アレ?
「僕の彼女がこんなキモ男の嫁に」や「孤高の格闘美少女霧香がキモオタに種付けされまくる」のように、ヒロインの彼氏の弱みを握ってヒロインを陵辱し、最終的には快楽に負けたヒロインが彼氏を捨て主人公のモノになり、ボテ腹エンドをむかえるという、このメーカーではよくあるパターンで、シナリオライターが違うのに何でここまで似る?と思いつつも、決して嫌いではない系統の作品のはずでしたが、この作品には高い得点をつける気にはなりませんでした。
以下は、その理由です。
・ヒロインの声優が、キャラクターのイメージに合っていない
メーカーのHPに載っていないので誰がCVをやっているかわからないのですが、イメージと声が違いすぎました。
絵やシナリオから想像するに、ヒロインである女教師のイメージは、どちらかというと「おっとりとした年上の優しいお姉さん」系なのですが、この声優さんの声の印象は、年上は年上でも、「お堅いキャリアウーマン」や「融通の利かない女教師」風なのです。
一応、普通の会話ではそれらしく見える演技をしているのですが、エロシーンになるとどうしても硬い声になってしまい、柔らかさが足りませんでした。
・アヘ顔が気になった
三作品とも原画は石井彰氏で、他の二作ではあまり気にならなかったのですが、この作品のアヘ顔はどうにもアホっぽく見えました。(よく見ると、「孤高の格闘美少女霧香がキモオタに種付けされまくる」のころから、それらしき感じはするので、画風がそちらの方向に行こうとしているのかもしれません)
私は、最近の風潮である絶頂時のアヘ顔が、どうしてもアホ顔に見えてしまい好きになれないため、よけいにそう感じました。
・堕ちた感じが違う
もしかしたら、他の二作との差を出すためにワザとそのようにしているのかもしれないのですが、ヒロインの堕ちた後の印象が他の二作と違うように感じました。
これは自分の印象なので、他の人は違うと感じるかもしれないのですが。他の二作の場合、堕ちた後のヒロインは、恥ずかしいと思っても主人公が気持ちよくしてくれるので、恥ずかしい命令にも従うといった、主人公がヒロインを支配している感じなのですが、この作品の場合、自分が気持ちよくなっている姿を元彼を含めた他人に見せ付けたいので命令に従うといった、主人公がヒロインを支配しているというよりも、ヒロインがビッチになっただけなような感じがしました。
私はヒロインの堕ちた後に完全に淫乱になるよりも、ある程度正気が残っていて、主人公にエロいことをされると我慢できずに感じてしまう状態にされて終わるのが好きなので、気に入らない終わり方でした。
結論としましては、あくまで私の印象なので、気にならないと思う方は、作品自体はいつものMielの作品ですので、「僕の彼女がこんなキモ男の嫁に」や「孤高の格闘美少女霧香がキモオタに種付けされまくる」が好きな方は購入してもいいと思います。