(GiveUp) もったいない
この作品って平均値・中央値がどちらも中々高いですよね。(6月24日現在で、中央値75、平均値76)
でも、それは当然の事だと思います。
理由は二つあります。
一つは今作が“ファンディスクとして”非常に出来が良いと言う事。
そして、もう一つは今作品を評価している人の大半が、お粗末な本編に対して『楽しい』または『続きが見たい』と思ったモノ好き(失礼)ばかりだと言う事。
(本編でガッカリした人はまず、このゲームに手を出さないはず)
したがって、“ファンディスクとしては”優秀な本作の点数が自然と上がるのは当たり前なのです。
……なんて、どうでもイイいちゃもんは置いといて(笑。
(でも、半分マジで言ってます)
それにしてもこの作品、実にもったいないですね。
ここまで良いファンディスクを作れる力があるのなら、何で本編があんな残念な事になっちゃったんですかね?
もっとも本編が残念だったから、必死こいてFDの質を上げた……とも捉えることも出来ますが。
とにかく、手の込んだファンディスクを作れるなら本編の方もちゃんと作るべきです。
普通に考えて無印の出来の良し悪しで、ファンディスクの生産量、それ以前にファンディスク製作の有無が決まるでしょう?
それに、ファンディスクって、その作品のファン(ユーザー)を喜ばしつつも、
メーカー側も資金集めが出来て喜ぶ……って言う絶妙なバランスで成り立ってるじゃん?
それなのに、少数のファンを喜ばして、資金はあまり集まらない。費用だけが流れ出て行く。今までの血と汗と涙とともに――――
こんなバカな話はありません。
でも、この作品もそんな感じじゃないの?
まぁ、メーカーなんて生産・出荷さえしたら利益出るっぽいし、実際涙目なのは在庫を抱えた売り場なんだろうなぁ。