思ったことを適当に書き散らしました。後半から『SILENTWORLD』のネタバレがあります。→
◆適当な感想
『せつなとえいえんのおとぎばなし』
このジャンル名には色々な意味が込められている。
せつなと(りんねを救うために)えいえんのおとぎばなし(永遠に語り継がれる悲恋の物語、または伝承)
せつな(切那=セツナ)とえいえん(永遠→久遠→玖音→リンネ→輪廻→永遠)のおとぎばなし
または――。
まぁ……何はともあれ近親相姦ってどんな時代でも駄目だし、家族(特に母親)って強いねって話でした。
そういえば『Re:真夏編』の切那にとって一番大切な人は凛音なんでしょうか……。
それとも全ての凛音なのか……。またはリンネ(玖音)なのか……。
そもそも生まれ変わりを考えた場合、彼にとって一番大切な"りんね"はリンネであり、また凛音であり、そして玖音でもあるのでしょう。
まぁそんな事は考えても価値はあるかもしれませんが、意味はないのでしょう。因果性のジレンマや自分殺しのパラドックスとかその辺りも含めて考えても無意味だから、我々が『せつな』を通して"経験"した下で、この世界『ISLAND』を見て何を"信じる"のかが大切なのでしょうね。
◆真冬編
ツイッターより
続編はわかりませんが、ノベル、コミック、アニメと今後も展開していく予定ですので、今しばらく「ISLAND」の世界に浸かって頂けると嬉しいです!
引用:https://twitter.com/island_fw/status/735060042152452096
あのENDは続編無くても良いとは思うのですが(個人的にビターエンド大好きなので)……『真冬編』期待してもいいんですか!!!!!!!!????どう転んでも絶望しかない世界をきっと……切那が救う事を信じて何年何百年何万年経っても待っています!!!!
◆静かなる世界
※以下『SILENTWORLD』 のネタバレ注意※
私は『SILENTWORLD』の後に『ISLAND』をやった身です。
『ひまわり』はまだ終わっていないのですが、幾つか疑問?が残っているので語りたいと思います。
オーパーツである「コールドスリープ」と「タグ」の存在。これらの存在自体は二万年という周期によって解決しているが、どちらも「時を止める」事が出来る……言ってしまえば対時空震の為に作られたモノだと推測できる。
そして「レゾネーター」や「媒紋病」の原因は遺伝子そのものである。そもそも外宇宙からもたらされたもの。
これらには何かしらの共通点があり、また解決されていない問題である。そしてこの『ISLAND』はその解決のための"はじまり"への物語でもあるのだろう。
そして鈴(リーン・カーネーション)……彼女も言ってしまえば『りんね』の名を持った少女なのでしょう。
「バタフライ・エフェクト」によって役が変わってしまった『りんね』ですが、そうなってしまっても『セツナ』はくり返すのでしょう。それでも2015年まで時が経った後の『りんね』と『セツナ』の関係が気になります……。彼女の『セツナ』に対してのセリフは意味深ですし。
最後にレイナが最後(最初?)にみた『神』の存在は一体何だったのでしょうか。(ひまわりをプレイしたら分かるのかもしれませんが……。)
もしかしたら「バタフライ・エフェクト」によって『切那』は、未来で過去へ行く力を得たのかもしれないと妄想してしまいます。例えば紗羅√での万里愛の嘘である「一人の青年による神の奇跡」は真実だったのかもしれません。といっても万里愛の事です。作り話である可能性も高いですし、そして彼女を知るならば本当の可能性も高い。だからこそ、この『ISLAND』は仮定(過程)の物語であり、机上の理論の……そしてアヴァロン(希望)を求める物語です。それがこの作品によって感じた私の感想です。
だからこそ私はアヴァロンを、希望を、世界を救うことを、真冬編を求めてしまう。それこそが罪であろうとも。
というわけで二度目となりますが……。あのENDは続編無くても良いとは思うのですが、どう転んでも絶望しかない世界をきっと……切那が救う事を信じて何年何百年何万年経っても待っています。
◆『 』
世界は同じ事を繰り返している。バトンを渡すように、親から子へ。子から孫へと。だが経験だけは引き継がれない。だからこそ人は同じ過ちを繰り返す。
だけど、人は生まれ変わる事ができる。二度と同じ過ちを繰り返さないように。記憶を失っても――。経験だけを引き継ぎながら。
――せつな
――刹那
――Setsuna
――そして、三千界切那
無駄なものなんて、一つもないよ。
きっと――道は、続いているよ。
さぁ、旅に出よう。全ての『りんね』を救う旅に。