神にはふさわしくないと判断した」サクラ「だからもう糸姫はどうでもいいの。これからは新しい女神様が私たちの主。糸姫はせいぜい、情報を漏らさないようにここで捕縛しておくわ」
栄一郎「もしこのことをばらしたら、本当に全員殺す」
二人は消える。
このまま俺は何もできずに死ぬのか?いや、死ぬどころか第四世代となり、俺もあいつらのように…。早くここから脱出して、真相を話さなければ…。
→頭に栄一郎とサクラの声で響く危険予知→茅萱が生まれ、夏菜が生まれ、栄一郎が死に、サクラが死に→怪音が鳴り、死んだはずのサクラが現れ…走馬燈のような映像…。サクラ(死月妖花)「私、幸太郎と結婚してよかった。幸太郎と2人の娘に恵まれて、私、本当に幸せだった。ううん、今も幸せ。死んでしまったけど、こうしてまた幸太郎に」いけしゃあしゃあとw
幸太郎「裏切ったのか!俺はお前のために、ずっとずっとお前のために…!くそ!化け物どもめ!覚えてろお前ら!覚えてろ!」
俺はフラッシュバックする幸せな光景に絶望しながら――。そして自分でも何を言っているのかわからないほど叫びながら――。助け出された俺は、そのまま連れて行かれた。
生きているうちに死月妖花に復讐を誓う幸太郎。


翠眼呪殺
裏ルート
茅萱視点
→拘置所の幸太郎と面会する茅萱。あの時何があったのか、そして今、何が起ころうとしているのかを聞きに来た。→薬物中毒者のように焦点の合わない目でゆらゆら揺れている幸太郎、そんな幸太郎に茅萱はエリカが死んだこと、なつみが春花に殺されたことを告げる→なつみの死を聞き取り乱す幸太郎…幸太郎はこうなった原因を知っているのではないか?尋ねると、「ファルシフィカソ」を使え→面会の終了が告げれる→わめき出す幸太郎「春花ちゃんは女神の計画にやられたんだ!殺せ!称えろ!女神様は偉大だ…!」係員に連れて行かれる→係員「新村茅萱さん、今日のことは決して口外しないで下さい。これは警察庁からの命令ですので」→つまみだされる茅萱
→幸太郎と合ってから何日も何か月も経った。荒田集落は閉鎖され、私は故郷を失った。城崎さんは飯沢市に住む友人の元へ身を寄せ、夏菜は美冬の家に預けられた。私は東京で今まで通り生活している。どういうわけか、国から急きょ奨学金が支給されたのだ。大学に通い、バイトをし、コンパにも行っている。いや、このような生活を送らざるを得ないのだ。荒田で育った私は人や生き物の気配に敏感だから、誰かが私を見張っていればすぐわかる。
そう、幸太郎と会って以来、私はずっと見張られている。それが警察庁の人間なのか、幸太郎が女神と呼んでいた者に関係するのか、そこまではわからない。ファルシフィカソを使うこともかなわないし、そもそもファルシフィカソとは何なのかもわからない。それを知るために荒田の蔵書を調べることもできない。五島に連絡を取ろうにも、どこに目があるかわからない。私はただ普通に過ごすしかない。ずっと今まで通り、不自由に過ごすしかない。
→訪れた転機、2021年四月八日、春花が目を覚ました。それをきっかけに、また新しく、そして大きく事態が動き出した。
のだが――
それはまた――別の世界での話。


外伝リファレンス ある才媛の一生
1.新村桔梗視点 才媛=高い教養や才能のある女性を表す。 これは世界を小さくも、そして大きく変えた女性の話。
1866年 四月八日
→日本もついに鎖国を解き、列強の文明と交わる時がやってきた。桔梗(16)はこの辺では有名な才女、天才少女。→ある日、能面と赤装束をまとった男と出会う。

2.能面を取った男の顔、西洋人のような青い瞳に茶色の髪→男の名前は新村晃、晃は江戸城に行きたいらしい、案内する桔梗…

3.なぜ初対面の私達が大して警戒もせずに語り合えたのか。それは、私が西洋の文化についてとても興味を持っているから(晃は日本人でありながら祖先に西洋人を持ち、故郷の荒田というところでは、今もなお、西洋の文化が残っている。)と、晃の人柄。晃(16)が江戸に来たのは、あるものを将軍に献上するため。→江戸城到着、これでお別れ…?

