(GiveUp) ストーリー展開が遅く、テンポが悪い。後ゆかが必要以上に出張ってくるのでギブ。『仲間』という言葉にも説得力が無かったのは意外だった。
主人公の駆は好印象。とりあえず出来る事から始めようとする姿勢はよかったです。若干真面目すぎる性格がアレでしたが許容範囲内。
賢久も中々格好良い外見と性格とスケベな感じでよかったです。結構11eyesには下ネタが多く出てきましたが、みんな直球なので逆に今風な感じが出ててよかったと思います。
ですが・・・ゆかは・・・・ねぇ。
まぁ最後までクリアしていないので分からないのですが、結構重要なポジションでその想いにも理由はあるのでしょうがウザ過ぎです。
サブならまだしもメインヒロインが如く(まさか本当にメインヒロイン?)出てくるのでゲンナリ。ギブした多くの原因はゆかですね。
駆が皆の足手まといになりたくないから鍛えている横でただポーっとしてたり「なんでそんなに無茶するの?」とか普通に言う子はちょっと・・・・。
「友と明日のために」と拳を突き合わせる展開にも少し「?」になりました。
色々あってそうなるのは分かりますが。いきなりそんなに仲良くないのにそういう事をするのはちょっと不自然過ぎます。
友と明日のために、拳を突き合わせるポーズは前情報で知っていました。購入のきっかけはそういうのがツボだったからです。しかし結果は・・・・。
最後の決め手は先輩の「仲間だから、君の過去を知りたい」の台詞。物凄い身勝手な台詞ですね。それで周りが納得するのもおかしい。仲間の意味を勘違いしています。
ひぐらしの泣く頃にの賢一の「仲間なんだから隠し事なんて無しだろっ!?」の台詞がよぎりました。少しゆとり発言っぽいけれどそう思いました。
けっきょく、主人公と賢久のキャラが結構好きだったので最後までやってみようと思いましたが無理でした。歌はいいんですけどねぇ。あと赤い夜に入る時の演出はかなり気に入ってます。
ゆかが居なくなり、『仲間』という言葉にもっと説得力を感じさせてくれるなら再プレイしたいゲームだと思いました。