サクッと気軽にプレイ出来、そこそこ面白い
vol1~3をまとめてプレイ。以下、雑感。
名前から、唯の抜きゲーなのか? などと思っていたのだが、結構読ませる内容でvol1をプレイ後続きが気になる感じ。原作はなろうだそうで、プレイ中にはなろう系異世界物定番のそれを感じさせなかった。
ジャンルはバイオハザード物と有りがちだが、鉄板な設定を巧い地の文章でしっかり料理出来ていた感じがする。
個人的なカテゴリーとしては、SWAN SONGの(少しだけ)下位互換だろうか。
vol3の深月ハッピーENDはある程度予想は出来たものの、ある程度綺麗にまとまってたし、あれ以上続きを書いてもダラダラしそうな気はしたので、vol3で完結させたのは良かったと感じた。
ただ欲を言えば、vol3の短い時子ルートでは、時子という存在と主人公の二人での長い生活描写には、もう少し色々味を出せたのではないか、と残念だったかも。ここら辺がSWAN SONGの(少しだけ)下位互換な所以だったりします。
深月ハッピーENDはそれはそれで良かったのですが、時子ルートでは時子ルートでしかない物を甘いにせよ、苦いにせよ描いて欲しかったですね。
後、CGも綺麗だしエロには結構ちゃんと力を入れてて、エロシーンが適度に散りばめられててそこも評価できる。
一気にプレイさせる程度には面白く、不思議とあまりダレル事もない、良作でした。
シナリオ 15/25
グラフィック 25/25
演出 12/25
BGM 13/25
total 65/100