家族愛を知りたければやる価値はあります
随所に描き出されていた家族愛、それも等身大の家族愛を私は見ることが出来たと思います。
落葉の家庭は母とは死別、父とは別居という状況でしたが、その中で繰り広げられている生活はありふれた家庭の家族に対する愛に満ちたものだったと思います。
その等身大の家族愛は相手に深入りしないながらも寄り添うということに尽きます。それがこの作品には十分に描き出されていました。
しかしグランドEDルートである雪々ルートは展開が急すぎて何がしたいのかイマイチよく分からない状況になったりで、緩急がはっきりしていた他5ルートにはあった優しい雰囲気が壊されてしまった感じもします。