そんなにこのゲームがやりたいんだったら、俺が貸してやる
最初に
これはレビューのくせしてゲームの事をほとんど語っていません。
2009年7月4日 23時21分
パソコンを前にして唸る。
あーどうしよう。
ここ一か月、クリアしてきたゲームのレビューを結構、書いてきたけど、そろそろゲームの方が尽きてきた。
勿論、まだレビューに出していないゲームは山ほどあるんだけど、中途半端に未コンプだったり、コンプしたけど、あまりに昔すぎて忘れかけてるものが多い。
あ~どうしよう。
俺は今まで買ったゲームを並べて考える。
どれも、思い入れがある作品ばかりだ。
「あ、このゲームはあの時、学長の講義サボって買いに行ったっけw」とか。
「あぁ、このゲームやった後、落ち込んだなぁ…」とか。
一つ一つ手に取って思い出す。
余談なのだが、何故だろう?
多少不満があっても、自分の限られた財力で買ったものって納得が出来る事が多い。
それは事前にレビューや、そのゲームのホームページを見ないで、店頭にフラリと入って、パッケージとその裏だけを見て買うという危ない買い方をする事が時々ある俺にとっては幸運だったかもしれない。
だけどあった。
見つけてしまった。
自分の限られた財力で買ったにもかかわらず、激しく後悔してしまったゲームが。
そうだった、俺はこれを買ってしまったんだったぁぁぁぁーー!!
「このゲームなら評価できる。しかもすぐに終わるし」
そう思うと、すぐさまパソコンに目を戻してマウスを動かす。
時間は23時43分を回っていた。
このサイトを開きログインして早速、書きたいゲームの長文の欄に――要するにこのゲームの評価を書いてやった。
「一体、何がしたかったんだ? こんなん出して儲けられると思ったか? 皆様は買わんでよし。お金は計画的に使いましょう」
時計を見る。
23時45分だった。
最後に
こんな、レビューにすらなっていないレビューを見てくださった皆様、ありがとうございます。