アニメ化されていない話だったので結構楽しめました。FATEは奥が深いなぁ
映画化3部作決定に触発されてプレイしました。
聖杯戦争の裏事情と、正義の味方として大勢を助けるか、愛する人を助けるかの是非が話の中心。
アニメでFate zeroを観ていた事もあって、 正義を貫いた養父である切嗣との対比ができて楽しめました。
ただ士郎の思考回路は常人で理解できないようにあえて設定したんだろうけど、「無謀」を「根性」でねじ伏せている話になってしまっていて、ご都合主義ぽく見えてしまったのは残念でした。
その点でいえば言峰綺礼のキャラとしての整合性や堅牢さは素晴らしいなと改めて認識しました。
この世すべての悪が生まれる事への祝福を説くあたりなんかは、主人公の士郎より芯が通っていて笑っちゃいました。
まぁでもヒロイン桜の可憐で不憫、だからこそ可愛いい感じはとても良く浮彫出されていて、それだけでご都合主義も帳消しになっちゃいました。可愛いは正義って感じですね。
張り巡らされたバットエンドもあってゲームとしても、良く出来てたので聖杯戦争の設定とともに流石、名作だなと痛感した次第です。