4.五月八日 晃と別れてから荒田という地に興味を持つ。辺境の地とはいえ、西洋の文化が溶け込み、男だから女だからという風潮もない荒田集落にいつか行ってみたい。→父親から、結婚相手が決まったことを告げられる。もう夢を馳せるのも終わりか…→窓から外を眺めていると能面を目撃、晃かもしれない!後を追いかける→やっぱり晃だった。江戸城に用事で来たらしい。今回は桔梗と会うかもしれないからと江戸に宿を取ったらしい。晃の用事が済んだら一緒に出かける約束を取り付ける→家に帰り、約束の時間まで身支度

5.晃とお出かけ 隅田川のほとりに腰を下ろす、服が汚れるといけないからと赤装束を下に敷いてくれる晃。紳士的や…

6.晃から荒田の話を聞き、慣習に逆らいたいと思う桔梗

7.桔梗は望まぬ結婚相手とは結婚したくないし、男性のように学びたい。しかし慣習や掟に逆らうことはできない。晃「だったら、荒田集落に来てください」

8.晃の無責任な発言。そして晃の結婚させられる気持ちがわかるという発言。なぜ分かるのか!喧嘩別れ→あのような別れ方をしたこと、晃の価値観を否定したこと、荒田集落への誘いを拒否したこと、もう二度と晃に会えないことを後悔。

9.六月八日 結婚式の日 式の準備中、晃が言っていたことで気になることがあったことを思い出す。結婚させられる気持ちがわかる?

10.桔梗が先に入場し席につく。夫となる人は後から来るらしい。→なんだか会場が騒がしい→隣に夫?が座る、しかし服装は赤黒い布…晃!?
結婚相手は晃だった!?

11.1867年六月十五日 荒田集落に嫁入りするための試練=糸姫山に一年間籠もるを達成!ようやく晃と暮らせる。
一年前、晃が江戸に初めてやってきたとき、江戸城で将軍に貢物を献上した。そのとき晃は将軍に、荒田に来てくれる女性を探してくれないか頼んだ。荒田はその性質上、外部から嫁に来る人が少なく、女手が不足しているため。荒田の求める女性とは、深い教養があり、思慮深い者。女らしさは二の次。身分も特に問わない。集落の男と結婚してくれる女性。
その頼みを聞いた将軍。後日適した女が見つかった。それが桔梗。晃は自分が結婚することになるとは思っていなかったから、二回目にあったときに強制的に結婚させられる桔梗の気持ちがわかったと言った。自分もまさにそうだったから。

12.山籠を終えた桔梗が欲しいものは本。晃から新村家の蔵の鍵をもらう。蔵書は自由に読んでいいらしい。本を読んでいくと気になることが。それはドローガについて。→ドローガについて晃に聞く。将軍への貢物がドローガ。(将軍にドローガについて興味を持ってもらうことで資金を調達し研究したかった。しかし将軍はドローガを受け取らなかった。しかし将軍としては遠方から来た者を無下にするのは沽券に関わる。そこで代わりに女手が欲しいことを伝えた)晃はドローガを使ったことがない(20歳以上じゃないとだめと言われているらしい)。しかし他の住人は狩りの時に使っている。桔梗にはドローガの研究をしてほしい!

13.1868年三月一日 ドローガの因果律。法要やミイラの謎。文献を調べる。

14.1871年九月十五日 調べていくうちにドローガには何か裏があることを確信。ドローガを使わない方がいいと提案。調べた中にあった翠眼呪殺について晃に聞く…

15.緑の目を持った女が生まれたら殺すという掟。理由は分からないが、その掟自体は晃も知っているよう。文献には荒田の内紛、トミの発狂、ヴェルジのミイラ、女神と猛き音、失踪する住人、巨大な桜が山を覆う、女神を撃退したが当時の若き大魔女が命を落とした、(今までリファレンスで見た内容)晃が聞いたことがあるのは住人たちの失踪。ほんの十年前の話らしい。

16.義母の書いた文献 失踪した住人と同じ数の桜が突然生える。その桜の中の一本を切り調べると、根に絡まるように衣服と骸骨が現れた。この桜の木は住人を苗床にして突然育ったのだ。これは桜ではなく桜にそっくりな別の何かだ。この何かを死月妖花と呼称。怪しげな花が死の月に咲くから。荒田集落の者は事故や怪我でない限り、ほぼ間違いなく四月に死亡する。義母はドローガと失踪に関連があると考えているようだが、ならなぜドローガの使用を禁止しないのか疑問。ドローガを容認する理由とは?

