文章表現、心情描写がとてもうまい作品。鬱、嫌悪感を必ず感じる。
文章が1級品。やたら難しい哲学的な言葉を使わず、長すぎず、短すぎず、心情を普通の言葉でここまで描けていることに脱帽。BGMは全てギターで決めているのもかっこいい。聞いていて鬱になりそうな感じもすごいの一言。お薦めエンディングは1と3と11。3の主人公の狂い方は読んでいて鳥肌ものである。しかも最近の事件のせいかやけにリアリティを感じてしまう。中身も筋が通っていて、なんとなく現実にありそうだと思ってしまう。一度プレイすることを薦める。最近のぬるい恋愛ものに飽きた人には特に。