面白かった。でも絵は少々不足があります。
楓→ハルカ→凛菜→姉→ヒスイ という順でクリアしました。
自分が面白くないと思っていたルートを先に攻略するつもりでしたが、結局クリアしたら一番好きなのは楓とヒスイルートです。
以下は、各ルートの感想です。
高杉ハルカ
自分はコスプレしていたハルカの姿が一番萌えましたけど、そのコスプレシーンは一枚しかないのはすっごく残念でした。最初は青葉りんごがcvでいい印象を持っていましたが、どうやらこういう貧乏なキャラは自分の趣味に合っていないようです(あと貧乳も趣味ではありません)。でも声優の仕事をする時のハルカはとっても可愛かったんです。
でもマスコミに追われる時のシナリオは結構面白かったんです。その前の貧乏臭い物語はやや長くてつまらなかった気がします。とにかくこのルートは可笑しいネタも沢山ありますが、真髄は終盤だと思います。
秋月凛菜
主人公が王道の少女漫画を描くようになるルートです(というとこれは主人公が目指した全人漫画家に一番遠いルートですね)。
全体は面白かったですが、終盤に近い部分(主人公の腕が折れた前)は少し無駄に長い気がしまして。言ってみれば、主人公が事故に遭う寸前までは、「いよいよ終盤だな、ずっと凛菜とラブってたのでちょっとつまらなかったな」と思ったら、事故が起こし、「いや、これは始まったばかりじゃない?!マジかよ!長すぎる!」見たいな感じです。結末はみんな漫画に関する仕事をつけました(十三と黛は漫画家、ヒスイはプロアシ、紫堂は書店の店長に)。この結末は自分が一番好きなのです。
それに、このルートは多分下ネタが一番多いルートです。あと、凛菜が病院で主人公のベッドに座るシーンの絵はちょっとまずかったんです。
神尾千佳
面白かったです、特に主人公が姉と一緒に仕事に駆けていた部分はすっごく面白かったんです。でもわけがわからない部分も多いです。キスシーンが一枚だけで(唯一の告白のないルート)、しかもわけもわからなくてキスしたのは何故でしょう。あとはこのルートをクリアしたら、結末は主人公の家族団円ですが、千佳と手を繋ぐシーンすらなかったので、結局、「よくあのツンデレな副編集長の親父をデレさせたな、いや待って、このルートは誰を攻略するんだ?!」という感じがしました。
紫堂楓
このルートは他のと比べれば、無駄に長い部分がない気がしますが、多分一番先にクリアしたせいで、飽きてなかったせいかも知れませんが。一番正常な告白があって、一番ロマンチック的なルートだと思います。楓を漫画を読ませたのはとても面白かったんです。編集長が義母さんなどちょっと意外でした。しかも編集長への突っ込みが一番多いです。でも、一番意外なのは、楓と子供を産んだという結末でした。
ps:エンディングの前のシーンは楓が父を抱きしめるシーンで、かんか楓のお父さんに寝取られた気がしますけど。
羽鳥ヒスイ
王道な幼馴染ルートです。なんか主人公が途中で漫画家を辞めたり、リア充になったりしたら、結局自分が漫画を描くしかできないって気づいたり、そしてヒスイの夢を叶わせたりした物語です。ヒスイのツンデレさを満喫できます。あとはね、このルートでしか出ないハルカのライブの合言葉、
「世の中、何でも-?」
「-高すぎる」
というのはこのゲームで一番お面白い台詞だと思って、これを聞いたら、やっと高杉って苗字の意味を分かりました(笑)。
あとはキャラデザインについでの文句ですが、HPでヒスイの普段着の絵を見たら、その靴にはすっごくびっくりさせられた、ヒスイのイメージを壊したんでした。
以上各ルート感想終わり
まとめての感想ですが、このゲームは少女漫画を題材にしていますが、実際に漫画の描写はすっごく薄いので(でも多くなればギャルゲーになれませんが)、ですからゲーム中で、「この漫画面白い!」って台詞が出たら、わけがわからない気持ちになります。
そして、絵柄はいいですが、足の描き方はちょっと下手でして、足が余計に大きく感じます。
BGMの方も少ないと思います、なんかずっと同じ曲を聞いていた感じです。それに、女装する主人公もcvなしとは少々残念です。
それに、このゲームで一番面白いと思っているのは、オールクリアしてから出たその「staff message」です。特に青葉りんごと田中順子のは超萌えでした。あと伊東隼人もわけがわからないがとにかく面白かったです。声優たちの面白いモノローグを聞いて初めて、「このゲームをオールクリアしてよっかたな」と思ってきました。