バランスの良さ
映画「ロックユー」でも題材になったジョスト(馬上槍競技)を学園+ラブロマンス+スポコンを合わせた作品
嘗てジョストの名手として活躍した主人公がある事件により騎士を辞めペグライダー(今で言うトレーナー)に転向し女子選手とパートナーに成り大会の優勝を目指す。
自身のトラウマとヒロインの抱える問題を解決しながら歩んでいく
絵、音、演出、シナリオのバランスが良く割と臭いとこもあるけどグッとくる場面もある
典型的な引っ張り文章では無く、事件やトラブルを適度に配置して飽きさせないように全体のシナリオ配分がされていて読みやすい
キャラデザは好み、ロリ判子絵で無いのは良い
主人公がかつての名手だけに優秀、有能&イケメソ、やはりカッコイイ主人公は惹き付ける大きな要素である
グラの美しさ、アイキャッチ、細かい演出等のセンスの良さは素晴らしい
戦闘描写が一枚絵と文章で説明、しかも結構酷い
ガキーン→集中線絵→「くっ!」→「おーと!いったい何があったのでしょう!!」→誰かが説明。
もうちょっと頑張れよ(´・ω・`)
4キャラしかヒロインがおらず、個別4ルート
個別による内容格差がかなりあり、ダメなルートは徹底してつまらない&突っ込みどころ満載
戦争してる訳でもないのに騎士学校があって、ジョストが主流スポーツなのが謎、しかも中世ですらない
状況説明が無い
個別に入るといきなりイチャラブに。
大会の優勝を目指すって割にはエロイ事してばっかりだな、と違和感しか湧かない
もうちっと真面目にやってほしい
欠点も多いが、全体のバランス的には結構いい、オチも皆違ってて意外な所もありスッキリ終われる
何より、スキップ無しで読める適度な文章の長さと無駄の無さが良い
ちとご都合主義が過ぎる場合があるルートと格差、ヒロイン対象キャラの少なさ短さ
途中から スポコン<ラブ になったガッカリ部分が改善されれば満点でもよかった
改善できる部分も多いだけに今後への期待もある