架空の近未来スポーツである刀道を軸に描かれる熱い青春物語で面白い作品でした。
架空の近未来スポーツである刀道を軸に描かれる熱い青春物語で面白い作品でした。
バトルシーンは立ち絵やCGがかっこよかったし、物語の基本が対人戦だったこともあって戦闘シーンでの掛け合いなどが熱くて凄く楽しかったですね。
また、視点が主人公だけでなくヒロインや他のキャラなどいろんな目線から描かれていたことで、いろんな人の心境がわかって物語の内容がわかりやすく伝わってきました。
ヒロインは可愛かったしかっこよくもあって最高でしたね。
ヒロインの中では雪月花が一番好き!!
戦闘スタイルが剣術だけでなく格闘術も取り入れてるのが自分好みだった...!!!
頑張る姿が可愛かったですし、元気いっぱいで美味しいものに弱いところとかもすごく可愛くて見ていてこっちまで笑顔になるヒロインでした。
主人公である伊織先生は生徒(ヒロイン)想いで大切に扱ってくれる人物だったし、やるときにはやる(言うときには言う)タイプだったのもあって安心して見ていられました。でも、そんな伊織先生も完璧ではなくて、ヒロイン達と接していくことで自分自身も成長していく様が描かれててそれもよかった。
ヒロイン達もそんな伊織先生や他の生徒とぶつかったり、接していくことで成長していく様がよかった。
雪月花と紅葉や旭と梨々夢がお互いの譲れないモノのためにぶつかり合ったりして、互いを認め合っていくのが青春そのもの!!!って感じですごく楽しかったです。
演武祭が始まってからはもうずっとかっこよかったし、やめるタイミングがなかったくらい熱い展開ばかりでした。
梨々夢の為に、兄の為に、何より自分自身が勝ちたいという気持ちの為に戦う旭がくっそかっこよかった…。
紅葉と雪月花の戦いも互いの譲れないモノの為に戦うのが今まで読んできて十分に伝わってきてたので、どちらも応援しちゃってましたね…。
紅葉の覚醒もありえんくらいにかっこよかった…。
雪月花の為に勝ってもいいのか...このまま負けた方がいいのでは...?と悩む姿はこっちが泣きそうでした。
それでも勝つ紅葉は最高にかっこよかった!!!
勝ったあとの紅葉の「刀仕禰宜になったのに・・・全然嬉しくないんだよね」、「朱雀院なんかに生まれなきゃよかった……!」、「剣士になんて、なるんじゃなかったよッ・・・・・!」という心からの叫びで心が辛かったです...。
それに対しての伊織先生の「紅葉、本当に大切なものがあるなら諦めるな」、「たとえ無様でも、無駄になるとしても、最後の最後まであがいてみるべきだ」、「大切なものを簡単に諦めたり、手放したりしたら、キミはそのことで一生、後悔することになる」、「そんなバカな人間は、俺だけで十分だよ」って返しが良かった…。
そしてこのままで終わらないで雪月花と蛍雪を引き留める為に、
伊織先生にもっと教師でいてもらうために雪月花ともう一度戦うシーンもほんとによかった…。
紅葉と雪月花...互いに言いたいことを言い合い、お互いへの友情を自身の刀に乗せてぶつかり合って、今度こそ本当に仲良くなれたんだなと感じられて泣いた…。
雪月花の覚醒シーンもすっごいかっこよかった…。もう最高だよ...!!!!!
挿入歌もこの決闘のシーンで流れてきてテンション上がって叫んじゃってました。
いや、かっこよすぎでしょ!?流れるタイミング!!!!紅葉の心からの言葉で流れるとか最高...最&高!!!!!!!!!!!
曲名が『RiVAL~友達~』ってもうヤバすぎるし、歌詞がもうね!!!!!
泣くよこんなの...。
難しい言葉にはTIPSもあったのもポイント高かったですね。
これどういう意味だっけ?ってなったときにすぐに調べられるのは良いことなので。
霊式具装やオリガミのデザインがほんとにかっこよかったし、
技名とかも細かく設定されていて作り込みがすごいなと改めて思いました。
物足りなさで言うなら伊織先生の100パーセント本気の戦いを見てみたかったな。(なんかまだまだ余力があるっぽかったし)
まぁ、その為には化妖とか凶悪犯とかのなんらかの障害が必要になってくるし、そしたら対人戦の面白さが霞みそうでもあるから仕方ないのかもしれないけど…見たいじゃないですか主人公のかっこいいところは。
あと、付き合い始めてからの冷やかしが旭ルートと雪月花ルートにしかなかったこと、
添い寝シーンも旭ルートと雪月花ルートにしかなかったことですね…。
そして何よりも言いたいのはなんで蛍雪ルートがないの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あれでないのおかしいよ!!!!!!!!!!