愛され者がただ幸せを享受する物語じゃなかった
いくつか泣いてしまったシーン
・カトリーヌの告白(メリルとの関係)
・大瑛先輩の生い立ちとその想い(駿河さんとの関係)
・桜小路才華の懺悔(神々しい斬髪)
・桜小路才華の演奏(あのピアノBGMは反則)
総じて、過去作キャラクターたちの息を感じられました
何を想って家族を大切にして、どう生きてきたのか、何を感じていたのか、考えるだけで涙が出そう
総裁殿がラグランジェ家と交流あるのは嬉しかったですね!
一番グっときたのは 才華自身の想い
自分が変われば、世界も変わる
才華も父親と同じように世界を変えることを望んだ
でも、才華の住む世界は元から綺麗で
世界を汚していたのは自分自身だった
父親に憧れて、世界を肯定してみても
母親に憧れて、自分を肯定してみても
中身の伴わない劣等感でしかなかった
あの両親から生まれたはずの自分が、
卑しい心を持った自分が、嫌いだった
そんな才華の独白がとても胸に刺さりました
それだけに、彼が愛を捧げる瞬間は感動しました
自分が心から肯定できた大切な人に捧げたい服
『この服を着て欲しい』と『この服を着たい』が重なった瞬間
感無量のカタルシス 桜小路才華が大好きです