17.晃と義母が投身自殺。昨日、晃と「義母はなぜドローガを容認しているのか」を話し合ったばかりで。この問題は想像よりも闇が深く、桔梗は真実の追求を諦める。→それから大魔女となり、掟に従い生きてきた。→85歳になった年のこと…。ある客が訪ねてきた…。

18.訪ねてきたのはレポートリファレンスでおなじみの篠崎ハジメ。関東軍防疫給水部のある満州国からやってきた。→篠崎から晃の書簡を渡される。篠崎は、これに書かれている鬼神の力を得られる薬を求めて荒田にやってきた。晃と義母は本当に自殺だったのか、また真実が気になりだす。国の力を借りれば、私の知りたい真実がわかるかもそれない→新村本家の桜だけは残すこと、研究結果をこの集落に、文書をもって開示することを条件に荒田の桜を篠崎に譲ることに。

19.篠崎にはドローガの結晶と製法を渡した。そして桜を掘り起こす計画が始まった。豊岳のふもとには桜を運搬するために鉄道が作られた。また同じ県に桜を研究する施設が作られた。

20.あれからどれだけ経っただろう。もう自分の年齢もよくわからなくなった。もう大魔女は引退したほうがいいだろうか。しかし…なにか大切なことを忘れている気がする。私は数年間、なにかの報せを待っている。それは何だっただろうか。思い出せないのは年齢のせいだろうか。いや、それだけではない。数年間、なんの連絡もないのだ。この集落のために必要なことを知らせてくれる人が来るはずなのに。
集会場に安置されているトミと呼ばれる少女のミイラ。400年ほど前に緑の目を自ら取り出し自害した少女。この集落を守るために命を捨てたのだ。なぜこの少女は自害したのか。命を捨てることが、なぜ集落を守ることにつながるのか。それは…確か…
→住人から篠崎という人が来たと伝えられる。

21.篠崎により研究結果が報告される。結論としてドローガは人間が手を出すべきものではないらしい。村にドローガ禁止令を出すが、今まで使っていたため反対する人が多い。なにか別の方法でドローガを封じる必要がある。→蔵書として本を興す(法要のやり方を変える。ドローガではなくファルシフィカソを儀式の道具として扱う。ファルシフィカソはドローガに感染したものへの特効薬になる。こうして儀式の祭具とすることで、恒久的にファルシフィカソは作られ続ける。)

22.蔵書にある古来の文書を現代人にも分かりやすいものに書き換える。『ここから先は重要なことが書かれています。少しでも子孫たちが読みやすいように今の言葉に翻訳しています。新村桔梗
猛き音の後、彼女が現れた。あれこそ、本物の女神だった。遥か昔に死んだはずの少女が、妖花となりこの世に再臨したのだ。憑りつかれた者たちは、そのまま消え桜になってしまった。集落から少し離れたところで、桜が数本生えていたのだ。しかしこれはただの桜ではない。消えた者たちが桜になり、桜があった場所に新しく生えたと言うだけだ。その証拠に、桜の根本には彼らの衣服が巻き付いていた。
死月妖花は怒りに満ちている。失った彼女の分身を太閤殿下に持ち去られ、我々を新しく桜として転生させようとしている。誰が消えて桜になるのかは分かっている。ドローガを使ったものだ。ドローガを使った経験のある者、あるいはその子供は死月妖花に魅せられる。魅せられた者どもは桜となり、死月妖花の一部となる。それだけではない。女神と共に、山を飲み込むほどの巨大な桜が無数に生えたのだ。大地は痩せ、水は枯れ、この荒田の地は死んでしまった。さらにその地には死者がはびこる。白き装束をまとった者たちが、生者を連れ去ろうとする。我々は知恵を絞り、死月妖花を撃退することに成功した。死者を黄泉へ返し、巨大な桜を滅ぼして大地をよみがえらせた。その際、生き残った翠眼をいけにえとした。彼女たちが犠牲となったおかげで、死月妖花と女神を滅ぼすことができたのだ。しかし、本当に死月妖花が滅びたのか、その確証があるわけではない。摩訶不思議な呪いの力を持った死月妖花と女神―ドローガが存在し続ける以上、次の桜が生えるやもしれないのだ。死月妖花と、そして死月妖花を操る女神を完全に滅ぼさない限り、この荒田に安息はない。未来の荒田の者たちよ、子孫たちよ。これから述べることをしかと後世へ伝えよ。そして死月妖花が、女神が現れるとき、必ずや滅ぼすのだ。『死者黄泉出でて尋常ならざる妖花立ち並ぶ。死体となりし人々もまた妖花となり黄泉出でる。ただ翠眼のみが打ち勝つ。翠眼となりし人々妖花を枯らし死者を黄泉に返す。子孫は必ず血色の装束をまとい抗うべし』
これでやるべきことはやった。後すべきことは、
ファルシフィカソを住人に投与する
ヴェルジのミイラを封印する
これにより死月妖花から解放されるはず

