アホ顔が・・・
シナリオはいつものMielのパターンで、前作の「爆乳女教師は僕の精液便女」より自分好みでした。エロシーンのＣＧを使い回しているのもシナリオを上手くひねってあるので気にはなりませんでしたし、肌の色も絵師の試行錯誤だと思えば許容範囲です。
しかし、１つだけ大きな問題がありました。
それは、アへ顔です。
前作の「爆乳女教師は僕の精液便女」もそうでしたが、原画の石井彰氏が描くアへ顔は、どう見てもアホ顔にしか見えないのです。特に今作はそれが酷く、一昔前のギャグ漫画のような顔でした。このアホ顔がなければ、このメーカーの傑作「僕の彼女がこんなキモ男の嫁に」並みの作品になったと思います。
そもそもアへ顔は、使い方が難しい描き方だと思います。キモチ好すぎて我慢できなくなり、だんだんと顔の表情が崩れていき、最終的にキモチ好い以外なにも考えられなくなってアへ顔になるという、シナリオとのバランスを考え、段階的にＣＧを入れていく必要がある描き方です。それなのにこの作品では、段階を踏まずにいきなりアへ顔になるし、アへ顔の表情にキモチ好さが感じられないのです。
結論としては、石井彰氏の絵のクオリティーは非常に高いのですが、アへ顔を描くのに向いていないので、次回作はアヘ顔なしで勝負してほしいと思いました。