おおおおお!?何だこのゲーム(笑)
シナリオ (23/25)
グラフィック (22/25)
BGM (12/25)
演出 (20/25)
total 77/100
久々に、スカグロゲーやってみるかあ!・・・・・・・と思って色々調べてeuphoriaをプレイ。
ギャルゲーの初回プレイだけは、攻略サイト見ない派の私は、まんまと初回で合歓フラグ立ててしまいましたよ。何なんだ、このタカビーなヒロインは!責め抜くしかあるまい、と思っていたんです。
地下研究所のノリはまるで映画、CUBEのようなノリ。そこで、終わりなのかと思っていたら、地上へ逃亡するじゃないですか。地上に出たら、バトルロワイヤルのノリ。ここら辺りで、なかなかの超展開で驚いていました。終盤はマトリックスのそれ(笑)
このジェットコースターのような、急展開に振り回されるのが面白いんです。そのノリ同士を組み合わせるかあ!?っていう驚きと、各パートの接続がスムーズとまでは行かないまでも、プレイヤーをまあまあ納得させられたのは特質すべき点ではないでしょうか。
仮想現実物は、しっかりと仮想現実であった必然性をゲームの中でプレイヤーに納得させる必要があると思っています。それを放棄したゲームは、一気にチープなものに成り果ててしまうからです。「終わる世界とバースデイ」等は同じ仮想世界物ですが、設定が緻密でないが故にスッカスカの内容になってしまっていました。その点、このゲームは必要最低限の設定をプレイヤーに開示してくれていたので、チープ感は無かったです。
とても挑戦的なゲームで、高い評価点を私は与えるべきだと思いました。
しかし、これはどうなんだ??と思う点も幾つか散見しました。まず、序盤のエロ全快パートでヒロイン達がキャラ崩壊しすぎです。数回、姦淫しただけでヒロインが卑猥な言葉を全力で叫ぶ、クロアプのスタイルはある意味個性ですが、実用性あるんすかね??? 個人的には、上記理由によりそこまでのエロさを感じることが出来ませんでした。抜き+シナリオゲーの両立は難しそうですが、チャレンジ精神はいいですね。
続いて、糞=スカ要素について。良い評価なのに、まさに糞ゲーっていう矛盾。スカシーンは数はそこまで多くないものの、オイオイこんな設定よく思いついたな!?って位凝っていて、驚嘆しました。 ゲロ・クソリサイクルのシーンとか、「うげええええええええ」と思いつつも、凝視してしまった。クロアプの色と言えばいいのかもしれないが、スカグロを色とするのはある意味リスクが高い気もします。嫌い・苦手な人には苦痛でしかないでしょうから・・・・
最後に、序盤で主人公が抱えていた嗜虐嗜好に関する悩み、パート2、3で一気に吹っ飛びましたね(笑) 大筋の中では些事ですし、話しの展開上仕方ないしなのかなと感じました。
あと、利香死亡ルートを作ってくれたスタッフに感謝したいですねー サンドイッチ食ってるんじゃねーよ、空気読めこのDQN!w