きくらげ 「Erogame Scape長文感想のコーナー第8回」 いいんちょ 「今回は久しくここでの評価の高い‘ゆのはな’です」 きくらげ 「この話、温かいよ。涙がホロっと出るくらい温かいよ(涙)」 いいんちょ 「詳しくは長文感想で」
今回も対話形式で進めていきます。ヤナ人は戻るをクリック
きくらげ 「ホントにいい話ッス。語尾にスを付け忘れるぐらいいい話ッス」
いいんちょ「きくらげさんもべた褒めですし、今回は作品解説を速攻で初めていきたいと思います」
きくらげ 「じゃあ、初めのお題はこちらから」
シナリオはどうでしたか?
きくらげ 「一纏めには話しきれないので、各ヒロインごとに分けて話していきたいと思うッス」
いいんちょ「おぉ、今回はいつも以上に気合いが入ってますね」
きくらげ 「トーゼンっス。攻略ヒロインは4人。企画当初は由真も入っていたそうなんッスが、残念ながら入ってないっス。残念ながら入ってないっス。大事なことなので2度言いました」
いいんちょ「バカやってないでまともに初めなさいよ(-A-/)」
きくらげ 「あい」
1.わかば
きくらげ 「一番素直にすっきり終わった感じッス」
いいんちょ「ヤマははっきり言ってありません。ゆのはな町の温かさを肌で感じてもらうための導入です。一番はじめに攻略してほしいと思います」
きくらげ 「シナリオは、‘ゆのは√’以外、20万円を稼ぐまでの1か月間、日折に辿っていく形式ッス。普通なら、‘オレンジポケット’のようにまったりし過ぎて読むのが億劫になるんスが、‘ゆなはな’は、由真・渋蔵を初めとする個性豊かなゆなはな町民とのドタバタコメディーを巧みに織り交ぜられ最後まですっきりと読めるッス」
いいんちょ「特に、わかば√はヤマがないので、絶対に中だるみしてしまうはずなのですが、このシナリオライターはさすがっと感じました」
きくらげ 「水月のような、奥の深い作品を書けることもすごい才能ッスが、コメディー仕立てでここまで長いシナリオを飽きさせずに読ませる才能もすごいと思うッス」
いいんちょ「わかば√はこのぐらいで、次いきます」
2.椿
きくらげ 「わかばの次に攻略推奨ッス」
いいんちょ「きくらげさんは、椿√を鬱展開と聞いて避けて穂波√を先にプレイしてしまいましたが、穂波√は物語の核心にかなりと言うかほとんど迫ってしまうので、椿√を先にすることをお勧めします」
きくらげ 「はっきり言うと、鬱展開じゃないと思うッス。死にませんし記憶を失ったりもしないッスから。一見豪快に見える椿さんの心の弱さにスポットを当てた話ッス」
いいんちょ「それを、主人公の人間性や愛情が包みこんでいくところが見どころです。
ここで、POVでも多く投票されている‘主人公が素敵’なところが目白押しになっていきます。ホントに惚れそうになりました」
きくらげ 「くぅぅぅ~、この私を揺さぶるとは。侮りがたし草津拓也。ここにわかば√で感じた‘ゆのはな町の温かさ’がプラスされ、なお一層物語が引き立つっス」
いいんちょ「ここまでで、ゆのはな町の温かさに中てられ、癒されたところで、大本命の穂波√、通称ホナニー√、に入っていきます」
3.穂波
きくらげ 「ホナニー√温かいッス(-д-;⊂)」
いいんちょ「顔文字できてませんよ」
きくらげ 「うるさいやい、だって分かんないだもん」
いいんちょ「まあまあ、気持ちは伝わりますから」
きくらげ 「じゃ始めるっス。この物語の大本命にして、エロ担当の穂波たんッス」
いいんちょ「ポイントは、体験版の時にも出てきますが、彼女が‘霊感’を持っているところです」
きくらげ 「そこから、ゆのはという‘神’の存在がものを言うようになっていくッス。存在、記憶、直観と言うのがキーワードッス。コンプした人なら分かると思うッス」
いいんちょ「これ以上話すと、ネタばれになってしまうので書きませんが、ホントにいいお話です。ここでは、リアルに主人公の言葉にドキリとさせられました」
きくらげ 「こんな駄感想読んでないで、買って、インスコして、即プレイしなさい」
いいんちょ「どうどう、落ち着いて。詳しくは実際にプレイしてみてください。次は真ヒロインのゆのはです。本命じゃないですけどね(苦笑)」
4.ゆのは
きくらげ 「もし、この作品が嫌いというなら、この子と由真のせいなんッスよね」
いいんちょ「ちょっと個性を強くし過ぎた気がしますね。でも、ホントはいい子なんです。守銭奴っぷりには、少し目をつむってあげましょう」
きくらげ 「シナリオは、他ヒロイン√の半分くらいの丈ッス。攻略も、他3人終了後と制限が掛かってるっス」
いいんちょ「このルートに入るとゆなはが急に殊勝になります。少し急過ぎますが、かわいいのでモーマンタイです。ここで守銭奴っぷりがかなり和らぐので、ここまで諦めずに進めて欲しいと思います。内容は、まあ推測の範囲内で小さくまとまっている感じです」
きくらげ 「それでも、それをまとめ上げる締め方が圧巻。シナリオライターさんさすがッス。このグランドフィナーレを見て(使い方を間違ってますがツッコまないで)、ゆのはなという物語は一つに集約され一つの形を成すっス」
いいんちょ「最後に、‘ハッピーエンドこれ一番’、この言葉でシナリオ解説を終わります」
音楽は?
きくらげ 「‘満ちる季節’これ鉄板。この曲を聴くと今でも涙腺が緩むッス」
いいんちょ「あの涙は、嘘偽りのない純粋なものって言い切れます。他にも良曲ぞろいですが、‘満ちる季節’のせいで薄れて見えます」
きくらげ 「今タイピングしながら聞いてるっス。キーボードに・・・わわ」
きくらげ 「我ながら、かなり書いたッス。少しでもゆのはなのよさが伝われば幸いッス」
いいんちょ「この作品、ただの萌ゲーじゃないぜよって感じです。では、次回はlike lifeです。それでは」