このライターさん、ほんとすごいですね。長文はネタバレ。未プレイの人は読んではだめです。
キラリルートの衝撃鬱展開にまずびっくり。
でも、ありがちな「お涙ちょうだい」的な死ではない。書きたいものがあるからこそのもの。スワンソングから、一貫して絶望からの逆転勝利(精神的な意味で)を描いていますね。だからこそ人生はすばらしい、という。
本質をえぐられた感じです。日常はぬるすぎて、人間の持つすばらしさ、強さが薄まっているのですね。
最後の歌には涙。「くそったれな世界に愛を込めて」。詩とベースに泣かされました。
自分も「舞台役者志望」というニートすれすれな生活してたから、本編ででてくる「売れないけどずっとやっていたいバンドマンの叫び」にすげー共感した。泣かなくていいとこで泣けてきた。
トゥルー(?)ルートは個人的には蛇足だが、まあ、ないと後味悪すぎだから必要なのか。でも、ほんとのトゥルーは「キラリ死んじゃうルート」だと思います。
ああ、おもしろかった。ライター引退は残念だけど、スワンソングとキラキラでおなかいっぱいだからまあいっか。
キラキラやったなら、スワンソングもやるべきですよ。ライターの個性でいえば、あっちのほうが爆裂しています。いまだにアンインストできないですから。