「百合だから素晴らしい」ではなく、本当に素晴らしい百合作品。
FLOWERSは御伽噺と照らし合わせることで、物語の神秘性やバックボーンの補強を図っているわけだが、 今回はオズの魔法使い。これに加えて音楽や宗教といった要素が完全に調和し、春・夏編に比べてずばぬけて感情移入できた。 百合ゲームという稀有なジャンルとしてはカタハネと双璧をなす作品となった ただ次回作へのハードルがぐんと上がった。