23.ファルシフィカソを全員に投与した。ヴェルジのミイラも地下に封じた。死月妖花が私を殺しても篠崎さんに怪しまれ余計に警戒されるだけ。もう死月妖花は詰んだ。→アポカリプティックサウンド→新村晃が現れる。

24.晃の正体を看破する桔梗。それに対し余裕綽々な晃。これからの計画を話される。「この集落の全ての人間を殺す」→死月妖花の繁殖には人間が絶対に必要だと考えていた桔梗が甘かった。晃に殴られ意識が…。
しかし御使は人間でなければいけないはずなので、私の考えは間違っていなかったはず。対抗策などは蔵書に記したため、あとは子孫に任せる。
まだ見ぬ子孫たちよ。
どうか死月妖花を滅ぼしておくれ。
それが私の 晃さんの 荒田の人間たちの願いだから

25.篠崎ハジメ視点
桔梗の訃報を聞き荒田に向かったハジメ。しかしそこで住人たちから反感を買う。大魔女が死んだのはお前のせいだ。追い出された?
桔梗は死月妖花の脅威について住人たちに説明できずになくなってしまった。なんとしてもそのことを住人たちに説明しなければ。
1945年8月 列強による支配がなされ、失職する。ある日上官に呼び出され、戸籍を変えるよう命令される。非人道的な実験を繰り返してきたハジメの名は、研究員リストに書かれている。それが公になれば、ハジメどころか、ハジメの家族すらも危ない。
変更する名前は『金崎勉』
→月日が経ち…。これまでの報告書を要約し、さらに追加考察を書き加えたものを完成。これを何とかして集落の人間に渡したい。しかしただ郵送するだけでは大事に保管されることはないだろう。渡すべきはまだ荒田の人間としての意識が浅い女、つまり外部から嫁入りで来て、今現在山籠している女性。今現在そんな人がいるのか調査を行うが、荒田の住人は戸籍がないため、仮にあったとしても膨大な手間がかかるため現実的ではない。人の目で確認するのが一番堅実。しかし難航…。
→元上官から電話。あって話がしたい。
荒田の住人たちは金崎が地上げをしていると疑っているらしい。事実無根であるが、調査のために色々やったせいで疑われたみたい。
上官からのアドバイス、荒田の電気やガスを引く工事の説明会と称して住人たち全員を集会場に集め、その間に蔵に報告書を置く。それだけだと存在を荒田の誰もしらないことになるため、コピーを住人に後日手渡す作戦。
→数日後、成功したと報告が。
25年後、年寄りになったハジメ。非人道的な実験を行った過去の罪は消えることがない。だがそれを少しでも雪ぐために善行を積んできた。しかしそれでも荒田の人間たちからの疑いは晴れなかった。
→今日は孫の誕生日、仕事帰り、家路を急ぐ。すると若い女性に話しかけられ(試練中のエリカ)、財布を落としてしまったと告げられる。快く電車代を渡すが、財布を落としたのは嘘だったと白状される。しかしそれでも正直者な彼女に使ってほしいと思い、取り返すことはしなかった。→帰宅すると、上官からの電話。今から会えないか。→上官との待ち合わせ場所に向かう途中に誰かに襲われ死亡。報告書のコピーを荒田の人間に手渡せなかったのが心残り。でもあれは研究所の後輩に預けておいた。もし、荒田桜の脅威にさらされることがあれば使ってほしいな。→上官と政府?の電話。今回のことを仕組んだのは全て政府。荒田桜のことは重要機密であるため、真実を知っている人は少ないほうがいい。だからハジメは殺された。上官も政府に従い自殺。

全部読まないにしても、ここまでスクロールした人は素直に尊敬しますよ!
~終わり~