色々と詰めの甘さが目立ちました
知り合いに、ソリッドシチュ系のゲームとしてお勧めされたので、取りあえずプレイ。
ジャンルとしては、バトルロワイヤルに分類される。全4章で構成され、それぞれの章では主人公が行動を共にするヒロインが異なる。それぞれの章はパラレルなのか、それともループしているのかははっきりしない。
で、肝心のバトルロワイヤルの部分なのですが、色々と制作サイドは頑張ってはいるのは理解できるのですが、いまいち緊張感に欠けていた部分が大きく、3章辺りまではかなり退屈でした。
緊張感に欠けていた原因なのですが、しっかりとグロイ描写・残虐さが上手く文章と一枚絵で表現できていななかったからですかね。それは突き詰めると、ライターの力不足&リアル系じゃないキャラデザインに帰結するかと。
ただ、最終章4章に入るとしり上がりに面白くなってきました。
でもねー、4章の展開って既視感が半端ないんですよ。登場キャラ全員が一丸となって悲劇を回避する!!
うーん、ひぐらしの鳴く頃にや、DUNAMIS15の展開とモロ被りしている。これらの作品とどうしても比較しちゃって、下位互換なイメージが拭えなかったかなーと。
シナリオは、凡庸。原画はシリアス度合いを損なっているのでマイマス要因です。演出も凡庸。BGMはCallingが良かったですね。
あまり心に残る物が無かった作品でした。プレイするなら18禁版にするべきだったか・・・
しかし、前日譚に当たるリベリオンズをプレイ後、4章後半を再度プレイすると感慨深い。特に、文香さんを再度見ると熱くなれる。リベリオンズとの併せ技で少し評価を上げておきます。
シナリオ 15/25
原画 15/25
演出 15/25
BGM 20/25
total 65/100