あり得ない話でもないから困る…
痴漢で復讐というのはあり得ないかもしれませんが(笑)。映画「それでも僕はやってない」を見た自分にとって、本作の様に痴漢冤罪にされた人間の復讐劇は、現実に起こってもおかしくはないよなあと感じました。
主人公・島岡孝一は痴漢冤罪で訴えられ職を失い、妻とも離婚させられるのですが、このような状況下で離婚せずに彼を支え続けようとする人は、やはりなかなかいないのでしょうね。もしも彼の元妻が彼を支え続けていれば、彼が復讐者になることもなかったかもしれませんが…。
ゲームとしてはボリュームの短さが難点。またヒロイン達には愛着を全く感じませんが、それでも終盤になってくると見ていて痛々しく感じました。「痴漢者トーマス」は御都合主義ではあったものの、そういう展開があまりなかったですし…。タイトルに惹かれて買ったものの中身がタイトルに負けている感は否めません。ハードなプレイが気にならない人向けだと思います。
それにしても、痴漢ゲーは本作と「痴漢者トーマス1&2」と、タイトルがネタなゲームしかやってない自分…(汗)。